四半期報告書-第47期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、日韓関係の悪化、米中貿易摩擦の激化などにより景気は横ばいで推移しました。海外においては、米国経済は底堅く推移したものの、中国経済の減速懸念や英国のEU離脱問題、地政学リスクの顕在化など先行きの不透明感はこれまで以上に強まりました。
当社関連のエレクトロニクス市場では、輸出の減少や設備投資の抑制が続き景況悪化の懸念が続きましたが、車載の電装化や次世代通信規格を見据えた製品など、次世代の成長市場に向けた高付加価値製品への需要は底堅く推移しました。
当社グループは次世代の成長市場に特化し、高い材料技術や製造技術による差別化製品の開発及び拡販を推し進めた結果、売上は堅調に推移しました。利益については、照明機器事業において、将来をみつめ強靭な事業に向けた構造改革費用の増加により減益となりました。
以上の結果、売上高20,340百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益4,148百万円(前年同期比6.1%減)、経常利益4,176百万円(前年同期比12.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,868百万円(前年同期比11.3%減)となりました。
当第2四半期における連結の総資産は65,457百万円となり、前期末と比較して1.3%増加しました。
負債は8,526百万円となり、前期末と比較して11.9%減少しました。
純資産は56,930百万円となり、前期末と比較して3.6%増加しました。
この結果、自己資本比率は87.0%となっております。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
なお第1四半期連結会計期間より、報告セグメントごとの業績をより適切に評価管理するため、当社の全社費用等を見直し、事業セグメントの利益又は損失の算出方法の変更を行っております。そのため、以下の前年同期比については、前年同期の数値を当該変更後の数値で比較しております。
①セラミック部品事業
当事業における市況は、汎用製品については消費減速や半導体市場の低迷により、在庫調整の長期化、設備投資の抑制が続きましたが、当社が得意とする差別化製品を中心に売上は堅調に推移しました。利益については、半導体関連製品において一部在庫の見直しを行い、約190百万円の減益要因となりました。
以上の結果、売上高15,979百万円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益4,420百万円(前年同期比4.1%減)となりました。
②照明機器事業
当事業における市況は、省エネ性が高く環境に配慮した機器への交換需要などが堅調に推移しました。
このような中、高輝度性能や配光性能が向上した製品、高演色光源を採用した製品が好調に推移し増収となりました。利益については、余剰在庫の見直しを行ったことから減益となりました。
以上の結果、売上高4,361百万円(前年同期比15.4%増)、セグメント利益189百万円(前年同期比22.1%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、25,765百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状態とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から得たキャッシュは5,925百万円となり、前年同期比2,433百万円の増加となりました。主な要因は、たな卸資産が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用したキャッシュは2,105百万円となり、前年同期比962百万円の増加となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動に使用したキャッシュは358百万円となり、前年同期比84百万円の増加となりました。主な要因は、自己株式の取得が増加したことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、549百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
2019年6月26日に提出した前事業年度の有価証券報告書の「資本の財源及び資金の流動性についての分析 財務政策」に記載した内容から重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、日韓関係の悪化、米中貿易摩擦の激化などにより景気は横ばいで推移しました。海外においては、米国経済は底堅く推移したものの、中国経済の減速懸念や英国のEU離脱問題、地政学リスクの顕在化など先行きの不透明感はこれまで以上に強まりました。
当社関連のエレクトロニクス市場では、輸出の減少や設備投資の抑制が続き景況悪化の懸念が続きましたが、車載の電装化や次世代通信規格を見据えた製品など、次世代の成長市場に向けた高付加価値製品への需要は底堅く推移しました。
当社グループは次世代の成長市場に特化し、高い材料技術や製造技術による差別化製品の開発及び拡販を推し進めた結果、売上は堅調に推移しました。利益については、照明機器事業において、将来をみつめ強靭な事業に向けた構造改革費用の増加により減益となりました。
以上の結果、売上高20,340百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益4,148百万円(前年同期比6.1%減)、経常利益4,176百万円(前年同期比12.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,868百万円(前年同期比11.3%減)となりました。
当第2四半期における連結の総資産は65,457百万円となり、前期末と比較して1.3%増加しました。
負債は8,526百万円となり、前期末と比較して11.9%減少しました。
純資産は56,930百万円となり、前期末と比較して3.6%増加しました。
この結果、自己資本比率は87.0%となっております。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
なお第1四半期連結会計期間より、報告セグメントごとの業績をより適切に評価管理するため、当社の全社費用等を見直し、事業セグメントの利益又は損失の算出方法の変更を行っております。そのため、以下の前年同期比については、前年同期の数値を当該変更後の数値で比較しております。
①セラミック部品事業
当事業における市況は、汎用製品については消費減速や半導体市場の低迷により、在庫調整の長期化、設備投資の抑制が続きましたが、当社が得意とする差別化製品を中心に売上は堅調に推移しました。利益については、半導体関連製品において一部在庫の見直しを行い、約190百万円の減益要因となりました。
以上の結果、売上高15,979百万円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益4,420百万円(前年同期比4.1%減)となりました。
②照明機器事業
当事業における市況は、省エネ性が高く環境に配慮した機器への交換需要などが堅調に推移しました。
このような中、高輝度性能や配光性能が向上した製品、高演色光源を採用した製品が好調に推移し増収となりました。利益については、余剰在庫の見直しを行ったことから減益となりました。
以上の結果、売上高4,361百万円(前年同期比15.4%増)、セグメント利益189百万円(前年同期比22.1%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、25,765百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状態とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から得たキャッシュは5,925百万円となり、前年同期比2,433百万円の増加となりました。主な要因は、たな卸資産が減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用したキャッシュは2,105百万円となり、前年同期比962百万円の増加となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が増加したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動に使用したキャッシュは358百万円となり、前年同期比84百万円の増加となりました。主な要因は、自己株式の取得が増加したことによるものです。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、549百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
2019年6月26日に提出した前事業年度の有価証券報告書の「資本の財源及び資金の流動性についての分析 財務政策」に記載した内容から重要な変更はありません。