四半期報告書-第75期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日から同年6月30日)の概況
当社グループの主要な需要業界におきましては、米中の貿易摩擦や英国のEUからの離脱交渉に伴う混乱等を背景に、昨年度後半からの厳しい状況が継続しております。
このような状況のもと当社グループにおきましては、エラストマー事業では、技術的に優位性を持つ製品のグローバルな拡販に注力いたしました。合成樹脂事業では、テクノUMG株式会社が統合2年目を迎え、事業統合によるシナジー効果実現を目指し、販売・開発・製造の融合を進めてまいりました。デジタルソリューション事業では、半導体材料事業においては最先端技術に対応した素材の拡販を、ディスプレイ材料事業では高成長が期待される中国市場での拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、当社の強みである高機能材料の拡販に加えて、積極的な事業買収により得たバイオ医薬品の創薬・製造プロセス開発・委託製造を一貫して請け負う体制の統合強化に注力いたしました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益は1,195億1百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益100億35百万円(同12.6%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益72億91百万円(同18.4%減)となりました。
① エラストマー事業部門
エラストマー事業につきましては、SSBRが順調に販売数量を伸ばしましたが、事業全体の販売数量は前年同期を下回り、売上収益も前年同期を下回りました。営業利益は、主に原料価格下落に伴う販売価格の下落による売買スプレッドの縮小により、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のエラストマー事業部門の売上収益は前年同期比7.8%減の457億92百万円、営業利益は前年同期比88.0%減の2億94百万円となりました。
② 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、販売数量は海外向けを中心に前年同期を下回り、売上収益も前年同期を下回りました。営業利益は、原料価格上昇に伴う販売価格改定による売買スプレッドの改善はあったものの、販売数量の落ち込みによる影響が大きく、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比6.0%減の248億22百万円、営業利益は前年同期比9.3%減の19億70百万円となりました。
③ デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、顧客市場が厳しい状況下において半導体及びディスプレイ材料ともに健闘し、さらにエッジコンピューティング材料が販売数量を伸ばしたことにより、売上収益は前年同期を上回りました。営業利益は売上収益の伸長により、前年同期を若干上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比1.8%増の360億38百万円、営業利益は前年同期比1.6%増の83億33百万円となりました。
④ ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、バイオ医薬品の創薬・製造プロセス開発・委託製造や診断薬での販売拡大により、売上収益は前年同期を大きく上回りました。営業利益は売上収益の増加に伴う利益の増加により、前年同期を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比37.2%増の123億8百万円、営業利益は前年同期比211.3%増の11億45百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前年同期比153億1百万円減少し、703億66百万円となりました。
営業活動による資金収支は132億2百万円の収入(前年同期比58億60百万円の収入増)となりました。主な科目は税引前四半期利益98億54百万円、減価償却費及び償却費62億57百万円、法人税等の支払額55億98百万円であります。
投資活動による資金収支は2億98百万円の支出(前年同期比380億14百万円の支出減)となりました。主な科目は工場拡張に伴う有形固定資産等の取得による支出106億42百万円、投資の売却による収入128億19百万円であります。
財務活動による資金収支は131億38百万円の支出(前年同期比57億13百万円の支出増)となりました。主な科目は配当金の支払額66億11百万円、自己株式の取得による支出37億17百万円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて59億92百万円であります。
当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日から同年6月30日)の概況
当社グループの主要な需要業界におきましては、米中の貿易摩擦や英国のEUからの離脱交渉に伴う混乱等を背景に、昨年度後半からの厳しい状況が継続しております。
このような状況のもと当社グループにおきましては、エラストマー事業では、技術的に優位性を持つ製品のグローバルな拡販に注力いたしました。合成樹脂事業では、テクノUMG株式会社が統合2年目を迎え、事業統合によるシナジー効果実現を目指し、販売・開発・製造の融合を進めてまいりました。デジタルソリューション事業では、半導体材料事業においては最先端技術に対応した素材の拡販を、ディスプレイ材料事業では高成長が期待される中国市場での拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、当社の強みである高機能材料の拡販に加えて、積極的な事業買収により得たバイオ医薬品の創薬・製造プロセス開発・委託製造を一貫して請け負う体制の統合強化に注力いたしました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益は1,195億1百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益100億35百万円(同12.6%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益72億91百万円(同18.4%減)となりました。
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 比率 | ||
| 売上収益 | |||||||
| エラストマー事業 | 49,653 | 40.6% | 45,792 | 38.3% | △3,861 | △7.8% | |
| 合成樹脂事業 | 26,400 | 21.6% | 24,822 | 20.8% | △1,579 | △6.0% | |
| デジタルソリューション事業 | 35,398 | 29.0% | 36,038 | 30.2% | 640 | 1.8% | |
| ライフサイエンス事業 | 8,974 | 7.3% | 12,308 | 10.3% | 3,334 | 37.2% | |
| その他事業 | 1,800 | 1.5% | 541 | 0.4% | △1,259 | △69.9% | |
| 調整額 | 31 | 0.0% | 0 | 0.0% | △31 | △99.8% | |
| 合計 | 122,257 | 100.0% | 119,501 | 100.0% | △2,756 | △2.3% | |
| 国内売上収益 | 54,011 | 44.2% | 51,372 | 43.0% | △2,639 | △4.9% | |
| 海外売上収益 | 68,246 | 55.8% | 68,129 | 57.0% | △117 | △0.2% | |
| 区分 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 売上収益比 | 金額 | 売上収益比 | 金額 | 比率 | ||
| 営業利益 | 11,483 | 9.4% | 10,035 | 8.4% | △1,448 | △12.6% | |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期利益 | 8,939 | 7.3% | 7,291 | 6.1% | △1,648 | △18.4% | |
① エラストマー事業部門
エラストマー事業につきましては、SSBRが順調に販売数量を伸ばしましたが、事業全体の販売数量は前年同期を下回り、売上収益も前年同期を下回りました。営業利益は、主に原料価格下落に伴う販売価格の下落による売買スプレッドの縮小により、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のエラストマー事業部門の売上収益は前年同期比7.8%減の457億92百万円、営業利益は前年同期比88.0%減の2億94百万円となりました。
② 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、販売数量は海外向けを中心に前年同期を下回り、売上収益も前年同期を下回りました。営業利益は、原料価格上昇に伴う販売価格改定による売買スプレッドの改善はあったものの、販売数量の落ち込みによる影響が大きく、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比6.0%減の248億22百万円、営業利益は前年同期比9.3%減の19億70百万円となりました。
③ デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、顧客市場が厳しい状況下において半導体及びディスプレイ材料ともに健闘し、さらにエッジコンピューティング材料が販売数量を伸ばしたことにより、売上収益は前年同期を上回りました。営業利益は売上収益の伸長により、前年同期を若干上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比1.8%増の360億38百万円、営業利益は前年同期比1.6%増の83億33百万円となりました。
④ ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、バイオ医薬品の創薬・製造プロセス開発・委託製造や診断薬での販売拡大により、売上収益は前年同期を大きく上回りました。営業利益は売上収益の増加に伴う利益の増加により、前年同期を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比37.2%増の123億8百万円、営業利益は前年同期比211.3%増の11億45百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前年同期比153億1百万円減少し、703億66百万円となりました。
営業活動による資金収支は132億2百万円の収入(前年同期比58億60百万円の収入増)となりました。主な科目は税引前四半期利益98億54百万円、減価償却費及び償却費62億57百万円、法人税等の支払額55億98百万円であります。
投資活動による資金収支は2億98百万円の支出(前年同期比380億14百万円の支出減)となりました。主な科目は工場拡張に伴う有形固定資産等の取得による支出106億42百万円、投資の売却による収入128億19百万円であります。
財務活動による資金収支は131億38百万円の支出(前年同期比57億13百万円の支出増)となりました。主な科目は配当金の支払額66億11百万円、自己株式の取得による支出37億17百万円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて59億92百万円であります。