四半期報告書-第79期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から同年12月31日)の概況
当第3四半期連結累計期間における当社グループの主要な需要業界の動向は、半導体市場は徐々に回復傾向にあるものの、スマートフォンやパソコン等の需要減退やデータセンター投資の減速等もあり半導体メーカーでの生産調整が継続しており需要が減少しました。フラットパネルディスプレイ市場はパネルメーカーでの在庫水準適正化に伴い生産は回復傾向となりましたが、最終製品の需要は引き続き軟調に推移しました。ライフサイエンス事業の主要市場でありますバイオ医薬品市場は引き続き堅調に推移するも、米国での金利上昇の影響などにより資金供給が停滞し、対面市場であるバイオテック市場で一部減速しております。自動車市場は、半導体不足の解消も進み一部回復傾向にあります。
当社グループはこのような環境の中、デジタルソリューション事業では、半導体材料事業において最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、バイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO事業)、医薬品の開発受託(CRO事業)を中心に拡大に努め、合成樹脂事業では、引き続き戦略製品の拡販に注力しました。しかし、全般的な需要業界の低調な動向に当社業績も影響を受けました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益は3,018億42百万円(前年同期比3.6%減)、コア営業利益148億48百万円(同52.9%減)となりました。
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、徐々に回復傾向にあるものの主要顧客である半導体メーカーでの生産調整による需要減を中心として売上収益は前年同期を下回りました。
コア営業利益は、売上収益の減少の影響で前年同期を下回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比8.5%減の1,236億27百万円、コア営業利益は前年同期比39.1%減の162億50百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、診断薬事業で株式会社医学生物学研究所(MBL)での新型コロナウイルス抗原検査キットの販売減やCRO事業でのバイオテック向けの需要が減速しているものの、CDMO事業で当社グループのKBI Biopharma, Inc.での新工場稼働による売上拡大が貢献し売上収益は前年同期を上回りました。
コア営業利益は、CDMO事業でKBI Biopharma, Inc.の一部主力工場での大規模修繕実施や在庫等に係わる一時費用の計上、CRO事業での売上減少に伴う利益の減少もあり、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比4.7%増の974億51百万円、コア営業利益は前年同期比97.7%減の1億52百万円となりました。
③ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、主な対面市場である自動車市場は一部回復傾向にあるものの、産業用資材向け需要は弱く、販売数量が減少しました。価格改定を進めるも売上収益は前年同期を若干下回りました。
コア営業利益は、売上収益の減少に伴い前年同期を下回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比2.8%減の702億62百万円、コア営業利益は前年同期比8.3%減の11億75百万円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当第3四半期連結会計期間の総資産は、主に営業債権及びその他の債権の増加により、前期比426億95百万円増加し、7,602億6百万円となりました。
② 負債
当第3四半期連結会計期間の負債は、主に社債及び借入金の増加により、前期比301億36百万円増加し、3,667億12百万円となりました。
③ 資本
当第3四半期連結会計期間の資本は、主にその他の資本の構成要素の増加により、前期比125億59百万円増加し、3,934億94百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前期比50億10百万円増加し、776億49百万円となりました。
営業活動による資金収支は170億87百万円の収入(前年同期は90億50百万円の収入)となりました。主な科目は減価償却費及び償却費243億5百万円、棚卸資産の増減額107億89百万円であります。
投資活動による資金収支は349億11百万円の支出(前年同期は274億52百万円の収入)となりました。主な科目は有形固定資産等の取得による支出343億13百万円であります。
財務活動による資金収支は205億73百万円の収入(前年同期は277億90百万円の支出)となりました。主な科目はコマーシャル・ペーパーの純増減額199億93百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて230億13百万円であります。
当第3四半期連結累計期間(2023年4月1日から同年12月31日)の概況
当第3四半期連結累計期間における当社グループの主要な需要業界の動向は、半導体市場は徐々に回復傾向にあるものの、スマートフォンやパソコン等の需要減退やデータセンター投資の減速等もあり半導体メーカーでの生産調整が継続しており需要が減少しました。フラットパネルディスプレイ市場はパネルメーカーでの在庫水準適正化に伴い生産は回復傾向となりましたが、最終製品の需要は引き続き軟調に推移しました。ライフサイエンス事業の主要市場でありますバイオ医薬品市場は引き続き堅調に推移するも、米国での金利上昇の影響などにより資金供給が停滞し、対面市場であるバイオテック市場で一部減速しております。自動車市場は、半導体不足の解消も進み一部回復傾向にあります。
当社グループはこのような環境の中、デジタルソリューション事業では、半導体材料事業において最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、バイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO事業)、医薬品の開発受託(CRO事業)を中心に拡大に努め、合成樹脂事業では、引き続き戦略製品の拡販に注力しました。しかし、全般的な需要業界の低調な動向に当社業績も影響を受けました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益は3,018億42百万円(前年同期比3.6%減)、コア営業利益148億48百万円(同52.9%減)となりました。
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 比率 | ||
| 売上収益 | |||||||
| デジタルソリューション事業 | 135,075 | 43.2% | 123,627 | 40.9% | △11,449 | △8.5% | |
| ライフサイエンス事業 | 93,047 | 29.7% | 97,451 | 32.3% | 4,404 | 4.7% | |
| 合成樹脂事業 | 72,250 | 23.1% | 70,262 | 23.3% | △1,988 | △2.8% | |
| その他事業 | 12,583 | 4.0% | 10,502 | 3.5% | △2,081 | △16.5% | |
| 調整額 | - | -% | - | -% | - | -% | |
| 合計 | 312,956 | 100.0% | 301,842 | 100.0% | △11,114 | △3.6% | |
| 国内売上収益 | 112,701 | 36.0% | 122,491 | 40.6% | 9,790 | 8.7% | |
| 海外売上収益 | 200,255 | 64.0% | 179,351 | 59.4% | △20,904 | △10.4% | |
| 区分 | 前第3四半期 連結累計期間 | 当第3四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 売上収益比 | 金額 | 売上収益比 | 金額 | 比率 | ||
| コア営業利益 | 31,511 | 10.1% | 14,848 | 4.9% | △16,663 | △52.9% | |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期利益 | 19,619 | 6.3% | 5,363 | 1.8% | △14,256 | △72.7% | |
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、徐々に回復傾向にあるものの主要顧客である半導体メーカーでの生産調整による需要減を中心として売上収益は前年同期を下回りました。
コア営業利益は、売上収益の減少の影響で前年同期を下回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比8.5%減の1,236億27百万円、コア営業利益は前年同期比39.1%減の162億50百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、診断薬事業で株式会社医学生物学研究所(MBL)での新型コロナウイルス抗原検査キットの販売減やCRO事業でのバイオテック向けの需要が減速しているものの、CDMO事業で当社グループのKBI Biopharma, Inc.での新工場稼働による売上拡大が貢献し売上収益は前年同期を上回りました。
コア営業利益は、CDMO事業でKBI Biopharma, Inc.の一部主力工場での大規模修繕実施や在庫等に係わる一時費用の計上、CRO事業での売上減少に伴う利益の減少もあり、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比4.7%増の974億51百万円、コア営業利益は前年同期比97.7%減の1億52百万円となりました。
③ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、主な対面市場である自動車市場は一部回復傾向にあるものの、産業用資材向け需要は弱く、販売数量が減少しました。価格改定を進めるも売上収益は前年同期を若干下回りました。
コア営業利益は、売上収益の減少に伴い前年同期を下回りました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比2.8%減の702億62百万円、コア営業利益は前年同期比8.3%減の11億75百万円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当第3四半期連結会計期間の総資産は、主に営業債権及びその他の債権の増加により、前期比426億95百万円増加し、7,602億6百万円となりました。
② 負債
当第3四半期連結会計期間の負債は、主に社債及び借入金の増加により、前期比301億36百万円増加し、3,667億12百万円となりました。
③ 資本
当第3四半期連結会計期間の資本は、主にその他の資本の構成要素の増加により、前期比125億59百万円増加し、3,934億94百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前期比50億10百万円増加し、776億49百万円となりました。
営業活動による資金収支は170億87百万円の収入(前年同期は90億50百万円の収入)となりました。主な科目は減価償却費及び償却費243億5百万円、棚卸資産の増減額107億89百万円であります。
投資活動による資金収支は349億11百万円の支出(前年同期は274億52百万円の収入)となりました。主な科目は有形固定資産等の取得による支出343億13百万円であります。
財務活動による資金収支は205億73百万円の収入(前年同期は277億90百万円の支出)となりました。主な科目はコマーシャル・ペーパーの純増減額199億93百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて230億13百万円であります。