四半期報告書-第76期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から同年9月30日)の概況と分析
当社グループの主要な需要業界の動向といたしましては、新型コロナウィルス感染拡大による経済活動の停滞に関わらず、半導体市場は、社会に必要不可欠な基盤として、デジタル化の進展によるインフラやデバイス需要の拡大により堅調に推移しました。フラットパネルディスプレイ市場は、中国市場を中心に当第2四半期に向け回復しましたが、当第2四半期累計期間ではパネル生産が減少しました。
自動車生産については、新型コロナウィルス感染拡大の影響により世界規模での減産が広がり、前年を大きく下回りました。自動車タイヤ生産も自動車生産の減少の影響などを受け、前年を大きく下回りました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、経済活動の停滞と需要低迷による販売の減少リスクに備えるべく事業コストの低減等に努める他、成長分野での事業拡大に努めました。
デジタルソリューション事業では、半導体材料事業においては最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。
ライフサイエンス事業では、米国の統括会社が当該事業全体の戦略を主導し、自社材料の他、バイオ医薬品の創薬支援、及び同開発・製造受託事業を中心に拡大に努めました。
エラストマー事業、合成樹脂事業では、需要低迷による販売減少リスクに備えるべく製造原価低減等に注力いたしました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上収益は1,940億47百万円(前年同期比19.1%減)、コア営業利益37億62百万円(同81.2%減)、親会社の所有者に帰属する四半期損失6億76百万円(前年同期親会社の所有者に帰属する四半期利益134億72百万円)となりました。
当社は、前第4四半期連結会計期間よりリチウムイオンキャパシタ事業を非継続事業に分類しており、収益及び損益はリチウムイオンキャパシタ事業を除く継続事業のみの金額を表示しております。当社は2020年4月1日にJMエナジー株式会社(※)に対する支配を喪失し、JMエナジー株式会社(※)は当社の持分法適用関連会社となりました。当第2四半期連結累計期間におけるJMエナジー株式会社(※)の持分法による損益は、セグメント情報における「その他」の区分に含めております。
(※)JMエナジー株式会社は2020年11月1日付で武蔵エナジーソリューションズ株式会社に社名変更しております。
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、ディスプレイ材料とエッジコンピューティング材料の販売数量が減少しましたが、半導体材料が販売数量を伸ばしたことにより売上収益は前年同期を若干上回りました。
コア営業利益はディスプレイ材料とエッジコンピューティング材料の販売数量の減少により前年同期を若干下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比0.1%増の737億74百万円、コア営業利益は前年同期比0.7%減の169億27百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、CRO事業(医薬品の開発支援事業)等の販売拡大により売上収益は前年同期を上回りました。
コア営業利益は売上収益の増加に伴う利益の増加はあったものの、前年同期に発生した一時的収益の影響により、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比4.3%増の261億50百万円、コア営業利益は前年同期比27.5%減の16億15百万円となりました。
③ エラストマー事業部門
エラストマー事業につきましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響による需要低迷により販売数量は前年同期を大幅に下回り、売上収益も前年同期を大幅に下回りました。
コア営業利益は、販売数量の大幅な落ち込みにより前年同期を大幅に下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のエラストマー事業部門の売上収益は前年同期比35.6%減の585億73百万円、コア営業利益は前年同期の損失2億78百万円から損失127億18百万円となりました。
④ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響による需要低迷により販売数量は前年同期を大幅に下回り、売上収益も前年同期を大幅に下回りました。
コア営業利益は、販売数量の大幅な落ち込みにより前年同期を大幅に下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比33.4%減の325億92百万円、コア営業利益は前年同期比82.1%減の6億50百万円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間の総資産は、前期比207億78百万円増加し、6,984億91百万円となりました。
流動資産は、販売減少による営業債権及びその他の債権の減少等はあったものの、社債発行による現金及び現金同等物の増加等により、前期比69億9百万円増加の3,103億84百万円となりました。
非流動資産は、有形固定資産の増加等により、前期比138億69百万円増加し3,881億7百万円となりました。
② 負債
負債は、原材料の購入減による営業債務及びその他の債務の減少等はあったものの、社債発行による社債及び借入金の増加等により、負債合計で前期比299億13百万円増の2,702億15百万円となりました。
③ 資本
資本では、配当の支払等により前期比91億36百万円減の4,282億76百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前年同期比295億93百万円増加し、946億33百万円となりました。
営業活動による資金収支は306億60百万円の収入(前年同期比70億25百万円の収入増)となりました。主な科目は減価償却費及び償却費137億83百万円、営業債権及びその他の債権の増減額182億92百万円、棚卸資産の増減額66億45百万円、営業債務及びその他の債務の増減額△139億21百万円であります。
投資活動による資金収支は282億90百万円の支出(前年同期比177億61百万円の支出増)となりました。主な科目は工場拡張に伴う有形固定資産等の取得による支出274億6百万円であります。
財務活動による資金収支は301億55百万円の収入(前年同期比481億52百万円の収入増)となりました。主な科目は社債の発行による収入348億36百万円、配当金の支払額64億41百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は122億12百万円であります。
当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から同年9月30日)の概況と分析
当社グループの主要な需要業界の動向といたしましては、新型コロナウィルス感染拡大による経済活動の停滞に関わらず、半導体市場は、社会に必要不可欠な基盤として、デジタル化の進展によるインフラやデバイス需要の拡大により堅調に推移しました。フラットパネルディスプレイ市場は、中国市場を中心に当第2四半期に向け回復しましたが、当第2四半期累計期間ではパネル生産が減少しました。
自動車生産については、新型コロナウィルス感染拡大の影響により世界規模での減産が広がり、前年を大きく下回りました。自動車タイヤ生産も自動車生産の減少の影響などを受け、前年を大きく下回りました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、経済活動の停滞と需要低迷による販売の減少リスクに備えるべく事業コストの低減等に努める他、成長分野での事業拡大に努めました。
デジタルソリューション事業では、半導体材料事業においては最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。
ライフサイエンス事業では、米国の統括会社が当該事業全体の戦略を主導し、自社材料の他、バイオ医薬品の創薬支援、及び同開発・製造受託事業を中心に拡大に努めました。
エラストマー事業、合成樹脂事業では、需要低迷による販売減少リスクに備えるべく製造原価低減等に注力いたしました。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上収益は1,940億47百万円(前年同期比19.1%減)、コア営業利益37億62百万円(同81.2%減)、親会社の所有者に帰属する四半期損失6億76百万円(前年同期親会社の所有者に帰属する四半期利益134億72百万円)となりました。
当社は、前第4四半期連結会計期間よりリチウムイオンキャパシタ事業を非継続事業に分類しており、収益及び損益はリチウムイオンキャパシタ事業を除く継続事業のみの金額を表示しております。当社は2020年4月1日にJMエナジー株式会社(※)に対する支配を喪失し、JMエナジー株式会社(※)は当社の持分法適用関連会社となりました。当第2四半期連結累計期間におけるJMエナジー株式会社(※)の持分法による損益は、セグメント情報における「その他」の区分に含めております。
(※)JMエナジー株式会社は2020年11月1日付で武蔵エナジーソリューションズ株式会社に社名変更しております。
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 比率 | ||
| 売上収益 | |||||||
| デジタルソリューション事業 | 73,731 | 30.7% | 73,774 | 38.0% | 43 | 0.1% | |
| ライフサイエンス事業 | 25,080 | 10.5% | 26,150 | 13.5% | 1,070 | 4.3% | |
| エラストマー事業 | 91,007 | 37.9% | 58,573 | 30.2% | △32,434 | △35.6% | |
| 合成樹脂事業 | 48,962 | 20.4% | 32,592 | 16.8% | △16,370 | △33.4% | |
| その他事業 | 1,079 | 0.5% | 2,958 | 1.5% | 1,879 | 174.1% | |
| 調整額 | 0 | 0.0% | △0 | △0.0% | △0 | -% | |
| 合計 | 239,859 | 100.0% | 194,047 | 100.0% | △45,812 | △19.1% | |
| 国内売上収益 | 101,686 | 42.4% | 76,791 | 39.6% | △24,895 | △24.5% | |
| 海外売上収益 | 138,172 | 57.6% | 117,256 | 60.4% | △20,917 | △15.1% | |
| 区分 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 売上収益比 | 金額 | 売上収益比 | 金額 | 比率 | ||
| コア営業利益 | 19,988 | 8.3% | 3,762 | 1.9% | △16,226 | △81.2% | |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期利益 | 13,472 | 5.6% | △676 | △0.3% | △14,148 | -% | |
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、ディスプレイ材料とエッジコンピューティング材料の販売数量が減少しましたが、半導体材料が販売数量を伸ばしたことにより売上収益は前年同期を若干上回りました。
コア営業利益はディスプレイ材料とエッジコンピューティング材料の販売数量の減少により前年同期を若干下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比0.1%増の737億74百万円、コア営業利益は前年同期比0.7%減の169億27百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、CRO事業(医薬品の開発支援事業)等の販売拡大により売上収益は前年同期を上回りました。
コア営業利益は売上収益の増加に伴う利益の増加はあったものの、前年同期に発生した一時的収益の影響により、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比4.3%増の261億50百万円、コア営業利益は前年同期比27.5%減の16億15百万円となりました。
③ エラストマー事業部門
エラストマー事業につきましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響による需要低迷により販売数量は前年同期を大幅に下回り、売上収益も前年同期を大幅に下回りました。
コア営業利益は、販売数量の大幅な落ち込みにより前年同期を大幅に下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のエラストマー事業部門の売上収益は前年同期比35.6%減の585億73百万円、コア営業利益は前年同期の損失2億78百万円から損失127億18百万円となりました。
④ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響による需要低迷により販売数量は前年同期を大幅に下回り、売上収益も前年同期を大幅に下回りました。
コア営業利益は、販売数量の大幅な落ち込みにより前年同期を大幅に下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比33.4%減の325億92百万円、コア営業利益は前年同期比82.1%減の6億50百万円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間の総資産は、前期比207億78百万円増加し、6,984億91百万円となりました。
流動資産は、販売減少による営業債権及びその他の債権の減少等はあったものの、社債発行による現金及び現金同等物の増加等により、前期比69億9百万円増加の3,103億84百万円となりました。
非流動資産は、有形固定資産の増加等により、前期比138億69百万円増加し3,881億7百万円となりました。
② 負債
負債は、原材料の購入減による営業債務及びその他の債務の減少等はあったものの、社債発行による社債及び借入金の増加等により、負債合計で前期比299億13百万円増の2,702億15百万円となりました。
③ 資本
資本では、配当の支払等により前期比91億36百万円減の4,282億76百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前年同期比295億93百万円増加し、946億33百万円となりました。
営業活動による資金収支は306億60百万円の収入(前年同期比70億25百万円の収入増)となりました。主な科目は減価償却費及び償却費137億83百万円、営業債権及びその他の債権の増減額182億92百万円、棚卸資産の増減額66億45百万円、営業債務及びその他の債務の増減額△139億21百万円であります。
投資活動による資金収支は282億90百万円の支出(前年同期比177億61百万円の支出増)となりました。主な科目は工場拡張に伴う有形固定資産等の取得による支出274億6百万円であります。
財務活動による資金収支は301億55百万円の収入(前年同期比481億52百万円の収入増)となりました。主な科目は社債の発行による収入348億36百万円、配当金の支払額64億41百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は122億12百万円であります。