四半期報告書-第78期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/12 9:21
【資料】
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【項目】
36項目
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における国内経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化しており、緊急事態宣言の解除とともに個人消費や輸出などで持ち直しの動きがみられるものの、企業収益の減少や設備投資の低迷など、依然として厳しい状況が続いております。
また、世界経済においては、中国では景気の回復が見られ、欧米諸国ではロックダウンの解除など段階的な経済活動の再開に動き始めておりますが、新型コロナウイルス感染症の脅威は依然として継続しております。そのほか、貿易摩擦や香港問題による米中対立、米国の大統領選挙を控えた政治経済の停滞などの不安材料も存在しており、極めて不透明な状況となっております。
このような状況のなか、当社グループは、業績の改善と事業の発展を図るべく、「体質の改善」「深化と拡張」「投資と挑戦」を基本方針とした2020年度から2022年度までの中期経営計画『Futaba Innovation Plan 2023』を2020年8月に公表しました。
『Futaba Innovation Plan 2023』に基づき当第2四半期におきましては、ドローン関連製品や金型内計測システムのデータを一括管理するIoTシステム「MMS Cloud」などの新製品・サービスを積極的に市場に投入しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における経営成績は、次のとおりになりました。
(単位:百万円)
前第2四半期
連結累計期間
当第2四半期
連結累計期間
増減率
(%)
売上高29,80722,922△23.1
営業損失(△)△760△2,037-
経常損失(△)△730△1,924-
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)△4,561△2,992-
米ドル平均レート109円/$107円/$△2円

セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
① 電子デバイス関連
(主な製品:蛍光表示管、有機ELディスプレイ、タッチセンサー、複合モジュール、産業用ラジコン機器、
ホビー用ラジコン機器等)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間当第2四半期連結累計期間増減率(%)
売上高14,6469,445△35.5
営業損失(△)△656△1,895-

有機ELディスプレイでは、在宅勤務の増加によるWi-Fiルータ向けが好調でしたが、その他の用途が減少したため、売上げは前年同期を下回りました。
タッチセンサーでは、主力の車載用途においてコモディティ化の影響のほか、新型コロナウイルス感染症拡大による顧客の操業停止のため受注の減少が続き、売上げは前年同期を下回りました。
複合モジュールでは、EMSにおいて受注の回復が一部で見られるものの、売上げは前年同期を下回りました。
産業用ラジコン機器では、トラッククレーン向けや農業関連向けは堅調に推移しましたが、FA向けが低迷したことから、売上げは前年同期を下回りました。
ホビー用ラジコン機器では、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛などの影響により北米のインターネット販売が好調であったことから、売上げは前年同期を上回りました。
② 生産器材
(主な製品:プレート製品、金型用器材、成形合理化機器)
(単位:百万円)
前第2四半期連結累計期間当第2四半期連結累計期間増減率(%)
売上高15,16913,486△11.1
営業損失(△)△103△142-

国内では、自動車関連や設備投資関連の市場低迷が続いたことから、モールドおよびプレス金型用器材は低調に推移し、成形合理化機器も伸び悩んだことから、売上げは前年同期を下回りました。
海外では、主力の韓国市場においては、自動車向けおよび携帯電話向けが軟調に推移し、為替の影響等も受けたため、売上げは前年同期を下回りました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の四半期末残高は278億8千万円となり、前連結会計年度末に比べ17億4百万円減少しました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、6億3千5百万円(前年同期は17億1千万円の獲得)となりました。これは主に、たな卸資産の減少15億7千8百万円などの増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、13億1千4百万円(前年同期は7億7千7百万円の獲得)となりました。これは主に、定期預金の預入126億4千2百万円や有形固定資産の取得11億1千万円などの支出と、定期預金の払戻124億8千4百万円などの収入によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、8億9千9百万円(前年同期は35億1千3百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額5億9千3百万円などの支出によるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの2020年度から2022年度までを対象期間とする3ヵ年の中期経営計画を2020年8月5日に公表しました。その概要と目標とする経営指標については次のとおりであります。
①2023年3月までの中期経営計画『Futaba Innovation Plan 2023』について
構造改革による収益改善とともに積極投資により、前中期経営計画で育った芽の成長を促進する「萌芽ステージ」として、当社グループは2023年3月期を最終年度とした新中期経営計画『Futaba Innovation Plan 2023』に取り組んでいます。
その基本方針は次のとおりであります。
「体質の改革」:事業ポートフォリオの再構築、組織再編、コスト構造改革
「深化と拡張」:固有技術の進化、利便性の高い製品の供給、合理化ソリューションを提供
「投資と挑戦」:新たな価値を持続的に創出するための積極的な投資
②目標とする経営指標
当社グループは事業の収益性改善を重要課題と認識し、『Futaba Innovation Plan 2023』に基づき、最終2022年度に「連結売上高640億円、連結営業利益23億円(連結営業利益率4%)」を目標として取り組んでいます。
また利益還元を経営上の最重要課題の一つと認識し、継続的かつ安定的に実施することを基本方針とし、本中期経営計画の期間中は連結配当性向30%を目安とし、安定配当としての下限を1株につき年間28円とします。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、9億5千万円です。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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