四半期報告書-第122期第2四半期(令和3年3月1日-令和3年5月31日)

【提出】
2021/07/08 15:02
【資料】
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【項目】
38項目
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部持ち直しの動きがあるものの、依然として厳しい状況であります。海外経済は、国や地域でばらつきがあるものの、ワクチン接種が進捗し徐々に持ち直してきております。
このような状況のなか、紙需要減少の影響を受けている産業用機能フィルター・コンベア事業は厳しい状況が続いておりますが、活況な電子部品業界の影響を受けている電子部材・フォトマスク事業を中心として業績は一部持ち直してきております。当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高11,276百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益201百万円(前年同期比34.4%増)、経常利益389百万円(前年同期比22.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益219百万円(前年同期比6.1%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①産業用機能フィルター・コンベア事業
産業用機能フィルター・コンベア事業は以下の事業で構成されます。
製紙製品分野紙を抄くために使われる網(ワイヤー)の製造・販売
その他産業用フィルター・コンベア分野「ふるい分け」・「ろ過」・「搬送」用の工業用金網の製造・販売

製紙製品分野では、前期より新型コロナウイルス感染症の影響が依然として継続しており、国内においては紙の需要が減少し、海外においては販売活動が制約されております。そのため、売上高は国内海外ともに前年同期並みとなりました。
その他産業用フィルター・コンベア分野では、苛性ソーダ生成用金網の販売や石油採油用フィルターの販売が減少いたしましたが、中国における食品用コンベアベルトの販売が増加したことや豪ドル高の影響により、売上高は前年同期と比べ増加いたしました。
結果、当セグメントの外部顧客への売上高は8,056百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益は減産による売上原価率の悪化により377百万円(前年同期比17.3%減)となりました。
②電子部材・フォトマスク事業
電子部材・フォトマスク事業は以下の事業で構成されます。
エッチング加工製品分野金属材料・複合フィルム材料をエッチング加工した製品の製造・販売
フォトマスク製品分野半導体・ディスプレイ・プリント基板・MEMSなどを製造するときに使用されるツールで、パターニングの原版となるフォトマスクの製造・販売

電子部品業界は、一部で半導体供給が逼迫するほどの活況となっておりますが、一方で新規開発や既存製品のアップデートにつきましては進捗に遅れが出ております。
エッチング加工製品分野では、製造装置の仕入販売を計上したことなどにより売上高は前年同期と比べ増加いたしました。
フォトマスク製品分野では、自動車業界や通信デバイス向けの販売が増加したことや、需給が逼迫している一部得意先からの需要に適宜対応したことにより、売上高は前年同期と比べ増加いたしました。
結果、当セグメントの外部顧客への売上高は2,081百万円(前年同期比19.5%増)、営業利益は、174百万円(前年同期営業損失7百万円)となりました。
③環境・水処理関連事業
環境・水処理関連事業は、プール、ろ過装置の設計・販売や防波堤に用いられる消波ブロック向け高比重コンクリート(Gコン)、天然ガスパイプラインの腐食・ガス漏れを防ぐ絶縁継手の販売などを行っております。事業の中核である首都圏におけるプールおよびプールろ過装置のシェア拡大を目的として、2021年3月31日付でフジカ濾水機株式会社を全株式取得により連結子会社化いたしました。また、2021年5月1日に積水アクアシステム株式会社よりFRPプール事業を譲受いたしました。
建設業界では新型コロナウイルス感染症の影響により民間投資意欲が減退しておりましたが、徐々に持ち直してきております。当第2四半期連結累計期間においては、前年同期と比べプールおよびろ過装置の修繕工事は増加いたしましたが、プールの大型案件の完成引渡数は工期の関係で減少いたしました。
結果、当セグメントの外部顧客への売上高は626百万円(前年同期比11.5%減)、営業損失はフジカ濾水機株式会社の取得関連費用の計上などにより112百万円(前年同期営業損失58百万円)となりました。
④不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は、当社が保有する不動産を店舗、マンション、駐車場等として賃貸しております。
既存の賃貸物件のうち一部が契約終了となった結果、当セグメントの外部顧客への売上高は511百万円(前年同期比2.9%減)、営業利益は388百万円(前年同期比3.1%減)となりました。
(注) 各セグメントの営業利益の合計額と連結業績における営業利益との差異625百万円(前年同期比2.3%減)は、主として各セグメントに配分していない全社費用であります。
流動資産は、前連結会計年度末に比べ755百万円増加し、17,581百万円となりました。これは主として、受取手形及び売掛金が415百万円、仕掛品が257百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,243百万円増加し、21,415百万円となりました。これは主として、投資有価証券が448百万円、有形固定資産のその他に含まれております建設仮勘定が370百万円それぞれ増加したことによるものであります。
この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,999百万円増加し、38,996百万円となりました。
流動負債は、前連結会計年度末に比べ954百万円増加し、12,607百万円となりました。これは主として、短期借入金が624百万円、支払手形及び買掛金が363百万円それぞれ増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べ72百万円増加し、5,750百万円となりました。これは主として、長期借入金が139百万円減少した一方で、その他が212百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,027百万円増加し、18,358百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ972百万円増加し、20,638百万円となりました。これは主として、その他有価証券評価差額金が342百万円、為替換算調整勘定が470百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2百万円減少し、3,850百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益355百万円、減価償却費604百万円などにより、630百万円の収入(前第2四半期連結累計期間に比べ677百万円の収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出693百万円などにより、801百万円の支出(前第2四半期連結累計期間に比べ363百万円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出346百万円などがありましたが、短期借入金の純増額436百万円などにより、68百万円の収入(前第2四半期連結累計期間は439百万円の支出)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、166百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究活動の状況に重要な変更はありません。

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