四半期報告書-第29期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益の改善や個人消費の持ち直しが続き、緩やかな回復が続きました。一方、世界経済においては、米中貿易摩擦の出口が見えない状況に加え、欧州政治問題、中東情勢や香港デモといった地政学的問題など、海外経済の不透明感が継続しております。
エレクトロニクス業界におきましては、スマートフォン需要の一服感に加え、データセンター向けサーバー投資の低迷など市況停滞が継続していたものの、中国において5Gスマートフォンの本格サービスが開始されるなど、5G本格普及への期待感から5G関連やデータセンター関連等で需要回復の兆しが見え始めております。
このような状況下、当社グループは、新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により、国内市場においてデータセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の販売が好調であったこと、ファウンドリービジネス等の新規商材の売上が拡大したこと、海外市場においてはスマートフォンの高機能化による高精細カメラCIS(CMOSイメージセンサー)の売上が拡大したことから、売上高は1,945億46百万円(前年同期比30.6%増)と第3四半期連結累計期間で過去最高を更新いたしました。加えて、収益性の改善と新規ビジネスの貢献により、営業利益は36億92百万円(同29.3%増)、経常利益は35億65百万円(同72.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億78百万円(同86.2%増)となりました。
なお、品目別の販売実績については、次のとおりであります。
「メモリー」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
DRAM、NAND FLASH、MCP(マルチチップ・パッケージ)、SSD(ソリッドステートドライブ)等
「システムLSI」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
SoC(システム・オン・チップ)、DDI(ディスプレイドライバーIC)、CIS(CMOSイメージセンサー)等
「液晶デバイス」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LCD(液晶パネル)等
「その他」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LED、有機EL、MLCC(積層セラミックコンデンサ)、バッテリー、設備等
(メモリー半導体)
DRAM、NAND FLASH等の一部製品において緩やかな価格下落が継続しているものの、新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により、国内市場でデータセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の売上が好調であったこと、中国においても同製品の売上が好調であったことから、この分野の売上高は1,109億4百万円(前年同期比13.9%増)となりました。
(システムLSI)
中国市場において、スマートフォンの複眼化および高精細化に加え、5Gスマートフォンのサービス開始による買替促進により高画素CISの売上が拡大していること、国内市場では新規ファウンドリービジネスの獲得により、この分野の売上高は560億95百万円(同87.2%増)となりました。
(液晶デバイス)
継続して液晶パネルの価格は下落しており、モニター向け売上は減少しているものの、大型テレビ向けの売上が伸びたことから、この分野の売上高は163億26百万円(同21.0%増)となりました。
(その他)
国内市場において工作機等向けのバッテリーの売上が減少しているものの、スマートフォン向け有機ELパネルの売上が伸びたことに加え、設備ビジネスの売上が拡大したことから、この分野の売上高は112億21百万円(同37.6%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
データセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の売上が好調であったこと、ファウンドリー等の新規ビジネスが売上に貢献したことに加え、スマートフォン向け有機ELパネルの売上が伸びたこと、設備ビジネスの売上が拡大したことから、このセグメントの売上高は712億96百万円(同8.0%増)となりました。また、セグメント利益は収益性の改善等もあり、17億79百万円(同9.2%増)と増益となりました。
(海外)
スマートフォンの複眼化および高精細化に加え、5Gスマートフォンのサービス開始による買替促進により高画素CIS(CMOSイメージセンサー)の売上が大きく伸びたこと、ストレージ向けにNAND FLASH製品を拡販したことにより、このセグメントの売上高は1,232億50百万円(同48.6%増)となりました。また、セグメント利益は収益性の改善等もあり、20億11百万円(同66.8%増)となりました。
② 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産の残高は、884億11百万円(前連結会計年度末比10.9%増)となりました。これは主に受取手形及び売掛金および商品が増加したことによるものです。
負債の残高は、571億24百万円(同13.3%増)となりました。これは主に前受金が増加したことによるものです。
純資産の残高は、312億87百万円(同6.9%増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払によるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の購入代金および人件費等の販売費及び一般管理費の支払によるものであります。当社グループはこれらの資金需要に対し、自己資金および金融機関からの借入を基本としており、金融機関からの借入の主な通貨は米ドルであります。
なお、当第3四半期連結会計期間末における借入金の残高は10億95百万円となっております。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益の改善や個人消費の持ち直しが続き、緩やかな回復が続きました。一方、世界経済においては、米中貿易摩擦の出口が見えない状況に加え、欧州政治問題、中東情勢や香港デモといった地政学的問題など、海外経済の不透明感が継続しております。
エレクトロニクス業界におきましては、スマートフォン需要の一服感に加え、データセンター向けサーバー投資の低迷など市況停滞が継続していたものの、中国において5Gスマートフォンの本格サービスが開始されるなど、5G本格普及への期待感から5G関連やデータセンター関連等で需要回復の兆しが見え始めております。
このような状況下、当社グループは、新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により、国内市場においてデータセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の販売が好調であったこと、ファウンドリービジネス等の新規商材の売上が拡大したこと、海外市場においてはスマートフォンの高機能化による高精細カメラCIS(CMOSイメージセンサー)の売上が拡大したことから、売上高は1,945億46百万円(前年同期比30.6%増)と第3四半期連結累計期間で過去最高を更新いたしました。加えて、収益性の改善と新規ビジネスの貢献により、営業利益は36億92百万円(同29.3%増)、経常利益は35億65百万円(同72.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は26億78百万円(同86.2%増)となりました。
なお、品目別の販売実績については、次のとおりであります。
| 前第3四半期連結累計期間 | 当第3四半期連結累計期間 | 前連結会計年度 | ||||||
| (自 2018年4月1日 | (自 2019年4月1日 | 増減率 | (自 2018年4月1日 | |||||
| 品目別 | 至 2018年12月31日) | 至 2019年12月31日) | (%) | 至 2019年3月31日) | ||||
| 金額(百万円) | 構成比 (%) | 金額(百万円) | 構成比 (%) | 金額(百万円) | 構成比(%) | |||
| メモリー | 97,333 | 65.4 | 110,904 | 57.0 | 13.9 | 134,496 | 61.8 | |
| システムLSI | 29,958 | 20.1 | 56,095 | 28.8 | 87.2 | 49,163 | 22.6 | |
| 半導体小計 | 127,291 | 85.5 | 166,999 | 85.8 | 31.2 | 183,659 | 84.4 | |
| 液晶デバイス | 13,494 | 9.1 | 16,326 | 8.4 | 21.0 | 20,413 | 9.4 | |
| その他 | 8,156 | 5.4 | 11,221 | 5.8 | 37.6 | 13,560 | 6.2 | |
| 合計 | 148,941 | 100.0 | 194,546 | 100.0 | 30.6 | 217,632 | 100.0 | |
「メモリー」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
DRAM、NAND FLASH、MCP(マルチチップ・パッケージ)、SSD(ソリッドステートドライブ)等
「システムLSI」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
SoC(システム・オン・チップ)、DDI(ディスプレイドライバーIC)、CIS(CMOSイメージセンサー)等
「液晶デバイス」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LCD(液晶パネル)等
「その他」に含まれる主な商品は以下のとおりです。
LED、有機EL、MLCC(積層セラミックコンデンサ)、バッテリー、設備等
(メモリー半導体)
DRAM、NAND FLASH等の一部製品において緩やかな価格下落が継続しているものの、新規顧客開拓や既存ビジネスのシェア拡大により、国内市場でデータセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の売上が好調であったこと、中国においても同製品の売上が好調であったことから、この分野の売上高は1,109億4百万円(前年同期比13.9%増)となりました。
(システムLSI)
中国市場において、スマートフォンの複眼化および高精細化に加え、5Gスマートフォンのサービス開始による買替促進により高画素CISの売上が拡大していること、国内市場では新規ファウンドリービジネスの獲得により、この分野の売上高は560億95百万円(同87.2%増)となりました。
(液晶デバイス)
継続して液晶パネルの価格は下落しており、モニター向け売上は減少しているものの、大型テレビ向けの売上が伸びたことから、この分野の売上高は163億26百万円(同21.0%増)となりました。
(その他)
国内市場において工作機等向けのバッテリーの売上が減少しているものの、スマートフォン向け有機ELパネルの売上が伸びたことに加え、設備ビジネスの売上が拡大したことから、この分野の売上高は112億21百万円(同37.6%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(日本)
データセンターストレージ向けにNAND FLASH製品の売上が好調であったこと、ファウンドリー等の新規ビジネスが売上に貢献したことに加え、スマートフォン向け有機ELパネルの売上が伸びたこと、設備ビジネスの売上が拡大したことから、このセグメントの売上高は712億96百万円(同8.0%増)となりました。また、セグメント利益は収益性の改善等もあり、17億79百万円(同9.2%増)と増益となりました。
(海外)
スマートフォンの複眼化および高精細化に加え、5Gスマートフォンのサービス開始による買替促進により高画素CIS(CMOSイメージセンサー)の売上が大きく伸びたこと、ストレージ向けにNAND FLASH製品を拡販したことにより、このセグメントの売上高は1,232億50百万円(同48.6%増)となりました。また、セグメント利益は収益性の改善等もあり、20億11百万円(同66.8%増)となりました。
② 財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産の残高は、884億11百万円(前連結会計年度末比10.9%増)となりました。これは主に受取手形及び売掛金および商品が増加したことによるものです。
負債の残高は、571億24百万円(同13.3%増)となりました。これは主に前受金が増加したことによるものです。
純資産の残高は、312億87百万円(同6.9%増)となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上と配当金の支払によるものです。
(2) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の購入代金および人件費等の販売費及び一般管理費の支払によるものであります。当社グループはこれらの資金需要に対し、自己資金および金融機関からの借入を基本としており、金融機関からの借入の主な通貨は米ドルであります。
なお、当第3四半期連結会計期間末における借入金の残高は10億95百万円となっております。