半期報告書-第73期(2026/01/01-2026/06/30)
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当中間連結会計期間の主要な取組み
オニツカタイガーブランドが世界中で存在感を高めています。6月10日、オニツカタイガーの分社化を発表しました。2027年1月1日より、株式会社アシックスのオニツカタイガーブランドに係る事業を分割し、株式会社OT GROUP(以下、OT GROUP)へ承継することを決定しました。また、各国の地域事業会社のオニツカタイガー事業を分社し、OT GROUPの子会社として再編します。これにより、オニツカタイガーはより独立性の高い事業運営体制へ移行し、迅速な意思決定のもとでさらなる成長と、より洗練されたラグジュアリーライフスタイルブランドとしてのポジション確立を目指します。一方で、研究開発、デジタル、知的財産など、アシックスグループの競争力の源泉となる機能については引き続き共有し、グループ全体の効率性を維持します。
7月には東京・新宿にオニツカタイガー世界最大のグローバルフラッグシップストア「Onitsuka Tiger 新宿」、8月は愛知・名古屋にフラッグシップストア「Onitsuka Tiger 名古屋」をオープンしました。さらに、2027年は米国市場への再進出を予定しています。新たな体制のもとで持続的な成長を目指すオニツカタイガーの今後の展開に、ぜひご期待ください。
6月11日~15日の5日間、フランス南部のニースにある「Mouratoglou Tennis Academy」にてアシックスのテニスに関するグローバル戦略を発表する「ASICS Global Tennis Summit」を開催し、約100名のゲストにアシックスブランドの世界観やテクノロジーを体験いただきました。本イベントにて、欧州地域の統括会社であるASICS Europe B.V.が、欧州における研究開発部門「ASICS Institute of Sport Science Europe(以下、ISS Europe)」を設置したことを発表しました。ISS EuropeはテニスをはじめとするCPSカテゴリーを中心に、現地アスリートを対象としたテスト等を実施し、アシックススポーツ工学研究所の研究機能を補完する役割を担います。同部門の始動にあたり、スポーツに関する研究施設と専門的な知見を有する先進的センター「HumanFab」と戦略的パートナーシップを締結しました。これらの取組みは、2025年12月に北米で「ASICS Institute of Sport Science America LLC」を設立したことに続く、アシックスが進めるグローバルな研究開発体制強化の一環です。1985年にスポーツ工学研究所が発足して以来、約40年にわたりアシックスの研究拠点は日本のみでしたが、今後は神戸を研究の中核としつつ、グローバルの研究拠点が有機的に連携するネットワークを構築し、R&DのGlobal Integrated Enterprise化を推進していきます。
アシックスは2026年を「Year of ASIA」と位置づけており、アジアにおけるビジネスの成長に力を入れています。9月・10月に開催予定のアジア各国のアスリートが集うスポーツの祭典「愛知・名古屋2026」には、約200名のアシックスサポート選手が出場予定です。また、第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)とパートナーシップ契約を締結し、日本で初めて開催される本大会をサポートします。大会では、スタッフやボランティアが使用するウエア、ビブスなどを提供するほか、大会の機運醸成に向けて、開催前から開催期間中にかけて、イベントの開催等、さまざまな取組みを実施する予定です。これらの活動を通じて、アスリートたちの活躍を応援するとともに、持続可能な共生社会の実現に貢献していきます。
さて、今回の決算のポイントは2026年通期業績の上方修正です。売上高は前回予想の9,500億円から1兆500億円、営業利益は1,710億円から1,950億円、営業利益率は18.0%から18.6%、親会社株主に帰属する当期純利益は1,100億円から1,200億円としました。世界情勢の不透明さは依然として続いていますが、上期の好調な業績と力強い市場モメンタムを踏まえ、今回の上方修正に至りました。今後更なる成長を目指すアシックスにとって、初の売上高1兆円台、そして親会社株主に帰属する当期純利益1,000億円台が視野に入り、大きなマイルストーンが目前に迫ってきました。また、株主還元については、通期業績予想の上方修正を踏まえ、増配を予定しております。中間配当金は前回予想比2円増配の20円に決定、期末配当金は前回予想比4円増配の24円を見込んでいます。年間配当予想は前回予想38円から6円増配の44円となりました。
当中間連結会計期間の売上高は5,344億円(前年同期比+32.7%)となり、中間連結会計期間で初めて5,000億円を超える結果となりました。営業利益は1,204億円(同+48.5%)、営業利益率は22.5%(同+2.4ppt)といずれも過去最高となりました。
カテゴリー別では、全カテゴリーで増収増益を達成しました。
パフォーマンスランニングにおいて、継続的な高付加価値商品へのフォーカスの効果により、売上高は2,206億円(同+19.3%)と増収となりました。特に欧州、オセアニア、東南・南アジアで大幅に伸長しました。BOUNCEシリーズが引き続き好調に推移したことに加え、6月に発売されたGEL-KAYANO 33も順調な立ち上がりとなりました。第3四半期以降も、7月にNOVABLAST 6を発売したほか、8月にトレイルランニングシューズのMETAFUJI TRAIL 2の発売を予定しており、さらなる成長を見込んでいます。
スポーツスタイルは、欧州および北米での継続的な高成長を背景に、売上高1,231億円(同+83.0%)を計上し、勢いがさらに加速しています。また、カテゴリー利益率も34.0%(同+3.3ppt)と一段と向上しました。主力商品が引き続き成長を牽引するとともに、新商品のGEL-CUMULUS 16やGEL-NYC 2.0の売上も好調で、成長ドライバーの多様化が進んでいます。オニツカタイガーの売上高は895億円(同+35.9%)と、全地域で2桁以上の増収となり、着実に成長しています。粗利益率は引き続き高水準を維持しており、カテゴリー利益率は39.7%(同+0.6ppt)となりました。
地域別で見ても、全地域において増収増益となりました。アシックスジャパンでは、オニツカタイガーを中心としたインバウンド需要の拡大もあり、売上高は前年同期比+23.8%、営業利益率は33.4%(同+3.4ppt)と大幅に成長しました。7月には、前述の「Onitsuka Tiger 新宿」に加え、日本で2店舗目となるアシックスのフラッグシップストア「ASICS FLAGSHIP SHINJUKU」をオープンしました。欧州では、スポーツスタイル(同+100.3%)およびオニツカタイガー(同+66.5%)の大幅な伸長に加え、その他のカテゴリーも力強い伸びを示したことで、売上高は前年同期比+46.4%、営業利益率は20.8%(同+2.1ppt)に上昇しました。東南・南アジアでは、特にEコマースで売上が伸長し、売上高は前年同期比+33.9%、営業利益率は24.2%(同+1.1ppt)と更に上昇しました。
外部からの評価についてもご紹介します。
このたび、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定した「SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)銘柄2026」に2年連続で選定されました。創業哲学に根差した価値創造ストーリーのもと、「心身の健康」の実現と持続的な企業価値向上を目指す取組みに加え、自社の強みを活かしたグローバルでの経営戦略の実行や、投資家との建設的な対話が評価されました。
また、サプライチェーン全体で気候変動対策を推進し、温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいることが評価され、国際NPOであるCDPが実施する「サプライヤーエンゲージメント評価」において2年連続でAリスト企業に選定されました。約22,100社を対象とした調査において、アシックスは上位約9%に入る企業として「サプライヤーエンゲージメントリーダー」に選出されています。
アシックスは、これからも持続的な成長と企業価値向上に取り組んでまいります。アシックスの今後のさらなる飛躍にご期待ください。
(1)経営成績に関する説明
(単位:百万円)
① 売上高
全てのカテゴリーで好調に推移し、売上高は534,483百万円と前年同期比32.7%の増収となりました。
② 売上総利益
上記増収の影響により、306,281百万円と前年同期比34.1%の増益となりました。
③ 営業利益
上記増収増益の影響により、120,486百万円と前年同期比48.5%の増益となりました。
④ 経常利益
上記増収増益の影響などにより、経常利益は116,598百万円と前年同期比48.3%の増益となりました。
⑤ 親会社株主に帰属する中間純利益
上記増収増益の影響などにより、82,171百万円と前年同期比53.3%の増益となりました。
カテゴリー別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、当中間連結会計期間より、カテゴリー名称の一部を見直し、従来「アパレル・エクィップメント」としていたカテゴリーについては、「アパレル」に名称変更しております。
また、従来非開示としておりました「ウォーキング」は、情報開示の透明性向上を目的とし、当中間連結会計期間より独立したカテゴリーとして掲記しております。
① パフォーマンスランニング
売上高は、主に欧州地域をはじめとする全ての地域で好調に推移し、220,652百万円と前年同期比19.3%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、58,082百万円と前年同期比24.8%の増益となりました。
② コアパフォーマンススポーツ
売上高は、日本地域及び欧州地域を中心に全ての地域で好調に推移し、55,111百万円と前年同期比24.9%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、13,109百万円と前年同期比40.2%の増益となりました。
③ アパレル
売上高は、主に欧州地域をはじめとする全ての地域で好調に推移し、25,629百万円と前年同期比28.1%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、4,298百万円と前年同期比40.2%の増益となりました。
④ スポーツスタイル
売上高は、北米地域及び欧州地域を中心に全ての地域で好調に推移し、123,186百万円と前年同期比83.0%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、41,923百万円と前年同期比103.0%の大幅増益となりました。
⑤ オニツカタイガー
売上高は、インバウンド需要の拡大を背景とした日本地域での好調な販売に加え、全ての地域で好調に推移し、89,533百万円と前年同期比35.9%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、35,578百万円と前年同期比38.3%の増益となりました。
⑥ ウォーキング
売上高は、主に日本地域で好調に推移し、8,657百万円と前年同期比9.8%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響や粗利益率の改善などにより、1,502百万円と前年同期比141.4%の大幅増益となりました。
報告セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
① 日本地域
売上高は、オニツカタイガーをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、106,094百万円と前年同期比6.9%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響や粗利益率の改善などにより、28,595百万円と前年同期比32.2%の増益となりました。
② 北米地域
売上高は、スポーツスタイルをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、94,696百万円と前年同期比28.1%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、19,079百万円と前年同期比86.0%の増益となりました。
③ 欧州地域
売上高は、スポーツスタイルをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、166,600百万円と前年同期比46.4%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、34,693百万円と前年同期比63.1%の増益となりました。
④ 中華圏地域
売上高は、スポーツスタイルをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、81,048百万円と前年同期比30.7%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、19,797百万円と前年同期比32.0%の増益となりました。
⑤ オセアニア地域
売上高は、パフォーマンスランニングやスポーツスタイルを中心に全てのカテゴリーが好調だったことにより、28,964百万円と前年同期比35.0%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、3,830百万円と前年同期比14.2%の増益となりました。
⑥ 東南・南アジア地域
売上高は、パフォーマンスランニングをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、31,492百万円と前年同期比33.9%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、7,630百万円と前年同期比40.4%の増益となりました。
⑦ その他地域
売上高は、パフォーマンスランニングを中心に全てのカテゴリーが好調だったことにより、32,271百万円と前年同期比30.7%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、5,665百万円と前年同期比30.0%の増益となりました。
(2)財政状態に関する説明
当中間連結会計期間末の財政状態といたしましては、総資産679,379百万円(前連結会計年度末比15.8%増)、負債の部合計318,955百万円(前連結会計年度末比1.9%増)、純資産の部合計360,424百万円(前連結会計年度末比31.9%増)でした。
① 流動資産
現金及び預金や受取手形及び売掛金の増加などにより、491,746百万円(前連結会計年度末比20.0%増)となりました。
② 固定資産
ソフトウエアの増加などにより、187,633百万円(前連結会計年度末比6.3%増)となりました。
③ 流動負債
未払費用の減少はあるものの、賞与引当金の増加などにより、250,789百万円(前連結会計年度末比2.9%増)となりました。
④ 固定負債
その他の減少などにより、68,165百万円(前連結会計年度末比1.8%減)となりました。
⑤ 純資産
利益剰余金の増加などにより、360,424百万円(前連結会計年度末比31.9%増)となりました。
また、キャッシュ・フローにおきましては、当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、141,395百万円と前連結会計年度末比29,173百万円増加しました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は58,829百万円となり、前年同期間に比べ12,417百万円の収入増加となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前中間純利益111,666百万円、減価償却費15,749百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額43,049百万円、法人税等の支払額32,816百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は14,041百万円となり、前年同期間に比べ270百万円の支出減少となりました。
収入の主な内訳は、有形固定資産の売却による収入5,915百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出8,220百万円、無形固定資産の取得による支出6,805百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は17,468百万円となり、前年同期間に比べ19,372百万円の支出減少となりました。
収入の主な内訳は、短期借入金の純増額2,500百万円であり、支出の主な内訳は、配当金の支払額11,319百万円、リース債務の返済による支出8,493百万円であります。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当中間連結会計期間において、アシックスグループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営成績の現状と見通し
2026年12月期通期の連結業績予想及び剰余金の配当(中間配当)ならびに期末配当予想については、2026年2月13日に公表した内容を修正しております。詳細につきましては、本日(2026年8月14日)公表の「2026年12月期通期連結業績予想の修正及び剰余金の配当(中間配当)ならびに期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」をご覧ください。
(単位:百万円)
(通期連結業績予想について)
売上高は、第2四半期累計の好調な実績に加え、下期も日本地域を中心とするオニツカタイガー及び欧州地域を中心としたスポーツスタイルが好調に推移する見込みであること、また、業績計画上の想定為替レートを足元の環境に応じて見直したことにより、過去最高となる1,050,000百万円を見込んでいます。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益についても、増収及び粗利益率の改善により前回予想を上回り、いずれも過去最高となる見通しです。
(配当金予想について)
2026年12月期通期連結業績予想を上方修正したことにより、中間配当を前回予想から1株当たり2円00銭増額し、20円00銭とすることを決定いたしました。また、期末配当についても前回予想から1株当たり4円00銭増額し、24円00銭に修正いたしました。
これにより、年間配当予想は前回予想から1株当たり6円00銭増額し、44円00銭となる見込みです。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、アシックスグループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は4,050百万円(前年同期比13.2%増)であります。
なお、当中間連結会計期間において、アシックスグループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)従業員の状況
当中間連結会計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)生産、受注及び販売の状況
アシックスグループは、生産実績の割合が僅少であるため記載を省略しております。また、受注状況につきましても、受注生産を行っている割合が僅少であるため記載を省略しております。なお、販売実績につきましては、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご確認ください。
(9)主要な設備
当中間連結会計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。
当中間連結会計期間の主要な取組み
オニツカタイガーブランドが世界中で存在感を高めています。6月10日、オニツカタイガーの分社化を発表しました。2027年1月1日より、株式会社アシックスのオニツカタイガーブランドに係る事業を分割し、株式会社OT GROUP(以下、OT GROUP)へ承継することを決定しました。また、各国の地域事業会社のオニツカタイガー事業を分社し、OT GROUPの子会社として再編します。これにより、オニツカタイガーはより独立性の高い事業運営体制へ移行し、迅速な意思決定のもとでさらなる成長と、より洗練されたラグジュアリーライフスタイルブランドとしてのポジション確立を目指します。一方で、研究開発、デジタル、知的財産など、アシックスグループの競争力の源泉となる機能については引き続き共有し、グループ全体の効率性を維持します。
7月には東京・新宿にオニツカタイガー世界最大のグローバルフラッグシップストア「Onitsuka Tiger 新宿」、8月は愛知・名古屋にフラッグシップストア「Onitsuka Tiger 名古屋」をオープンしました。さらに、2027年は米国市場への再進出を予定しています。新たな体制のもとで持続的な成長を目指すオニツカタイガーの今後の展開に、ぜひご期待ください。
6月11日~15日の5日間、フランス南部のニースにある「Mouratoglou Tennis Academy」にてアシックスのテニスに関するグローバル戦略を発表する「ASICS Global Tennis Summit」を開催し、約100名のゲストにアシックスブランドの世界観やテクノロジーを体験いただきました。本イベントにて、欧州地域の統括会社であるASICS Europe B.V.が、欧州における研究開発部門「ASICS Institute of Sport Science Europe(以下、ISS Europe)」を設置したことを発表しました。ISS EuropeはテニスをはじめとするCPSカテゴリーを中心に、現地アスリートを対象としたテスト等を実施し、アシックススポーツ工学研究所の研究機能を補完する役割を担います。同部門の始動にあたり、スポーツに関する研究施設と専門的な知見を有する先進的センター「HumanFab」と戦略的パートナーシップを締結しました。これらの取組みは、2025年12月に北米で「ASICS Institute of Sport Science America LLC」を設立したことに続く、アシックスが進めるグローバルな研究開発体制強化の一環です。1985年にスポーツ工学研究所が発足して以来、約40年にわたりアシックスの研究拠点は日本のみでしたが、今後は神戸を研究の中核としつつ、グローバルの研究拠点が有機的に連携するネットワークを構築し、R&DのGlobal Integrated Enterprise化を推進していきます。
アシックスは2026年を「Year of ASIA」と位置づけており、アジアにおけるビジネスの成長に力を入れています。9月・10月に開催予定のアジア各国のアスリートが集うスポーツの祭典「愛知・名古屋2026」には、約200名のアシックスサポート選手が出場予定です。また、第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)とパートナーシップ契約を締結し、日本で初めて開催される本大会をサポートします。大会では、スタッフやボランティアが使用するウエア、ビブスなどを提供するほか、大会の機運醸成に向けて、開催前から開催期間中にかけて、イベントの開催等、さまざまな取組みを実施する予定です。これらの活動を通じて、アスリートたちの活躍を応援するとともに、持続可能な共生社会の実現に貢献していきます。
さて、今回の決算のポイントは2026年通期業績の上方修正です。売上高は前回予想の9,500億円から1兆500億円、営業利益は1,710億円から1,950億円、営業利益率は18.0%から18.6%、親会社株主に帰属する当期純利益は1,100億円から1,200億円としました。世界情勢の不透明さは依然として続いていますが、上期の好調な業績と力強い市場モメンタムを踏まえ、今回の上方修正に至りました。今後更なる成長を目指すアシックスにとって、初の売上高1兆円台、そして親会社株主に帰属する当期純利益1,000億円台が視野に入り、大きなマイルストーンが目前に迫ってきました。また、株主還元については、通期業績予想の上方修正を踏まえ、増配を予定しております。中間配当金は前回予想比2円増配の20円に決定、期末配当金は前回予想比4円増配の24円を見込んでいます。年間配当予想は前回予想38円から6円増配の44円となりました。
当中間連結会計期間の売上高は5,344億円(前年同期比+32.7%)となり、中間連結会計期間で初めて5,000億円を超える結果となりました。営業利益は1,204億円(同+48.5%)、営業利益率は22.5%(同+2.4ppt)といずれも過去最高となりました。
カテゴリー別では、全カテゴリーで増収増益を達成しました。
パフォーマンスランニングにおいて、継続的な高付加価値商品へのフォーカスの効果により、売上高は2,206億円(同+19.3%)と増収となりました。特に欧州、オセアニア、東南・南アジアで大幅に伸長しました。BOUNCEシリーズが引き続き好調に推移したことに加え、6月に発売されたGEL-KAYANO 33も順調な立ち上がりとなりました。第3四半期以降も、7月にNOVABLAST 6を発売したほか、8月にトレイルランニングシューズのMETAFUJI TRAIL 2の発売を予定しており、さらなる成長を見込んでいます。
スポーツスタイルは、欧州および北米での継続的な高成長を背景に、売上高1,231億円(同+83.0%)を計上し、勢いがさらに加速しています。また、カテゴリー利益率も34.0%(同+3.3ppt)と一段と向上しました。主力商品が引き続き成長を牽引するとともに、新商品のGEL-CUMULUS 16やGEL-NYC 2.0の売上も好調で、成長ドライバーの多様化が進んでいます。オニツカタイガーの売上高は895億円(同+35.9%)と、全地域で2桁以上の増収となり、着実に成長しています。粗利益率は引き続き高水準を維持しており、カテゴリー利益率は39.7%(同+0.6ppt)となりました。
地域別で見ても、全地域において増収増益となりました。アシックスジャパンでは、オニツカタイガーを中心としたインバウンド需要の拡大もあり、売上高は前年同期比+23.8%、営業利益率は33.4%(同+3.4ppt)と大幅に成長しました。7月には、前述の「Onitsuka Tiger 新宿」に加え、日本で2店舗目となるアシックスのフラッグシップストア「ASICS FLAGSHIP SHINJUKU」をオープンしました。欧州では、スポーツスタイル(同+100.3%)およびオニツカタイガー(同+66.5%)の大幅な伸長に加え、その他のカテゴリーも力強い伸びを示したことで、売上高は前年同期比+46.4%、営業利益率は20.8%(同+2.1ppt)に上昇しました。東南・南アジアでは、特にEコマースで売上が伸長し、売上高は前年同期比+33.9%、営業利益率は24.2%(同+1.1ppt)と更に上昇しました。
外部からの評価についてもご紹介します。
このたび、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定した「SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)銘柄2026」に2年連続で選定されました。創業哲学に根差した価値創造ストーリーのもと、「心身の健康」の実現と持続的な企業価値向上を目指す取組みに加え、自社の強みを活かしたグローバルでの経営戦略の実行や、投資家との建設的な対話が評価されました。
また、サプライチェーン全体で気候変動対策を推進し、温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいることが評価され、国際NPOであるCDPが実施する「サプライヤーエンゲージメント評価」において2年連続でAリスト企業に選定されました。約22,100社を対象とした調査において、アシックスは上位約9%に入る企業として「サプライヤーエンゲージメントリーダー」に選出されています。
アシックスは、これからも持続的な成長と企業価値向上に取り組んでまいります。アシックスの今後のさらなる飛躍にご期待ください。
(1)経営成績に関する説明
(単位:百万円)
| 前中間 連結会計期間 | 当中間 連結会計期間 | 増減額 (△は減) | 増減率 (%) | 為替影響除く 増減率(%) | |
| 売上高 | 402,798 | 534,483 | 131,685 | 32.7 | 22.0 |
| 売上総利益 | 228,442 | 306,281 | 77,839 | 34.1 | 23.5 |
| 営業利益 | 81,132 | 120,486 | 39,354 | 48.5 | 37.7 |
| 経常利益 | 78,626 | 116,598 | 37,971 | 48.3 | - |
| 親会社株主に帰属する中間純利益 | 53,606 | 82,171 | 28,565 | 53.3 | - |
① 売上高
全てのカテゴリーで好調に推移し、売上高は534,483百万円と前年同期比32.7%の増収となりました。
② 売上総利益
上記増収の影響により、306,281百万円と前年同期比34.1%の増益となりました。
③ 営業利益
上記増収増益の影響により、120,486百万円と前年同期比48.5%の増益となりました。
④ 経常利益
上記増収増益の影響などにより、経常利益は116,598百万円と前年同期比48.3%の増益となりました。
⑤ 親会社株主に帰属する中間純利益
上記増収増益の影響などにより、82,171百万円と前年同期比53.3%の増益となりました。
カテゴリー別の経営成績は、次のとおりであります。
なお、当中間連結会計期間より、カテゴリー名称の一部を見直し、従来「アパレル・エクィップメント」としていたカテゴリーについては、「アパレル」に名称変更しております。
また、従来非開示としておりました「ウォーキング」は、情報開示の透明性向上を目的とし、当中間連結会計期間より独立したカテゴリーとして掲記しております。
| (単位:百万円) |
| カテゴリー名称 | 前中間 連結会計期間 | 当中間 連結会計期間 | 増減額 (△は減) | 増減率 (%) | 為替影響除く 増減率(%) | |
| パフォーマンス ランニング | 売上高 | 184,964 | 220,652 | 35,687 | 19.3 | 8.2 |
| カテゴリー 利益 | 46,526 | 58,082 | 11,556 | 24.8 | 15.2 | |
| コアパフォーマンス スポーツ | 売上高 | 44,118 | 55,111 | 10,993 | 24.9 | 15.5 |
| カテゴリー 利益 | 9,351 | 13,109 | 3,757 | 40.2 | 30.6 | |
| アパレル | 売上高 | 20,003 | 25,629 | 5,625 | 28.1 | 17.1 |
| カテゴリー 利益 | 3,066 | 4,298 | 1,232 | 40.2 | 27.2 | |
| スポーツスタイル | 売上高 | 67,314 | 123,186 | 55,872 | 83.0 | 65.6 |
| カテゴリー 利益 | 20,656 | 41,923 | 21,266 | 103.0 | 86.4 | |
| オニツカタイガー | 売上高 | 65,876 | 89,533 | 23,656 | 35.9 | 29.4 |
| カテゴリー 利益 | 25,731 | 35,578 | 9,847 | 38.3 | 33.8 | |
| ウォーキング | 売上高 | 7,882 | 8,657 | 775 | 9.8 | 9.8 |
| カテゴリー 利益 | 622 | 1,502 | 879 | 141.4 | 141.2 |
① パフォーマンスランニング
売上高は、主に欧州地域をはじめとする全ての地域で好調に推移し、220,652百万円と前年同期比19.3%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、58,082百万円と前年同期比24.8%の増益となりました。
② コアパフォーマンススポーツ
売上高は、日本地域及び欧州地域を中心に全ての地域で好調に推移し、55,111百万円と前年同期比24.9%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、13,109百万円と前年同期比40.2%の増益となりました。
③ アパレル
売上高は、主に欧州地域をはじめとする全ての地域で好調に推移し、25,629百万円と前年同期比28.1%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、4,298百万円と前年同期比40.2%の増益となりました。
④ スポーツスタイル
売上高は、北米地域及び欧州地域を中心に全ての地域で好調に推移し、123,186百万円と前年同期比83.0%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、41,923百万円と前年同期比103.0%の大幅増益となりました。
⑤ オニツカタイガー
売上高は、インバウンド需要の拡大を背景とした日本地域での好調な販売に加え、全ての地域で好調に推移し、89,533百万円と前年同期比35.9%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響などにより、35,578百万円と前年同期比38.3%の増益となりました。
⑥ ウォーキング
売上高は、主に日本地域で好調に推移し、8,657百万円と前年同期比9.8%の増収となりました。
カテゴリー利益につきましては、上記増収の影響や粗利益率の改善などにより、1,502百万円と前年同期比141.4%の大幅増益となりました。
報告セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| セグメント名称 | 前中間 連結会計期間 | 当中間 連結会計期間 | 増減額 (△は減) | 増減率 (%) | 為替影響除く 増減率(%) | |
| 日本地域 | 売上高 | 99,263 | 106,094 | 6,831 | 6.9 | - |
| セグメント利益 | 21,635 | 28,595 | 6,959 | 32.2 | - | |
| 北米地域 | 売上高 | 73,914 | 94,696 | 20,782 | 28.1 | 19.6 |
| セグメント利益 | 10,258 | 19,079 | 8,820 | 86.0 | 74.9 | |
| 欧州地域 | 売上高 | 113,769 | 166,600 | 52,831 | 46.4 | 29.7 |
| セグメント利益 | 21,265 | 34,693 | 13,427 | 63.1 | 43.8 | |
| 中華圏地域 | 売上高 | 62,032 | 81,048 | 19,016 | 30.7 | 17.6 |
| セグメント利益 | 14,994 | 19,797 | 4,803 | 32.0 | 19.8 | |
| オセアニア地域 | 売上高 | 21,447 | 28,964 | 7,517 | 35.0 | 15.3 |
| セグメント利益 | 3,355 | 3,830 | 475 | 14.2 | △3.2 | |
| 東南・南アジア地域 | 売上高 | 23,514 | 31,492 | 7,977 | 33.9 | 25.9 |
| セグメント利益 | 5,435 | 7,630 | 2,195 | 40.4 | 30.5 | |
| その他地域 | 売上高 | 24,698 | 32,271 | 7,573 | 30.7 | 17.5 |
| セグメント利益 | 4,357 | 5,665 | 1,308 | 30.0 | 19.2 |
① 日本地域
売上高は、オニツカタイガーをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、106,094百万円と前年同期比6.9%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響や粗利益率の改善などにより、28,595百万円と前年同期比32.2%の増益となりました。
② 北米地域
売上高は、スポーツスタイルをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、94,696百万円と前年同期比28.1%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、19,079百万円と前年同期比86.0%の増益となりました。
③ 欧州地域
売上高は、スポーツスタイルをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、166,600百万円と前年同期比46.4%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、34,693百万円と前年同期比63.1%の増益となりました。
④ 中華圏地域
売上高は、スポーツスタイルをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、81,048百万円と前年同期比30.7%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、19,797百万円と前年同期比32.0%の増益となりました。
⑤ オセアニア地域
売上高は、パフォーマンスランニングやスポーツスタイルを中心に全てのカテゴリーが好調だったことにより、28,964百万円と前年同期比35.0%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、3,830百万円と前年同期比14.2%の増益となりました。
⑥ 東南・南アジア地域
売上高は、パフォーマンスランニングをはじめとする全てのカテゴリーが好調だったことにより、31,492百万円と前年同期比33.9%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、7,630百万円と前年同期比40.4%の増益となりました。
⑦ その他地域
売上高は、パフォーマンスランニングを中心に全てのカテゴリーが好調だったことにより、32,271百万円と前年同期比30.7%の増収となりました。
セグメント利益につきましては、上記増収の影響などにより、5,665百万円と前年同期比30.0%の増益となりました。
(2)財政状態に関する説明
当中間連結会計期間末の財政状態といたしましては、総資産679,379百万円(前連結会計年度末比15.8%増)、負債の部合計318,955百万円(前連結会計年度末比1.9%増)、純資産の部合計360,424百万円(前連結会計年度末比31.9%増)でした。
① 流動資産
現金及び預金や受取手形及び売掛金の増加などにより、491,746百万円(前連結会計年度末比20.0%増)となりました。
② 固定資産
ソフトウエアの増加などにより、187,633百万円(前連結会計年度末比6.3%増)となりました。
③ 流動負債
未払費用の減少はあるものの、賞与引当金の増加などにより、250,789百万円(前連結会計年度末比2.9%増)となりました。
④ 固定負債
その他の減少などにより、68,165百万円(前連結会計年度末比1.8%減)となりました。
⑤ 純資産
利益剰余金の増加などにより、360,424百万円(前連結会計年度末比31.9%増)となりました。
また、キャッシュ・フローにおきましては、当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、141,395百万円と前連結会計年度末比29,173百万円増加しました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は58,829百万円となり、前年同期間に比べ12,417百万円の収入増加となりました。
収入の主な内訳は、税金等調整前中間純利益111,666百万円、減価償却費15,749百万円であり、支出の主な内訳は、売上債権の増加額43,049百万円、法人税等の支払額32,816百万円であります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は14,041百万円となり、前年同期間に比べ270百万円の支出減少となりました。
収入の主な内訳は、有形固定資産の売却による収入5,915百万円であり、支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出8,220百万円、無形固定資産の取得による支出6,805百万円であります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は17,468百万円となり、前年同期間に比べ19,372百万円の支出減少となりました。
収入の主な内訳は、短期借入金の純増額2,500百万円であり、支出の主な内訳は、配当金の支払額11,319百万円、リース債務の返済による支出8,493百万円であります。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当中間連結会計期間において、アシックスグループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営成績の現状と見通し
2026年12月期通期の連結業績予想及び剰余金の配当(中間配当)ならびに期末配当予想については、2026年2月13日に公表した内容を修正しております。詳細につきましては、本日(2026年8月14日)公表の「2026年12月期通期連結業績予想の修正及び剰余金の配当(中間配当)ならびに期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」をご覧ください。
(単位:百万円)
| 2025年12月期実績 | 2026年12月期予想 | 前期比 | ||
| 増減額 | 増減率(%) | |||
| 売上高 | 810,916 | 1,050,000 | 239,083 | 29.5 |
| 営業利益 | 142,519 | 195,000 | 52,480 | 36.8 |
| 経常利益 | 139,295 | 189,000 | 49,704 | 35.7 |
| 親会社株主に帰属する 当期純利益 | 98,719 | 120,000 | 21,280 | 21.6 |
(通期連結業績予想について)
売上高は、第2四半期累計の好調な実績に加え、下期も日本地域を中心とするオニツカタイガー及び欧州地域を中心としたスポーツスタイルが好調に推移する見込みであること、また、業績計画上の想定為替レートを足元の環境に応じて見直したことにより、過去最高となる1,050,000百万円を見込んでいます。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益についても、増収及び粗利益率の改善により前回予想を上回り、いずれも過去最高となる見通しです。
(配当金予想について)
2026年12月期通期連結業績予想を上方修正したことにより、中間配当を前回予想から1株当たり2円00銭増額し、20円00銭とすることを決定いたしました。また、期末配当についても前回予想から1株当たり4円00銭増額し、24円00銭に修正いたしました。
これにより、年間配当予想は前回予想から1株当たり6円00銭増額し、44円00銭となる見込みです。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、アシックスグループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は4,050百万円(前年同期比13.2%増)であります。
なお、当中間連結会計期間において、アシックスグループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)従業員の状況
当中間連結会計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)生産、受注及び販売の状況
アシックスグループは、生産実績の割合が僅少であるため記載を省略しております。また、受注状況につきましても、受注生産を行っている割合が僅少であるため記載を省略しております。なお、販売実績につきましては、「第4 経理の状況 1 中間連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご確認ください。
(9)主要な設備
当中間連結会計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。