四半期報告書-第55期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、前事業年度からの新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響が継続し、新たにオミクロン株によって第6波に突入するなど、感染収束の時期は未だ不透明であります。
また、当業界におきましては、当社の業績に影響する持家着工戸数は前年同四半期比で増加しておりますが、感染再拡大による経済活動停滞への懸念や、景気・雇用の先行き不安から依然として不安定な状況にあります。
このような経営環境のもと、当社では今期から、動画配信サイトでの製品PR及び専門家向けWEBセミナーを継続して開催し、また、総合カタログの刷新を行うなど、感染拡大防止の観点から多角的な営業活動を実施しました。その結果、売上高につきましては前年同四半期比3.4%増の5,755百万円となりました。
一方、損益面につきましては、歩留り・工場稼働率の向上に加え、自助努力を中心とした継続的なコスト削減を行っておりますが、国際的な原油価格の上昇とともに、鋼材等の各種資源高も重なって、エネルギーコストや設備維持にかかるコストが大きく増加しております。これにより、当第3四半期累計期間における売上原価率は、前年同四半期比3.8ポイント増の75.2%となり、売上総利益は前年同四半期比10.3%減の1,426百万円となりました。
販売費及び一般管理費におきましては、運送費や梱包用資材等の価格上昇がありましたが、各費用の見直しを進めるなどコスト削減の自助努力を継続しております。その一方、WEB上の広告宣伝活動や研究開発活動といった先行投資的な分野は積極的に実施し、前年同四半期比2.9%増の1,280百万円となりました。
この結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高5,755百万円(前年同四半期比3.4%増)、営業利益146百万円(前年同四半期比57.7%減)、経常利益193百万円(前年同四半期比51.4%減)、四半期純利益128百万円(前年同四半期比52.8%減)の増収減益となりました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期末の資産につきましては、売上高が増加したことによる売上債権(受取手形及び売掛金)の増加64百万円(前事業年度末比4.0%増)、商品及び製品の増加69百万円(前事業年度末比9.1%増)等により、15,945百万円(前事業年度末比0.3%増)となりました。
負債につきましては、燃料価格の上昇及び当第3四半期末が金融機関の休日であったこと等による電子記録債務の増加530百万円(前事業年度末比85.0%増)により4,220百万円(前事業年度末比0.5%増)となりました。
純資産につきましては、利益剰余金の増加36百万円(前事業年度末比0.6%増)等により11,724百万円(前事業年度末比0.3%増)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて30百万円減少し、1,903百万円となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は、495百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ9百万円の減少)。
営業活動による資金の増加要因としては、主に税引前四半期純利益193百万円、減価償却費167百万円及び仕入債務の増加額496百万円等によるものです。
一方、資金の減少要因としては、主に法人税等の支払額161百万円、棚卸資産の増加額89百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、135百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ105百万円の増加)。
投資活動による資金の減少要因としては、主に固定資産の取得による支出138百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は、390百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ289百万円増加)。
財務活動による資金の減少要因としては、短期借入金の減少額300百万円及び配当金の支払額90百万円によるものです。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題について重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、229百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した研究開発活動の状況について重要な変更はありません。
(8) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(9) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した資本の財源及び資金の流動性についての方針に重要な変更はありません。
なお、第1四半期会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、前事業年度からの新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響が継続し、新たにオミクロン株によって第6波に突入するなど、感染収束の時期は未だ不透明であります。
また、当業界におきましては、当社の業績に影響する持家着工戸数は前年同四半期比で増加しておりますが、感染再拡大による経済活動停滞への懸念や、景気・雇用の先行き不安から依然として不安定な状況にあります。
このような経営環境のもと、当社では今期から、動画配信サイトでの製品PR及び専門家向けWEBセミナーを継続して開催し、また、総合カタログの刷新を行うなど、感染拡大防止の観点から多角的な営業活動を実施しました。その結果、売上高につきましては前年同四半期比3.4%増の5,755百万円となりました。
一方、損益面につきましては、歩留り・工場稼働率の向上に加え、自助努力を中心とした継続的なコスト削減を行っておりますが、国際的な原油価格の上昇とともに、鋼材等の各種資源高も重なって、エネルギーコストや設備維持にかかるコストが大きく増加しております。これにより、当第3四半期累計期間における売上原価率は、前年同四半期比3.8ポイント増の75.2%となり、売上総利益は前年同四半期比10.3%減の1,426百万円となりました。
販売費及び一般管理費におきましては、運送費や梱包用資材等の価格上昇がありましたが、各費用の見直しを進めるなどコスト削減の自助努力を継続しております。その一方、WEB上の広告宣伝活動や研究開発活動といった先行投資的な分野は積極的に実施し、前年同四半期比2.9%増の1,280百万円となりました。
この結果、当第3四半期累計期間の業績は、売上高5,755百万円(前年同四半期比3.4%増)、営業利益146百万円(前年同四半期比57.7%減)、経常利益193百万円(前年同四半期比51.4%減)、四半期純利益128百万円(前年同四半期比52.8%減)の増収減益となりました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期末の資産につきましては、売上高が増加したことによる売上債権(受取手形及び売掛金)の増加64百万円(前事業年度末比4.0%増)、商品及び製品の増加69百万円(前事業年度末比9.1%増)等により、15,945百万円(前事業年度末比0.3%増)となりました。
負債につきましては、燃料価格の上昇及び当第3四半期末が金融機関の休日であったこと等による電子記録債務の増加530百万円(前事業年度末比85.0%増)により4,220百万円(前事業年度末比0.5%増)となりました。
純資産につきましては、利益剰余金の増加36百万円(前事業年度末比0.6%増)等により11,724百万円(前事業年度末比0.3%増)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べて30百万円減少し、1,903百万円となりました。
当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は、495百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ9百万円の減少)。
営業活動による資金の増加要因としては、主に税引前四半期純利益193百万円、減価償却費167百万円及び仕入債務の増加額496百万円等によるものです。
一方、資金の減少要因としては、主に法人税等の支払額161百万円、棚卸資産の増加額89百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は、135百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ105百万円の増加)。
投資活動による資金の減少要因としては、主に固定資産の取得による支出138百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は、390百万円となりました(前年同四半期累計期間に比べ289百万円増加)。
財務活動による資金の減少要因としては、短期借入金の減少額300百万円及び配当金の支払額90百万円によるものです。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した優先的に対処すべき事業上及び財政上の課題について重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、229百万円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した研究開発活動の状況について重要な変更はありません。
(8) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(9) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第3四半期累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した資本の財源及び資金の流動性についての方針に重要な変更はありません。