有価証券報告書-第44期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
①経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、第2四半期まで概ね堅調に推移しましたが、第3四半期以降は中国の景気減速や米国の政策運営をめぐる不透明感など様々なマイナス要因が顕在化し、不安定な状況が続いております。また、国内経済につきましても、深刻化する人手不足に加え、消費税引き上げを控える政治面や円高懸念を抱える市場面において不安材料が内在し、世界経済と同様に楽観できない状況にあります。
このような状況においても、当社グループは着実に事業を拡大しております。市場別売上高では、2017年11月に発売開始したUCJVシリーズが牽引してSG(サイングラフィックス)市場向けが大幅に拡大しています。UCJVは、環境に優しいUVインクを搭載しプリントとカットを1台で行うことのできる革新的な製品で、今後もSG市場向けの主力機種として長期にわたって定着すると想定しております。
エリア別売上高では、販売チャネル改革に取り組んできた北・中南米で増加しております。従前の北・中南米向け売上高の販売シェアはほかのエリアに比べて見劣りしておりましたが、中期的に取り組んできた販売代理店網と販売手法の再構築の効果が表れつつあると認識しております。
また、第3四半期には、正確な位置決め技術や搬送等の高性能製品の開発に強みを有するアルファーデザイングループと、音楽・アニメ業界を中心としたグッズの企画・デザインに高い競争力のある㈱楽日を完全子会社化し、両社は第4四半期から連結業績に寄与しております。両社とのシナジー効果を早期実現することで、「自動化」「無人化」に向けた取り組みを今後さらに加速させてまいります。
その結果、当連結会計年度における売上高は554億48百万円(前連結会計年度比5.7%増)、営業利益は30億8百万円(同10.2%増)、経常利益は26億43百万円(同12.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は16億80百万円(同8.4%減)となりました。
なお、当連結会計年度における主要な為替レートは、1米ドル=110.91円(前年同期 110.86円)、1ユーロ=128.40円(前年同期 129.70円)となっております。また、新興国通貨(トルコリラ・ブラジルレアル等)の下落は経営成績を押し下げる要因となっております。
セグメントの業績は次のとおりであります。なお、セグメントの利益につきましては、セグメント間取引消去の影響により連結損益計算書の営業利益から乖離してしまうため、記載を省略しております。
(日本・アジア・オセアニア)
日本・アジア・オセアニアにおける売上高は、期中に連結子会社化したアルファーデザイングループと㈱楽日が加算され249億30百万円(前連結会計年度比10.5%増)となっております。中国の売上高が前年同期を下回りましたが、その他エリアでカバーし、連結子会社増加の影響を除いた場合でも前年同期を上回っております。
(北・中南米)
北米・中南米における売上高は124億3百万円(同5.6%増)であります。販売チャネル改革が進み、為替の影響を除いた現地通貨(ドル等)ベースでも順調に拡大しています。
(欧州・中東・アフリカ)
欧州・中東・アフリカにおける売上高は181億14百万円(同0.3%減)であります。現地通貨(ユーロ)ベースの売上高では堅調に増加しております。
[市場別売上高]
(SG市場向け)
SG市場向け製品における売上高は239億81百万円(前連結会計年度比6.2%増)であります。「UCJVシリーズ」が引き続き好調に推移していることに加え、インクやメディア等の消耗品関連も前年同期を上回る売上高を確保しております。
(IP市場向け)
IP市場向け製品における売上高は170億40百万円(同0.6%増)であります。製品本体、インクとも、ほぼ前年同期と同水準の売上高を確保しております。
(TA市場向け)
TA市場向け製品における売上高は56億16百万円(同6.7%減)であります。製品本体の売上高は前年同期から減少したものの、インクやメディア等の消耗品関連では前年同期を上回る売上高を確保しております。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度における資産の残高は、584億63百万円(前連結会計年度末539億94百万円)となり44億68百万円増加いたしました。流動資産の残高は、421億21百万円(同391億61百万円)となり29億59百万円増加いたしました。これは、商品及び製品8億26百万円、仕掛品8億14百万円の増加等があったことによるものであります。また、固定資産は163億41百万円(同148億32百万円)となり15億9百万円増加いたしました。これは、土地4億63百万円、建設仮勘定3億75百万円の増加等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度における負債の残高は、394億52百万円(同362億16百万円)となり32億36百万円増加いたしました。流動負債の残高は、288億91百万円(同272億89百万円)となり16億2百万円増加いたしました。これは、短期借入金37億9百万円の増加等があったことによるものであります。固定負債の残高は、105億60百万円(同89億26百万円)となり16億34百万円増加いたしました。これは長期借入金13億27百万円の増加等があったことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度における純資産の残高は、190億10百万円(同177億78百万円)となり12億32百万円増加いたしました。これは、利益剰余金12億29百万円の増加等があったことによるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物残高(以下、「資金」という)は、長期借入金の借入や短期借入金の増加等があったものの、長期借入金の返済、法人税等の支払等により前連結会計年度末に比べ1億34百万円減少し、当連結会計年度末には、113億51百万円となりました。なお、営業活動、投資活動、財務活動別の詳細につきましては、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は10億68百万円(前連結会計年度比19億34百万円の減少)となりました。これは税金等調整前当期純利益26億60百万円、減価償却費17億7百万円等の獲得があったものの、法人税等の支払16億22百万円、仕入債務の減少15億54百万円等に使用されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は22億19百万円(同7億25百万円の増加)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出15億56百万円等に使用されたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は1億94百万円(同1億55百万円の増加)となりました。これは、長期借入金の返済による支出63億36百万円等に使用されたものの、長期借入金の借入れによる収入42億50百万円、短期借入金の増加29億79百万円等の獲得があったことによるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)1.金額は標準原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.欧州・中東・アフリカにおける生産実績が著しく増加しておりますのは、MIMAKI EUROPE B.V. においてインク生産を本格始動したことによるものであります。
また、当連結会計年度の生産実績を市場別に示すと、次のとおりであります。
(注)1.上記の金額は標準原価によっております。
2.その他における生産実績が著しく増加しておりますのは、アルファーデザイングループを子会社化したことによるものであります。
b.受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
また、当連結会計年度の販売実績を市場別に示すと、次のとおりであります。
当連結会計年度の販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.主要な販売先については、相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産、負債の計上金額及び偶発資産、偶発債務の開示及び報告期間における収益・費用の計上金額に影響を与えるような見積り、判断、仮定を必要とします。当社は、継続的に、過去の実績あるいは状況に応じ合理的と判断される範囲での様々な仮定に基づき、その見積りと予測を評価しております。これらの評価の結果は、資産、負債、収益及び費用の計上金額についての判断の基礎となります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の売上高は554億48百万円(前連結会計年度比5.7%増)、営業利益は30億8百万円(同10.2%増)となり、実質的に増収増益を果たすことができました。市場別売上高に関して、2017年11月に発売開始したUCJVシリーズの貢献によりSG市場向けが前連結会計年度比で大幅に増加いたしました。TA市場向けは前連結会計年度比で減少いたしましたが、これは品質面で万全を期すために新製品「TS55-1800」の市場投入時期を遅らせたためであります。同製品は既に各品質評価項目をクリアして2019年3月から発売を開始しております。エリア別売上高は総じて順調に推移しております。これまでシェアで見劣りしていた北・中南米市場も販売チャネル改革が進み、為替影響を除いた現地通貨ベースでも拡大基調が定着しつつあります。日本・アジア・オセアニア市場では、新たに連結子会社化したアルファーデザイングループと㈱楽日が第4四半期から売上高に寄与し、前連結会計年度の売上高を大きく上回っております。なお、連結子会社化の影響を除いた場合でも前連結会計年度の売上高を上回ることができております。また、欧州・中東・アフリカ市場では英国のEU離脱問題の影響等があったものの、前連会計年度並みの売上高を確保することができております。利益面では、新興国通貨(トルコリラ、ブラジルレアル等)の下落が利益率を押し下げる要因となりましたが、それを補う増収効果により営業利益と経常利益で前連結会計年度を上回っております。なお、「親会社株主に帰属する当期純利益」が減益となったのは、前連結会計年度中に税効果会計の見直しを行った結果、一時的に法人税等負担率が大きく低下したためであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、為替相場があげられます。当連結会計年度における為替感応度(1円の為替変動が年間営業利益に与える影響:円安+/円高△)も、USドルで約60百万円、ユーロで約90百万円と大きな水準にあります。今後ともインクを中心に海外生産拠点の拡充等に取り組み、為替感応度の低減に努めてまいります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、当連結会計年度のフリー・キャッシュフローは△11億50百万円となりました。EBITDAは順調に拡大していますが、業容拡大に伴う運転資金や設備投資等が増加しております。今後も、成長に向けた旺盛な資金需要により相応の流動性が見込まれますが、内部資金・直接金融・間接金融のバランスを図りつつ、計画的に資本の財源を確保してまいります。
当社グループは、過去7年間で年間売上高が268億76百万円から554億48百万円まで成長し、その間の年平均売上高成長率は約11%で推移いたしました。今後も、連結売上高の目標を1000億円とするスローガン「M1000」を掲げ、さらなる成長を志向してまいります。
①経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済は、第2四半期まで概ね堅調に推移しましたが、第3四半期以降は中国の景気減速や米国の政策運営をめぐる不透明感など様々なマイナス要因が顕在化し、不安定な状況が続いております。また、国内経済につきましても、深刻化する人手不足に加え、消費税引き上げを控える政治面や円高懸念を抱える市場面において不安材料が内在し、世界経済と同様に楽観できない状況にあります。
このような状況においても、当社グループは着実に事業を拡大しております。市場別売上高では、2017年11月に発売開始したUCJVシリーズが牽引してSG(サイングラフィックス)市場向けが大幅に拡大しています。UCJVは、環境に優しいUVインクを搭載しプリントとカットを1台で行うことのできる革新的な製品で、今後もSG市場向けの主力機種として長期にわたって定着すると想定しております。
エリア別売上高では、販売チャネル改革に取り組んできた北・中南米で増加しております。従前の北・中南米向け売上高の販売シェアはほかのエリアに比べて見劣りしておりましたが、中期的に取り組んできた販売代理店網と販売手法の再構築の効果が表れつつあると認識しております。
また、第3四半期には、正確な位置決め技術や搬送等の高性能製品の開発に強みを有するアルファーデザイングループと、音楽・アニメ業界を中心としたグッズの企画・デザインに高い競争力のある㈱楽日を完全子会社化し、両社は第4四半期から連結業績に寄与しております。両社とのシナジー効果を早期実現することで、「自動化」「無人化」に向けた取り組みを今後さらに加速させてまいります。
その結果、当連結会計年度における売上高は554億48百万円(前連結会計年度比5.7%増)、営業利益は30億8百万円(同10.2%増)、経常利益は26億43百万円(同12.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は16億80百万円(同8.4%減)となりました。
なお、当連結会計年度における主要な為替レートは、1米ドル=110.91円(前年同期 110.86円)、1ユーロ=128.40円(前年同期 129.70円)となっております。また、新興国通貨(トルコリラ・ブラジルレアル等)の下落は経営成績を押し下げる要因となっております。
セグメントの業績は次のとおりであります。なお、セグメントの利益につきましては、セグメント間取引消去の影響により連結損益計算書の営業利益から乖離してしまうため、記載を省略しております。
(日本・アジア・オセアニア)
日本・アジア・オセアニアにおける売上高は、期中に連結子会社化したアルファーデザイングループと㈱楽日が加算され249億30百万円(前連結会計年度比10.5%増)となっております。中国の売上高が前年同期を下回りましたが、その他エリアでカバーし、連結子会社増加の影響を除いた場合でも前年同期を上回っております。
(北・中南米)
北米・中南米における売上高は124億3百万円(同5.6%増)であります。販売チャネル改革が進み、為替の影響を除いた現地通貨(ドル等)ベースでも順調に拡大しています。
(欧州・中東・アフリカ)
欧州・中東・アフリカにおける売上高は181億14百万円(同0.3%減)であります。現地通貨(ユーロ)ベースの売上高では堅調に増加しております。
[市場別売上高]
| 売上高(百万円) | 構成比率(%) | 対前年増減率(%) | |
| S G 市 場 向 け | 23,981 | 43.3 | 6.2 |
| I P 市 場 向 け | 17,040 | 30.7 | 0.6 |
| T A 市 場 向 け | 5,616 | 10.1 | △6.7 |
| 保 守 部 品 | 4,194 | 7.6 | 0.7 |
| そ の 他 | 4,614 | 8.3 | 66.9 |
| 合 計 | 55,448 | 100.0 | 5.7 |
(SG市場向け)
SG市場向け製品における売上高は239億81百万円(前連結会計年度比6.2%増)であります。「UCJVシリーズ」が引き続き好調に推移していることに加え、インクやメディア等の消耗品関連も前年同期を上回る売上高を確保しております。
(IP市場向け)
IP市場向け製品における売上高は170億40百万円(同0.6%増)であります。製品本体、インクとも、ほぼ前年同期と同水準の売上高を確保しております。
(TA市場向け)
TA市場向け製品における売上高は56億16百万円(同6.7%減)であります。製品本体の売上高は前年同期から減少したものの、インクやメディア等の消耗品関連では前年同期を上回る売上高を確保しております。
②財政状態の状況
(資産)
当連結会計年度における資産の残高は、584億63百万円(前連結会計年度末539億94百万円)となり44億68百万円増加いたしました。流動資産の残高は、421億21百万円(同391億61百万円)となり29億59百万円増加いたしました。これは、商品及び製品8億26百万円、仕掛品8億14百万円の増加等があったことによるものであります。また、固定資産は163億41百万円(同148億32百万円)となり15億9百万円増加いたしました。これは、土地4億63百万円、建設仮勘定3億75百万円の増加等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度における負債の残高は、394億52百万円(同362億16百万円)となり32億36百万円増加いたしました。流動負債の残高は、288億91百万円(同272億89百万円)となり16億2百万円増加いたしました。これは、短期借入金37億9百万円の増加等があったことによるものであります。固定負債の残高は、105億60百万円(同89億26百万円)となり16億34百万円増加いたしました。これは長期借入金13億27百万円の増加等があったことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度における純資産の残高は、190億10百万円(同177億78百万円)となり12億32百万円増加いたしました。これは、利益剰余金12億29百万円の増加等があったことによるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物残高(以下、「資金」という)は、長期借入金の借入や短期借入金の増加等があったものの、長期借入金の返済、法人税等の支払等により前連結会計年度末に比べ1億34百万円減少し、当連結会計年度末には、113億51百万円となりました。なお、営業活動、投資活動、財務活動別の詳細につきましては、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は10億68百万円(前連結会計年度比19億34百万円の減少)となりました。これは税金等調整前当期純利益26億60百万円、減価償却費17億7百万円等の獲得があったものの、法人税等の支払16億22百万円、仕入債務の減少15億54百万円等に使用されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は22億19百万円(同7億25百万円の増加)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出15億56百万円等に使用されたことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は1億94百万円(同1億55百万円の増加)となりました。これは、長期借入金の返済による支出63億36百万円等に使用されたものの、長期借入金の借入れによる収入42億50百万円、短期借入金の増加29億79百万円等の獲得があったことによるものであります。
④生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 対前年増減率(%) |
| 日本・アジア・オセアニア(千円) | 24,736,877 | 2.6 |
| 欧州・中東・アフリカ(千円) | 2,200,998 | 31.0 |
| 合 計(千円) | 26,937,875 | 4.4 |
(注)1.金額は標準原価によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。
2.欧州・中東・アフリカにおける生産実績が著しく増加しておりますのは、MIMAKI EUROPE B.V. においてインク生産を本格始動したことによるものであります。
また、当連結会計年度の生産実績を市場別に示すと、次のとおりであります。
| 市 場 別 | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 対前年増減率(%) |
| S G 市 場 向 け(千円) | 11,129,992 | 2.8 |
| I P 市 場 向 け(千円) | 8,153,152 | 8.5 |
| T A 市 場 向 け(千円) | 3,123,135 | 1.9 |
| 保 守 部 品 (千円) | 3,598,749 | △7.0 |
| そ の 他 (千円) | 932,845 | 79.4 |
| 合 計 (千円) | 26,937,875 | 4.4 |
(注)1.上記の金額は標準原価によっております。
2.その他における生産実績が著しく増加しておりますのは、アルファーデザイングループを子会社化したことによるものであります。
b.受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社)は見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 対前年増減率(%) |
| 日本・アジア・オセアニア(千円) | 24,930,551 | 10.5 |
| 北・中南米(千円) | 12,403,695 | 5.6 |
| 欧州・中東・アフリカ(千円) | 18,114,179 | △0.3 |
| 合 計(千円) | 55,448,425 | 5.7 |
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
また、当連結会計年度の販売実績を市場別に示すと、次のとおりであります。
| 市 場 別 | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 対前年増減率(%) |
| S G 市 場 向 け(千円) | 23,981,843 | 6.2 |
| I P 市 場 向 け(千円) | 17,040,993 | 0.6 |
| T A 市 場 向 け(千円) | 5,616,859 | △6.7 |
| 保 守 部 品 (千円) | 4,194,383 | 0.7 |
| そ の 他 (千円) | 4,614,345 | 66.9 |
| 合 計(千円) | 55,448,425 | 5.7 |
当連結会計年度の販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品 目 | 当連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 対前年増減率(%) |
| 製 品 本 体(千円) | 26,364,049 | 5.7 |
| イ ン ク(千円) | 18,767,739 | 5.3 |
| 保 守 部 品(千円) | 4,194,383 | 0.7 |
| そ の 他(千円) | 6,122,253 | 10.6 |
| 合 計(千円) | 55,448,425 | 5.7 |
(注)1.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
2.主要な販売先については、相手先別の販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、決算日における資産、負債の計上金額及び偶発資産、偶発債務の開示及び報告期間における収益・費用の計上金額に影響を与えるような見積り、判断、仮定を必要とします。当社は、継続的に、過去の実績あるいは状況に応じ合理的と判断される範囲での様々な仮定に基づき、その見積りと予測を評価しております。これらの評価の結果は、資産、負債、収益及び費用の計上金額についての判断の基礎となります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
当連結会計年度の売上高は554億48百万円(前連結会計年度比5.7%増)、営業利益は30億8百万円(同10.2%増)となり、実質的に増収増益を果たすことができました。市場別売上高に関して、2017年11月に発売開始したUCJVシリーズの貢献によりSG市場向けが前連結会計年度比で大幅に増加いたしました。TA市場向けは前連結会計年度比で減少いたしましたが、これは品質面で万全を期すために新製品「TS55-1800」の市場投入時期を遅らせたためであります。同製品は既に各品質評価項目をクリアして2019年3月から発売を開始しております。エリア別売上高は総じて順調に推移しております。これまでシェアで見劣りしていた北・中南米市場も販売チャネル改革が進み、為替影響を除いた現地通貨ベースでも拡大基調が定着しつつあります。日本・アジア・オセアニア市場では、新たに連結子会社化したアルファーデザイングループと㈱楽日が第4四半期から売上高に寄与し、前連結会計年度の売上高を大きく上回っております。なお、連結子会社化の影響を除いた場合でも前連結会計年度の売上高を上回ることができております。また、欧州・中東・アフリカ市場では英国のEU離脱問題の影響等があったものの、前連会計年度並みの売上高を確保することができております。利益面では、新興国通貨(トルコリラ、ブラジルレアル等)の下落が利益率を押し下げる要因となりましたが、それを補う増収効果により営業利益と経常利益で前連結会計年度を上回っております。なお、「親会社株主に帰属する当期純利益」が減益となったのは、前連結会計年度中に税効果会計の見直しを行った結果、一時的に法人税等負担率が大きく低下したためであります。
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、為替相場があげられます。当連結会計年度における為替感応度(1円の為替変動が年間営業利益に与える影響:円安+/円高△)も、USドルで約60百万円、ユーロで約90百万円と大きな水準にあります。今後ともインクを中心に海外生産拠点の拡充等に取り組み、為替感応度の低減に努めてまいります。
当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、当連結会計年度のフリー・キャッシュフローは△11億50百万円となりました。EBITDAは順調に拡大していますが、業容拡大に伴う運転資金や設備投資等が増加しております。今後も、成長に向けた旺盛な資金需要により相応の流動性が見込まれますが、内部資金・直接金融・間接金融のバランスを図りつつ、計画的に資本の財源を確保してまいります。
当社グループは、過去7年間で年間売上高が268億76百万円から554億48百万円まで成長し、その間の年平均売上高成長率は約11%で推移いたしました。今後も、連結売上高の目標を1000億円とするスローガン「M1000」を掲げ、さらなる成長を志向してまいります。