四半期報告書-第79期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から同年9月30日)の概況と分析
当第2四半期連結累計期間における当社グループの主要な需要業界の動向は、半導体市場はスマートフォンやパソコン等の需要減退やデータセンター投資の減速等もあり半導体メーカーでの生産調整が継続しており需要が減少しました。フラットパネルディスプレイ市場はパネルメーカーでの在庫水準適正化に伴い生産は回復傾向となりましたが、最終製品の需要は引き続き低調に推移しました。ライフサイエンス事業の主要市場でありますバイオ医薬品市場は引き続き堅調に推移するも、米国での金利上昇の影響などにより資金供給が停滞し、対面市場であるバイオテック市場で一部減速しております。自動車市場は、半導体不足の解消も進み一部回復傾向にあります。
当社グループはこのような環境の中、デジタルソリューション事業では、半導体材料事業において最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、バイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO事業)、医薬品の開発受託(CRO事業)を中心に拡大に努め、合成樹脂事業では、引き続き戦略製品の拡販に注力しました。しかし、全般的な需要業界の低調な動向に当社業績も大きく影響を受けました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上収益は1,807億80百万円(前年同期比8.4%減)、コア営業利益は前年同期の利益169億8百万円から損失10億36百万円となりました。
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、主要顧客である半導体メーカーでの生産調整による需要減を中心として売上収益は前年同期を下回りました。
コア営業利益は、売上収益の減少の影響で前年同期を下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比12.2%減の795億58百万円、コア営業利益は前年同期比53.8%減の85億39百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、CDMO事業で当社グループのKBI Biopharma, Inc.での新工場の稼働により売上が拡大しましたが、診断薬事業で株式会社医学生物学研究所(MBL)での新型コロナウイルス抗原検査キットの販売減やCRO事業でのバイオテック向けの需要の減速もあり売上収益は前年同期を下回りました。
コア営業利益は、CDMO事業でKBI Biopharma, Inc.の一部主力工場での大規模修繕実施や在庫に係わる一時費用の計上、CRO事業での売上減少に伴う利益の減少もあり、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比5.6%減の485億57百万円、コア営業利益は前年同期の利益7億7百万円から損失81億7百万円となりました。
③ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、主な対面市場である自動車市場は一部回復傾向にあるものの、産業用資材向け需要も弱く、販売数量は減少しました。一方、価格改定により売上収益は前年同期を若干上回りました。
コア営業利益は、原料価格の上昇に伴う値上げの浸透により売買スプレッドが改善し、前年同期を上回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比0.5%増の458億59百万円、コア営業利益は前年同期の損失1億15百万円から利益3億49百万円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間の資産は、主にのれんの増加により、前期比459億66百万円増の7,619億24百万円となりました。
② 負債
当第2四半期連結会計期間の負債は、主に社債及び借入金の増加により、前期比344億17百万円増の3,694億41百万円となりました。
③ 資本
当第2四半期連結会計期間の資本は、主にその他の資本の構成要素の増加により、前期比115億49百万円増の3,924億84百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前期末比95億41百万円増の821億81百万円となりました。
営業活動による資金収支は、143億14百万円の収入(前年同期は49億82百万円の支出)となりました。主な科目は、減価償却費及び償却費148億34百万円であります。
投資活動による資金収支は、253億67百万円の支出(前年同期は374億84百万円の収入)となりました。主な科目は、有形固定資産等の取得による支出250億5百万円であります。
財務活動による資金収支は、187億94百万円の収入(前年同期は212億6百万円の支出)となりました。主な科目は、コマーシャル・ペーパーの純増減額199億95百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて161億6百万円であります。
当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から同年9月30日)の概況と分析
当第2四半期連結累計期間における当社グループの主要な需要業界の動向は、半導体市場はスマートフォンやパソコン等の需要減退やデータセンター投資の減速等もあり半導体メーカーでの生産調整が継続しており需要が減少しました。フラットパネルディスプレイ市場はパネルメーカーでの在庫水準適正化に伴い生産は回復傾向となりましたが、最終製品の需要は引き続き低調に推移しました。ライフサイエンス事業の主要市場でありますバイオ医薬品市場は引き続き堅調に推移するも、米国での金利上昇の影響などにより資金供給が停滞し、対面市場であるバイオテック市場で一部減速しております。自動車市場は、半導体不足の解消も進み一部回復傾向にあります。
当社グループはこのような環境の中、デジタルソリューション事業では、半導体材料事業において最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、バイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO事業)、医薬品の開発受託(CRO事業)を中心に拡大に努め、合成樹脂事業では、引き続き戦略製品の拡販に注力しました。しかし、全般的な需要業界の低調な動向に当社業績も大きく影響を受けました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上収益は1,807億80百万円(前年同期比8.4%減)、コア営業利益は前年同期の利益169億8百万円から損失10億36百万円となりました。
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 比率 | ||
| 売上収益 | |||||||
| デジタルソリューション事業 | 90,599 | 46.0% | 79,558 | 43.9% | △11,042 | △12.2% | |
| ライフサイエンス事業 | 51,452 | 26.1% | 48,557 | 26.9% | △2,895 | △5.6% | |
| 合成樹脂事業 | 45,644 | 23.1% | 45,859 | 25.4% | 215 | 0.5% | |
| その他事業 | 9,556 | 4.8% | 6,806 | 3.8% | △2,750 | △28.8% | |
| 調整額 | - | -% | - | -% | - | -% | |
| 合計 | 197,251 | 100.0% | 180,780 | 100.0% | △16,471 | △8.4% | |
| 国内売上収益 | 63,599 | 32.2% | 64,750 | 35.8% | 1,151 | 1.8% | |
| 海外売上収益 | 133,652 | 67.8% | 116,030 | 64.2% | △17,622 | △13.2% | |
| 区分 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 売上 収益比 | 金額 | 売上 収益比 | 金額 | 比率 | ||
| コア営業利益 | 16,908 | 8.6% | △1,036 | △0.6% | △17,945 | -% | |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期利益(△損失) | 14,770 | 7.5% | △2,143 | △1.2% | △16,913 | -% | |
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、主要顧客である半導体メーカーでの生産調整による需要減を中心として売上収益は前年同期を下回りました。
コア営業利益は、売上収益の減少の影響で前年同期を下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比12.2%減の795億58百万円、コア営業利益は前年同期比53.8%減の85億39百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、CDMO事業で当社グループのKBI Biopharma, Inc.での新工場の稼働により売上が拡大しましたが、診断薬事業で株式会社医学生物学研究所(MBL)での新型コロナウイルス抗原検査キットの販売減やCRO事業でのバイオテック向けの需要の減速もあり売上収益は前年同期を下回りました。
コア営業利益は、CDMO事業でKBI Biopharma, Inc.の一部主力工場での大規模修繕実施や在庫に係わる一時費用の計上、CRO事業での売上減少に伴う利益の減少もあり、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比5.6%減の485億57百万円、コア営業利益は前年同期の利益7億7百万円から損失81億7百万円となりました。
③ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、主な対面市場である自動車市場は一部回復傾向にあるものの、産業用資材向け需要も弱く、販売数量は減少しました。一方、価格改定により売上収益は前年同期を若干上回りました。
コア営業利益は、原料価格の上昇に伴う値上げの浸透により売買スプレッドが改善し、前年同期を上回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比0.5%増の458億59百万円、コア営業利益は前年同期の損失1億15百万円から利益3億49百万円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当第2四半期連結会計期間の資産は、主にのれんの増加により、前期比459億66百万円増の7,619億24百万円となりました。
② 負債
当第2四半期連結会計期間の負債は、主に社債及び借入金の増加により、前期比344億17百万円増の3,694億41百万円となりました。
③ 資本
当第2四半期連結会計期間の資本は、主にその他の資本の構成要素の増加により、前期比115億49百万円増の3,924億84百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前期末比95億41百万円増の821億81百万円となりました。
営業活動による資金収支は、143億14百万円の収入(前年同期は49億82百万円の支出)となりました。主な科目は、減価償却費及び償却費148億34百万円であります。
投資活動による資金収支は、253億67百万円の支出(前年同期は374億84百万円の収入)となりました。主な科目は、有形固定資産等の取得による支出250億5百万円であります。
財務活動による資金収支は、187億94百万円の収入(前年同期は212億6百万円の支出)となりました。主な科目は、コマーシャル・ペーパーの純増減額199億95百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて161億6百万円であります。