四半期報告書-第25期第2四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成30年4月1日~9月30日)における我が国の経済は、政府の景気対策等を背景に、企業収益や雇用情勢の改善が続き、緩やかな回復基調で推移しました。また、個人消費は記録的な猛暑や台風、大雨など天候の影響が見られたものの、若干ながらも改善傾向が続いております。
国内コンピューター販売においては、2020年1月に予定されているWindows7のサポート終了を控え、最新OSであるWindows10への移行が進んでいることから法人需要の拡大が続いております。また、政府や各企業が進める働き方改革などの効果により、働き方の変化に伴う需要、eスポーツ人気の高まりによるゲーミングパソコンや周辺機器の需要、小中学校の新学習指導要領への移行に伴うプログラミング学習の影響などから、個人向け市場においても回復の兆しがみられました。
このような状況下、当社グループは販売、修理、インターネットを全てワンストップでサポートする「スマートライフパートナー化」を継続して進めております。これまでの「困ったを解決」に加え、「プレミアムメンバー様の未来を任せていただく」計画的提案・計画的創造を提供する、デジタルライフコンサルティング化を推進しております。
店頭販売において、従来の「困ったを解決」だけでなく「未来デジタルライフ」をお任せいただけるよう、プレミアムメンバー様を担当するコンサルタントやエンジニアがチームを組み、各々のプレミアムメンバー様に未来デジタルライフプランのご提案を行っております。使用していたコンピューターから新しいコンピューターへのデータ移行、スマートフォンの電話帳移行や格安SIMへのスムーズな移行など、デジタルライフにおける計画的なデバイスの使用・買い替え、それらに加え、家庭内にある使用されていない休眠機器である古いコンピューターやスマートデバイスの再活用など、家庭内のスマートライフを総合的に提案しプレミアムメンバー様のデジタルライフの持続的な活性化、先々のデジタルライフの価値創出に取り組みました。一方、一時的な特売などのセールを中止し、それに伴う宣伝が減少いたしました。また、短期間の雇用を一時的に行わず、人材に対し継続的な、未来の提案コンサルティング教育を行いました。その育成研修に時間と費用を費やすことにより働き方と学び方の一体改革を推進いたしました。
店舗展開においては、栃木県足利市の店舗を、サービス販売に重点を置いた業態である「ピーシーデポスマートライフ足利店」に改装、また、既存ピーシーデポスマートライフ店である幕張インター店(千葉県幕張市)の更新改装を実施いたしました。その結果、平成30年9月末時点でピーシーデポスマートライフ店は43店舗となりました。
ソリューションサービス売上高は前年同期比10.7%増、売上総利益は同4.9%減、販売費及び一般管理費は同6.6%減となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は201億57百万円(前年同期比4.1%減)、営業利益は12億73百万円(前年同期比7.9%増)、経常利益は13億26百万円(前年同期比8.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億97百万円(前年同期比9.4%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
①パソコン等販売事業
コンピューター販売面において、2020年1月のWindows7のサポート終了を見据えた買い替え需要、働き方の変化に伴う需要、また、eスポーツ人気の高まりにより、高機能・高性能かつ高価格帯のパソコンや周辺機器の需要が見受けられます。スマホ関連では、9月21日にiPhone XS / iPhone XS Maxの発売がありました。しかしながら、スマホ関連のマーケットの縮小は依然として続いており、デバイスの高品質化に伴い、買い替えサイクルも長期化傾向にあります。
こういった状況の中、当社はデジタルライフのサポート・提案を継続いたしました。ソリューションサービス面においては、スマートデバイスの買い替え時のデータの移行サービスなど新しい機器へのスムーズな買い替えを促進いたしました。7月より、プレミアムメンバー様専用のメンバーソリューションハードプランのラインナップの拡充、折込広告にプレミアムメンバー様限定のサービスを掲載するなど、プレミアムメンバー様の利用機会の増加に努めました。新規需要には「使い方」や「初期設定」など、初めてでも不安がないようサービスを提供しております。他社でご購入されたスマートデバイス、また、今お使いのインターネットの不都合やお困りごとなど、無料相談を通して解決し、その先のデジタルライフを提案、サポートするサービスを提供することで、メンバー増加に努めました。また、当社プレミアムメンバー様には、引き続き優先対応をはじめ、「困ったを解決」だけではない「未来デジタルライフ」の計画的提案をお任せいただけるよう、担当するチームがFACE to FACEのコミュニケーションを通して、継続提案いたしました。
当第2四半期連結会計期間末における「ピーシーデポスマートライフ店」「PC DEPOT」「PC DEPOTパソコンクリニック」の総店舗数は、第2四半期に1店舗をPC DEPOTからピーシーデポスマートライフ店へ改装いたしましたが、総数は第1四半期末と変わらず126店舗となりました。また、近畿・中国・四国地区においてフランチャイズ運営する「PC DEPOT」 が3店舗あります。
以上の結果、パソコン等販売事業の売上高は195億49百万円(前年同期比4.2%減)、セグメント利益は13億21百万円(前年同期比6.0%増)となりました。
[店舗数の推移]
※上記表は、株式会社ピーシーデポコーポレーション、株式会社ピーシーデポストアーズの合計となります。
※上記表は、フランチャイズが運営する「PC DEPOT」3店舗を含んでおりません。
②インターネット関連事業
インターネット関連事業においては、当社グループが提供するプレミアムサービス関連におけるグループ内業務受託の強化に取り組んでおります。グループ売上高の減少に伴い、売上高は減少いたしましたが、製造原価、販売費及び一般管理費の適正化によりセグメント利益は改善しております。
以上の結果、インターネット関連事業の売上高は6億7百万円(前年同期比1.6%減)、セグメント利益は2億20百万円(前年同期比11.2%増)となりました。
※プレミアムサービス・・・当社オリジナルのメンバーシップサービスである、月額会員制保守サービスの総称
※プレミアムメンバー・・・メンバーシップサービスをご利用いただける会員様の総称、また会員様のご家族
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物の残高は109億61百万円となり、当第2四半期連結累計期間に3億63百万円増加(前年同四半期は12億63百万円の増加)しております。
営業活動によるキャッシュ・フローは、未払金の減少額1億7百万円、法人税等の支払額が5億33百万円ありましたが、税金等調整前四半期純利益13億14百万円、たな卸資産の減少額7億29百万円、減価償却費4億14百万円等により22億41百万円の増加(前年同四半期は40億81百万円の増加)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出2億55百万円及び無形固定資産の取得による支出1億11百万円等により、4億23百万円の減少(前年同四半期は3億69百万円の減少)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において実施いたしました設備投資の総額は4億47百万円であり、これらの資金は自己資金並びに借入金でまかなっております。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出11億25百万円、配当金の支払額3億26百万円等により、14億54百万円の減少(前年同四半期は24億48百万円の減少)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成30年4月1日~9月30日)における我が国の経済は、政府の景気対策等を背景に、企業収益や雇用情勢の改善が続き、緩やかな回復基調で推移しました。また、個人消費は記録的な猛暑や台風、大雨など天候の影響が見られたものの、若干ながらも改善傾向が続いております。
国内コンピューター販売においては、2020年1月に予定されているWindows7のサポート終了を控え、最新OSであるWindows10への移行が進んでいることから法人需要の拡大が続いております。また、政府や各企業が進める働き方改革などの効果により、働き方の変化に伴う需要、eスポーツ人気の高まりによるゲーミングパソコンや周辺機器の需要、小中学校の新学習指導要領への移行に伴うプログラミング学習の影響などから、個人向け市場においても回復の兆しがみられました。
このような状況下、当社グループは販売、修理、インターネットを全てワンストップでサポートする「スマートライフパートナー化」を継続して進めております。これまでの「困ったを解決」に加え、「プレミアムメンバー様の未来を任せていただく」計画的提案・計画的創造を提供する、デジタルライフコンサルティング化を推進しております。
店頭販売において、従来の「困ったを解決」だけでなく「未来デジタルライフ」をお任せいただけるよう、プレミアムメンバー様を担当するコンサルタントやエンジニアがチームを組み、各々のプレミアムメンバー様に未来デジタルライフプランのご提案を行っております。使用していたコンピューターから新しいコンピューターへのデータ移行、スマートフォンの電話帳移行や格安SIMへのスムーズな移行など、デジタルライフにおける計画的なデバイスの使用・買い替え、それらに加え、家庭内にある使用されていない休眠機器である古いコンピューターやスマートデバイスの再活用など、家庭内のスマートライフを総合的に提案しプレミアムメンバー様のデジタルライフの持続的な活性化、先々のデジタルライフの価値創出に取り組みました。一方、一時的な特売などのセールを中止し、それに伴う宣伝が減少いたしました。また、短期間の雇用を一時的に行わず、人材に対し継続的な、未来の提案コンサルティング教育を行いました。その育成研修に時間と費用を費やすことにより働き方と学び方の一体改革を推進いたしました。
店舗展開においては、栃木県足利市の店舗を、サービス販売に重点を置いた業態である「ピーシーデポスマートライフ足利店」に改装、また、既存ピーシーデポスマートライフ店である幕張インター店(千葉県幕張市)の更新改装を実施いたしました。その結果、平成30年9月末時点でピーシーデポスマートライフ店は43店舗となりました。
ソリューションサービス売上高は前年同期比10.7%増、売上総利益は同4.9%減、販売費及び一般管理費は同6.6%減となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は201億57百万円(前年同期比4.1%減)、営業利益は12億73百万円(前年同期比7.9%増)、経常利益は13億26百万円(前年同期比8.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億97百万円(前年同期比9.4%増)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりです。
①パソコン等販売事業
コンピューター販売面において、2020年1月のWindows7のサポート終了を見据えた買い替え需要、働き方の変化に伴う需要、また、eスポーツ人気の高まりにより、高機能・高性能かつ高価格帯のパソコンや周辺機器の需要が見受けられます。スマホ関連では、9月21日にiPhone XS / iPhone XS Maxの発売がありました。しかしながら、スマホ関連のマーケットの縮小は依然として続いており、デバイスの高品質化に伴い、買い替えサイクルも長期化傾向にあります。
こういった状況の中、当社はデジタルライフのサポート・提案を継続いたしました。ソリューションサービス面においては、スマートデバイスの買い替え時のデータの移行サービスなど新しい機器へのスムーズな買い替えを促進いたしました。7月より、プレミアムメンバー様専用のメンバーソリューションハードプランのラインナップの拡充、折込広告にプレミアムメンバー様限定のサービスを掲載するなど、プレミアムメンバー様の利用機会の増加に努めました。新規需要には「使い方」や「初期設定」など、初めてでも不安がないようサービスを提供しております。他社でご購入されたスマートデバイス、また、今お使いのインターネットの不都合やお困りごとなど、無料相談を通して解決し、その先のデジタルライフを提案、サポートするサービスを提供することで、メンバー増加に努めました。また、当社プレミアムメンバー様には、引き続き優先対応をはじめ、「困ったを解決」だけではない「未来デジタルライフ」の計画的提案をお任せいただけるよう、担当するチームがFACE to FACEのコミュニケーションを通して、継続提案いたしました。
当第2四半期連結会計期間末における「ピーシーデポスマートライフ店」「PC DEPOT」「PC DEPOTパソコンクリニック」の総店舗数は、第2四半期に1店舗をPC DEPOTからピーシーデポスマートライフ店へ改装いたしましたが、総数は第1四半期末と変わらず126店舗となりました。また、近畿・中国・四国地区においてフランチャイズ運営する「PC DEPOT」 が3店舗あります。
以上の結果、パソコン等販売事業の売上高は195億49百万円(前年同期比4.2%減)、セグメント利益は13億21百万円(前年同期比6.0%増)となりました。
[店舗数の推移]
平成30年3月31日 の店舗数 | 期中増減 | 平成30年9月30日 現在の店舗数 | |
ピーシーデポスマートライフ店 | 40 | 3 | 43 |
PC DEPOT | 28 | △3 | 25 |
PC DEPOT パソコンクリニック | 58 | ― | 58 |
合 計 | 126 | 0 | 126 |
※上記表は、株式会社ピーシーデポコーポレーション、株式会社ピーシーデポストアーズの合計となります。
※上記表は、フランチャイズが運営する「PC DEPOT」3店舗を含んでおりません。
②インターネット関連事業
インターネット関連事業においては、当社グループが提供するプレミアムサービス関連におけるグループ内業務受託の強化に取り組んでおります。グループ売上高の減少に伴い、売上高は減少いたしましたが、製造原価、販売費及び一般管理費の適正化によりセグメント利益は改善しております。
以上の結果、インターネット関連事業の売上高は6億7百万円(前年同期比1.6%減)、セグメント利益は2億20百万円(前年同期比11.2%増)となりました。
※プレミアムサービス・・・当社オリジナルのメンバーシップサービスである、月額会員制保守サービスの総称
※プレミアムメンバー・・・メンバーシップサービスをご利用いただける会員様の総称、また会員様のご家族
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における連結ベースの現金及び現金同等物の残高は109億61百万円となり、当第2四半期連結累計期間に3億63百万円増加(前年同四半期は12億63百万円の増加)しております。
営業活動によるキャッシュ・フローは、未払金の減少額1億7百万円、法人税等の支払額が5億33百万円ありましたが、税金等調整前四半期純利益13億14百万円、たな卸資産の減少額7億29百万円、減価償却費4億14百万円等により22億41百万円の増加(前年同四半期は40億81百万円の増加)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出2億55百万円及び無形固定資産の取得による支出1億11百万円等により、4億23百万円の減少(前年同四半期は3億69百万円の減少)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において実施いたしました設備投資の総額は4億47百万円であり、これらの資金は自己資金並びに借入金でまかなっております。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出11億25百万円、配当金の支払額3億26百万円等により、14億54百万円の減少(前年同四半期は24億48百万円の減少)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。