四半期報告書-第64期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/11/13 15:17
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、豪雨や地震など自然災害が相次いだものの、雇用・所得環境の改善が続き、企業業績が堅調に推移するなど緩やかな回復基調で推移しました。一方、米中貿易摩擦の深刻化や地政学的リスクの増大、株価の変動などが懸念され、先行き不透明な状況となっております。
当社グループが属する自動車業界におきましては、国内販売は軽自動車を中心に堅調に推移したものの、生産台数は前年同期に対し減少しました。海外では、米国で乗用車の販売が減少、中国の需要も減速傾向となっています。
このような状況のもと、当社グループは、中期経営計画GT300に基づき、日本・中国・ASEAN・北米の四極グローバルで自動車部品供給体制確立に向けて取り組んでおります。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は、国内および北米での自動車部品売上高の増加等により10,201百万円(前年同四半期比4.4%増)、営業利益は、中国の需要減の影響や北米での量産車種増加に伴う生産安定化費用増等により64百万円(前年同四半期比65.0%減)となりました。経常利益は、64百万円(前年同四半期比63.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、35百万円(前年同四半期比72.6%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① 自動車部品
売上高は9,358百万円(前年同四半期比4.4%増)、セグメント利益は36百万円(前年同四半期比76.6%減)となりました。
② 住宅
売上高は833百万円(前年同四半期比5.1%増)、セグメント利益は28百万円(前年同四半期比0.4%減)となりました。
③ その他
売上高は8百万円(前年同四半期比6.6%増)、セグメント利益は0百万円(前年同四半期比73.2%減)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は22,640百万円(前連結会計年度末比625百万円減)となりました。
このうち流動資産は9,998百万円(前連結会計年度末比1,007百万円減)となりました。これは主に原材料及び貯蔵品が111百万円増加した一方、現金及び預金が1,023百万円減少したこと等によるものです。
固定資産は12,642百万円(前連結会計年度末比381百万円増)となりました。これは主に投資有価証券が143百万円、工具、器具及び備品が135百万円、機械装置及び運搬具が125百万円それぞれ増加したこと等によるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は11,405百万円(前連結会計年度末比370百万円減)となりました。
このうち流動負債は7,759百万円(前連結会計年度末比765百万円減)となりました。これは主に短期借入金が291百万円増加した一方、1年内返済予定の長期借入金が570百万円、支払手形及び買掛金が216百万円それぞれ減少したこと等によるものです。
固定負債は3,645百万円(前連結会計年度末比394百万円増)となりました。これは主に退職給付に係る負債が47百万円減少した一方、長期借入金が460百万円増加したこと等によるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は11,235百万円(前連結会計年度末比254百万円減)となりました。これは主に為替換算調整勘定が212百万円減少したこと等によるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は2,702百万円(前年同四半期比307百万円減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは245百万円の収入(前年同四半期は496百万円の収入)となりました。これは主に仕入債務の減少が196百万円あった一方、減価償却費の計上が582百万円あったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは1,194百万円の支出(前年同四半期は1,017百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が1,048百万円、投資有価証券の取得による支出が341百万円あったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは31百万円の支出(前年同四半期は390百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の純増額が271百万円あった一方、長期借入金の返済による支出が318百万円あったこと等によるものです。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6百万円です。
(7)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(8)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(9)主要な設備
① 主要な設備の状況
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変動はありません。
② 設備の新設、除却等の計画
当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設、除却等はありません。