四半期報告書-第115期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の収益改善が持続し、雇用環境の回復も継続していることから個人消費の活性化が期待されるものの、米国の保護主義的通商政策や貿易摩擦問題、原油価格の高止まり傾向と併せて、国内外での自然災害による景気への影響も懸念され、先行きは不透明な状況であります。
このような経済情勢のなか、当社グループは中長期経営計画「NB100」の最終年度の戦略フレームとして「500億企業品質の確立」「人財育成」「創造開発型企業の実現」に取り組んでおります。
その結果、売上高は、メディカル事業の販売拡大により、前年同期比3.9%増の233億1千6百万円となりました。
営業利益は、売上高の増加はあったものの、新工場の立ち上げ等による減価償却費増及び原材料価格の上昇により売上原価が増加したことや、販売費及び一般管理費が一時的に増加したことで、前年同期比24.0%減の17億4千5百万円となりました。
経常利益は、営業利益減の影響により、前年同期比23.3%減の18億4千1百万円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、これらの影響により、前年同期比23.3%減の11億7千8百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
メディカル事業
(ヘルスケアフィールド)
ドラッグストアを中心とした大衆薬市場におきましては、大手ドラッグチェーンの業務提携化や一部医薬品や商品の小売価格競争の影響に加えて、自然災害の影響や訪日外国人観光客の一時減少によるインバウンド需要の停滞もありました。鎮痛消炎剤“ロイヒTM”シリーズでは、業界初の鎮痛消炎クリーム剤のロールオンタイプ「ロイヒTMクリーム フェルビ」を発売し、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズでは新テレビCMを展開いたしました。また、テーピングテープ“バトルウィンTM”シリーズでは、サッカー・スペインリーグ名門クラブ「FCバルセロナ」関連の販促キャンペーンを展開して販売に注力し、売上は前年を若干上回りました。
(医療材フィールド)
医療機関向け医療材料市場におきましては、医療費削減の傾向により、衛生材消耗品に対するコスト要求は強く、引き続き厳しい販売環境でありました。医療現場のニーズを取り入れて製品化いたしました、極低刺激性サージカルテープ「スキナゲートTM」、フィルムドレッシング材「カテリープラスTM」及び注射や点滴治療時の保護・止血製品“セサブリックTM”シリーズの販売に注力すると共に、手術後の傷あとケアテープ「アトファインTM」等の手術後トータルケア製品“アスカブリックTM”のシリーズ展開を強化して、売上は好調に推移いたしました。
以上の結果、ヘルスケアフィールドと医療材フィールドを合わせましたメディカル事業全体(海外事業を含む)の売上高は108億1千6百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は28億8千万円(前年同期比8.8%減)となりました。
テープ事業
(オフィスホームフィールド)
文具事務用品市場におきましては、官公庁やオフィスでの需要回復は緩慢であり、学校学童向けの需要減少が続いているため、依然として厳しい販売環境となりました。このような環境のなか、発売70周年を迎えました「セロテープⓇ」につきましてはパッケージのリニューアルと販促キャンペーンを展開いたしました。また、パーソナル需要の取り込みを狙い、“Dear KitchenTM(ディアキチ)ワザアリTMテープ”と“プチジョアTM”シリーズをキッチン用品売り場や雑貨小物売り場にて販売展開いたしましたが、オフィス需要向け製品の販売が伸び悩んだために、売上は前年並みに留まりました。
(工業品フィールド)
産業用テープ市場におきましては、国内景気の緩やかな回復により、電器製品の製造工程にて使用される電気絶縁テープなど一部製品の売上の回復も見られましたが、包装用粘着テープ製品や塗装マスキングテープ製品の売上は前年並みに留まりました。また、猛暑や台風などの影響による野菜流通量の減少に伴い、食品包装用「たばねらTMテープ」の需要が低迷したこともあり、フィールド品目合計の売上につきましては前年並みに留まりました。
以上の結果、オフィスホームフィールドと工業品フィールドを合わせましたテープ事業全体(海外事業を含む)の売上高は124億9千9百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は5億2千6百万円(前年同期比34.7%減)となりました。
また、海外事業におきましては、アジア並びに欧州を重点取組地域とし、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”や止血製品“セサブリックTM”シリーズなどのメディカル事業製品と、「PanfixTMセルローステープ」や塗装用和紙マスキングテープなどのテープ事業製品の販売チャネルの構築、マーケティング活動、地域需要に対応した製品開発を進めるとともに、前連結会計年度にタイ・バンコクに設立いたしました販売子会社NICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.による現地に密着した営業活動を推進し、売上の拡大を図っております。
当第2四半期連結累計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ12億8千7百万円減少し、594億6千8百万円となりました。流動資産は8億8千2百万円の減少、固定資産は4億4百万円の減少となりました。
流動資産の減少は、売上債権の減少等によるものです。また、固定資産の減少は、減価償却による有形固定資産の減少等によるものです。
負債は、前連結会計年度末と比べ16億2千2百万円減少し、258億1千5百万円となりました。流動負債は、1億5千2百万円の増加、固定負債は、17億7千5百万円の減少となりました。
流動負債の増加は、短期借入金の増加及び1年内返済予定の長期借入金の増加等によるものです。また、固定負債の減少は、長期借入金の減少等によるものです。
純資産は前連結会計年度末と比べ3億3千5百万円増加し、336億5千3百万円となりました。これは利益剰余金の増加等によるものです。
(注) 事業の状況(キャッシュ・フローの状況を除く)に記載しております金額には消費税等が含まれておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2億2千5百万円(2.8%)減少し、77億3千8百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ18億9千9百万円(133.8%)増加し、33億1千8百万円となりました。これは主に売上債権が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ28億3千5百万円(356.8%)増加し、36億3千万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ9億3千万円増加し、8千5百万円となりました。これは主に短期借入れによる収入が増加したことによるものです。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6億3百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の収益改善が持続し、雇用環境の回復も継続していることから個人消費の活性化が期待されるものの、米国の保護主義的通商政策や貿易摩擦問題、原油価格の高止まり傾向と併せて、国内外での自然災害による景気への影響も懸念され、先行きは不透明な状況であります。
このような経済情勢のなか、当社グループは中長期経営計画「NB100」の最終年度の戦略フレームとして「500億企業品質の確立」「人財育成」「創造開発型企業の実現」に取り組んでおります。
その結果、売上高は、メディカル事業の販売拡大により、前年同期比3.9%増の233億1千6百万円となりました。
営業利益は、売上高の増加はあったものの、新工場の立ち上げ等による減価償却費増及び原材料価格の上昇により売上原価が増加したことや、販売費及び一般管理費が一時的に増加したことで、前年同期比24.0%減の17億4千5百万円となりました。
経常利益は、営業利益減の影響により、前年同期比23.3%減の18億4千1百万円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、これらの影響により、前年同期比23.3%減の11億7千8百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
メディカル事業
(ヘルスケアフィールド)
ドラッグストアを中心とした大衆薬市場におきましては、大手ドラッグチェーンの業務提携化や一部医薬品や商品の小売価格競争の影響に加えて、自然災害の影響や訪日外国人観光客の一時減少によるインバウンド需要の停滞もありました。鎮痛消炎剤“ロイヒTM”シリーズでは、業界初の鎮痛消炎クリーム剤のロールオンタイプ「ロイヒTMクリーム フェルビ」を発売し、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”シリーズでは新テレビCMを展開いたしました。また、テーピングテープ“バトルウィンTM”シリーズでは、サッカー・スペインリーグ名門クラブ「FCバルセロナ」関連の販促キャンペーンを展開して販売に注力し、売上は前年を若干上回りました。
(医療材フィールド)
医療機関向け医療材料市場におきましては、医療費削減の傾向により、衛生材消耗品に対するコスト要求は強く、引き続き厳しい販売環境でありました。医療現場のニーズを取り入れて製品化いたしました、極低刺激性サージカルテープ「スキナゲートTM」、フィルムドレッシング材「カテリープラスTM」及び注射や点滴治療時の保護・止血製品“セサブリックTM”シリーズの販売に注力すると共に、手術後の傷あとケアテープ「アトファインTM」等の手術後トータルケア製品“アスカブリックTM”のシリーズ展開を強化して、売上は好調に推移いたしました。
以上の結果、ヘルスケアフィールドと医療材フィールドを合わせましたメディカル事業全体(海外事業を含む)の売上高は108億1千6百万円(前年同期比7.7%増)、営業利益は28億8千万円(前年同期比8.8%減)となりました。
テープ事業
(オフィスホームフィールド)
文具事務用品市場におきましては、官公庁やオフィスでの需要回復は緩慢であり、学校学童向けの需要減少が続いているため、依然として厳しい販売環境となりました。このような環境のなか、発売70周年を迎えました「セロテープⓇ」につきましてはパッケージのリニューアルと販促キャンペーンを展開いたしました。また、パーソナル需要の取り込みを狙い、“Dear KitchenTM(ディアキチ)ワザアリTMテープ”と“プチジョアTM”シリーズをキッチン用品売り場や雑貨小物売り場にて販売展開いたしましたが、オフィス需要向け製品の販売が伸び悩んだために、売上は前年並みに留まりました。
(工業品フィールド)
産業用テープ市場におきましては、国内景気の緩やかな回復により、電器製品の製造工程にて使用される電気絶縁テープなど一部製品の売上の回復も見られましたが、包装用粘着テープ製品や塗装マスキングテープ製品の売上は前年並みに留まりました。また、猛暑や台風などの影響による野菜流通量の減少に伴い、食品包装用「たばねらTMテープ」の需要が低迷したこともあり、フィールド品目合計の売上につきましては前年並みに留まりました。
以上の結果、オフィスホームフィールドと工業品フィールドを合わせましたテープ事業全体(海外事業を含む)の売上高は124億9千9百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は5億2千6百万円(前年同期比34.7%減)となりました。
また、海外事業におきましては、アジア並びに欧州を重点取組地域とし、高機能救急絆創膏“ケアリーヴTM”や止血製品“セサブリックTM”シリーズなどのメディカル事業製品と、「PanfixTMセルローステープ」や塗装用和紙マスキングテープなどのテープ事業製品の販売チャネルの構築、マーケティング活動、地域需要に対応した製品開発を進めるとともに、前連結会計年度にタイ・バンコクに設立いたしました販売子会社NICHIBAN (THAILAND) CO.,LTD.による現地に密着した営業活動を推進し、売上の拡大を図っております。
当第2四半期連結累計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べ12億8千7百万円減少し、594億6千8百万円となりました。流動資産は8億8千2百万円の減少、固定資産は4億4百万円の減少となりました。
流動資産の減少は、売上債権の減少等によるものです。また、固定資産の減少は、減価償却による有形固定資産の減少等によるものです。
負債は、前連結会計年度末と比べ16億2千2百万円減少し、258億1千5百万円となりました。流動負債は、1億5千2百万円の増加、固定負債は、17億7千5百万円の減少となりました。
流動負債の増加は、短期借入金の増加及び1年内返済予定の長期借入金の増加等によるものです。また、固定負債の減少は、長期借入金の減少等によるものです。
純資産は前連結会計年度末と比べ3億3千5百万円増加し、336億5千3百万円となりました。これは利益剰余金の増加等によるものです。
(注) 事業の状況(キャッシュ・フローの状況を除く)に記載しております金額には消費税等が含まれておりません。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ2億2千5百万円(2.8%)減少し、77億3千8百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ18億9千9百万円(133.8%)増加し、33億1千8百万円となりました。これは主に売上債権が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ28億3千5百万円(356.8%)増加し、36億3千万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、前第2四半期連結累計期間に比べ9億3千万円増加し、8千5百万円となりました。これは主に短期借入れによる収入が増加したことによるものです。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6億3百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。