四半期報告書-第47期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済においては、輸出の低迷を背景に製造業の生産活動が伸び悩むなど、足踏み状態が続きました。海外においては、米国経済は底堅く推移したものの、中国経済の成長鈍化や中東地政学リスクの顕在化など先行きの予測が困難な状況が続きました。
当社関連のエレクトロニクス市場では、輸出の減少や設備投資の抑制が続く状況が続きましたが、車載の電装化や自動化、AI・IoTや次世代通信規格を見据えた製品など、次世代の成長市場に向けた差別化製品への需要は底堅く推移しました。
この様な経済情勢の中、当社グループにおける次世代の成長市場に向けた製品は、高い材料技術や製造技術による差別化製品の開発及び拡販を推し進めた結果、堅調に推移しました。一方で、100年に一度の変革期にさらなる当社グループの収益性拡大に向けた事業の見直しとして、当社連結子会社であるMaruwa(Malaysia)Sdn.Bhd.で生産している汎用チップ抵抗器用アルミナ基板製品(汎用製品)を当第3四半期連結会計期間より撤退することとしました。これにともなう清算費用を当第3四半期に特別損失(775百万円)として計上いたしました。今後は、中国市場における価格競争帯の汎用製品から、付加価値の高い大型特殊基板(差別化製品)の生産強化に注力し、中長期的な収益拡大に努めてまいります。
以上の結果、売上高30,810百万円(前年同期比2.2%増)、営業利益6,699百万円(前年同期比3.7%減)、経常利益6,789百万円(前年同期比7.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,087百万円(前年同期比15.5%減)となりました。
当第3四半期における連結の総資産は66,529百万円となり、前期末と比較して2.9%増加しました。
負債は8,342百万円となり、前期末と比較して13.8%減少しました。純資産は58,186百万円となり、前期末と比較して5.9%増加しました。
この結果、自己資本比率は87.5%となっております。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお第1四半期連結会計期間より、報告セグメントごとの業績をより適切に評価管理するため、当社の全社費用等を見直し、事業セグメントの利益又は損失の算出方法の変更を行っております。そのため、以下の前年同期比較については、前期の数値を当該変更後の数値で比較しております。
①セラミック部品事業
当事業においては、当社が得意とする差別化製品は堅調に推移し、さらなる収益性の向上に向けた体質強化に取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高23,788百万円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益6,686百万円(前年同期比6.0%減)となりました。
②照明機器事業
当事業においては、高輝度性能や配光性能が向上した製品、高演色光源を採用した製品が好調に推移しました。
以上の結果、売上高7,021百万円(前年同期比17.0%増)、セグメント利益711百万円(前年同期比44.1%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、819百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
2019年6月26日に提出した前事業年度の有価証券報告書の「資本の財源及び資金の流動性についての分析 財務政策」に記載した内容から重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済においては、輸出の低迷を背景に製造業の生産活動が伸び悩むなど、足踏み状態が続きました。海外においては、米国経済は底堅く推移したものの、中国経済の成長鈍化や中東地政学リスクの顕在化など先行きの予測が困難な状況が続きました。
当社関連のエレクトロニクス市場では、輸出の減少や設備投資の抑制が続く状況が続きましたが、車載の電装化や自動化、AI・IoTや次世代通信規格を見据えた製品など、次世代の成長市場に向けた差別化製品への需要は底堅く推移しました。
この様な経済情勢の中、当社グループにおける次世代の成長市場に向けた製品は、高い材料技術や製造技術による差別化製品の開発及び拡販を推し進めた結果、堅調に推移しました。一方で、100年に一度の変革期にさらなる当社グループの収益性拡大に向けた事業の見直しとして、当社連結子会社であるMaruwa(Malaysia)Sdn.Bhd.で生産している汎用チップ抵抗器用アルミナ基板製品(汎用製品)を当第3四半期連結会計期間より撤退することとしました。これにともなう清算費用を当第3四半期に特別損失(775百万円)として計上いたしました。今後は、中国市場における価格競争帯の汎用製品から、付加価値の高い大型特殊基板(差別化製品)の生産強化に注力し、中長期的な収益拡大に努めてまいります。
以上の結果、売上高30,810百万円(前年同期比2.2%増)、営業利益6,699百万円(前年同期比3.7%減)、経常利益6,789百万円(前年同期比7.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,087百万円(前年同期比15.5%減)となりました。
当第3四半期における連結の総資産は66,529百万円となり、前期末と比較して2.9%増加しました。
負債は8,342百万円となり、前期末と比較して13.8%減少しました。純資産は58,186百万円となり、前期末と比較して5.9%増加しました。
この結果、自己資本比率は87.5%となっております。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお第1四半期連結会計期間より、報告セグメントごとの業績をより適切に評価管理するため、当社の全社費用等を見直し、事業セグメントの利益又は損失の算出方法の変更を行っております。そのため、以下の前年同期比較については、前期の数値を当該変更後の数値で比較しております。
①セラミック部品事業
当事業においては、当社が得意とする差別化製品は堅調に推移し、さらなる収益性の向上に向けた体質強化に取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高23,788百万円(前年同期比1.5%減)、セグメント利益6,686百万円(前年同期比6.0%減)となりました。
②照明機器事業
当事業においては、高輝度性能や配光性能が向上した製品、高演色光源を採用した製品が好調に推移しました。
以上の結果、売上高7,021百万円(前年同期比17.0%増)、セグメント利益711百万円(前年同期比44.1%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、819百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)資本の財源及び資金の流動性についての分析
2019年6月26日に提出した前事業年度の有価証券報告書の「資本の財源及び資金の流動性についての分析 財務政策」に記載した内容から重要な変更はありません。