四半期報告書-第25期第2四半期(令和1年6月1日-令和1年8月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
中古品小売業界では、リユースショップチェーンの多店舗展開やフリマアプリの浸透などにより、その市場は引き続き拡大基調にあります。
そのような経営環境の中、当社グループは、リユース事業の成長、M&Aによる成長、海外市場での成長、新規事業への投資という4つの成長の柱を掲げ、グループ全体の事業成長に取り組んでおります。
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高9,066,323千円(前年同期比9.1%増)、営業利益379,230千円(前年同期比55.6%増)、経常利益421,771千円(前年同期比61.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は288,185千円(前年同期比75.5%増)となりました。
リユース事業においては、主力業態の総合リユース業態、スタイル業態を中心に好調に推移し、単体売上は前年同期比8.1%増、単体既存店は同3.4%増となりました。1点当たり単価の向上により、主力カテゴリである衣料や生活家電の売上増加が増収に寄与しました。また、スポーツ・アウトドア業態やインバウンド顧客への販売が伸びているブランドコレクト業態なども好調に推移しました。自社ECサイトを中心に強化しているEC販売も前年同期比44.7%増となりました。
連結の商品カテゴリー別売上では、衣料が前年同期比11.7%増、ホビー用品が同12.9%増と高い伸びとなり、服飾雑貨が同3.8%増、電化製品が同1.3%増となりました。
仕入面では、連結の当期商品仕入高は前年同期比6.6%増となりました。単体の一般顧客からの買取は前年同期比5.8%増となりました。店頭買取が堅調に推移したことに加え、出張買取が前年同期比26.2%、ネット経由の宅配買取が同16.3%増となり、買取増加に寄与しました。
その他の事業においては、レンタル事業の売上が前年同期比60.5%増と好調に推移しました。
出店面では、直営店の総合リユース業態「トレジャーファクトリー」を1店、スポーツ・アウトドア業態「トレファクスポーツ」を1店、古着アウトレット業態「ユーズレット」を2店、ハイブランド専門業態「ブランドコレクト」を1店出店しました。その結果、当第2四半期連結会計期間末における単体の店舗数は、直営店123店、FC店4店の合計127店となりました。グループ会社においては、カインドオルで直営店の出店が1店あったこと等により、当社グループ全体の店舗数は、合計189店となりました。
利益面では、売上総利益率が62.9%と前年同期に比べ0.3%上昇し、単体の売上総利益率は65.1%と前年同期に比べ0.4%上昇しました。買取時の価格設定の適正化を進め、値引き、値下げが減少したことにより利益率が改善しました。
販売費及び一般管理費比率は、給与等の人件費率が前年同期比1.0%低下したことなどにより、前年同期に比べ1.0%低下し、58.7%となりました。営業利益率は前年同期に比べ1.3%上昇し、4.2%となり、経常利益率は前年同期に比べ1.6%上昇し、4.7%となりました。
セグメントごとの経営成績は、次の通りであります。
当社グループは、従来、「リユース事業」を主な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しておりましたが、第1四半期連結会計期間において株式会社デジタルクエストを連結子会社化したことに伴い、開示情報としての重要性が増したため「リユース事業」を報告セグメントとしてセグメント情報を記載することとしました。
なお、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
①リユース事業
売上高は8,839,237千円(前年同四半期比7.2%増)、セグメント利益は932,006千円(前年同四半期比28.9%増)となりました。
②その他
「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、レンタル事業のほか、第1四半期連結会計期間よりシステム事業を含んでおります。
売上高は229,542千円(前年同四半期比252.6%増)、セグメント利益は13,621千円(前年同四半期比16.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、商品が292,756千円増加、建物及び構築物(純額)が36,246千円増加、のれんが62,637千円増加、現金及び預金が292,198千円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して158,973千円増加し、8,997,450千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、長期借入金が98,176千円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して61,963千円減少し、4,478,112千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益を288,185千円計上したこと等により、前連結会計年度末と比較して220,937千円増加し、4,519,338千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ436,264千円減少し、株式会社デジタルクエストの新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額144,066千円を加味した結果、1,314,300千円となりました。また当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは86,679千円の収入(前年同四半期は62,773千円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益443,302千円、減価償却費141,487千円があった一方で、たな卸資産の増加額304,218千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは274,472千円の支出(前年同四半期は479,256千円の支出)となりました。これは主に店舗新設に伴う有形固定資産の取得による支出173,517千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは246,499千円の支出(前年同四半期は204,004千円の収入)となりました。これは主に長期借入れによる収入60,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出212,628千円があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。なお当社では、現時点で会社法施行規則における「財務及び事業の方針の決定を支配する者のあり方に関する基本方針」は定めておりません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績の状況
中古品小売業界では、リユースショップチェーンの多店舗展開やフリマアプリの浸透などにより、その市場は引き続き拡大基調にあります。
そのような経営環境の中、当社グループは、リユース事業の成長、M&Aによる成長、海外市場での成長、新規事業への投資という4つの成長の柱を掲げ、グループ全体の事業成長に取り組んでおります。
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高9,066,323千円(前年同期比9.1%増)、営業利益379,230千円(前年同期比55.6%増)、経常利益421,771千円(前年同期比61.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は288,185千円(前年同期比75.5%増)となりました。
リユース事業においては、主力業態の総合リユース業態、スタイル業態を中心に好調に推移し、単体売上は前年同期比8.1%増、単体既存店は同3.4%増となりました。1点当たり単価の向上により、主力カテゴリである衣料や生活家電の売上増加が増収に寄与しました。また、スポーツ・アウトドア業態やインバウンド顧客への販売が伸びているブランドコレクト業態なども好調に推移しました。自社ECサイトを中心に強化しているEC販売も前年同期比44.7%増となりました。
連結の商品カテゴリー別売上では、衣料が前年同期比11.7%増、ホビー用品が同12.9%増と高い伸びとなり、服飾雑貨が同3.8%増、電化製品が同1.3%増となりました。
仕入面では、連結の当期商品仕入高は前年同期比6.6%増となりました。単体の一般顧客からの買取は前年同期比5.8%増となりました。店頭買取が堅調に推移したことに加え、出張買取が前年同期比26.2%、ネット経由の宅配買取が同16.3%増となり、買取増加に寄与しました。
その他の事業においては、レンタル事業の売上が前年同期比60.5%増と好調に推移しました。
出店面では、直営店の総合リユース業態「トレジャーファクトリー」を1店、スポーツ・アウトドア業態「トレファクスポーツ」を1店、古着アウトレット業態「ユーズレット」を2店、ハイブランド専門業態「ブランドコレクト」を1店出店しました。その結果、当第2四半期連結会計期間末における単体の店舗数は、直営店123店、FC店4店の合計127店となりました。グループ会社においては、カインドオルで直営店の出店が1店あったこと等により、当社グループ全体の店舗数は、合計189店となりました。
利益面では、売上総利益率が62.9%と前年同期に比べ0.3%上昇し、単体の売上総利益率は65.1%と前年同期に比べ0.4%上昇しました。買取時の価格設定の適正化を進め、値引き、値下げが減少したことにより利益率が改善しました。
販売費及び一般管理費比率は、給与等の人件費率が前年同期比1.0%低下したことなどにより、前年同期に比べ1.0%低下し、58.7%となりました。営業利益率は前年同期に比べ1.3%上昇し、4.2%となり、経常利益率は前年同期に比べ1.6%上昇し、4.7%となりました。
セグメントごとの経営成績は、次の通りであります。
当社グループは、従来、「リユース事業」を主な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、記載を省略しておりましたが、第1四半期連結会計期間において株式会社デジタルクエストを連結子会社化したことに伴い、開示情報としての重要性が増したため「リユース事業」を報告セグメントとしてセグメント情報を記載することとしました。
なお、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較分析しております。
①リユース事業
売上高は8,839,237千円(前年同四半期比7.2%増)、セグメント利益は932,006千円(前年同四半期比28.9%増)となりました。
②その他
「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、レンタル事業のほか、第1四半期連結会計期間よりシステム事業を含んでおります。
売上高は229,542千円(前年同四半期比252.6%増)、セグメント利益は13,621千円(前年同四半期比16.7%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、商品が292,756千円増加、建物及び構築物(純額)が36,246千円増加、のれんが62,637千円増加、現金及び預金が292,198千円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して158,973千円増加し、8,997,450千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、長期借入金が98,176千円減少したこと等により、前連結会計年度末と比較して61,963千円減少し、4,478,112千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、親会社株主に帰属する四半期純利益を288,185千円計上したこと等により、前連結会計年度末と比較して220,937千円増加し、4,519,338千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの分析
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ436,264千円減少し、株式会社デジタルクエストの新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額144,066千円を加味した結果、1,314,300千円となりました。また当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは86,679千円の収入(前年同四半期は62,773千円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益443,302千円、減価償却費141,487千円があった一方で、たな卸資産の増加額304,218千円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは274,472千円の支出(前年同四半期は479,256千円の支出)となりました。これは主に店舗新設に伴う有形固定資産の取得による支出173,517千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは246,499千円の支出(前年同四半期は204,004千円の収入)となりました。これは主に長期借入れによる収入60,000千円があった一方で、長期借入金の返済による支出212,628千円があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。なお当社では、現時点で会社法施行規則における「財務及び事業の方針の決定を支配する者のあり方に関する基本方針」は定めておりません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。