四半期報告書-第132期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。
為替レートの前提
当第2四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年6月30日)の経済環境は、インフレと金融引き締め策、ウクライナ情勢による地政学的緊張などの影響により緩やかに減速している状況が続いています。我が国においては経済活動の正常化を背景に経済は緩やかに持ち直しており、賃金上昇を追い風に回復が続く期待がありますが、為替や物価の動向などで不確実性が高い状況です。
当社グループを取り巻く情勢につきましては、エネルギーコストの高騰影響や、半導体不足による自動車生産台数の減少影響は続いていますが、一方で海上輸送コストは高騰した前年同期と比較して大きく低下し、原材料価格高にも一服感が見られるようになってきました。
そのような中、当社グループは2027年を目標年度とし策定した中期計画の実現に向けて経営基盤強化を目指す全社プロジェクトを強力に推進するとともに、顧客ニーズに対応した高機能商品を開発・増販するなど、競争力の強化にグループを挙げて取り組みました。
この結果、当社グループの売上収益は561,161百万円(前年同期比9.6%増)、事業利益は17,080百万円(前年同期比20.4%増)、営業利益は16,810百万円(前年同期比33.7%増)となり、税金費用を計上した後の最終的な親会社の所有者に帰属する四半期利益は8,196百万円(前年同期比52.3%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(タイヤ事業)
タイヤ事業の売上収益は、471,076百万円(前年同期比9.3%増)、事業利益は9,759百万円(前年同期比27.4%増)となりました。
国内新車用タイヤは、世界的な半導体不足等により自動車メーカーの生産制約は続いているものの、その影響は緩和してきており、足元の販売状況は前年同期を上回っています。
国内市販用タイヤは、冬タイヤの販売が好調だったことに加え、夏タイヤについても前年同期並みの販売を維持しました。値上げ前の仮需要発生もあり、全体としての販売は前年同期から増加となりました。
海外新車用タイヤについては半導体不足影響による自動車メーカーの減産などがあり一部地域では前年同期割れとなりましたが、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ前年同期よりも販売が回復した地域が多く、前年同期を上回りました。
海外市販用タイヤは、アジア・大洋州地域において中国ではゼロコロナ政策が撤廃されたこともあり販売が徐々に回復し、前年同期を上回りました。一方、東南アジアは総じて市況が低調な中、販売が前年同期を下回りました。欧州においてはインフレ進行の影響もありタイヤ需要が鈍化してきていることに加え、暖冬により冬タイヤの需要が低調だったこともあり、販売は前年同期を下回りました。米州地域においては、北米では低採算品の販売を抑制したこともあり前年同期を下回りましたが、主力のファルケンブランドタイヤはワイルドピークシリーズなどが好調で前年同期を上回りました。南米においては旺盛な需要を背景に販売堅調を維持しました。
以上の結果、タイヤ事業の売上収益は前年同期を上回り、事業利益についても増益となりました。
(スポーツ事業)
スポーツ事業の売上収益は、68,149百万円(前年同期比10.8%増)、事業利益は6,435百万円(前年同期比3.6%増)となりました。
ゴルフ用品は、第1四半期に発売した新商品や継続商品が好調に推移し、北米・韓国など海外を中心に販売の好調を維持した結果、売上収益は前年同期を上回りました。
テニス用品は、欧州を中心に販売が好調に推移し、売上収益は前年同期を上回りました。
ウェルネス事業では、値上げ効果や新規総合店の開店もあり、売上収益は前年同期を上回りました。
以上の結果、スポーツ事業の売上収益は前年同期を上回り、事業利益についても増益となりました。
(産業品他事業)
産業品他事業の売上収益は、21,936百万円(前年同期比11.2%増)、事業利益は868百万円(前年同期比198.1%増)となりました。
国内の使い切りゴム手袋やOA機器用ゴム部品で販売が減少しましたが、医療用ゴム製品やインフラ事業などで受注が増加しました。
以上の結果、産業品他事業の売上収益は前年同期を上回り、事業利益についても増益となりました。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における財政状態は次のとおりであります。
資産合計は、季節要因による営業債権及びその他の債権の減少があったものの、有形固定資産の取得及び為替換算影響などにより、前連結会計年度末に比べて24,580百万円増加し、1,249,782百万円となりました。
負債合計は、有利子負債の減少などにより、前連結会計年度末に比べて16,434百万円減少し、644,905百万円となりました。
また、当第2四半期連結会計期間末の資本合計は604,877百万円と、前連結会計年度末に比べて41,014百万円増加し、うち親会社の所有者に帰属する持分は589,901百万円、非支配持分は14,976百万円となりました。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は47.2%、1株当たり親会社所有者帰属持分は2,242円81銭となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は74,192百万円となり、前連結会計年度末と比較して346百万円増加しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は55,867百万円(前年同期は110百万円の支出)となりました。これは主として、営業債務及びその他の債務の減少25,053百万円などの減少要因があったものの、税引前四半期利益の計上18,918百万円、減価償却費及び償却費の計上38,375百万円などの増加要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は32,481百万円(前年同期比2,736百万円の支出の減少)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出31,549百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は28,557百万円(前年同期は41,945百万円の収入)となりました。これは主として、社債償還及び長期借入金の返済による支出28,917百万円や配当金の支払3,949百万円などの減少要因によるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は13,520百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況
| 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減率 | ||
| 百万円 | 百万円 | % | ||
| 売上収益 | 512,112 | 561,161 | 9.6 | |
| タイヤ事業 | 430,853 | 471,076 | 9.3 | |
| スポーツ事業 | 61,533 | 68,149 | 10.8 | |
| 産業品他事業 | 19,726 | 21,936 | 11.2 | |
| 事業利益 | 14,184 | 17,080 | 20.4 | |
| タイヤ事業 | 7,659 | 9,759 | 27.4 | |
| スポーツ事業 | 6,210 | 6,435 | 3.6 | |
| 産業品他事業 | 291 | 868 | 198.1 | |
| 調整額 | 24 | 18 | - | |
| 営業利益 | 12,572 | 16,810 | 33.7 | |
| 親会社の所有者に 帰属する四半期利益 | 17,187 | 8,196 | △52.3 | |
(注)事業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。
為替レートの前提
| 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 1米ドル当たり | 123 | 円 | 135 | 円 | 12 | 円 |
| 1ユーロ当たり | 134 | 円 | 146 | 円 | 12 | 円 |
当第2四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年6月30日)の経済環境は、インフレと金融引き締め策、ウクライナ情勢による地政学的緊張などの影響により緩やかに減速している状況が続いています。我が国においては経済活動の正常化を背景に経済は緩やかに持ち直しており、賃金上昇を追い風に回復が続く期待がありますが、為替や物価の動向などで不確実性が高い状況です。
当社グループを取り巻く情勢につきましては、エネルギーコストの高騰影響や、半導体不足による自動車生産台数の減少影響は続いていますが、一方で海上輸送コストは高騰した前年同期と比較して大きく低下し、原材料価格高にも一服感が見られるようになってきました。
そのような中、当社グループは2027年を目標年度とし策定した中期計画の実現に向けて経営基盤強化を目指す全社プロジェクトを強力に推進するとともに、顧客ニーズに対応した高機能商品を開発・増販するなど、競争力の強化にグループを挙げて取り組みました。
この結果、当社グループの売上収益は561,161百万円(前年同期比9.6%増)、事業利益は17,080百万円(前年同期比20.4%増)、営業利益は16,810百万円(前年同期比33.7%増)となり、税金費用を計上した後の最終的な親会社の所有者に帰属する四半期利益は8,196百万円(前年同期比52.3%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
(タイヤ事業)
タイヤ事業の売上収益は、471,076百万円(前年同期比9.3%増)、事業利益は9,759百万円(前年同期比27.4%増)となりました。
国内新車用タイヤは、世界的な半導体不足等により自動車メーカーの生産制約は続いているものの、その影響は緩和してきており、足元の販売状況は前年同期を上回っています。
国内市販用タイヤは、冬タイヤの販売が好調だったことに加え、夏タイヤについても前年同期並みの販売を維持しました。値上げ前の仮需要発生もあり、全体としての販売は前年同期から増加となりました。
海外新車用タイヤについては半導体不足影響による自動車メーカーの減産などがあり一部地域では前年同期割れとなりましたが、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ前年同期よりも販売が回復した地域が多く、前年同期を上回りました。
海外市販用タイヤは、アジア・大洋州地域において中国ではゼロコロナ政策が撤廃されたこともあり販売が徐々に回復し、前年同期を上回りました。一方、東南アジアは総じて市況が低調な中、販売が前年同期を下回りました。欧州においてはインフレ進行の影響もありタイヤ需要が鈍化してきていることに加え、暖冬により冬タイヤの需要が低調だったこともあり、販売は前年同期を下回りました。米州地域においては、北米では低採算品の販売を抑制したこともあり前年同期を下回りましたが、主力のファルケンブランドタイヤはワイルドピークシリーズなどが好調で前年同期を上回りました。南米においては旺盛な需要を背景に販売堅調を維持しました。
以上の結果、タイヤ事業の売上収益は前年同期を上回り、事業利益についても増益となりました。
(スポーツ事業)
スポーツ事業の売上収益は、68,149百万円(前年同期比10.8%増)、事業利益は6,435百万円(前年同期比3.6%増)となりました。
ゴルフ用品は、第1四半期に発売した新商品や継続商品が好調に推移し、北米・韓国など海外を中心に販売の好調を維持した結果、売上収益は前年同期を上回りました。
テニス用品は、欧州を中心に販売が好調に推移し、売上収益は前年同期を上回りました。
ウェルネス事業では、値上げ効果や新規総合店の開店もあり、売上収益は前年同期を上回りました。
以上の結果、スポーツ事業の売上収益は前年同期を上回り、事業利益についても増益となりました。
(産業品他事業)
産業品他事業の売上収益は、21,936百万円(前年同期比11.2%増)、事業利益は868百万円(前年同期比198.1%増)となりました。
国内の使い切りゴム手袋やOA機器用ゴム部品で販売が減少しましたが、医療用ゴム製品やインフラ事業などで受注が増加しました。
以上の結果、産業品他事業の売上収益は前年同期を上回り、事業利益についても増益となりました。
(2)財政状態の状況
| 前連結会計年度 | 当第2四半期 連結会計期間 | 増減 | |
| 百万円 | 百万円 | 百万円 | |
| 資産合計 | 1,225,202 | 1,249,782 | 24,580 |
| 資本合計 | 563,863 | 604,877 | 41,014 |
| 親会社の所有者に 帰属する持分 | 546,200 | 589,901 | 43,701 |
| 親会社所有者帰属 持分比率(%) | 44.6 | 47.2 | 2.6 |
| 1株当たり親会社 所有者帰属持分 | 2,076円74銭 | 2,242円81銭 | 166円07銭 |
当第2四半期連結会計期間末における財政状態は次のとおりであります。
資産合計は、季節要因による営業債権及びその他の債権の減少があったものの、有形固定資産の取得及び為替換算影響などにより、前連結会計年度末に比べて24,580百万円増加し、1,249,782百万円となりました。
負債合計は、有利子負債の減少などにより、前連結会計年度末に比べて16,434百万円減少し、644,905百万円となりました。
また、当第2四半期連結会計期間末の資本合計は604,877百万円と、前連結会計年度末に比べて41,014百万円増加し、うち親会社の所有者に帰属する持分は589,901百万円、非支配持分は14,976百万円となりました。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は47.2%、1株当たり親会社所有者帰属持分は2,242円81銭となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は74,192百万円となり、前連結会計年度末と比較して346百万円増加しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の増加は55,867百万円(前年同期は110百万円の支出)となりました。これは主として、営業債務及びその他の債務の減少25,053百万円などの減少要因があったものの、税引前四半期利益の計上18,918百万円、減価償却費及び償却費の計上38,375百万円などの増加要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は32,481百万円(前年同期比2,736百万円の支出の減少)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出31,549百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の減少は28,557百万円(前年同期は41,945百万円の収入)となりました。これは主として、社債償還及び長期借入金の返済による支出28,917百万円や配当金の支払3,949百万円などの減少要因によるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は13,520百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。