四半期報告書-第60期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/15 9:32
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の深刻な影響を受け、GDP成長率は4~6月期に戦後最大のマイナス成長を記録し、その後は回復基調にあるものの、依然新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を下回っております。個人消費も緊急事態宣言の解除に伴う経済活動の再開に加え、政策効果やマインドの改善により緩やかな拡大傾向にある一方で、外出自粛の動きは根強く、先行き不透明な状況が続いております。また、欧米各国でも感染が再拡大し、世界経済の先行き不透明感は依然として強く、経済活動へのマイナス影響は長期化することが想定されます。
ジュエリー業界におきましても、新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言によるかつてない販売減少の後、販売店舗の営業や販売催事が再開され徐々に回復に向かいましたが、新規感染者数は第3波とも言われる局面に入り、消費行動の自粛傾向や雇用・所得環境の悪化懸念など、先行き不透明な状況が続きました。
このような環境の下、当社グループは、富裕層マーケットをコアとする販売チャネルや商品ブランドに重点的に経営資源を投下する「選択と集中」の方針のもと、緊急事態宣言が解除された後、感染症対策への対応を施した環境での自社催事や顧客催事等の販売活動を徐々に再開しました。しかしながら、緊急事態宣言の影響による販売減少が大きく、当該宣言解除後は回復に向かいましたが前年を下回る結果となりました。また、財務の安定のためコミットメントライン契約締結による財務基盤強化、仕入削減による在庫減少や経費支出のコントロール等を図るとともに、インターネット販売等のITツールを活用した営業体制を強化し、自社ブランドの販売促進等にも取り組んでおります。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は120億93百万円(前年同期比25.7%減少)、営業損失82百万円(前年同期 営業利益2億19百万円)、経常損失1億15百万円(前年同期 経常利益1億93百万円)となりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により発生しました休業手当等に対する助成金収入3億36百万円を特別利益に、店舗等の臨時休業や営業時間の短縮等を行ったことに伴い発生しました休業手当等の人件費や減価償却費等の固定費4億12百万円を新型感染症対応による損失として特別損失に計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純損失3億38百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益64百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
宝飾事業の売上高は119億99百万円(前年同期比25.9%減少)、セグメント損失は1億30百万円(前年同期 セグメント利益1億74百万円)、貸ビル事業の売上高(外部顧客)は58百万円(同11.4%増加)、セグメント利益は31百万円(同17.8%増加)、太陽光発電事業の売上高は35百万円(同5.3%減少)、セグメント利益は17百万円(同9.6%減少)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は246億36百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億36百万円の増加となりました。
流動資産は175億13百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億4百万円の増加となりました。これは主に現金及び預金が4億84百万円、受取手形及び売掛金が6億92百万円それぞれ増加した一方、商品及び製品が6億86百万円減少したことによります。
固定資産は71億23百万円となり、前連結会計年度末に比べ68百万円の減少となりました。これは主に有形固定資産が88百万円減少したことによります。
(負債)
負債は127億41百万円となり、前連結会計年度末に比べ9億35百万円の増加となりました。
流動負債は109億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億1百万円の増加となりました。これは主に支払手形及び買掛金が3億76百万円、短期借入金が4億12百万円それぞれ増加したことによります。
固定負債は18億20百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億34百万円の増加となりました。これは主に長期借入金が1億13百万円増加したことによります。
(純資産)
純資産は118億95百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億99百万円の減少となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失3億38百万円の発生、剰余金の配当76百万円によります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
なお、当第3四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積もりについては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 追加情報」に記載のとおりであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
なお、「第2事業の状況 1事業等のリスク」並びに「2経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおり、新型コロナウイルス感染拡大により、当社グループの事業活動は影響を受けており、引き続き状況を注視し、経営成績の回復及び財務状況の健全化に努めてまいります。
(6)研究開発活動
当社グループでは、宝飾事業において生産事業部「アトリエ・ド・モバラ」および連結子会社のソマ㈱が研究開発活動を行っております。当第3四半期連結累計期間における研究開発活動としては、
①繊細な石留技術による高付加価値製品開発
②鋳造技術の更なる研究によるコストダウン
③ダイヤモンド全周ネックレスの継続的開発
④デザインネックレス・カットリングの新製品開発
⑤ネックレス留め具の新機構開発
を行いました。なお、当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は18百万円であります。

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