四半期報告書-第49期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の制限が長期
化し、感染症対策により一部で回復の動きがみられるものの、全般的な経済活動の持ち直しには依然として時間を
要する状況になりました。
グローバルマーケット市場において情報通信関連では、次世代高速通信市場の拡大や情報ネットワークの増強な
ど、通信技術の用途の広がりが進んでいます。車載関連では、各国が掲げる脱炭素に向けた取り組みにより、EVの普及が想定以上のスピードとなってきています。半導体関連では、グローバル市場で半導体不足のため、大幅な投資が行われております。弊社が目指すこれらの市場においては大きなチャンスとなってまいりました。
このような状況の中、当社グループにおきましては、創業から培ってきた材料技術により優れた特性の材料を開
発・製造し、それらの材料技術に要素技術を融合することによる技術革新を推し進めてまいりました。さらに将来
を見据えた技術開発の強化はとても重要であり引き続き力を入れるとともに、ESG、環境問題を第一にとらえ、歩留まり向上やリードタイムの短縮を目指すことも重要であると考えております。
前期までに3年間の構造改革が終了し、高収益商品への変更も順調に進んでおり、売上高は、前年同期比26.6%増の24,722百万円となりました。利益につきましては、戦略的な高付加価値製品の増加や生産性向上などによる利益率の改善に努めた結果、営業利益は前年同期比69.2%増の7,926百万円、経常利益は前年同期比74.8%増の8,118百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比76.5%増の5,567百万円となりました。
以上の取り組みにより、売上高営業利益率は前年同期24.0%から8.1ポイント増加の32.1%となり、第2四半期連結累計期間として過去最高の結果となりました。
当第2四半期連結会計期間末の財政状態といたしましては、総資産は84,629百万円となり、前連結会計年度末と比較して8.4%増加しました。
負債は13,091百万円となり、前連結会計年度末と比較して11.7%増加しました。
純資産は71,537百万円となり、前連結会計年度末と比較して7.8%増加しました。
この結果、自己資本比率は84.5%となっております。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
①セラミック部品事業
当事業においては、材料技術や要素技術を活かした差別化製品が堅調に推移し、収益性の向上に向けた体質強化
に力を入れてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比32.2%増の21,139百万円、セグメント利益は前年
同期比70.3%増の7,957百万円となりました。
②照明機器事業
当事業においては、高輝度性能や配光性能が向上した製品、高演色光源を利用した製品などに注力し、収益性の向上に向けた工程改善を積極的に進めましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う公共事業案件の遅れなどがありました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比1.1%増の3,583百万円、セグメント利益は前年同
期比15.9%減の352百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、37,493百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状態とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から得たキャッシュは5,498百万円となり、前年同期比821百万円の減少となりました。主な要因は、売上債権や棚卸資産が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用したキャッシュは1,340百万円となり、前年同期比2,051百万円の減少となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が前年同期に比べ少なかったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用したキャッシュは577百万円(前年同期は478百万の獲得)となりました。主な要因は、前年同期に長期借入れによる収入があったことによるものです。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、749百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
2021年6月28日に提出した前事業年度の有価証券報告書の「資本の財源及び資金の流動性についての分析 財務政策」に記載した内容から重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による経済活動の制限が長期
化し、感染症対策により一部で回復の動きがみられるものの、全般的な経済活動の持ち直しには依然として時間を
要する状況になりました。
グローバルマーケット市場において情報通信関連では、次世代高速通信市場の拡大や情報ネットワークの増強な
ど、通信技術の用途の広がりが進んでいます。車載関連では、各国が掲げる脱炭素に向けた取り組みにより、EVの普及が想定以上のスピードとなってきています。半導体関連では、グローバル市場で半導体不足のため、大幅な投資が行われております。弊社が目指すこれらの市場においては大きなチャンスとなってまいりました。
このような状況の中、当社グループにおきましては、創業から培ってきた材料技術により優れた特性の材料を開
発・製造し、それらの材料技術に要素技術を融合することによる技術革新を推し進めてまいりました。さらに将来
を見据えた技術開発の強化はとても重要であり引き続き力を入れるとともに、ESG、環境問題を第一にとらえ、歩留まり向上やリードタイムの短縮を目指すことも重要であると考えております。
前期までに3年間の構造改革が終了し、高収益商品への変更も順調に進んでおり、売上高は、前年同期比26.6%増の24,722百万円となりました。利益につきましては、戦略的な高付加価値製品の増加や生産性向上などによる利益率の改善に努めた結果、営業利益は前年同期比69.2%増の7,926百万円、経常利益は前年同期比74.8%増の8,118百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比76.5%増の5,567百万円となりました。
以上の取り組みにより、売上高営業利益率は前年同期24.0%から8.1ポイント増加の32.1%となり、第2四半期連結累計期間として過去最高の結果となりました。
当第2四半期連結会計期間末の財政状態といたしましては、総資産は84,629百万円となり、前連結会計年度末と比較して8.4%増加しました。
負債は13,091百万円となり、前連結会計年度末と比較して11.7%増加しました。
純資産は71,537百万円となり、前連結会計年度末と比較して7.8%増加しました。
この結果、自己資本比率は84.5%となっております。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
①セラミック部品事業
当事業においては、材料技術や要素技術を活かした差別化製品が堅調に推移し、収益性の向上に向けた体質強化
に力を入れてまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比32.2%増の21,139百万円、セグメント利益は前年
同期比70.3%増の7,957百万円となりました。
②照明機器事業
当事業においては、高輝度性能や配光性能が向上した製品、高演色光源を利用した製品などに注力し、収益性の向上に向けた工程改善を積極的に進めましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う公共事業案件の遅れなどがありました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比1.1%増の3,583百万円、セグメント利益は前年同
期比15.9%減の352百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、37,493百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状態とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から得たキャッシュは5,498百万円となり、前年同期比821百万円の減少となりました。主な要因は、売上債権や棚卸資産が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用したキャッシュは1,340百万円となり、前年同期比2,051百万円の減少となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出が前年同期に比べ少なかったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用したキャッシュは577百万円(前年同期は478百万の獲得)となりました。主な要因は、前年同期に長期借入れによる収入があったことによるものです。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、749百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
2021年6月28日に提出した前事業年度の有価証券報告書の「資本の財源及び資金の流動性についての分析 財務政策」に記載した内容から重要な変更はありません。