有価証券報告書-第113期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、緩やかな回復基調が続きました。
海外経済が回復する下で、輸出や生産の持ち直しが続くとともに、個人消費及び民間設備投資が持ち直すなど、経済の好循環が実現しつつある一方で、建設需要等においては、人件費や運送費の値上がり、顕著な人手不足など、好循環とは呼び難い状況にあります。
当社グループの主力製品である18L缶業界につきましては、低迷する消費と原料価格の上昇による非常に厳しい状況下におきまして、前年比0.1%減の出荷量となりました。
このような中、当社グループの当連結会計年度の販売実績は、10,337百万円となりました。
美術缶につきましては、堅調に受注が推移した事から、販売実績は2,552百万円となりました。
上記の売上高を受け、当連結会計年度の売上総利益は1,366百万円、販売費及び一般管理費につきましては、1,310百万円となり、営業利益は56百万円、経常利益は162百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は175百万円となりました。
なお、前第2四半期連結累計期間より連結財務諸表を作成しているため、前年同期との比較分析は行っておりません。
(以下、「② キャッシュ・フローの状況」、「③ 生産、受注及び販売の実績」及び「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」においても同じ。)
なお、当社グループは金属缶の専業メーカーとして、18L缶及び美術缶の製造、販売の単一事業を行っており、当該事業以外に事業の種類はないこと、及び本邦以外の国又は地域に所在する在外支店がないこと、によりセグメント情報の記載を省略いたします。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。」)は、前連結会計年度末に比べ492百万円減少し、当連結会計年度末には308百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は317百万円となりました。これは主に減価償却費420百万円、売上債権の増加801百万円、仕入債務の増加755百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は360百万円となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出462百万円、投資有価証券の売却による収入121百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は449百万円となりました。これは主に長短有利子負債の減少388百万円、配当金の支払41百万円、自己株式の取得による支出19百万円等によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績を単一セグメント内の製品別に示すと次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっており、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度における受注状況を単一セグメント内の製品別に示すと次のとおりであります。
(注)金額は販売価格によっており、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績を単一セグメント内の製品別に示すと次のとおりであります。
(注)1.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。
a.販売実績
当社グループの当連結会計年度の販売実績は、10,337百万円となりました。
主力製品である18L缶の売上は、東部地区の落込みを西部地区でカバーし販売実績は、6,957百万円となりました。
美術缶につきましても、堅調に受注が推移した事から、販売実績は、2,552百万円となりました。
b.損益実績
上記の販売実績を受け、当連結会計年度の売上総利益は1,366百万円、販売費及び一般管理費につきましては、1,310百万円となり、営業利益は56百万円、経常利益は162百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は175百万円となりました。
③資本の財源及び資金の流動性
a.キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は308百万円となり、前連結会計年度末に比べ492百万円減少いたしました。これは営業活動の結果得られた資金が317百万円、投資活動の結果使用した資金が360百万円、財務活動の結果使用した資金449百万円によるものであります。
その結果有利子負債残高は、3,681百万円となりました。
上記の他、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております
b.契約債務
平成30年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。
上記の表において、連結貸借対照表の1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めており、リース債務は流動負債と固定負債のリース債務の合計です。
c.財務政策
当社グループは、運転資金及び設備資金等につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入につきましては、運転資金については短期借入金で、設備投資等の長期資金は長期借入金で調達することを基本としております。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
①需要動向
当社グループを取り巻く事業環境は、国内産業の活動水準の低下、少子高齢化、容器素材の多様化による金属缶の需要減少という需要動向の下、激しい競争が続いております。
②原材料価格の動向
主原料である鉄鋼薄板の価格は高止まりの状態にあり、引続き収益の圧迫要因となっております。
当社グループといたしましては、引続き生産効率の改善に努めると共に、原価上昇についてのお取引先のご理解を得るよう努力してまいります。
③金融情勢の動向
前述のとおり、当社グループの有利子負債は引続き高水準にあり、今後の金融情勢によっては収益の圧迫要因となる可能性を抱えております。
(4)経営戦略の現状と見通し
①収益体質の改善
当社グループは次項「生産効率の改善」の他、原価の変動に即応した販売価格の維持、事務効率の改善による経費の削減等を推進し、収益体質を改善し、営業損益の黒字定着化を図ってまいります。
②生産効率の改善
当社グループは販路の拡大による増収効果とともに、生産技術・開発技術の強化による生産効率の改善を目指しております。
③有利子負債の圧縮による財務体質の強化
当社グループは、従前より「営業活動によるキャッシュ・フローを重点的に財務体質の改善に振り向けていく」との方針を採ってまいりましたが、今後ともこの方針を継続してまいる所存であり、ROE5.0%の維持と負債資本倍率1.0未満の維持を目標としております。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、緩やかな回復基調が続きました。
海外経済が回復する下で、輸出や生産の持ち直しが続くとともに、個人消費及び民間設備投資が持ち直すなど、経済の好循環が実現しつつある一方で、建設需要等においては、人件費や運送費の値上がり、顕著な人手不足など、好循環とは呼び難い状況にあります。
当社グループの主力製品である18L缶業界につきましては、低迷する消費と原料価格の上昇による非常に厳しい状況下におきまして、前年比0.1%減の出荷量となりました。
このような中、当社グループの当連結会計年度の販売実績は、10,337百万円となりました。
美術缶につきましては、堅調に受注が推移した事から、販売実績は2,552百万円となりました。
上記の売上高を受け、当連結会計年度の売上総利益は1,366百万円、販売費及び一般管理費につきましては、1,310百万円となり、営業利益は56百万円、経常利益は162百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は175百万円となりました。
なお、前第2四半期連結累計期間より連結財務諸表を作成しているため、前年同期との比較分析は行っておりません。
(以下、「② キャッシュ・フローの状況」、「③ 生産、受注及び販売の実績」及び「(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容」においても同じ。)
なお、当社グループは金属缶の専業メーカーとして、18L缶及び美術缶の製造、販売の単一事業を行っており、当該事業以外に事業の種類はないこと、及び本邦以外の国又は地域に所在する在外支店がないこと、によりセグメント情報の記載を省略いたします。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。」)は、前連結会計年度末に比べ492百万円減少し、当連結会計年度末には308百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は317百万円となりました。これは主に減価償却費420百万円、売上債権の増加801百万円、仕入債務の増加755百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は360百万円となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出462百万円、投資有価証券の売却による収入121百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は449百万円となりました。これは主に長短有利子負債の減少388百万円、配当金の支払41百万円、自己株式の取得による支出19百万円等によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績を単一セグメント内の製品別に示すと次のとおりであります。
| 単一セグメント内製品区分 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) |
| 18L缶 (千円) | 6,293,831 |
| 美術缶 (千円) | 2,188,022 |
| その他 (千円) | 292,962 |
| 計 (千円) | 8,774,816 |
(注)金額は販売価格によっており、消費税等は含まれておりません。
b.受注実績
当連結会計年度における受注状況を単一セグメント内の製品別に示すと次のとおりであります。
| 単一セグメント内製品区分 | 受注高(千円) | 受注残高(千円) |
| 18L缶 | 6,913,135 | 155,727 |
| 美術缶 | 2,410,782 | 74,935 |
| その他 | 735,349 | 21,668 |
| 計 | 10,059,267 | 252,331 |
(注)金額は販売価格によっており、消費税等は含まれておりません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績を単一セグメント内の製品別に示すと次のとおりであります。
| 単一セグメント内製品区分 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) |
| 18L缶 (千円) | 6,957,963 |
| 美術缶 (千円) | 2,552,942 |
| その他 (千円) | 826,505 |
| 計 (千円) | 10,337,410 |
(注)1.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.当連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績に対する割合は次のとおりであります。
| 相手先 | 当連結会計年度 (自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日) | |
| 金額(千円) | 割合(%) | |
| 株式会社明治 | 1,605,011 | 15.5 |
| 西部容器株式会社 | 1,480,985 | 14.3 |
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは合理的な基準に基づいて実施しております。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、以下のとおりであります。
a.販売実績
当社グループの当連結会計年度の販売実績は、10,337百万円となりました。
主力製品である18L缶の売上は、東部地区の落込みを西部地区でカバーし販売実績は、6,957百万円となりました。
美術缶につきましても、堅調に受注が推移した事から、販売実績は、2,552百万円となりました。
b.損益実績
上記の販売実績を受け、当連結会計年度の売上総利益は1,366百万円、販売費及び一般管理費につきましては、1,310百万円となり、営業利益は56百万円、経常利益は162百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は175百万円となりました。
③資本の財源及び資金の流動性
a.キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は308百万円となり、前連結会計年度末に比べ492百万円減少いたしました。これは営業活動の結果得られた資金が317百万円、投資活動の結果使用した資金が360百万円、財務活動の結果使用した資金449百万円によるものであります。
その結果有利子負債残高は、3,681百万円となりました。
上記の他、各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております
b.契約債務
平成30年3月31日現在の契約債務の概要は以下のとおりであります。
| 年度別要支払額(千円) | |||||
| 契約債務 | 合計 | 1年以内 | 1年超3年以内 | 3年超5年以内 | 5年超 |
| 短期借入金 | 80,000 | 80,000 | - | - | - |
| 長期借入金 | 3,596,447 | 956,480 | 1,526,324 | 682,993 | 430,650 |
| リース債務 | 5,394 | 1,198 | 2,397 | 1,798 | - |
上記の表において、連結貸借対照表の1年内返済予定の長期借入金は、長期借入金に含めており、リース債務は流動負債と固定負債のリース債務の合計です。
c.財務政策
当社グループは、運転資金及び設備資金等につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。このうち、借入につきましては、運転資金については短期借入金で、設備投資等の長期資金は長期借入金で調達することを基本としております。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因について
①需要動向
当社グループを取り巻く事業環境は、国内産業の活動水準の低下、少子高齢化、容器素材の多様化による金属缶の需要減少という需要動向の下、激しい競争が続いております。
②原材料価格の動向
主原料である鉄鋼薄板の価格は高止まりの状態にあり、引続き収益の圧迫要因となっております。
当社グループといたしましては、引続き生産効率の改善に努めると共に、原価上昇についてのお取引先のご理解を得るよう努力してまいります。
③金融情勢の動向
前述のとおり、当社グループの有利子負債は引続き高水準にあり、今後の金融情勢によっては収益の圧迫要因となる可能性を抱えております。
(4)経営戦略の現状と見通し
①収益体質の改善
当社グループは次項「生産効率の改善」の他、原価の変動に即応した販売価格の維持、事務効率の改善による経費の削減等を推進し、収益体質を改善し、営業損益の黒字定着化を図ってまいります。
②生産効率の改善
当社グループは販路の拡大による増収効果とともに、生産技術・開発技術の強化による生産効率の改善を目指しております。
③有利子負債の圧縮による財務体質の強化
当社グループは、従前より「営業活動によるキャッシュ・フローを重点的に財務体質の改善に振り向けていく」との方針を採ってまいりましたが、今後ともこの方針を継続してまいる所存であり、ROE5.0%の維持と負債資本倍率1.0未満の維持を目標としております。