四半期報告書-第29期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の堅調な推移を背景に緩やかな回復を続けております。しかしながら、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱問題等に見られる海外経済への影響など先行き不透明な状況が継続しております。
エレクトロニクス業界におきましては、市場を牽引しておりましたスマートフォン市場の普及一巡や、データセンター需要の停滞により、当社の主要取扱い製品であるメモリー等の在庫調整に遅れが生じる等、市場全体の縮小トレンドが継続しております。
このような状況下、当社グループは、新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により、国内市場においてデータセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の販売が好調であったこと、ファウンドリービジネス等の新規商材の売上が伸びたこと、海外市場においては引き続き高精細カメラCIS(CMOSイメージセンサー)を拡販したこと、またメモリーのシェアを確保出来たことから売上高は1,257億81百万円(前年同期比26.4%増)と第2四半期連結累計期間では過去最高を更新いたしました。しかし、メモリー価格の下落等、当社グループを取り巻く市場環境は依然厳しく、営業利益は18億78百万円(同14.1%減)となりましたが、前受金の増加に伴い現金及び預金が増加したことにより金融収支が改善したため、経常利益は18億67百万円(同13.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億76百万円(同21.4%増)となりました。
なお、品目別の実績については、次のとおりであります。
「メモリー」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
DRAM、NAND FLASH、MCP(マルチチップ・パッケージ)、SSD(ソリッドステートドライブ)等
「システムLSI」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
SoC(システム・オン・チップ)、DDI(ディスプレイドライバーIC)、CIS(CMOSイメージセンサー)等
「液晶デバイス」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LCD(液晶パネル)等
「その他」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LED、有機EL、MLCC(積層セラミックコンデンサ)、バッテリー等
(メモリー半導体)
DRAM、NAND FLASH等の価格は依然、緩やかな下落が継続しているものの、新規顧客の獲得が順調に進んでおり、主に国内市場でデータセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の売上が堅調であったこと、また、中国市場においてもNAND FLASH製品の売上が増加したこと、国内外において既存ビジネスのシェア拡大したことから、この分野の売上高は710億38百万円(前年同期比18.9%増)となりました。
(システムLSI)
中国市場においてスマートフォンの複眼化および高精細化によりCISの売上が大きく伸びていること、国内市場では丸文セミコン株式会社の事業を譲受けたことにより、新たにファウンドリービジネスが売上に貢献したことから、この分野の売上高は364億66百万円(同50.4%増)となりました。
(液晶デバイス)
液晶パネルの価格の下落は継続しているものの、主に海外市場でテレビ向け液晶パネルの売上堅調であったこと、国内市場では大型テレビ向けの液晶パネルの売上が伸びたことから、この分野の売上高は114億33百万円(同27.3%増)となりました。
(その他)
国内市場では有機ELパネルがスマートフォンの新モデルに採用され販売を伸ばしましたが、工作機等向けのバッテリー等の売上が減少したことから、この分野の売上高は68億44百万円(同4.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
PC向けにDRAM、データセンター向けにNAND FLASH製品の売上が堅調であったこと、ファウンドリー等の新規ビジネスが売上に貢献したこと、大型テレビ向けの液晶パネルの売上が伸びたことから、このセグメントの売上高は455億5百万円(同8.7%増)となりました。しかしながら、メモリー価格の下落等、当社グループを取り巻く市場環境は厳しく、セグメント利益は11億31百万円(同14.0%減)となりました。
(海外)
スマートフォンの複眼化や高精細化によりCIS(CMOSイメージセンサー)の販売が売上を牽引したこと、ストレージ向けにNAND FLASH製品を拡販したことから、このセグメントの売上高は802億75百万円(同39.3%増)となりました。しかしながら、メモリー価格の下落等、収益性の悪化から、セグメント利益は8億5百万円(同1.6%減)となりました。
② 財政状態
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、特に現金及び預金,商品および前受金が増加しました。
中国においてNAND FLASHやDRAMモジュールのビジネスの拡大に伴い商品が増加(118億9百万円)したことにより資金が減少しましたが、前受金が増加(258億17百万円)したことにより資金が増加し、その結果、現金及び預金が増加しました。
総資産の残高は1,032億52百万円(前連結会計年度末比29.6%増)となりました。これは主に現金及び預金および商品が増加したことによるものです。
負債は733億82百万円(同45.6%増)となりました。これは主に前受金が増加したことおよび短期借入金が減少したことによるものです。
純資産は298億69百万円(同2.0%増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払によるものです。
③ キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローについては、主に営業活動によるキャッシュ・フローが増加したことにより、現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)が、前年同四半期末に比べ80億82百万円増加し193億56百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、190億47百万円(前年同期は92億30百万円の支出)となりました。これは主に前受金の増加(260億59百万円)および仕入債務の増加(34億24百万円)により資金が増加しましたが、たな卸資産の増加(119億58百万円)により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、5百万円(前年同期比2億33百万円減)となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出5百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、62億25百万円(前年同期は119億71百万円の獲得)となりました。これは短期
借入金の減少(55億94百万円)および配当金の支払(6億12百万円)によるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の購入代金および人件費等の販売費及び一般管理費の支払によるものであります。当社グループはこれらの資金需要に対し、自己資金および金融機関からの借入を基本としており、金融機関からの借入の主な通貨は米ドルであります。
なお、当第2四半期連結会計期間末においては、前受金の増加に伴い現金及び預金が大きく増加した結果、短期借入金は全額返済しております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の堅調な推移を背景に緩やかな回復を続けております。しかしながら、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱問題等に見られる海外経済への影響など先行き不透明な状況が継続しております。
エレクトロニクス業界におきましては、市場を牽引しておりましたスマートフォン市場の普及一巡や、データセンター需要の停滞により、当社の主要取扱い製品であるメモリー等の在庫調整に遅れが生じる等、市場全体の縮小トレンドが継続しております。
このような状況下、当社グループは、新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により、国内市場においてデータセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の販売が好調であったこと、ファウンドリービジネス等の新規商材の売上が伸びたこと、海外市場においては引き続き高精細カメラCIS(CMOSイメージセンサー)を拡販したこと、またメモリーのシェアを確保出来たことから売上高は1,257億81百万円(前年同期比26.4%増)と第2四半期連結累計期間では過去最高を更新いたしました。しかし、メモリー価格の下落等、当社グループを取り巻く市場環境は依然厳しく、営業利益は18億78百万円(同14.1%減)となりましたが、前受金の増加に伴い現金及び預金が増加したことにより金融収支が改善したため、経常利益は18億67百万円(同13.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億76百万円(同21.4%増)となりました。
なお、品目別の実績については、次のとおりであります。
| 前第2四半期連結累計期間 | 当第2四半期連結累計期間 | 前連結会計年度 | ||||||
| (自 2018年4月1日 | (自 2019年4月1日 | 増減率 | (自 2018年4月1日 | |||||
| 品目別 | 至 2018年9月30日) | 至 2019年9月30日) | (%) | 至 2019年3月31日) | ||||
| 金額(百万円) | 構成比 (%) | 金額(百万円) | 構成比 (%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |||
| メモリー | 59,736 | 60.0 | 71,038 | 56.5 | 18.9 | 134,496 | 61.8 | |
| システムLSI | 24,248 | 24.4 | 36,466 | 29.0 | 50.4 | 49,163 | 22.6 | |
| 半導体小計 | 83,984 | 84.4 | 107,504 | 85.5 | 28.0 | 183,659 | 84.4 | |
| 液晶デバイス | 8,978 | 9.0 | 11,433 | 9.1 | 27.3 | 20,413 | 9.4 | |
| その他 | 6,531 | 6.6 | 6,844 | 5.4 | 4.8 | 13,560 | 6.2 | |
| 合計 | 99,493 | 100.0 | 125,781 | 100.0 | 26.4 | 217,632 | 100.0 | |
「メモリー」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
DRAM、NAND FLASH、MCP(マルチチップ・パッケージ)、SSD(ソリッドステートドライブ)等
「システムLSI」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
SoC(システム・オン・チップ)、DDI(ディスプレイドライバーIC)、CIS(CMOSイメージセンサー)等
「液晶デバイス」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LCD(液晶パネル)等
「その他」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LED、有機EL、MLCC(積層セラミックコンデンサ)、バッテリー等
(メモリー半導体)
DRAM、NAND FLASH等の価格は依然、緩やかな下落が継続しているものの、新規顧客の獲得が順調に進んでおり、主に国内市場でデータセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の売上が堅調であったこと、また、中国市場においてもNAND FLASH製品の売上が増加したこと、国内外において既存ビジネスのシェア拡大したことから、この分野の売上高は710億38百万円(前年同期比18.9%増)となりました。
(システムLSI)
中国市場においてスマートフォンの複眼化および高精細化によりCISの売上が大きく伸びていること、国内市場では丸文セミコン株式会社の事業を譲受けたことにより、新たにファウンドリービジネスが売上に貢献したことから、この分野の売上高は364億66百万円(同50.4%増)となりました。
(液晶デバイス)
液晶パネルの価格の下落は継続しているものの、主に海外市場でテレビ向け液晶パネルの売上堅調であったこと、国内市場では大型テレビ向けの液晶パネルの売上が伸びたことから、この分野の売上高は114億33百万円(同27.3%増)となりました。
(その他)
国内市場では有機ELパネルがスマートフォンの新モデルに採用され販売を伸ばしましたが、工作機等向けのバッテリー等の売上が減少したことから、この分野の売上高は68億44百万円(同4.8%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
PC向けにDRAM、データセンター向けにNAND FLASH製品の売上が堅調であったこと、ファウンドリー等の新規ビジネスが売上に貢献したこと、大型テレビ向けの液晶パネルの売上が伸びたことから、このセグメントの売上高は455億5百万円(同8.7%増)となりました。しかしながら、メモリー価格の下落等、当社グループを取り巻く市場環境は厳しく、セグメント利益は11億31百万円(同14.0%減)となりました。
(海外)
スマートフォンの複眼化や高精細化によりCIS(CMOSイメージセンサー)の販売が売上を牽引したこと、ストレージ向けにNAND FLASH製品を拡販したことから、このセグメントの売上高は802億75百万円(同39.3%増)となりました。しかしながら、メモリー価格の下落等、収益性の悪化から、セグメント利益は8億5百万円(同1.6%減)となりました。
② 財政状態
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、特に現金及び預金,商品および前受金が増加しました。
中国においてNAND FLASHやDRAMモジュールのビジネスの拡大に伴い商品が増加(118億9百万円)したことにより資金が減少しましたが、前受金が増加(258億17百万円)したことにより資金が増加し、その結果、現金及び預金が増加しました。
総資産の残高は1,032億52百万円(前連結会計年度末比29.6%増)となりました。これは主に現金及び預金および商品が増加したことによるものです。
負債は733億82百万円(同45.6%増)となりました。これは主に前受金が増加したことおよび短期借入金が減少したことによるものです。
純資産は298億69百万円(同2.0%増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払によるものです。
③ キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローについては、主に営業活動によるキャッシュ・フローが増加したことにより、現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)が、前年同四半期末に比べ80億82百万円増加し193億56百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、190億47百万円(前年同期は92億30百万円の支出)となりました。これは主に前受金の増加(260億59百万円)および仕入債務の増加(34億24百万円)により資金が増加しましたが、たな卸資産の増加(119億58百万円)により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、5百万円(前年同期比2億33百万円減)となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出5百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、62億25百万円(前年同期は119億71百万円の獲得)となりました。これは短期
借入金の減少(55億94百万円)および配当金の支払(6億12百万円)によるものであります。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の購入代金および人件費等の販売費及び一般管理費の支払によるものであります。当社グループはこれらの資金需要に対し、自己資金および金融機関からの借入を基本としており、金融機関からの借入の主な通貨は米ドルであります。
なお、当第2四半期連結会計期間末においては、前受金の増加に伴い現金及び預金が大きく増加した結果、短期借入金は全額返済しております。