四半期報告書-第119期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済を見ますと、米国の経済は、企業活動に弱さが見られるものの、良好な雇用環境を背景に、底堅く推移しました。欧州の経済は、ドイツを中心に輸出が低迷し、英国でもEU離脱を巡る混乱が足かせとなり、景気の減速が続きました。中国の経済は、米中貿易摩擦の激化の影響を受け輸出が弱含み、政府の景気刺激策にもかかわらず力強さを欠きました。また、その他の新興国についても景気の減速が見られました。わが国の経済は、外需の弱さを背景に輸出が減少し、停滞感が強まりました。世界経済全体では、景気の減速傾向が強まりました。
このような状況の中、当社関連市場においては、オフィス向け複合機はほぼ前年並みに推移しましたが、レーザープリンターは中国などで景気減速の影響を受け需要が減少しました。カメラの市場は縮小が続き、インクジェットプリンターの需要も先進国を中心に低迷しました。一方、医療機器は、わが国の需要は回復傾向で推移し、海外では米国を中心に緩やかな成長が続きました。産業機器の市場は、投資の抑制が続きましたが、ネットワークカメラについては市場の拡大が継続しました。
平均為替レートにつきましては、米ドルは当第2四半期連結会計期間が前年同四半期連結会計期間比で約1円円安の109.80円、当第2四半期連結累計期間では、前年同四半期連結累計期間比で約1円円安の110.05円、ユーロは当第2四半期連結会計期間が前年同四半期連結会計期間比で約7円円高の123.39円、当第2四半期連結累計期間では、前年同四半期連結累計期間比で約7円円高の124.25円となりました。
[第2四半期連結会計期間]
当第2四半期連結会計期間は、オフィス向け複合機は、モノクロ機が減少する中、カラー機は順調に伸びて全体の販売台数は前年同四半期連結会計期間並みとなりました。レーザープリンターは、新製品は好調に推移しましたが、市場の減速もあり販売台数は前年同四半期連結会計期間を下回りました。レンズ交換式デジタルカメラは、ミラーレスカメラの拡販に努めましたが、市場縮小の影響を受けて、全体の販売台数は前年同四半期連結会計期間を下回りました。インクジェットプリンターは、ホームからビジネスまで幅広くラインアップの拡充に努めましたが、販売台数は前年同四半期連結会計期間を下回りました。医療機器は、CT装置の販売が好調であった米国が牽引し、売上は前年同四半期連結会計期間を上回りました。産業機器では、半導体メモリーや中小型パネルへの投資の抑制が長引き、半導体露光装置や有機ELディスプレイ製造装置の売上は前年同四半期連結会計期間を下回りましたが、ネットワークカメラは順調に売上を伸ばしました。これらの結果、当第2四半期連結会計期間の売上高は、前年同四半期連結会計期間比10.0%減の9,059億円となりました。売上総利益率は為替やプロダクトミックスの影響などにより前年同四半期連結会計期間を2.3ポイント下回る44.9%となり、売上総利益は前年同四半期連結会計期間比14.4%減の4,064億円となりました。営業費用は為替の影響に加え、グループを挙げて経費管理を徹底した結果、前年同四半期連結会計期間比3.5%減の3,633億円となりましたが、営業利益は前年同四半期連結会計期間比56.0%減の431億円となりました。営業外収益及び費用は前年同四半期連結会計期間に対して42億円悪化し、税引前四半期純利益は前年同四半期連結会計期間比53.6%減の511億円、当社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結会計期間比55.6%減の345億円となりました。
基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期連結会計期間に比べ39円72銭減少し32円21銭となりました。
[第2四半期連結累計期間]
当第2四半期連結累計期間は、オフィス向け複合機は、モノクロ機が減少する中、カラー機は順調に伸びて全体の販売台数は前年同四半期連結累計期間を上回りました。レーザープリンターは、新製品は好調に推移しましたが、市場の減速もあり販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回りました。レンズ交換式デジタルカメラは、ミラーレスカメラの拡販に努めましたが、市場縮小の影響を受けて、全体の販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回りました。インクジェットプリンターは、ホームからビジネスまで幅広くラインアップの拡充に努めましたが、販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回りました。医療機器は、CT装置の販売が好調であった米国が牽引し、売上は前年同四半期連結累計期間を上回りました。産業機器では、半導体メモリーや中小型パネルへの投資の抑制が長引き、露光装置や有機ELディスプレイ製造装置の売上は前年同四半期連結累計期間を下回りましたが、ネットワークカメラは順調に売上を伸ばしました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期連結累計期間比10.0%減の1兆7,703億円となりました。売上総利益率は為替やプロダクトミックスの影響などにより前年同四半期連結累計期間を1.7ポイント下回る45.0%となり、売上総利益は前年同四半期連結累計期間比13.3%減の7,968億円となりました。営業費用は為替の影響に加え、グループを挙げて経費管理を徹底した結果、前年同四半期連結累計期間比4.2%減の7,132億円となりましたが、営業利益は前年同四半期連結累計期間比52.3%減の836億円となりました。営業外収益及び費用は前年同四半期連結累計期間に対して72億円悪化し、税引前四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比50.4%減の972億円、当社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比51.2%減の658億円となりました。
基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期連結累計期間に比べ63円61銭減少し61円22銭となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
オフィスビジネスユニットでは、オフィス向け複合機は、セキュリティ機能を強化した新製品imageRUNNER ADVANCE Gen3 3rd Editionシリーズが好調に推移しました。その結果、カラー機の販売がモノクロ機の減少を補い、販売台数は前年同四半期連結累計期間を上回りました。レーザープリンターは、省電力・小型化に加えて高い生産性を追求した新製品が好調に推移しましたが、低速機の販売が減少して本体の販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回り、消耗品についても減収となりました。これらの結果、当ユニットの売上高は、前年同四半期連結累計期間比5.7%減の8,535億円となり、税引前四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比22.1%減の908億円となりました。
イメージングシステムビジネスユニットでは、レンズ交換式デジタルカメラは市場の縮小が続きましたが、ミラーレスカメラにおいては、前年下期からフルサイズの新製品を相次いで投入したことにより市場でのプレゼンスが高まり、順調に数量を伸ばしました。インクジェットプリンターは、大容量インクモデルのラインアップの拡充やビジネスインクジェット複合機の展開による拡販を図りましたが、市場縮小の影響を受け、販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回りました。これらの結果、当ユニットの売上高は、前年同四半期連結累計期間比17.8%減の3,810億円となり、税引前四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比71.0%減の184億円となりました。
メディカルシステムビジネスユニットでは、海外で新製品Aquilion StartやAquilion GenesisなどのCT装置の販売が好調に推移した結果、当ユニットの売上高は、前年同四半期連結累計期間比1.3%増の2,146億円となりました。一方、税引前四半期純利益は、プロダクトミックスの影響などにより、前年同四半期連結累計期間比19.6%減の100億円となりました。
産業機器その他ビジネスユニットでは、半導体露光装置は、センサーや車載向けの投資は堅調に推移したものの、メモリー向けは投資の抑制が続き、また有機ELディスプレイ製造装置についてもスマートフォン市場の調整局面が継続した結果、売上は前年同四半期連結累計期間を下回りました。一方、ネットワークカメラについては、用途の多様化を背景に市場の拡大が継続するなか、アクシス社が順調に売上を伸ばしました。これらの結果、当ユニットの売上高は、前年同四半期連結累計期間比15.7%減の3,688億円、税引前四半期純利益は67.6%減の121億円となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、新会計基準の適用によりオペレーティングリース使用権資産を新規に計上した一方、現金及び現金同等物や売上債権が減少したこと等により、前連結会計年度末から849億円減少して4兆8,146億円となりました。負債は、買入債務及び未払費用等が減少した一方、総資産と同じく新会計基準を適用し、短期及び長期オペレーティングリース負債を新規に計上したこと等により、前連結会計年度末から332億円増加して1兆9,147億円となりました。純資産は、当社株主への配当及び自己株式の取得や円高によるその他の包括損失累計額の増加等により、前連結会計年度末から1,180億円減少して2兆8,999億円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローは、減益となったことなどにより、前年同四半期連結累計期間比で517億円減少し1,132億円の収入となりました。投資キャッシュ・フローは、生産設備への投資が増加したことなどにより、前年同四半期連結累計期間から210億円増加し1,108億円の支出となりました。これらの結果、フリーキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間比で727億円減少し24億円の収入となりました。一方、財務キャッシュ・フローは、短期借入金の増加が321億円ありましたが、配当金の支払いや自己株式の購入があったため、1,075億円の支出となりました。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、為替変動の影響分を合わせて、前連結会計年度末から1,132億円減少し4,075億円となりました。
(3)米国会計基準以外の財務指標(Non-GAAP財務指標)
当社は、米国において一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)に基づき財務情報を報告しております。
これに加えて、当社は米国会計基準以外の財務指標(Non-GAAP財務指標)であるフリーキャッシュ・フローを開示情報に含めております。
この指標は、当社の営業活動と投資活動を踏まえており、投資家の方々が、当社の現在の流動性や財務活動における資金の使用可能性を理解するうえで重要な指標と考えております。
なお、最も直接的に比較可能な米国会計原則に基づき作成された指標とフリーキャッシュ・フローとの照合調整表は以下のとおりです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、1,484億円です。
(6)設備の状況
①主要な設備の状況
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
②設備の新設、除却等の計画
当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画中であった重要な設備の新設について完了したものは以下のとおりです。なお、重要な設備の除却等はありません。
(注)当社から宮崎キヤノン株式会社へ貸与
また、当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。
①経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間の世界経済を見ますと、米国の経済は、企業活動に弱さが見られるものの、良好な雇用環境を背景に、底堅く推移しました。欧州の経済は、ドイツを中心に輸出が低迷し、英国でもEU離脱を巡る混乱が足かせとなり、景気の減速が続きました。中国の経済は、米中貿易摩擦の激化の影響を受け輸出が弱含み、政府の景気刺激策にもかかわらず力強さを欠きました。また、その他の新興国についても景気の減速が見られました。わが国の経済は、外需の弱さを背景に輸出が減少し、停滞感が強まりました。世界経済全体では、景気の減速傾向が強まりました。
このような状況の中、当社関連市場においては、オフィス向け複合機はほぼ前年並みに推移しましたが、レーザープリンターは中国などで景気減速の影響を受け需要が減少しました。カメラの市場は縮小が続き、インクジェットプリンターの需要も先進国を中心に低迷しました。一方、医療機器は、わが国の需要は回復傾向で推移し、海外では米国を中心に緩やかな成長が続きました。産業機器の市場は、投資の抑制が続きましたが、ネットワークカメラについては市場の拡大が継続しました。
平均為替レートにつきましては、米ドルは当第2四半期連結会計期間が前年同四半期連結会計期間比で約1円円安の109.80円、当第2四半期連結累計期間では、前年同四半期連結累計期間比で約1円円安の110.05円、ユーロは当第2四半期連結会計期間が前年同四半期連結会計期間比で約7円円高の123.39円、当第2四半期連結累計期間では、前年同四半期連結累計期間比で約7円円高の124.25円となりました。
[第2四半期連結会計期間]
当第2四半期連結会計期間は、オフィス向け複合機は、モノクロ機が減少する中、カラー機は順調に伸びて全体の販売台数は前年同四半期連結会計期間並みとなりました。レーザープリンターは、新製品は好調に推移しましたが、市場の減速もあり販売台数は前年同四半期連結会計期間を下回りました。レンズ交換式デジタルカメラは、ミラーレスカメラの拡販に努めましたが、市場縮小の影響を受けて、全体の販売台数は前年同四半期連結会計期間を下回りました。インクジェットプリンターは、ホームからビジネスまで幅広くラインアップの拡充に努めましたが、販売台数は前年同四半期連結会計期間を下回りました。医療機器は、CT装置の販売が好調であった米国が牽引し、売上は前年同四半期連結会計期間を上回りました。産業機器では、半導体メモリーや中小型パネルへの投資の抑制が長引き、半導体露光装置や有機ELディスプレイ製造装置の売上は前年同四半期連結会計期間を下回りましたが、ネットワークカメラは順調に売上を伸ばしました。これらの結果、当第2四半期連結会計期間の売上高は、前年同四半期連結会計期間比10.0%減の9,059億円となりました。売上総利益率は為替やプロダクトミックスの影響などにより前年同四半期連結会計期間を2.3ポイント下回る44.9%となり、売上総利益は前年同四半期連結会計期間比14.4%減の4,064億円となりました。営業費用は為替の影響に加え、グループを挙げて経費管理を徹底した結果、前年同四半期連結会計期間比3.5%減の3,633億円となりましたが、営業利益は前年同四半期連結会計期間比56.0%減の431億円となりました。営業外収益及び費用は前年同四半期連結会計期間に対して42億円悪化し、税引前四半期純利益は前年同四半期連結会計期間比53.6%減の511億円、当社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結会計期間比55.6%減の345億円となりました。
基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期連結会計期間に比べ39円72銭減少し32円21銭となりました。
[第2四半期連結累計期間]
当第2四半期連結累計期間は、オフィス向け複合機は、モノクロ機が減少する中、カラー機は順調に伸びて全体の販売台数は前年同四半期連結累計期間を上回りました。レーザープリンターは、新製品は好調に推移しましたが、市場の減速もあり販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回りました。レンズ交換式デジタルカメラは、ミラーレスカメラの拡販に努めましたが、市場縮小の影響を受けて、全体の販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回りました。インクジェットプリンターは、ホームからビジネスまで幅広くラインアップの拡充に努めましたが、販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回りました。医療機器は、CT装置の販売が好調であった米国が牽引し、売上は前年同四半期連結累計期間を上回りました。産業機器では、半導体メモリーや中小型パネルへの投資の抑制が長引き、露光装置や有機ELディスプレイ製造装置の売上は前年同四半期連結累計期間を下回りましたが、ネットワークカメラは順調に売上を伸ばしました。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期連結累計期間比10.0%減の1兆7,703億円となりました。売上総利益率は為替やプロダクトミックスの影響などにより前年同四半期連結累計期間を1.7ポイント下回る45.0%となり、売上総利益は前年同四半期連結累計期間比13.3%減の7,968億円となりました。営業費用は為替の影響に加え、グループを挙げて経費管理を徹底した結果、前年同四半期連結累計期間比4.2%減の7,132億円となりましたが、営業利益は前年同四半期連結累計期間比52.3%減の836億円となりました。営業外収益及び費用は前年同四半期連結累計期間に対して72億円悪化し、税引前四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比50.4%減の972億円、当社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比51.2%減の658億円となりました。
基本的1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益は、前年同四半期連結累計期間に比べ63円61銭減少し61円22銭となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
オフィスビジネスユニットでは、オフィス向け複合機は、セキュリティ機能を強化した新製品imageRUNNER ADVANCE Gen3 3rd Editionシリーズが好調に推移しました。その結果、カラー機の販売がモノクロ機の減少を補い、販売台数は前年同四半期連結累計期間を上回りました。レーザープリンターは、省電力・小型化に加えて高い生産性を追求した新製品が好調に推移しましたが、低速機の販売が減少して本体の販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回り、消耗品についても減収となりました。これらの結果、当ユニットの売上高は、前年同四半期連結累計期間比5.7%減の8,535億円となり、税引前四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比22.1%減の908億円となりました。
イメージングシステムビジネスユニットでは、レンズ交換式デジタルカメラは市場の縮小が続きましたが、ミラーレスカメラにおいては、前年下期からフルサイズの新製品を相次いで投入したことにより市場でのプレゼンスが高まり、順調に数量を伸ばしました。インクジェットプリンターは、大容量インクモデルのラインアップの拡充やビジネスインクジェット複合機の展開による拡販を図りましたが、市場縮小の影響を受け、販売台数は前年同四半期連結累計期間を下回りました。これらの結果、当ユニットの売上高は、前年同四半期連結累計期間比17.8%減の3,810億円となり、税引前四半期純利益は前年同四半期連結累計期間比71.0%減の184億円となりました。
メディカルシステムビジネスユニットでは、海外で新製品Aquilion StartやAquilion GenesisなどのCT装置の販売が好調に推移した結果、当ユニットの売上高は、前年同四半期連結累計期間比1.3%増の2,146億円となりました。一方、税引前四半期純利益は、プロダクトミックスの影響などにより、前年同四半期連結累計期間比19.6%減の100億円となりました。
産業機器その他ビジネスユニットでは、半導体露光装置は、センサーや車載向けの投資は堅調に推移したものの、メモリー向けは投資の抑制が続き、また有機ELディスプレイ製造装置についてもスマートフォン市場の調整局面が継続した結果、売上は前年同四半期連結累計期間を下回りました。一方、ネットワークカメラについては、用途の多様化を背景に市場の拡大が継続するなか、アクシス社が順調に売上を伸ばしました。これらの結果、当ユニットの売上高は、前年同四半期連結累計期間比15.7%減の3,688億円、税引前四半期純利益は67.6%減の121億円となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、新会計基準の適用によりオペレーティングリース使用権資産を新規に計上した一方、現金及び現金同等物や売上債権が減少したこと等により、前連結会計年度末から849億円減少して4兆8,146億円となりました。負債は、買入債務及び未払費用等が減少した一方、総資産と同じく新会計基準を適用し、短期及び長期オペレーティングリース負債を新規に計上したこと等により、前連結会計年度末から332億円増加して1兆9,147億円となりました。純資産は、当社株主への配当及び自己株式の取得や円高によるその他の包括損失累計額の増加等により、前連結会計年度末から1,180億円減少して2兆8,999億円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業キャッシュ・フローは、減益となったことなどにより、前年同四半期連結累計期間比で517億円減少し1,132億円の収入となりました。投資キャッシュ・フローは、生産設備への投資が増加したことなどにより、前年同四半期連結累計期間から210億円増加し1,108億円の支出となりました。これらの結果、フリーキャッシュ・フローは、前年同四半期連結累計期間比で727億円減少し24億円の収入となりました。一方、財務キャッシュ・フローは、短期借入金の増加が321億円ありましたが、配当金の支払いや自己株式の購入があったため、1,075億円の支出となりました。
これらの結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物は、為替変動の影響分を合わせて、前連結会計年度末から1,132億円減少し4,075億円となりました。
(3)米国会計基準以外の財務指標(Non-GAAP財務指標)
当社は、米国において一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)に基づき財務情報を報告しております。
これに加えて、当社は米国会計基準以外の財務指標(Non-GAAP財務指標)であるフリーキャッシュ・フローを開示情報に含めております。
この指標は、当社の営業活動と投資活動を踏まえており、投資家の方々が、当社の現在の流動性や財務活動における資金の使用可能性を理解するうえで重要な指標と考えております。
なお、最も直接的に比較可能な米国会計原則に基づき作成された指標とフリーキャッシュ・フローとの照合調整表は以下のとおりです。
| (単位 億円) |
| 第119期第2四半期 連結累計期間 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,132 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △1,108 |
| フリーキャッシュ・フロー | 24 |
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は、1,484億円です。
(6)設備の状況
①主要な設備の状況
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備に重要な異動はありません。
②設備の新設、除却等の計画
当第2四半期連結累計期間において、前連結会計年度末に計画中であった重要な設備の新設について完了したものは以下のとおりです。なお、重要な設備の除却等はありません。
| 会社名 | 所在地 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 完了年月 |
| 宮崎キヤノン 株式会社 | 宮崎県児湯郡 | イメージングシステムビジネスユニット | 工場棟 | 2019年4月 |
(注)当社から宮崎キヤノン株式会社へ貸与
また、当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。