半期報告書-第80期(2024/04/01-2025/03/31)
(1)経営成績に関する説明
当中間連結会計期間の概況
当中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日)における当社グループの主要な需要業界の動向は、半導体市場は人工知能(AI)向けが牽引役となり需要が回復しました。フラットパネルディスプレイ市場はパネルメーカーでの稼働率も高い水準で堅調に推移しました。ライフサイエンス事業の主要な対面市場であるバイオテック市場は、引き続き米国での金利の高止まりの影響などにより資金供給が停滞するなど、軟調に推移しました。自動車市場は、当社グループの主要な対面市場である国内が停滞しました。また、外部環境では当中間連結会計期間に為替が大きく変動しましたが、期中平均為替レートとしては対前年同期比8%ほど円安に推移しました。
当社グループはこのような環境の中、デジタルソリューション事業では、半導体材料事業において最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、バイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO事業)、医薬品の開発受託(CRO事業)を中心に停滞が継続している需要動向に合わせて拠点再編やコスト削減活動を実施しました。合成樹脂事業では、引き続き戦略製品の拡販に注力しました。しかし、ライフサイエンス事業における需要低迷や特殊要因に伴う損失計上等に当社業績は大きく影響を受けました。
以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上収益は前年同期比9.3%増の1,976億68百万円、コア営業利益は前年同期の損失10億36百万円から損失16億56百万円となりました。
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、円安効果に加え、主にアジア市場での先端半導体向け材料需要増、在庫積み増しによる半導体材料需要増、堅調なディスプレイ材料需要等により売上収益は前年同期を大きく上回りました。コア営業利益は、売上収益の増加に伴い前年同期を大きく上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比35.9%増の1,081億23百万円、コア営業利益は前年同期比193.4%増の250億49百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、バイオテック市場向けの需要停滞やCDMO事業で当社グループのKBI Biopharma, Inc.で発生した収益認識の一部取り消し等の特殊要因により売上収益は前年同期を大きく下回りました。
コア営業利益は、コスト削減活動に努めるもCDMO事業でKBI Biopharma, Inc.での上記の要因に伴う損失影響、CRO事業での売上減少に伴う利益の減少等の影響が大きく、前年同期を下回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比26.4%減の357億21百万円、コア営業利益は前年同期の損失81億7百万円から損失237億70百万円となりました。
③ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、主な対面市場である国内自動車市場及び産業用資材向け需要が弱く、販売数量は減少しました。原料価格上昇に伴う価格改定を進め売上収益は前年同期を若干上回りました。
コア営業利益は、原料価格上昇期におけるスプレッドの一時的悪化により前年同期を下回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比1.0%増の463億21百万円、コア営業利益は前年同期の3億49百万円から損失14百万円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当中間連結会計期間の資産は、主に現金及び現金同等物の減少により、前期比769億29百万円減の6,944億26百万円となりました。
② 負債
当中間連結会計期間の負債は、主に社債及び借入金の減少により、前期比475億42百万円減の3,213億69百万円となりました。
③ 資本
当中間連結会計期間の資本は、主に利益剰余金の減少により、前期比293億87百万円減の3,730億57百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前期末比523億13百万円減の483億32百万円となりました。
営業活動による資金収支は、123億61百万円の収入(前年同期は143億14百万円の収入)となりました。主な科目は、減価償却費及び償却費163億68百万円であります。
投資活動による資金収支は、240億67百万円の支出(前年同期は253億67百万円の支出)となりました。主な科目は、有形固定資産等の取得による支出124億40百万円であります。
財務活動による資金収支は、386億26百万円の支出(前年同期は187億94百万円の収入)となりました。主な科目は、短期借入金の純増減額△432億92百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて163億71百万円であります。
当中間連結会計期間の概況
当中間連結会計期間(2024年4月1日から2024年9月30日)における当社グループの主要な需要業界の動向は、半導体市場は人工知能(AI)向けが牽引役となり需要が回復しました。フラットパネルディスプレイ市場はパネルメーカーでの稼働率も高い水準で堅調に推移しました。ライフサイエンス事業の主要な対面市場であるバイオテック市場は、引き続き米国での金利の高止まりの影響などにより資金供給が停滞するなど、軟調に推移しました。自動車市場は、当社グループの主要な対面市場である国内が停滞しました。また、外部環境では当中間連結会計期間に為替が大きく変動しましたが、期中平均為替レートとしては対前年同期比8%ほど円安に推移しました。
当社グループはこのような環境の中、デジタルソリューション事業では、半導体材料事業において最先端技術に対応した製品の拡販を、ディスプレイ材料事業では引き続き成長が期待される中国市場において競争力のある製品を中心に拡販を進めました。ライフサイエンス事業では、バイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO事業)、医薬品の開発受託(CRO事業)を中心に停滞が継続している需要動向に合わせて拠点再編やコスト削減活動を実施しました。合成樹脂事業では、引き続き戦略製品の拡販に注力しました。しかし、ライフサイエンス事業における需要低迷や特殊要因に伴う損失計上等に当社業績は大きく影響を受けました。
以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、売上収益は前年同期比9.3%増の1,976億68百万円、コア営業利益は前年同期の損失10億36百万円から損失16億56百万円となりました。
| (単位:百万円) | |||||||
| 区分 | 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 比率 | ||
| 売上収益 | |||||||
| デジタルソリューション事業 | 79,558 | 43.9% | 108,123 | 54.7% | 28,565 | 35.9% | |
| ライフサイエンス事業 | 48,557 | 26.9% | 35,721 | 18.1% | △12,836 | △26.4% | |
| 合成樹脂事業 | 45,859 | 25.4% | 46,321 | 23.4% | 462 | 1.0% | |
| その他事業 | 6,806 | 3.8% | 7,504 | 3.8% | 698 | 10.2% | |
| 調整額 | - | -% | - | -% | - | -% | |
| 合計 | 180,780 | 100.0% | 197,668 | 100.0% | 16,888 | 9.3% | |
| 国内売上収益 | 64,750 | 35.8% | 56,506 | 28.6% | △8,244 | △12.7% | |
| 海外売上収益 | 116,030 | 64.2% | 141,162 | 71.4% | 25,132 | 21.7% | |
| 区分 | 前中間連結会計期間 | 当中間連結会計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 売上 収益比 | 金額 | 売上 収益比 | 金額 | 比率 | ||
| コア営業利益 | △1,036 | △0.6% | △1,656 | △0.8% | △620 | -% | |
| 親会社の所有者に帰属する 中間利益(△損失) | △2,143 | △1.2% | △22,310 | △11.3% | △20,167 | -% | |
① デジタルソリューション事業部門
デジタルソリューション事業につきましては、円安効果に加え、主にアジア市場での先端半導体向け材料需要増、在庫積み増しによる半導体材料需要増、堅調なディスプレイ材料需要等により売上収益は前年同期を大きく上回りました。コア営業利益は、売上収益の増加に伴い前年同期を大きく上回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間のデジタルソリューション事業部門の売上収益は前年同期比35.9%増の1,081億23百万円、コア営業利益は前年同期比193.4%増の250億49百万円となりました。
② ライフサイエンス事業部門
ライフサイエンス事業につきましては、バイオテック市場向けの需要停滞やCDMO事業で当社グループのKBI Biopharma, Inc.で発生した収益認識の一部取り消し等の特殊要因により売上収益は前年同期を大きく下回りました。
コア営業利益は、コスト削減活動に努めるもCDMO事業でKBI Biopharma, Inc.での上記の要因に伴う損失影響、CRO事業での売上減少に伴う利益の減少等の影響が大きく、前年同期を下回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間のライフサイエンス事業部門の売上収益は前年同期比26.4%減の357億21百万円、コア営業利益は前年同期の損失81億7百万円から損失237億70百万円となりました。
③ 合成樹脂事業部門
合成樹脂事業につきましては、主な対面市場である国内自動車市場及び産業用資材向け需要が弱く、販売数量は減少しました。原料価格上昇に伴う価格改定を進め売上収益は前年同期を若干上回りました。
コア営業利益は、原料価格上昇期におけるスプレッドの一時的悪化により前年同期を下回りました。
以上の結果、当中間連結会計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比1.0%増の463億21百万円、コア営業利益は前年同期の3億49百万円から損失14百万円となりました。
(2)財政状態の概況と分析
① 資産
当中間連結会計期間の資産は、主に現金及び現金同等物の減少により、前期比769億29百万円減の6,944億26百万円となりました。
② 負債
当中間連結会計期間の負債は、主に社債及び借入金の減少により、前期比475億42百万円減の3,213億69百万円となりました。
③ 資本
当中間連結会計期間の資本は、主に利益剰余金の減少により、前期比293億87百万円減の3,730億57百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」)は、前期末比523億13百万円減の483億32百万円となりました。
営業活動による資金収支は、123億61百万円の収入(前年同期は143億14百万円の収入)となりました。主な科目は、減価償却費及び償却費163億68百万円であります。
投資活動による資金収支は、240億67百万円の支出(前年同期は253億67百万円の支出)となりました。主な科目は、有形固定資産等の取得による支出124億40百万円であります。
財務活動による資金収支は、386億26百万円の支出(前年同期は187億94百万円の収入)となりました。主な科目は、短期借入金の純増減額△432億92百万円であります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当中間連結会計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて163億71百万円であります。