四半期報告書-第30期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、デジタル化関連の投資需要により経済活動の水準は持ち直し傾向にあったものの、個人消費は雇用所得環境の悪化など、新型コロナウイルス感染者数の増加に左右される形で自粛ムードが高まっており、経済活動の回復ペースは緩やかにとどまっております。また、世界経済においては、新型コロナウイルス感染症の再拡大に歯止めがかからないなか、主要国の景気回復の足取りに鈍さはあるものの、中国政府は早期に経済活動再開を進め、世界的な情報通信機器の需要拡大、5G分野の投資が政府の強力な支援を受けて好調に推移するなど、中国経済は日米欧に先駆けて回復しております。
エレクトロニクス業界におきましては、データセンター、ノートPC、タブレットPC等のリモートを支える需要に加え、スマートフォン、新型ゲーム機等、需要は全般的に好調であった一方、当社の主要取扱い製品であるメモリーの一部製品において緩やかな価格下落がありました。
このような状況下、当社グループは、新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により、データセンターストレージ向けにDRAM、NAND FLASH製品の売上が拡大したこと、国内市場においてスマートフォン向け有機ELパネルの売上が伸びたこと、海外市場においてはスマートフォン向けにMCP(DRAMとNAND FLASH製品を1つのパッケージにしたもの)の売上が大きく伸びたこと、引き続き高精細カメラCIS(CMOSイメージセンサー)を拡販したことから、売上高は2,254億10百万円(前年同期比15.9%増)と第3四半期連結累計期間で過去最高を更新いたしました。利益は当第3四半期連結会計期間において収益性が改善したものの、これまでのメモリー価格の下落等の影響により、営業利益は33億81百万円(同8.4%減)、経常利益は35億67百万円(同0.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億41百万円(同1.4%減)となりました。
なお、品目別の販売実績については、次のとおりであります。
「メモリー」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
DRAM、NAND FLASH、MCP(マルチチップ・パッケージ)、SSD(ソリッドステートドライブ)等
「システムLSI」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
SoC(システム・オン・チップ)、DDI(ディスプレイドライバーIC)、CIS(CMOSイメージセンサー)等
「液晶デバイス」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LCD(液晶パネル)等
「その他」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LED、有機EL、MLCC(積層セラミックコンデンサ)、バッテリー、設備等
(メモリー半導体)
データセンターストレージ向けにDRAM、NAND FLASH製品の売上が拡大したこと、中国においてスマートフォン向けMCPの売上が伸びたことから、この分野の売上高は1,443億85百万円(前年同期比30.2%増)となりました。
(システムLSI)
テレビ向けDDIの売上が伸張したこと、中国市場において、スマートフォンの複眼化および高精細化により、高画素CISの売上が堅調であったことから、この分野の売上高は561億10百万円(同0.0%増)となりました。
(液晶デバイス)
海外市場において、モニター向け売上が大幅に減少したことから、この分野の売上高は111億50百万円(同31.7%減)となりました。
(その他)
国内市場において有機ELパネルがスマートフォンの新モデルに採用され売上が伸びていること、工作機等向けのバッテリー等の売上が拡大したことから、この分野の売上高は137億65百万円(同22.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
データセンターストレージ向けおよびPC向けにDRAM、NAND FLASH製品の売上が拡大したこと、スマートフォン向け有機ELパネルの売上が伸びたことから、このセグメントの売上高は892億50百万円(同25.2%増)となりました。しかしながら、メモリー価格の下落等、収益性の悪化から、セグメント利益は15億61百万円(同12.2%減)となりました。
(海外)
データセンターストレージ向けにDRAM、NAND FLASH製品の売上が拡大したこと、スマートフォン向けにMCP(DRAMとNAND FLASH製品を1つのパッケージにしたもの)の売上が大きく伸びたこと、高精細カメラCIS(CMOSイメージセンサー)の売上も堅調であったことから、このセグメントの売上高は1,361億60百万円(同10.5%増)となりました。しかしながら、メモリー価格の下落等、収益性の悪化から、セグメント利益は18億36百万円(同8.7%減)となりました。
② 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産の残高は、1,031億42百万円(前連結会計年度末比11.5%増)となりました。これは主に商品が増加したことによるものです。
負債の残高は、698億16百万円(同15.2%増)となりました。これは主に短期借入金が増加したことによるものです。
純資産の残高は、333億26百万円(同4.4%増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払によるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の購入代金および人件費等の販売費及び一般管理費の支払によるものであります。当社グループはこれらの資金需要に対し、自己資金および金融機関からの借入を基本としており、金融機関からの借入の主な通貨は米ドルであります。
なお、当第3四半期連結会計期間末における借入金の残高は84億49百万円となっております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、デジタル化関連の投資需要により経済活動の水準は持ち直し傾向にあったものの、個人消費は雇用所得環境の悪化など、新型コロナウイルス感染者数の増加に左右される形で自粛ムードが高まっており、経済活動の回復ペースは緩やかにとどまっております。また、世界経済においては、新型コロナウイルス感染症の再拡大に歯止めがかからないなか、主要国の景気回復の足取りに鈍さはあるものの、中国政府は早期に経済活動再開を進め、世界的な情報通信機器の需要拡大、5G分野の投資が政府の強力な支援を受けて好調に推移するなど、中国経済は日米欧に先駆けて回復しております。
エレクトロニクス業界におきましては、データセンター、ノートPC、タブレットPC等のリモートを支える需要に加え、スマートフォン、新型ゲーム機等、需要は全般的に好調であった一方、当社の主要取扱い製品であるメモリーの一部製品において緩やかな価格下落がありました。
このような状況下、当社グループは、新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により、データセンターストレージ向けにDRAM、NAND FLASH製品の売上が拡大したこと、国内市場においてスマートフォン向け有機ELパネルの売上が伸びたこと、海外市場においてはスマートフォン向けにMCP(DRAMとNAND FLASH製品を1つのパッケージにしたもの)の売上が大きく伸びたこと、引き続き高精細カメラCIS(CMOSイメージセンサー)を拡販したことから、売上高は2,254億10百万円(前年同期比15.9%増)と第3四半期連結累計期間で過去最高を更新いたしました。利益は当第3四半期連結会計期間において収益性が改善したものの、これまでのメモリー価格の下落等の影響により、営業利益は33億81百万円(同8.4%減)、経常利益は35億67百万円(同0.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億41百万円(同1.4%減)となりました。
なお、品目別の販売実績については、次のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 前連結会計年度 | ||||||
| (自 2019年4月1日 | (自 2020年4月1日 | 増減率 | (自 2019年4月1日 | |||||
| 品目別 | 至 2019年12月31日) | 至 2020年12月31日) | (%) | 至 2020年3月31日) | ||||
| 金額(百万円) | 構成比 (%) | 金額(百万円) | 構成比 (%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |||
| メモリー | 110,904 | 57.0 | 144,385 | 64.1 | 30.2 | 151,349 | 58.1 | |
| システムLSI | 56,095 | 28.8 | 56,110 | 24.9 | 0.0 | 75,697 | 29.1 | |
| 半導体小計 | 166,999 | 85.8 | 200,495 | 89.0 | 20.1 | 227,046 | 87.2 | |
| 液晶デバイス | 16,326 | 8.4 | 11,150 | 4.9 | △31.7 | 19,105 | 7.3 | |
| その他 | 11,221 | 5.8 | 13,765 | 6.1 | 22.7 | 14,216 | 5.5 | |
| 合計 | 194,546 | 100.0 | 225,410 | 100.0 | 15.9 | 260,367 | 100.0 | |
「メモリー」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
DRAM、NAND FLASH、MCP(マルチチップ・パッケージ)、SSD(ソリッドステートドライブ)等
「システムLSI」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
SoC(システム・オン・チップ)、DDI(ディスプレイドライバーIC)、CIS(CMOSイメージセンサー)等
「液晶デバイス」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LCD(液晶パネル)等
「その他」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LED、有機EL、MLCC(積層セラミックコンデンサ)、バッテリー、設備等
(メモリー半導体)
データセンターストレージ向けにDRAM、NAND FLASH製品の売上が拡大したこと、中国においてスマートフォン向けMCPの売上が伸びたことから、この分野の売上高は1,443億85百万円(前年同期比30.2%増)となりました。
(システムLSI)
テレビ向けDDIの売上が伸張したこと、中国市場において、スマートフォンの複眼化および高精細化により、高画素CISの売上が堅調であったことから、この分野の売上高は561億10百万円(同0.0%増)となりました。
(液晶デバイス)
海外市場において、モニター向け売上が大幅に減少したことから、この分野の売上高は111億50百万円(同31.7%減)となりました。
(その他)
国内市場において有機ELパネルがスマートフォンの新モデルに採用され売上が伸びていること、工作機等向けのバッテリー等の売上が拡大したことから、この分野の売上高は137億65百万円(同22.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
データセンターストレージ向けおよびPC向けにDRAM、NAND FLASH製品の売上が拡大したこと、スマートフォン向け有機ELパネルの売上が伸びたことから、このセグメントの売上高は892億50百万円(同25.2%増)となりました。しかしながら、メモリー価格の下落等、収益性の悪化から、セグメント利益は15億61百万円(同12.2%減)となりました。
(海外)
データセンターストレージ向けにDRAM、NAND FLASH製品の売上が拡大したこと、スマートフォン向けにMCP(DRAMとNAND FLASH製品を1つのパッケージにしたもの)の売上が大きく伸びたこと、高精細カメラCIS(CMOSイメージセンサー)の売上も堅調であったことから、このセグメントの売上高は1,361億60百万円(同10.5%増)となりました。しかしながら、メモリー価格の下落等、収益性の悪化から、セグメント利益は18億36百万円(同8.7%減)となりました。
② 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産の残高は、1,031億42百万円(前連結会計年度末比11.5%増)となりました。これは主に商品が増加したことによるものです。
負債の残高は、698億16百万円(同15.2%増)となりました。これは主に短期借入金が増加したことによるものです。
純資産の残高は、333億26百万円(同4.4%増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払によるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の購入代金および人件費等の販売費及び一般管理費の支払によるものであります。当社グループはこれらの資金需要に対し、自己資金および金融機関からの借入を基本としており、金融機関からの借入の主な通貨は米ドルであります。
なお、当第3四半期連結会計期間末における借入金の残高は84億49百万円となっております。