四半期報告書-第19期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」)の影響が続く中、ワクチン接種が進むにつれて経済社会活動が段階的に再開され、景気は持ち直しの動きがみられました。しかし、ウクライナ情勢の緊迫化、原材料価格の上昇や金融資本市場の変動、原油などの資源価格の高騰、供給面での制約等による下振れリスクを注視する必要があり、依然として先行きが不透明な状況が続いています。
外国為替市場においては、米国の利上げや日本のゼロ金利政策等を背景にドル高、円安が進展、各通貨とも値動きの大きい相場展開となりました。米ドル/円相場は、1ドル=121円台後半(期中安値)で取引が始まり、米国経済指標の良好な結果を受けて、米ドルが上昇傾向で推移し、5月9日には約20年ぶりに一時131円台半ばを付けました。しかし、その後はポジション調整の動きから米ドルは下落に転じ、インフレや金利上昇の影響を受けた一部米経済指標の悪化によって米景気悪化懸念が台頭したことにより、5月24日に一時126円台半ばまで下落しました。その後は、米5月ISM製造業景気指数などの米国経済指標の良好な結果を受けて再び米ドルは上昇傾向で推移し、7月13日に発表された米6月CPIが5月を大きく上回る結果となり、翌7月14日には米長期金利の上昇を受けて一時139円台半ばまで上昇、約24年ぶりの高値更新となりました。しかし、その後米ドルは高値更新の達成感から下落基調となり、米経済指標の冴えない結果や、台湾問題を巡る米中の対立が深まることへの警戒感からリスク回避姿勢が強まり円買いの流れとなり、8月2日に一時130円台半ばまで下落しました。しかし、その後は良好な米経済指標や相次ぐFED高官のタカ派的な発言を受け米ドルは反転し、8月26日のジャクソンホールの講演ではFRBパウエル議長がインフレ抑制を優先する決意を強調したことでFRBの積極的な金融引き締めの長期化が意識され、米長期金利の上昇も相俟って米ドル高が加速し、8月30日に約1カ月半ぶりに139円を回復しました。9月に入っても前月の流れを受けて米ドルの上昇が続き9月22日には日銀の金融緩和維持の決定を受け、ドル買い・円売りが加速し、1998年8月以来24年ぶりの高値となる一時145円台後半(期中高値)まで上昇しました。しかし、直後に政府・日銀が24年ぶりとなるドル売り・円買い介入を実施したことから、米ドルは一時140円台前半まで急落、当日の値幅(高値と安値の差)は5.5円まで拡大しました。その後、米ドルは141円台後半から144円台後半の高値圏で推移し、144円台後半で期末を迎えました。
一方、米ドル/円以外の主要な取扱通貨である欧州・オセアニア通貨については、各通貨値動きに差はあるものの、概ね、円に対しては上昇傾向、米ドルに対しては下落傾向での推移となりました。
また、外国為替相場の変動率は、本年2月下旬のロシアのウクライナ侵攻以降、各通貨とも値動きの大きい相場が続いており、2020年3月のコロナ相場以来の非常に高い水準となりました。
このような状況の中、当社グループは、海外渡航需要の蒸発によるマネパカードの利用減少等一部サービスに感染症による影響を受けながらも、時差出勤・在宅勤務の推奨、飛沫防止パネルの設置などオフィス内の環境整備等による感染症拡大防止策を講じ、従業員の安全を最優先としたうえで、お客様のニーズに応えるべく様々な施策を実施してまいりました。
主力サービスであるFXについては、スプレッドの縮小を更に推し進めるとともに、充実したキャッシュバックキャンペーンにより、お客様の取引拡大を図ったほか、新規のお客様の獲得強化のため口座開設キャンペーンの拡充を図りました。また、新たに「人民元/円」、「米ドル/人民元」、「ノルウェークローネ/円」、「イスラエルシュケル/円」の計4通貨ペアについて、本年10月下旬(注)の取扱い開始に向けて準備を進めてまいりました。
2021年5月にパートナーズFXnanoの「米ドル/円」において始めた時間限定でのスプレッド0.0銭(売買同値)を提示するキャンペーンは、現在では、「米ドル/円」のほか、「ユーロ/円」、「豪ドル/円」、「ポンド/円」、「メキシコペソ/円」にて当社所定の注文数量まで原則24時間スプレッド0.0銭(売買同値)を提示する業界初となるキャンペーンを続行しております。
このほか、直近での主な施策としましては、17時~26時の流動性が高く取引量の多い時間帯をゴールデンマネパタイムとして、パートナーズFXnanoでは、「米ドル/円」、「豪ドル/円」をはじめ計18通貨ペアのスプレッドを業界最狭水準で、「約定力100%」のパートナーズFXでは、「豪ドル/円」、「ポンド/円」をはじめ計17通貨ペアのスプレッドをパートナーズFXnanoに次ぐ業界最狭水準で提示するキャンペーンを続行しております。さらにパートナーズFXでは、「米ドル/円」と「メキシコペソ/円」については、ゴールデンマネパタイムを大幅に拡大して「米ドル/円」は10時から26時までの計16時間スプレッド0.2銭を、「メキシコペソ/円」は14時から26時の計12時間スプレッド0.1銭を提示するキャンペーンを続行し稼働顧客の増加を図ってまいります。
「まいにち金・銀(CFD-Metals)」においても、スプレッドを業界最狭水準とするキャンペーンや充実したキャッシュバックの実施によりお客様の取引拡大を図っております。
また、6月18日よりパートナーズFXの個人のお客様の口座において、ロスカット率をお客様ご自身で変更できる機能を追加し、お客様の利便性の向上を図りました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の外国為替取引高は7,729億通貨単位(前年同期比62.4%増)となりました。また、当第2四半期連結会計期間末の顧客口座数は353,153口座(前年同期末比8,631口座増)、顧客預り証拠金は58,842百万円(同4.5%増)、有価証券による預り資産額は10,724百万円(同13.3%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間の営業収益は、外国為替取引高が前年同期比62.4%増加したこと等によりトレーディング損益が前年同期比243百万円増加(10.1%増)し、2,772百万円(前年同期比239百万円増加、9.5%増)となりました。また、販売費・一般管理費は、主に将来的なコスト削減等を目的とした基幹システムのクラウド化に向けた費用として器具・備品費や事務委託費が増加し、2,075百万円(同70百万円増加、3.5%増)となりました。
この結果、営業利益は587百万円(同186百万円増加、46.4%増)、経常利益は580百万円(同148百万円増加、34.5%増)、税金等調整前四半期純利益は580百万円(同122百万円増加、26.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は399百万円(同32百万円増加、8.9%増)となりました。
2023年3月期は、前期に引き続き「FXを軸とした店頭デリバティブ取引への選択と集中」を経営方針の第一に掲げ、全社を挙げてのコスト削減や不採算事業の改善・見直しを推進するとともに、上述のパートナーズFXnanoにおける一定の条件下での原則24時間スプレッド0.0銭(売買同値)のキャンペーンなどによる差別化によって、今後も厳しい競争環境の中で既存のお客様に一層のご利用をいただくとともに、新たなお客様の獲得に繋げ、収益力の向上に努めてまいります。
引き続き更なるFXの商品性の洗練化やマーケティング施策をより一層強化することで企業価値を向上させ、東証プライム市場の上場維持基準への適合に向けて尽力してまいります。
(注)本年10月24日より、新たに「人民元/円」、「米ドル/人民元」、「ノルウェークローネ/円」、「イスラエルシュケル/円」の計4通貨ペアの取扱いを開始しております。
② 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して2,219百万円増加し、80,651百万円となりました。これは流動資産が2,451百万円増加、固定資産が232百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比較して1,928百万円増加し、67,337百万円となりました。これは流動負債が2,032百万円増加、固定負債が104百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して291百万円増加し、13,313百万円となりました。
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における主な流動資産の内訳は、預託金51,819百万円、トレーディング商品(資産)11,477百万円、現金・預金8,768百万円及び短期差入保証金4,840百万円であります。前連結会計年度末と比較して、外国為替証拠金取引等の証拠金として預託された財産の増加等に伴う顧客区分管理信託の増加2,800百万円、顧客を相手方とする未決済の外国為替証拠金取引に係る評価益の増加等に伴うトレーディング商品(資産)の増加1,031百万円及び現金・預金等の増加736百万円等の増加要因があった一方、ウクライナ情勢による為替相場の急変動に備えてのカウンターパーティへの差入保証金の積み増しの一部取り崩しに伴う短期差入保証金の減少1,954百万円等の減少要因があり、2,451百万円増加しております。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における主な固定資産の内訳は、ソフトウエア382百万円、リース資産(無形固定資産)284百万円、繰延税金資産241百万円、ソフトウエア仮勘定202百万円、リース資産(有形固定資産)196百万円及び長期前払費用179百万円であります。前連結会計年度末と比較して、外国為替証拠金取引システムの機能追加によるソフトウエアの取得やクラウド化のためのソフトウエア仮勘定の計上等の増加要因があった一方、ソフトウエアの減価償却等の減少要因があり、232百万円減少しております。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における主な流動負債の内訳は、受入保証金58,842百万円、トレーディング商品(負債)3,387百万円及び預り金1,777百万円であります。前連結会計年度末と比較して、外国為替証拠金取引等の証拠金として預託された受入保証金の増加3,773百万円及び顧客を相手方とする未決済の外国為替証拠金取引に係る評価損の増加等に伴うトレーディング商品(負債)の増加1,264百万円等の増加要因があった一方、ウクライナ情勢による為替相場の急変動に備えての借入金を返済したことによる短期借入金の減少2,300百万円及び約定見返勘定(負債)の減少507百万円等の減少要因があり、2,032百万円増加しております。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における主な固定負債の内訳は、転換社債型新株予約権付社債1,000百万円及びリース債務126百万円であります。前連結会計年度末と比較して、リース債務の返済等により104百万円減少しております。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における主な純資産の内訳は、資本金2,022百万円、資本剰余金2,160百万円、利益剰余金9,995百万円及び自己株式△881百万円であります。前連結会計年度末と比較して、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上399百万円による利益剰余金の増加があった一方、剰余金の配当による利益剰余金の減少122百万円があったこと等により291百万円増加しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により3,436百万円増加、投資活動により128百万円減少、財務活動により2,571百万円減少いたしました。この結果、資金は前連結会計年度末に比べ736百万円の増加となり、当第2四半期連結会計期間末における資金の残高は6,993百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は3,436百万円(前年同期は962百万円の支出)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益の計上580百万円、減価償却費の計上239百万円が資金増加要因となったことに加え、外国為替取引関連の資産負債が差引2,537百万円の資金増加要因となった一方、資金移動業関連の資産負債が差引47百万円の資金減少要因となったほか、法人税等の支払額81百万円の資金減少要因があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は128百万円(前年同期は70百万円の支出)となりました。これは、外国為替証拠金取引システムの機能追加やクラウド化のための開発等による無形固定資産の取得による支出122百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,571百万円(前年同期は149百万円の支出)となりました。これは、ウクライナ情勢による為替相場の急変動に備えての借入金返済により短期借入金が2,300百万円の純減となったほか、リース債務の返済による支出149百万円及び配当金の支払額121百万円があったことによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新たに計画した主要な設備は次のとおりであります。
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
なお、経営成績に重要な影響を与える主要な要因である外国為替市場の変動率の当第2四半期連結累計期間における状況は、「(1) 財政状態及び経営成績の状況 ① 経営成績の状況」に記載のとおりであります。
① 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」)の影響が続く中、ワクチン接種が進むにつれて経済社会活動が段階的に再開され、景気は持ち直しの動きがみられました。しかし、ウクライナ情勢の緊迫化、原材料価格の上昇や金融資本市場の変動、原油などの資源価格の高騰、供給面での制約等による下振れリスクを注視する必要があり、依然として先行きが不透明な状況が続いています。
外国為替市場においては、米国の利上げや日本のゼロ金利政策等を背景にドル高、円安が進展、各通貨とも値動きの大きい相場展開となりました。米ドル/円相場は、1ドル=121円台後半(期中安値)で取引が始まり、米国経済指標の良好な結果を受けて、米ドルが上昇傾向で推移し、5月9日には約20年ぶりに一時131円台半ばを付けました。しかし、その後はポジション調整の動きから米ドルは下落に転じ、インフレや金利上昇の影響を受けた一部米経済指標の悪化によって米景気悪化懸念が台頭したことにより、5月24日に一時126円台半ばまで下落しました。その後は、米5月ISM製造業景気指数などの米国経済指標の良好な結果を受けて再び米ドルは上昇傾向で推移し、7月13日に発表された米6月CPIが5月を大きく上回る結果となり、翌7月14日には米長期金利の上昇を受けて一時139円台半ばまで上昇、約24年ぶりの高値更新となりました。しかし、その後米ドルは高値更新の達成感から下落基調となり、米経済指標の冴えない結果や、台湾問題を巡る米中の対立が深まることへの警戒感からリスク回避姿勢が強まり円買いの流れとなり、8月2日に一時130円台半ばまで下落しました。しかし、その後は良好な米経済指標や相次ぐFED高官のタカ派的な発言を受け米ドルは反転し、8月26日のジャクソンホールの講演ではFRBパウエル議長がインフレ抑制を優先する決意を強調したことでFRBの積極的な金融引き締めの長期化が意識され、米長期金利の上昇も相俟って米ドル高が加速し、8月30日に約1カ月半ぶりに139円を回復しました。9月に入っても前月の流れを受けて米ドルの上昇が続き9月22日には日銀の金融緩和維持の決定を受け、ドル買い・円売りが加速し、1998年8月以来24年ぶりの高値となる一時145円台後半(期中高値)まで上昇しました。しかし、直後に政府・日銀が24年ぶりとなるドル売り・円買い介入を実施したことから、米ドルは一時140円台前半まで急落、当日の値幅(高値と安値の差)は5.5円まで拡大しました。その後、米ドルは141円台後半から144円台後半の高値圏で推移し、144円台後半で期末を迎えました。
一方、米ドル/円以外の主要な取扱通貨である欧州・オセアニア通貨については、各通貨値動きに差はあるものの、概ね、円に対しては上昇傾向、米ドルに対しては下落傾向での推移となりました。
また、外国為替相場の変動率は、本年2月下旬のロシアのウクライナ侵攻以降、各通貨とも値動きの大きい相場が続いており、2020年3月のコロナ相場以来の非常に高い水準となりました。
このような状況の中、当社グループは、海外渡航需要の蒸発によるマネパカードの利用減少等一部サービスに感染症による影響を受けながらも、時差出勤・在宅勤務の推奨、飛沫防止パネルの設置などオフィス内の環境整備等による感染症拡大防止策を講じ、従業員の安全を最優先としたうえで、お客様のニーズに応えるべく様々な施策を実施してまいりました。
主力サービスであるFXについては、スプレッドの縮小を更に推し進めるとともに、充実したキャッシュバックキャンペーンにより、お客様の取引拡大を図ったほか、新規のお客様の獲得強化のため口座開設キャンペーンの拡充を図りました。また、新たに「人民元/円」、「米ドル/人民元」、「ノルウェークローネ/円」、「イスラエルシュケル/円」の計4通貨ペアについて、本年10月下旬(注)の取扱い開始に向けて準備を進めてまいりました。
2021年5月にパートナーズFXnanoの「米ドル/円」において始めた時間限定でのスプレッド0.0銭(売買同値)を提示するキャンペーンは、現在では、「米ドル/円」のほか、「ユーロ/円」、「豪ドル/円」、「ポンド/円」、「メキシコペソ/円」にて当社所定の注文数量まで原則24時間スプレッド0.0銭(売買同値)を提示する業界初となるキャンペーンを続行しております。
このほか、直近での主な施策としましては、17時~26時の流動性が高く取引量の多い時間帯をゴールデンマネパタイムとして、パートナーズFXnanoでは、「米ドル/円」、「豪ドル/円」をはじめ計18通貨ペアのスプレッドを業界最狭水準で、「約定力100%」のパートナーズFXでは、「豪ドル/円」、「ポンド/円」をはじめ計17通貨ペアのスプレッドをパートナーズFXnanoに次ぐ業界最狭水準で提示するキャンペーンを続行しております。さらにパートナーズFXでは、「米ドル/円」と「メキシコペソ/円」については、ゴールデンマネパタイムを大幅に拡大して「米ドル/円」は10時から26時までの計16時間スプレッド0.2銭を、「メキシコペソ/円」は14時から26時の計12時間スプレッド0.1銭を提示するキャンペーンを続行し稼働顧客の増加を図ってまいります。
「まいにち金・銀(CFD-Metals)」においても、スプレッドを業界最狭水準とするキャンペーンや充実したキャッシュバックの実施によりお客様の取引拡大を図っております。
また、6月18日よりパートナーズFXの個人のお客様の口座において、ロスカット率をお客様ご自身で変更できる機能を追加し、お客様の利便性の向上を図りました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の外国為替取引高は7,729億通貨単位(前年同期比62.4%増)となりました。また、当第2四半期連結会計期間末の顧客口座数は353,153口座(前年同期末比8,631口座増)、顧客預り証拠金は58,842百万円(同4.5%増)、有価証券による預り資産額は10,724百万円(同13.3%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間の営業収益は、外国為替取引高が前年同期比62.4%増加したこと等によりトレーディング損益が前年同期比243百万円増加(10.1%増)し、2,772百万円(前年同期比239百万円増加、9.5%増)となりました。また、販売費・一般管理費は、主に将来的なコスト削減等を目的とした基幹システムのクラウド化に向けた費用として器具・備品費や事務委託費が増加し、2,075百万円(同70百万円増加、3.5%増)となりました。
この結果、営業利益は587百万円(同186百万円増加、46.4%増)、経常利益は580百万円(同148百万円増加、34.5%増)、税金等調整前四半期純利益は580百万円(同122百万円増加、26.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は399百万円(同32百万円増加、8.9%増)となりました。
2023年3月期は、前期に引き続き「FXを軸とした店頭デリバティブ取引への選択と集中」を経営方針の第一に掲げ、全社を挙げてのコスト削減や不採算事業の改善・見直しを推進するとともに、上述のパートナーズFXnanoにおける一定の条件下での原則24時間スプレッド0.0銭(売買同値)のキャンペーンなどによる差別化によって、今後も厳しい競争環境の中で既存のお客様に一層のご利用をいただくとともに、新たなお客様の獲得に繋げ、収益力の向上に努めてまいります。
引き続き更なるFXの商品性の洗練化やマーケティング施策をより一層強化することで企業価値を向上させ、東証プライム市場の上場維持基準への適合に向けて尽力してまいります。
(注)本年10月24日より、新たに「人民元/円」、「米ドル/人民元」、「ノルウェークローネ/円」、「イスラエルシュケル/円」の計4通貨ペアの取扱いを開始しております。
② 財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して2,219百万円増加し、80,651百万円となりました。これは流動資産が2,451百万円増加、固定資産が232百万円減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末と比較して1,928百万円増加し、67,337百万円となりました。これは流動負債が2,032百万円増加、固定負債が104百万円減少したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して291百万円増加し、13,313百万円となりました。
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における主な流動資産の内訳は、預託金51,819百万円、トレーディング商品(資産)11,477百万円、現金・預金8,768百万円及び短期差入保証金4,840百万円であります。前連結会計年度末と比較して、外国為替証拠金取引等の証拠金として預託された財産の増加等に伴う顧客区分管理信託の増加2,800百万円、顧客を相手方とする未決済の外国為替証拠金取引に係る評価益の増加等に伴うトレーディング商品(資産)の増加1,031百万円及び現金・預金等の増加736百万円等の増加要因があった一方、ウクライナ情勢による為替相場の急変動に備えてのカウンターパーティへの差入保証金の積み増しの一部取り崩しに伴う短期差入保証金の減少1,954百万円等の減少要因があり、2,451百万円増加しております。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における主な固定資産の内訳は、ソフトウエア382百万円、リース資産(無形固定資産)284百万円、繰延税金資産241百万円、ソフトウエア仮勘定202百万円、リース資産(有形固定資産)196百万円及び長期前払費用179百万円であります。前連結会計年度末と比較して、外国為替証拠金取引システムの機能追加によるソフトウエアの取得やクラウド化のためのソフトウエア仮勘定の計上等の増加要因があった一方、ソフトウエアの減価償却等の減少要因があり、232百万円減少しております。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における主な流動負債の内訳は、受入保証金58,842百万円、トレーディング商品(負債)3,387百万円及び預り金1,777百万円であります。前連結会計年度末と比較して、外国為替証拠金取引等の証拠金として預託された受入保証金の増加3,773百万円及び顧客を相手方とする未決済の外国為替証拠金取引に係る評価損の増加等に伴うトレーディング商品(負債)の増加1,264百万円等の増加要因があった一方、ウクライナ情勢による為替相場の急変動に備えての借入金を返済したことによる短期借入金の減少2,300百万円及び約定見返勘定(負債)の減少507百万円等の減少要因があり、2,032百万円増加しております。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における主な固定負債の内訳は、転換社債型新株予約権付社債1,000百万円及びリース債務126百万円であります。前連結会計年度末と比較して、リース債務の返済等により104百万円減少しております。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における主な純資産の内訳は、資本金2,022百万円、資本剰余金2,160百万円、利益剰余金9,995百万円及び自己株式△881百万円であります。前連結会計年度末と比較して、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上399百万円による利益剰余金の増加があった一方、剰余金の配当による利益剰余金の減少122百万円があったこと等により291百万円増加しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動により3,436百万円増加、投資活動により128百万円減少、財務活動により2,571百万円減少いたしました。この結果、資金は前連結会計年度末に比べ736百万円の増加となり、当第2四半期連結会計期間末における資金の残高は6,993百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は3,436百万円(前年同期は962百万円の支出)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益の計上580百万円、減価償却費の計上239百万円が資金増加要因となったことに加え、外国為替取引関連の資産負債が差引2,537百万円の資金増加要因となった一方、資金移動業関連の資産負債が差引47百万円の資金減少要因となったほか、法人税等の支払額81百万円の資金減少要因があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は128百万円(前年同期は70百万円の支出)となりました。これは、外国為替証拠金取引システムの機能追加やクラウド化のための開発等による無形固定資産の取得による支出122百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2,571百万円(前年同期は149百万円の支出)となりました。これは、ウクライナ情勢による為替相場の急変動に備えての借入金返済により短期借入金が2,300百万円の純減となったほか、リース債務の返済による支出149百万円及び配当金の支払額121百万円があったことによるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新たに計画した主要な設備は次のとおりであります。
| 会社名 | 事業所名 (所在地) | 設備の内容 | 投資予定金額 | 資金調達 方法 | 着手及び完了予定 | ||
| 総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | 着手 | 完了 | ||||
| 株式会社マネーパートナーズ | 本社 (東京都港区) | 基幹システム クラウド化 フェーズ2 | 550 | 66 | 自己資金及びファイナンスリース | 2022年 4月 | 2023年 3月 |
(7) 経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
なお、経営成績に重要な影響を与える主要な要因である外国為替市場の変動率の当第2四半期連結累計期間における状況は、「(1) 財政状態及び経営成績の状況 ① 経営成績の状況」に記載のとおりであります。