四半期報告書-第53期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況の分析
当第3四半期累計期間における国内経済は、個人消費や設備投資が景気を下支えする一方、中東情勢の緊迫化や、大国間の貿易摩擦による企業活動への影響が表面化するなど、先行きに関しては不透明感が強まってきております。
当業界におきましては、業績に与える影響が大きい持家着工戸数が、消費税増税前の需要拡大によって、当第2四半期累計期間(4月~9月)までは前年を上回る状況にありましたが、直近では一転して反動減となり、今後の需要動向を注視する必要があります。
このような経営環境のもと、相次いだ台風による災害を背景に、その補修需要へのきめ細やかな対応、また当社の主力製品である地震・台風に強い防災瓦が新築住宅に多くご採用を頂いた結果、第3四半期会計期間(10月~12月)に持家着工戸数の減少があったものの、第3四半期累計期間(4月~12月)における売上高につきましては、前年同四半期比4.1%増の6,559百万円となりました。
損益面につきましては、国際的な原油価格の低下や、継続したコスト削減により当第3四半期累計期間における売上原価率は、前年同四半期比1.3ポイント減の71.4%となり、第3四半期会計期間に売上高の減少があったものの、売上総利益は前年同四半期比9.1%増の1,878百万円となりました。また、販売費及び一般管理費におきましては、製品運搬用のパレットの回収・補修・再利用を推進するなどの自助努力によって、前年同四半期比0.4%減の1,451百万円となりました。
その一方で、昨今の自然災害の増加を受け、被災屋根用の棟養生シート「らく棟シート」を2020年1月27日に発売するなど、屋根周辺分野への研究開発活動を継続し、注力して参りました。
以上により、当第3四半期累計期間の業績は、売上高6,559百万円(前年同四半期比4.1%増)、営業利益427百万円(前年同四半期比60.7%増)、経常利益439百万円(前年同四半期比55.0%増)、四半期純利益294百万円(前年同四半期比63.6%増)の増収増益となりました。
(2)財政状態の状況の分析
当第3四半期末の資産につきましては、減価償却等による有形固定資産の減少123百万円(前事業年度末比1.1%減)等により、16,227百万円(前事業年度末比0.9%減)となりました。
負債につきましては、短期借入金(1年内返済予定長期借入金含む)の減少325百万円(前事業年度末比14.3%減)、長期借入金の減少50百万円(前事業年度末比100.0%減)等により4,797百万円(前事業年度末比6.3%減)となりました。
純資産につきましては、11,430百万円(前事業年度末比1.6%増)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて15百万円増加し、1,817百万円となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は、503百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ60百万円増加)。
営業活動による資金の増加要因としては、主に税引前四半期純利益439百万円、減価償却費170百万円及び、仕入債務の増加額101百万円等によるものです。
一方、資金の減少要因としては、主に賞与引当金の減少額107百万円及び、法人税等の支払額162百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、得られた資金は、1百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ22百万円増加)。
投資活動による資金の増加要因としては、主に貸付金の回収による収入24百万円等によるものです。
一方、資金の減少要因は、有形固定資産の取得による支出21百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は、489百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ14百万円増加)。
財務活動による資金の減少要因としては、主に短期借入金の減少額100百万円、長期借入金の返済による支出275百万円及び配当金の支払額114百万円等によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業上及び財政上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、251百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した研究開発活動の状況について重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した資本の財源及び資金の流動性についての方針に重要な変更はありません。
(1)経営成績の状況の分析
当第3四半期累計期間における国内経済は、個人消費や設備投資が景気を下支えする一方、中東情勢の緊迫化や、大国間の貿易摩擦による企業活動への影響が表面化するなど、先行きに関しては不透明感が強まってきております。
当業界におきましては、業績に与える影響が大きい持家着工戸数が、消費税増税前の需要拡大によって、当第2四半期累計期間(4月~9月)までは前年を上回る状況にありましたが、直近では一転して反動減となり、今後の需要動向を注視する必要があります。
このような経営環境のもと、相次いだ台風による災害を背景に、その補修需要へのきめ細やかな対応、また当社の主力製品である地震・台風に強い防災瓦が新築住宅に多くご採用を頂いた結果、第3四半期会計期間(10月~12月)に持家着工戸数の減少があったものの、第3四半期累計期間(4月~12月)における売上高につきましては、前年同四半期比4.1%増の6,559百万円となりました。
損益面につきましては、国際的な原油価格の低下や、継続したコスト削減により当第3四半期累計期間における売上原価率は、前年同四半期比1.3ポイント減の71.4%となり、第3四半期会計期間に売上高の減少があったものの、売上総利益は前年同四半期比9.1%増の1,878百万円となりました。また、販売費及び一般管理費におきましては、製品運搬用のパレットの回収・補修・再利用を推進するなどの自助努力によって、前年同四半期比0.4%減の1,451百万円となりました。
その一方で、昨今の自然災害の増加を受け、被災屋根用の棟養生シート「らく棟シート」を2020年1月27日に発売するなど、屋根周辺分野への研究開発活動を継続し、注力して参りました。
以上により、当第3四半期累計期間の業績は、売上高6,559百万円(前年同四半期比4.1%増)、営業利益427百万円(前年同四半期比60.7%増)、経常利益439百万円(前年同四半期比55.0%増)、四半期純利益294百万円(前年同四半期比63.6%増)の増収増益となりました。
(2)財政状態の状況の分析
当第3四半期末の資産につきましては、減価償却等による有形固定資産の減少123百万円(前事業年度末比1.1%減)等により、16,227百万円(前事業年度末比0.9%減)となりました。
負債につきましては、短期借入金(1年内返済予定長期借入金含む)の減少325百万円(前事業年度末比14.3%減)、長期借入金の減少50百万円(前事業年度末比100.0%減)等により4,797百万円(前事業年度末比6.3%減)となりました。
純資産につきましては、11,430百万円(前事業年度末比1.6%増)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて15百万円増加し、1,817百万円となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は、503百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ60百万円増加)。
営業活動による資金の増加要因としては、主に税引前四半期純利益439百万円、減価償却費170百万円及び、仕入債務の増加額101百万円等によるものです。
一方、資金の減少要因としては、主に賞与引当金の減少額107百万円及び、法人税等の支払額162百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、得られた資金は、1百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ22百万円増加)。
投資活動による資金の増加要因としては、主に貸付金の回収による収入24百万円等によるものです。
一方、資金の減少要因は、有形固定資産の取得による支出21百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は、489百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ14百万円増加)。
財務活動による資金の減少要因としては、主に短期借入金の減少額100百万円、長期借入金の返済による支出275百万円及び配当金の支払額114百万円等によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業上及び財政上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、251百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した研究開発活動の状況について重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した資本の財源及び資金の流動性についての方針に重要な変更はありません。