四半期報告書-第29期第2四半期(2023/06/01-2023/08/31)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の分類移行にともなう社会経済活動の正常化が進んだものの、継続的な物価上昇や金融資本市場の変動等により、未だ不透明な状況が続いております。
リユース業界においては、SDGsへの取り組みが拡大する中でのリユースへの意識の高まりや、物価高に伴うリユースへの需要増加を背景に、引き続き市場全体が拡大しております。
当社グループにおきましては、当第2四半期連結会計期間は、前期に続き堅調に推移し、6-8月の当第2四半期連結会計期間の営業利益は415百万円と、計画を上回り、第1四半期連結会計期間に続き、当第2四半期連結会計期間も過去最高の営業利益を達成しました。単体において直営店を10店、グループ会社においては直営店を2店出店し、既存店売上も堅調に推移しました。また、リユース事業を行うグループ会社の株式会社カインドオル(以下「カインドオル」)や株式会社ピックアップジャパンがいずれも堅調に推移し、増収増益となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高15,862百万円(前年同期比23.7%増)、営業利益1,448百万円(前年同期比44.5%増)、経常利益1,468百万円(前年同期比42.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は932百万円(前年同期比40.2%増)となり、過去最高利益を達成しました。
セグメントごとの経営成績は、次の通りであります。
(リユース事業)
連結売上が前年同期比24.2%増、単体の売上は同21.6%増、単体既存店が同11.5%増となりました。カテゴリー別では、衣料は外出需要の伸びを受けて前年同期比30.5%増となりました。電化製品は、3-4月の新生活需要や6-8月の夏物家電需要を取り込み、前年同期比16.5%増となりました。また、外国人観光客向け販売の回復などから、ブランド品や腕時計などの服飾雑貨は前年同期比26.9%増、コロナ禍以降取り扱いを強めているホビー用品も同18.7%増と高い伸びとなりました。また、連結のEC販売額は前年同期比17.9%増、単体のEC販売額は同22.9%増となりました。
仕入では、当期連結商品仕入高は前年同期比32.2%増、単体の仕入は同29.5%増となりました。単体の買取チャネル別では、持込買取が同28.0%増と引き続き堅調に推移し、店舗以外の買取チャネルでは、宅配買取が同29.9%増、出張買取も同23.3%増と好調に推移しました。
出店は、当第2四半期連結累計期間においては、単体にて総合リユース業態を2店、服飾専門リユース業態を6店、古着アウトレット業態1店、スポーツアウトドア専門リユース業態1店、計10店出店しました。出店地域も、関東6店、関西3店、九州1店となり、各地域にバランスよく出店が進みました。また、グループ会社のカインドオルでは直営店を2店出店しました。当第2四半期連結会計期間末における店舗数は、単体で直営店177店、FC店4店の合計181店、グループ全体で合計251店となりました。
以上の結果から、売上高は15,500百万円(前年同期比24.2%増)、セグメント利益は2,282百万円(前年同期比35.5%増)となりました。
(その他)
レンタル事業の「Cariru」では、結婚式などのイベント需要を取り込み、売上は前年同期比26.6%増となったものの、広告宣伝費の投下を強めたことなどにより、販管費が同60.0%増となったことから、減益となりました。
以上の結果から、売上高は523百万円(前年同期比23.0%増)、セグメント利益は64百万円(前年同期比35.0%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、現金及び預金が976百万円減少、商品が938百万円増加、建物及び構築物(純額)が216百万円増加、敷金及び保証金が133百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して536百万円増加し、15,195百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、短期借入金が295百万円増加、未払法人税等が222百万円減少、賞与引当金が56百万円減少、長期借入金が126百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して179百万円減少し、7,663百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益を932百万円計上したこと等により、前連結会計年度末と比較して716百万円増加し、7,532百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ976百万円減少し、2,089百万円となりました。また当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは158百万円の支出(前年同四半期は459百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益1,468百万円、減価償却費237百万円があった一方で、棚卸資産の増加額945百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは695百万円の支出(前年同四半期は404百万円の支出)となりました。これは主に店舗新設に伴う有形固定資産の取得による支出460百万円、敷金及び保証金の差入による支出160百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは128百万円の支出(前年同四半期は59百万円の支出)となりました。これは主に長期借入れによる収入310百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出465百万円があったことによるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。なお、当社では、現時点で会社法施行規則における「財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針」は定めておりません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の分類移行にともなう社会経済活動の正常化が進んだものの、継続的な物価上昇や金融資本市場の変動等により、未だ不透明な状況が続いております。
リユース業界においては、SDGsへの取り組みが拡大する中でのリユースへの意識の高まりや、物価高に伴うリユースへの需要増加を背景に、引き続き市場全体が拡大しております。
当社グループにおきましては、当第2四半期連結会計期間は、前期に続き堅調に推移し、6-8月の当第2四半期連結会計期間の営業利益は415百万円と、計画を上回り、第1四半期連結会計期間に続き、当第2四半期連結会計期間も過去最高の営業利益を達成しました。単体において直営店を10店、グループ会社においては直営店を2店出店し、既存店売上も堅調に推移しました。また、リユース事業を行うグループ会社の株式会社カインドオル(以下「カインドオル」)や株式会社ピックアップジャパンがいずれも堅調に推移し、増収増益となりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高15,862百万円(前年同期比23.7%増)、営業利益1,448百万円(前年同期比44.5%増)、経常利益1,468百万円(前年同期比42.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は932百万円(前年同期比40.2%増)となり、過去最高利益を達成しました。
セグメントごとの経営成績は、次の通りであります。
(リユース事業)
連結売上が前年同期比24.2%増、単体の売上は同21.6%増、単体既存店が同11.5%増となりました。カテゴリー別では、衣料は外出需要の伸びを受けて前年同期比30.5%増となりました。電化製品は、3-4月の新生活需要や6-8月の夏物家電需要を取り込み、前年同期比16.5%増となりました。また、外国人観光客向け販売の回復などから、ブランド品や腕時計などの服飾雑貨は前年同期比26.9%増、コロナ禍以降取り扱いを強めているホビー用品も同18.7%増と高い伸びとなりました。また、連結のEC販売額は前年同期比17.9%増、単体のEC販売額は同22.9%増となりました。
仕入では、当期連結商品仕入高は前年同期比32.2%増、単体の仕入は同29.5%増となりました。単体の買取チャネル別では、持込買取が同28.0%増と引き続き堅調に推移し、店舗以外の買取チャネルでは、宅配買取が同29.9%増、出張買取も同23.3%増と好調に推移しました。
出店は、当第2四半期連結累計期間においては、単体にて総合リユース業態を2店、服飾専門リユース業態を6店、古着アウトレット業態1店、スポーツアウトドア専門リユース業態1店、計10店出店しました。出店地域も、関東6店、関西3店、九州1店となり、各地域にバランスよく出店が進みました。また、グループ会社のカインドオルでは直営店を2店出店しました。当第2四半期連結会計期間末における店舗数は、単体で直営店177店、FC店4店の合計181店、グループ全体で合計251店となりました。
以上の結果から、売上高は15,500百万円(前年同期比24.2%増)、セグメント利益は2,282百万円(前年同期比35.5%増)となりました。
(その他)
レンタル事業の「Cariru」では、結婚式などのイベント需要を取り込み、売上は前年同期比26.6%増となったものの、広告宣伝費の投下を強めたことなどにより、販管費が同60.0%増となったことから、減益となりました。
以上の結果から、売上高は523百万円(前年同期比23.0%増)、セグメント利益は64百万円(前年同期比35.0%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、現金及び預金が976百万円減少、商品が938百万円増加、建物及び構築物(純額)が216百万円増加、敷金及び保証金が133百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して536百万円増加し、15,195百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、短期借入金が295百万円増加、未払法人税等が222百万円減少、賞与引当金が56百万円減少、長期借入金が126百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して179百万円減少し、7,663百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益を932百万円計上したこと等により、前連結会計年度末と比較して716百万円増加し、7,532百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ976百万円減少し、2,089百万円となりました。また当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは158百万円の支出(前年同四半期は459百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益1,468百万円、減価償却費237百万円があった一方で、棚卸資産の増加額945百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは695百万円の支出(前年同四半期は404百万円の支出)となりました。これは主に店舗新設に伴う有形固定資産の取得による支出460百万円、敷金及び保証金の差入による支出160百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは128百万円の支出(前年同四半期は59百万円の支出)となりました。これは主に長期借入れによる収入310百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出465百万円があったことによるものであります。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。なお、当社では、現時点で会社法施行規則における「財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針」は定めておりません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。