有価証券報告書-第45期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の世界経済は、米国を中心とした企業業績や個人消費の回復、雇用の改善が進むなどして、緩やかに拡大する傾向が見られました。しかしながら、国際的な貿易不均衡の解消に向けた政策動向や、習近平新時代の中国の特色ある社会主義国家に向けた憲法改正が行われるなど、先行き不透明な状況が続きました。
国内経済も、輸出の増加を背景に企業業績は好調に推移し、雇用環境の改善や個人消費の緩やかな回復傾向にある一方、賃金の伸び悩みや人手不足感が強まる状況が続きました。
このような経済情勢の中、当社グループにおけるエレクトロニクス市場は自動車市場や通信市場、半導体市場の旺盛な需要などにより好調に推移しました。当社グループにおきましても、市場からの需要と差別化製品の増加による効果もあり、好調に推移しました。
また、これらの市場においては、常に新しい技術や製品が市場から要求されております。当社グループにおいても、さらなる収益拡大と体質強化に向けた見直しを行ってまいりました。
以上のことから、総資産は58,560百万円となり、前連結会計年度末に比べ15.7%増加しました。
負債は9,531百万円となり、前連結会計年度末に比べ31.0%増加しました。
純資産は49,029百万円となり、前連結会計年度末に比べ13.2%増加しました。
売上高は38,513百万円(前期比19.7%増)、営業利益は9,174百万円(前期比85.2%増)、経常利益は8,866百万円(前期比78.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、5,544百万円(前期比94.5%増)と、大幅な増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(セラミック部品事業)
当事業につきましては、車載関連、大容量高速通信網への設備投資やクラウドサービス、記憶容量を拡大させた半導体関連の市場が好調に推移し、それらに関連する当社固有の材料技術や加工・生産技術を活かした差別化製品が増加しました。この差別化製品の増加や生産性の改善による原価低減活動の効果などにより、大幅な増益となりました。
以上のことから、売上高は前期比28.9%増の29,306百万円、セグメント利益は前期比79.0%増の9,423百万円となりました。
(照明機器事業)
当事業につきましては、公共関連照明のLED照明への交換需要の取り込み案件や、演色性を求める施設向けのハイエンド照明機器の差別化製品の受注活動に特化し、取り組んできました。その結果、差別化製品や費用削減の効果などにより増益となりました。
以上のことから、売上高は前期比2.6%減の9,206百万円、セグメント利益は前期比24.7%増の797百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末より3,965百万円増加の21,799百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から得られた資金は7,544百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,195百万円の増加となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は2,851百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,603百万円の増加となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は668百万円となり、前連結会計年度末と比較して38百万円の減少となりました。主な要因は、長期借入金の返済の支出が減少したことによるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 金額は販売価格によっております。
b.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績は、次のとおりであります。
c.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
d.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、この有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高は38,513百万円、営業利益は9,174百万円、経常利益は8,866百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は5,544百万円となりました。
上記の他、当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
a.キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は21,799百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,965百万円増加いたしました。これは営業活動の結果得られた資金が7,544百万円と前連結会計年度に比べ2,195百万円増加し、投資活動の結果使用した資金が2,851百万円と前連結会計年度に比べ1,603百万円増加し、財務活動の結果使用したキャッシュが668百万円と前連結会計年度に比べ38百万円減少したことによります。
上記の他、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
b.財務政策
当社グループは現在、必要な運転資金及び設備投資資金については、自己資金及び金融機関からの借入など幅広い資金調達手段により資金調達することとしております。
株主への利益還元策につきましては、安定的な配当継続や向上を重視することとしております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりであります。
④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、収益力を指標として営業利益率を重要な指標と考えております。
当連結会計年度の営業利益率は23.8%となり、前連結会計年度と比較して8.4ポイント改善しております。セラミック部品事業及び照明機器事業のどちらにおいても改善しており、主にセラミック部品事業が大きく改善しました。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度の世界経済は、米国を中心とした企業業績や個人消費の回復、雇用の改善が進むなどして、緩やかに拡大する傾向が見られました。しかしながら、国際的な貿易不均衡の解消に向けた政策動向や、習近平新時代の中国の特色ある社会主義国家に向けた憲法改正が行われるなど、先行き不透明な状況が続きました。
国内経済も、輸出の増加を背景に企業業績は好調に推移し、雇用環境の改善や個人消費の緩やかな回復傾向にある一方、賃金の伸び悩みや人手不足感が強まる状況が続きました。
このような経済情勢の中、当社グループにおけるエレクトロニクス市場は自動車市場や通信市場、半導体市場の旺盛な需要などにより好調に推移しました。当社グループにおきましても、市場からの需要と差別化製品の増加による効果もあり、好調に推移しました。
また、これらの市場においては、常に新しい技術や製品が市場から要求されております。当社グループにおいても、さらなる収益拡大と体質強化に向けた見直しを行ってまいりました。
以上のことから、総資産は58,560百万円となり、前連結会計年度末に比べ15.7%増加しました。
負債は9,531百万円となり、前連結会計年度末に比べ31.0%増加しました。
純資産は49,029百万円となり、前連結会計年度末に比べ13.2%増加しました。
売上高は38,513百万円(前期比19.7%増)、営業利益は9,174百万円(前期比85.2%増)、経常利益は8,866百万円(前期比78.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、5,544百万円(前期比94.5%増)と、大幅な増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(セラミック部品事業)
当事業につきましては、車載関連、大容量高速通信網への設備投資やクラウドサービス、記憶容量を拡大させた半導体関連の市場が好調に推移し、それらに関連する当社固有の材料技術や加工・生産技術を活かした差別化製品が増加しました。この差別化製品の増加や生産性の改善による原価低減活動の効果などにより、大幅な増益となりました。
以上のことから、売上高は前期比28.9%増の29,306百万円、セグメント利益は前期比79.0%増の9,423百万円となりました。
(照明機器事業)
当事業につきましては、公共関連照明のLED照明への交換需要の取り込み案件や、演色性を求める施設向けのハイエンド照明機器の差別化製品の受注活動に特化し、取り組んできました。その結果、差別化製品や費用削減の効果などにより増益となりました。
以上のことから、売上高は前期比2.6%減の9,206百万円、セグメント利益は前期比24.7%増の797百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末より3,965百万円増加の21,799百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から得られた資金は7,544百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,195百万円の増加となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は2,851百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,603百万円の増加となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は668百万円となり、前連結会計年度末と比較して38百万円の減少となりました。主な要因は、長期借入金の返済の支出が減少したことによるものです。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| セラミック部品事業 (千円) | 27,724,679 | 127.5 |
| 照明機器事業 (千円) | 2,939,103 | 84.0 |
| 合計(千円) | 30,663,783 | 121.5 |
(注) 金額は販売価格によっております。
b.商品仕入実績
当連結会計年度の商品仕入実績は、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| 照明機器事業 (千円) | 3,597,498 | 100.0 |
| 合計(千円) | 3,597,498 | 100.0 |
c.受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| セラミック部品事業 | 32,730,263 | 132.6 | 10,810,765 | 163.3 |
| 照明機器事業 | 9,327,214 | 96.0 | 1,202,908 | 111.1 |
| 合計(千円) | 42,057,477 | 122.3 | 12,013,674 | 155.9 |
d.販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | 前年同期比(%) |
| セラミック部品事業 (千円) | 29,306,056 | 128.9 |
| 照明機器事業 (千円) | 9,206,995 | 97.4 |
| 合計(千円) | 38,513,051 | 119.7 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、この有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4 会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高は38,513百万円、営業利益は9,174百万円、経常利益は8,866百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は5,544百万円となりました。
上記の他、当連結会計年度における経営成績の前連結会計年度との比較分析については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。
③資本の財源及び資金の流動性についての分析
a.キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は21,799百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,965百万円増加いたしました。これは営業活動の結果得られた資金が7,544百万円と前連結会計年度に比べ2,195百万円増加し、投資活動の結果使用した資金が2,851百万円と前連結会計年度に比べ1,603百万円増加し、財務活動の結果使用したキャッシュが668百万円と前連結会計年度に比べ38百万円減少したことによります。
上記の他、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
b.財務政策
当社グループは現在、必要な運転資金及び設備投資資金については、自己資金及び金融機関からの借入など幅広い資金調達手段により資金調達することとしております。
株主への利益還元策につきましては、安定的な配当継続や向上を重視することとしております。詳細につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」に記載のとおりであります。
④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、収益力を指標として営業利益率を重要な指標と考えております。
当連結会計年度の営業利益率は23.8%となり、前連結会計年度と比較して8.4ポイント改善しております。セラミック部品事業及び照明機器事業のどちらにおいても改善しており、主にセラミック部品事業が大きく改善しました。