四半期報告書-第76期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
(1)経営成績の概況と分析
当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から同年6月30日)の概況と分析
当社グループの主要な需要業界の動向といたしましては、半導体市場は、新型コロナウィルス感染拡大の影響に関わらず、デジタル化の進展によるインフラやデバイス需要の拡大により堅調に推移しましたが、フラットパネルディスプレイ市場はパネル生産が減少しました。
自動車生産については、新型コロナウィルス感染拡大の影響により世界規模での減産が広がり、前年を大きく下回りました。自動車タイヤ生産も自動車生産の減少の影響などを受け、前年を大きく下回りました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、経済活動の停滞と需要低迷による販売の減少リスクに備えるべく事業コストの低減等に努める他、成長分野での事業拡大に努めました。
デジタルソリューション事業では、半導体材料事業においては最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。
ライフサイエンス事業では、米国の統括会社が当該事業全体の戦略を主導し、自社材料の他、バイオ医薬品の創薬支援、及び同開発・製造受託事業を中心に拡大に努めました。
エラストマー事業、合成樹脂事業では、需要低迷による販売減少リスクに備えるべく製造原価低減等に注力いたしました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益は930億94百万円(前年同期比22.0%減)、営業利益23億59百万円(同77.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益11億28百万円(同84.5%減)となりました。
当社は、前第4四半期連結会計期間よりリチウムイオンキャパシタ事業を非継続事業に分類しており、収益及び損益はリチウムイオンキャパシタ事業を除く継続事業のみの金額を表示しております。当社は2020年4月1日にJMエナジー株式会社に対する支配を喪失し、JMエナジー株式会社は当社の持分法適用関連会社となりました。当第1四半期連結累計期間におけるJMエナジー株式会社の持分法による損益は、セグメント情報における「その他」の区分に含めております。
(単位:百万円)
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、ディスプレイ材料とエッジコンピューティング材料の販売数量が減少しましたが、半導体材料が販売数量を伸ばしたことにより売上収益は前年同期を若干上回りました。
営業利益はディスプレイ材料とエッジコンピューティング材料の販売数量の減少により前年同期を若干下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比0.8%増の363億41百万円、営業利益は前年同期比6.7%減の77億77百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、主にCDMO事業(バイオ医薬品の開発・製造受託事業)とCRO事業(医薬品の開発支援事業)の販売拡大により売上収益は前年同期を上回りました。
営業利益は売上収益の増加に伴う利益の増加はあったものの、前年同期に発生した一時的収益の影響により、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比2.4%増の126億6百万円、営業利益は前年同期比28.3%減の8億22百万円となりました。
③ エラストマー事業部門
エラストマー事業につきましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響による需要低迷により販売数量は前年同期を大幅に下回り、売上収益も前年同期を大幅に下回りました。
営業利益は、販売数量の大幅な落ち込みにより前年同期を大幅に下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のエラストマー事業部門の売上収益は前年同期比40.3%減の273億55百万円、営業損益は前年同期の営業利益2億94百万円から営業損失55億72百万円となりました。
④ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響による需要低迷により販売数量は前年同期を大幅に下回り、売上収益も前年同期を大幅に下回りました。
営業利益は、販売数量の大幅な落ち込みにより前年同期を大幅に下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比34.7%減の162億6百万円、営業利益は前年同期比74.6%減の5億円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
①資産
当第1四半期連結会計期間の総資産は、前期比122億29百万円増加し、6,899億42百万円となりました。
流動資産は、販売減少による営業債権及びその他の債権の減少等はあったものの、社債発行による現金及び現金同等物の増加等により、前期比48億37百万円増加の3,083億12百万円となりました。
非流動資産は、有形固定資産の増加等により、前期比73億92百万円増加し3,816億30百万円となりました。
②負債
負債は、原材料の購入減による営業債務及びその他の債務の減少等はあったものの、社債発行による社債及び借入金の増加等により、負債合計で前期比174億72百万円増の2,577億73百万円となりました。
③資本
資本では、配当の支払等により前期比52億43百万円減の4,321億69百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの概況と分析
当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前年同期比252億94百万円増加し、956億60百万円となりました。
営業活動による資金収支は158億円の収入(前年同期比25億98百万円の増)となりました。主な科目は減価償却費及び償却費67億73百万円、営業債権及びその他の債権の増減額の238億51百万円の収入、営業債務及びその他の債務の増減額の159億83百万円の支出であります。
投資活動による資金収支は143億12百万円の支出(前年同期比140億14百万円の支出増)となりました。主な科目は工場拡張に伴う有形固定資産等の取得による支出149億37百万円であります。
財務活動による資金収支は318億42百万円の収入(前年同期比449億80百万円の収入増)となりました。主な科目は社債の発行による収入348億39万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて60億6百万円であります。
当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から同年6月30日)の概況と分析
当社グループの主要な需要業界の動向といたしましては、半導体市場は、新型コロナウィルス感染拡大の影響に関わらず、デジタル化の進展によるインフラやデバイス需要の拡大により堅調に推移しましたが、フラットパネルディスプレイ市場はパネル生産が減少しました。
自動車生産については、新型コロナウィルス感染拡大の影響により世界規模での減産が広がり、前年を大きく下回りました。自動車タイヤ生産も自動車生産の減少の影響などを受け、前年を大きく下回りました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、経済活動の停滞と需要低迷による販売の減少リスクに備えるべく事業コストの低減等に努める他、成長分野での事業拡大に努めました。
デジタルソリューション事業では、半導体材料事業においては最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。
ライフサイエンス事業では、米国の統括会社が当該事業全体の戦略を主導し、自社材料の他、バイオ医薬品の創薬支援、及び同開発・製造受託事業を中心に拡大に努めました。
エラストマー事業、合成樹脂事業では、需要低迷による販売減少リスクに備えるべく製造原価低減等に注力いたしました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益は930億94百万円(前年同期比22.0%減)、営業利益23億59百万円(同77.1%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益11億28百万円(同84.5%減)となりました。
当社は、前第4四半期連結会計期間よりリチウムイオンキャパシタ事業を非継続事業に分類しており、収益及び損益はリチウムイオンキャパシタ事業を除く継続事業のみの金額を表示しております。当社は2020年4月1日にJMエナジー株式会社に対する支配を喪失し、JMエナジー株式会社は当社の持分法適用関連会社となりました。当第1四半期連結累計期間におけるJMエナジー株式会社の持分法による損益は、セグメント情報における「その他」の区分に含めております。
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 比率 | ||
| 売上収益 | |||||||
| デジタルソリューション事業 | 36,038 | 30.2% | 36,341 | 39.0% | 303 | 0.8% | |
| ライフサイエンス事業 | 12,308 | 10.3% | 12,606 | 13.6% | 297 | 2.4% | |
| エラストマー事業 | 45,792 | 38.4% | 27,355 | 29.4% | △18,437 | △40.3% | |
| 合成樹脂事業 | 24,822 | 20.8% | 16,206 | 17.4% | △8,616 | △34.7% | |
| その他事業 | 419 | 0.3% | 587 | 0.6% | 168 | 40.0% | |
| 調整額 | 0 | 0.0% | 0 | 0.0% | △0 | △100.0% | |
| 合計 | 119,379 | 100.0% | 93,094 | 100.0% | △26,285 | △22.0% | |
| 国内売上収益 | 51,258 | 42.9% | 35,850 | 38.5% | △15,408 | △30.1% | |
| 海外売上収益 | 68,121 | 57.1% | 57,244 | 61.5% | △10,877 | △16.0% | |
(単位:百万円)
| 区分 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 売上 収益比 | 金額 | 売上 収益比 | 金額 | 比率 | ||
| 営業利益 | 10,322 | 8.6% | 2,359 | 2.5% | △7,963 | △77.1% | |
| 親会社の所有者に帰属する 四半期利益 | 7,291 | 6.1% | 1,128 | 1.2% | △6,163 | △84.5% | |
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、ディスプレイ材料とエッジコンピューティング材料の販売数量が減少しましたが、半導体材料が販売数量を伸ばしたことにより売上収益は前年同期を若干上回りました。
営業利益はディスプレイ材料とエッジコンピューティング材料の販売数量の減少により前年同期を若干下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比0.8%増の363億41百万円、営業利益は前年同期比6.7%減の77億77百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、主にCDMO事業(バイオ医薬品の開発・製造受託事業)とCRO事業(医薬品の開発支援事業)の販売拡大により売上収益は前年同期を上回りました。
営業利益は売上収益の増加に伴う利益の増加はあったものの、前年同期に発生した一時的収益の影響により、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比2.4%増の126億6百万円、営業利益は前年同期比28.3%減の8億22百万円となりました。
③ エラストマー事業部門
エラストマー事業につきましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響による需要低迷により販売数量は前年同期を大幅に下回り、売上収益も前年同期を大幅に下回りました。
営業利益は、販売数量の大幅な落ち込みにより前年同期を大幅に下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のエラストマー事業部門の売上収益は前年同期比40.3%減の273億55百万円、営業損益は前年同期の営業利益2億94百万円から営業損失55億72百万円となりました。
④ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、新型コロナウィルス感染拡大の影響による需要低迷により販売数量は前年同期を大幅に下回り、売上収益も前年同期を大幅に下回りました。
営業利益は、販売数量の大幅な落ち込みにより前年同期を大幅に下回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比34.7%減の162億6百万円、営業利益は前年同期比74.6%減の5億円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
①資産
当第1四半期連結会計期間の総資産は、前期比122億29百万円増加し、6,899億42百万円となりました。
流動資産は、販売減少による営業債権及びその他の債権の減少等はあったものの、社債発行による現金及び現金同等物の増加等により、前期比48億37百万円増加の3,083億12百万円となりました。
非流動資産は、有形固定資産の増加等により、前期比73億92百万円増加し3,816億30百万円となりました。
②負債
負債は、原材料の購入減による営業債務及びその他の債務の減少等はあったものの、社債発行による社債及び借入金の増加等により、負債合計で前期比174億72百万円増の2,577億73百万円となりました。
③資本
資本では、配当の支払等により前期比52億43百万円減の4,321億69百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの概況と分析
当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前年同期比252億94百万円増加し、956億60百万円となりました。
営業活動による資金収支は158億円の収入(前年同期比25億98百万円の増)となりました。主な科目は減価償却費及び償却費67億73百万円、営業債権及びその他の債権の増減額の238億51百万円の収入、営業債務及びその他の債務の増減額の159億83百万円の支出であります。
投資活動による資金収支は143億12百万円の支出(前年同期比140億14百万円の支出増)となりました。主な科目は工場拡張に伴う有形固定資産等の取得による支出149億37百万円であります。
財務活動による資金収支は318億42百万円の収入(前年同期比449億80百万円の収入増)となりました。主な科目は社債の発行による収入348億39万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて60億6百万円であります。