半期報告書-第30期(2024/01/01-2024/12/31)

【提出】
2024/09/30 9:24
【資料】
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【項目】
55項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当中間会計期間における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間末において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
経営成績の状況
世界経済はインフレ傾向にあり、また国際情勢も一段と不安定化する中、不確実性が高まっています。 しかしながら我が国の経済は、景気回復の動きは維持されており、雇用情勢の改善・名目賃金の増加は続いています。企業の設備投資意欲も強く、インバウンド需要が増加に転じたことや、世界的な半導体需要が底打ちしていることなども、景気にとって追い風となっています。
当社の主たる事業領域である情報セキュリティ業界においては、引き続きサイバー攻撃による情報漏えい事故やキャッシュレス決済の不正利用、不正送金問題が継続し、官公庁、企業サイドや個人を含めた社会全体で情報セキュリティ対策に対する関心は高まっています。多くの府省・業界団体などから認証強化を盛り込んだセキュリティガイドラインが示されており、その準拠が進み始めています。特に自動車工業会、自動車部品工業会がサイバーセキュリティガイドラインの改定版を公開し、サプライチェーン向けのセキュリティ実装に力を入れ始めました。多要素認証はその重要な機能に位置付けられ、市場が活性化され始めました。総じて、社会全体で認証強化の流れが加速されております。
製品面において自社製顔認証エンジン「軽快顔認証」をEVECLOUDに搭載しリリースしました。その後、EVEMA、Themisにも搭載しました。これらにより、柔軟なライセンス制度での販売や、価格低減、利益率の向上が期待出来ます。また、ゼロトラストセキュリティをベースに製品展開を進め、ID管理ソリューション「LDAP Manager」に加えて、次世代マネージド・セキュリティ・プラットフォーム「LogStare」の取り扱いを開始しております。
販売面においては、案件開拓力向上のため、製品連携やSIerのソリューションとして当社製品が採用されるよう他社との連携を推進しています。また、従来から行ってきた展示会出展やセミナーへの参加による販売促進活動においても、パートナー企業との共同出展や、パートナー企業に当社製品を出展いただくなどの活動を強化、継続しています。当中間会計期間においては2社より販売パートナーの申請をいただき、弊社販売パートナー制度に加盟いただきました。2016年にございました「自治体強靭性向上モデル」において導入された認証基盤の買換え需要は継続しており、加えて在宅勤務を可能とするセキュリティ実装、マイナンバー取扱事務以外の行政システムへのセキュリティ実装などの追加需要もあり、官公庁・自治体より引き続き安定したご発注をいただきました。各府省のセキュリティガイドラインに従う企業も増えてきており、医療、金融、公共性の高い企業などからも大規模案件を多数受注し概ね計画通りに推移しました。特に医療では、2027年に稼働する医療情報システムへの搭載が求められており、案件の増大がみられました。
また、当社は2023年8月に上場廃止となり、その影響への懸念があったものの運転資金面、人材流出面等への影響は受けておりません。よって、製品開発、サービス及びサポート提供などの事業継続性については疑問視されておらず、現状では業績に対する影響は若干の受注遅延に留まり、大きな売上減少にはつながっておりません。
これらの結果、当中間会計期間の売上高は549,012千円となりました。損益面においては、販売費及び一般管理費は305,260千円であり、営業利益43,609千円、経常利益44,141千円となりました。また、特別利益944千円、特別損失22,783千円を計上したことにより中間純利益21,338千円となりました。
なお、前中間会計期間において中間財務諸表を作成していないため、前年同期との比較分析は行っておりません。
財政状態の状況
(流動資産)
流動資産は、前事業年度末と比較して62,760千円増加し、1,718,518千円となりました。これは主に、現金及び預金が78,247千円増加したことによるものであります。
(固定資産)
固定資産は、前事業年度末と比較して10,236千円増加し、108,924千円となりました。これは主に、投資有価証券が7,123千円増加したことによるものであります。
(流動負債)
流動負債は、前事業年度末と比較して21,293千円減少し、445,863千円となりました。これは主に、契約負債が31,921千円増加、買掛金が24,526千円減少したことによるものであります。
(固定負債)
固定負債は、前事業年度末と比較して68,008千円増加し、417,358千円となりました。これは主に長期契約負債が66,791千円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産は、前事業年度末と比較して26,282千円増加し、964,221千円となりました。これは主に利益剰余金が21,338千円増加したことによるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当中間会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,281,068千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
長期契約負債の増加額66,791千円、契約負債の増加額31,921千円、売上債権が増加したことによる支出9,786千円等により、65,890千円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出12,783千円等により、26,093千円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
該当事項はありません。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当中間会計期間の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当中間会計期間
(自 2024年1月1日
至 2024年6月30日)
前年同期比(%)
バイオメトリクス事業(千円)118,634-
合計(千円)118,634-

(注)1.当社は、バイオメトリクス事業の単一セグメントであります。
2.上記の金額は、製造原価によっております。
3.前中間会計期間において中間財務諸表を作成していないため、前年同期比については記載しておりません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
当中間会計期間の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称当中間会計期間
(自 2024年1月1日
至 2024年6月30日)
前年同期比(%)
バイオメトリクス事業(千円)549,012-
合計(千円)549,012-

(注)1.当社は、バイオメトリクス事業の単一セグメントであります。
2.前中間会計期間において中間財務諸表を作成していないため、前年同期比については記載しておりません。
3.当中間会計期間の主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
相手先当中間会計期間
(自 2024年1月1日
至 2024年6月30日)
金額(千円)割合(%)
ダイワボウ情報システム株式会社106,36419.37
株式会社日立システムエンジニアリングサービス88,44016.11

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間会計期間末において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
当中間会計期間の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、上記「(1) 経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。
②キャッシュ・フローの分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当中間会計期間のキャッシュ・フローの状況につきましては、上記「(1) 経営成績等の状況の概要②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。
なお、当社の資本の財源及び資金の流動性について、資金需要のうち主なものは、人件費、新製品開発に必要な研究開発費、営業費用、管理費用及び設備投資資金であります。これらの資金需要につきましては、自己資金を充当しております。
③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

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