四半期報告書-第116期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

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2020/02/14 15:05
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33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年12月31日まで)における我が国経済は、世界経済の減速を背景に、輸出を中心に弱さが見られるものの、堅調な内需に下支えされ、緩やかな回復基調が続いています。
企業部門においては、生産の一部に弱さがあるものの、設備投資は緩やかな増加基調が続いています。
家計部門においては、雇用需給の良好な状態が維持され、賃金が緩やかに持ち直し、個人消費は消費増税後の反動
減や天候不順の影響により落ち込んだものの、足元では持ち直しの動きがみられます。
今後の見通しとしては、雇用・所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあって、緩やかに経済が持ち直してい
くことが期待されます。一方、海外においては、米中貿易摩擦の激化・長期化や、中東情勢等の地政学リスク、欧
米の政治的な混乱など複数の要素により我が国の景気が下押しされるリスクがあり、海外経済の不確実性の高まり
や金融資本市場の変動に留意する必要があります。また、国内不動産市場においても、施工費動向やキャップレー
トの推移等には引き続き注視が必要であります。
当第3四半期連結累計期間の経営成績は、営業収益が827,231百万円で前年同期に比べ47,126百万円の減収(△5.4%)、営業利益は149,515百万円で13,424百万円の減益(△8.2%)、経常利益は134,227百万円で14,421百万円の減益(△9.7%)となりました。
特別損益につきましては、前年同期において投資有価証券売却益3,880百万円、負ののれん発生益2,097百万円を特別利益に、固定資産除却関連損2,764百万円を特別損失に計上しておりましたが、当第3四半期連結累計期間においては計上しておりません。
この結果、税金等調整前四半期純利益は134,227百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に比べ10,079百万円減益(△10.4%)の86,646百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間の経営成績及び各セグメントの経営成績は次の通りであります。
(単位:百万円)

区 分前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)増減
営業収益874,357827,231△47,126
営業利益162,939149,515△13,424
経常利益148,648134,227△14,421
親会社株主に帰属する四半期純利益96,72686,646△10,079

(単位:百万円)
前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
営業収益営業利益又は
営業損失(△)
営業収益営業利益又は
営業損失(△)
ビル事業403,525113,478374,220105,335
生活産業不動産事業79,04823,59189,52624,857
住宅事業279,66020,358217,3093,641
海外事業47,10416,20182,84031,821
投資マネジメント事業17,6894,27614,0702,349
ホテル・空港事業28,6461,09729,235△10
設計監理事業12,451△69611,374△1,085
不動産サービス事業23,9461,41025,499△449
その他の事業5,161△2266,296△85
調整額△22,878△16,550△23,143△16,860
合 計874,357162,939827,231149,515

(a)ビル事業
・当第3四半期連結累計期間においては、建物賃貸収益は2018年10月に竣工した「丸の内二重橋ビル」の収益が寄与しましたが、その他収益は前年度に物件売却に伴う収益を計上したことから、前年同期に比べ減収となりました。なお、当社の2019年12月末の空室率は1.47%となっております。
・この結果、当セグメントの営業収益は前年同期に比べ29,305百万円減収の374,220百万円となり、営業利益は8,142百万円減益の105,335百万円となりました。
・当年度は、当社が関与する「リンクスクエア新宿」が2019年8月に竣工し、「CO・MO・RE YOTSUYA(コモレ四
谷)」が本年1月に竣工しました。
・今後も「大手町・丸の内・有楽町地区」が“人・企業が可能性を感じ進化できる街”となることを目指した取
り組みを進めながら、丸の内以外のエリアにおいてもそのノウハウと実績を最大限に活用しながら各エリアの
まちづくりに貢献して参ります。
(単位:百万円)
摘 要前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
貸付面積等営業収益貸付面積等営業収益
建物賃貸貸付面積306,333貸付面積316,788
(所有)2,435,973(所有)2,487,104
(転貸)1,422,946(転貸)1,443,981
合計3,858,919合計3,931,085
ビル運営管理受託管理受託面積2,379,07517,342管理受託面積2,647,22017,883
営繕請負工事受注件数3,51813,315受注件数3,54513,111
完成件数3,461完成件数3,454
地域冷暖房供給先 オフィスビル87棟
ホテル5棟 地下鉄16駅舎
6,695供給先 オフィスビル89棟
ホテル5棟 地下鉄17駅舎
7,054
その他-59,838-19,382
合 計-403,525-374,220

(注)1. 金額は消費税等抜きで表示しております。
2. 営業収益には、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含めております。
(b)生活産業不動産事業
・当第3四半期連結累計期間においては、保有する物件の売却に伴う収益を計上したことやアウトレット事業の好調等により、増収となりました。
・この結果、当セグメントの営業収益は前年同期に比べ10,478百万円増収の89,526百万円となり、営業利益は1,265百万円増益の24,857百万円となりました。
(単位:百万円)
摘 要営 業 収 益
前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
生活産業不動産79,04889,526
合 計79,04889,526

(注)1. 金額は消費税等抜きで表示しております。
2. 営業収益には、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含めております。
(c)住宅事業
・マンション事業の主な売上計上物件
「ザ・パークハウス 津田沼前原ガーデン」 (千葉県船橋市)
「ザ・パークハウス 東陽町翠賓閣」 (東京都江東区)
「ザ・パークハウス 赤坂タワーレジデンス」 (福岡県福岡市)
「ザ・パークハウス 恵比寿南」 (東京都渋谷区)
「ザ・パークハウス 相模大野」 (神奈川県相模原市)
・当第3四半期連結累計期間においては、国内マンション事業の売上は、売上計上戸数が前年同期に比べ減少したため減収となりました。
・この結果、当セグメントの営業収益は前年同期に比べ62,350百万円減収の217,309百万円となり、営業利益は16,716百万円減益の3,641百万円となりました。
(単位:百万円)
摘 要前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
販売数量等営業収益販売数量等営業収益
マンション売上計上戸数2,524151,795売上計上戸数1,51597,057
住宅管理業務受託受託件数346,69137,844受託件数350,06040,189
注文住宅-25,771-21,471
その他-64,248-58,591
合 計-279,660-217,309

(注)1. 金額は消費税等抜きで表示しております。
2. 営業収益には、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含めております。
3. 他社との共同事業物件の売上計上戸数及び金額は当社持分によっております。
(d)海外事業
・当第3四半期連結累計期間においては、不動産開発・賃貸事業は、大規模リニューアル工事中の米国のオフィスビルで部分的に工事が完了し稼働率が上昇したこと、及び英国・ロンドンにおいて保有していたオフィスビルの売却等により増収となりました。
・この結果、当セグメントの営業収益は前年同期に比べ35,736百万円増収の82,840百万円となり、営業利益は15,620百万円増益の31,821百万円となりました。
(単位:百万円)
摘 要前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
貸付面積等営業収益貸付面積等営業収益
不動産開発・賃貸貸付面積430,28446,129貸付面積614,90480,339
管理受託面積119,954管理受託面積97,527
その他-974-2,501
合 計-47,104-82,840

(注)1. 金額は消費税等抜きで表示しております。
2. 営業収益には、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含めております。
(e)投資マネジメント事業
・当第3四半期連結累計期間においては、前年同期に当社等が出資するファンドの物件売却に伴う分配収入を計上した反動等により、減収となりました。
・この結果、当セグメントの営業収益は前年同期に比べ3,619百万円減収の14,070百万円となり、営業利益は1,926百万円減益の2,349百万円となりました。
(単位:百万円)
摘 要営 業 収 益
前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
投資マネジメント17,68914,070
合 計17,68914,070

(注)1. 金額は消費税等抜きで表示しております。
2. 営業収益には、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含めております。
(f)ホテル・空港事業
・当第3四半期連結累計期間においては、㈱ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツを中心に、「ロイヤルパークホテルズ」各ホテルの体質強化及び宿泊主体型ホテル事業の新規展開を図っており、前年度は3軒が開業し、2019年6月には「ザ ロイヤルパーク キャンバス 大阪北浜」が開業しました。
・この結果、当セグメントの営業収益は前年同期に比べ589百万円増収の29,235百万円となりましたが、新規開業したホテルの開業費等により営業損益は1,108百万円悪化し、10百万円の損失を計上しました。
(単位:百万円)
摘 要営 業 収 益
前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
宿泊部門14,89515,425
レストラン・バー部門4,8755,024
宴会部門5,3415,125
その他3,5333,660
合 計28,64629,235

(注)1. 金額は消費税等抜きで表示しております。
2. 営業収益には、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含めております。
(g)設計監理事業
・㈱三菱地所設計において、2018年1月に着工した「東京駅前常盤橋プロジェクト」A棟新築工事(東京都千代
田区)等の設計監理業務他の収益を計上しました。
・当第3四半期連結累計期間においては、設計監理収益は売上件数が増加したものの1件当たりの金額が減少したこと等により減収となりました。また、内装工事収益は売上件数が増加したものの1件当たりの金額が減少したこと等により、減収となりました。
・この結果、当セグメントの営業収益は前年同期に比べ1,077百万円減収の11,374百万円となり、営業損失は389百万円悪化し、1,085百万円となりました。
(単位:百万円)
摘 要前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
売上件数等営業収益売上件数等営業収益
設計監理受注件数92810,961受注件数84210,234
売上件数705売上件数766
内装工事受注件数1481,490受注件数1191,140
売上件数107売上件数109
合 計-12,451-11,374

(注)1. 金額は消費税等抜きで表示しております。
2. 営業収益には、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含めております。
(h)不動産サービス事業
・当第3四半期連結累計期間においては、取扱件数及び1件当たりの手数料が減少したこと等により、不動産仲介事業は減収となりました。
・一方その他事業においては、前年度新規に連結子会社化を行ったこと等により、増収となりました。
・この結果、当セグメントの営業収益は前年同期に比べ1,552百万円増収の25,499百万円となりましたが、営業損益は1,859百万円悪化し、449百万円の損失を計上しました。
(単位:百万円)
摘 要前第3四半期(累計)当第3四半期(累計)
売上件数等営業収益売上件数等営業収益
不動産仲介取扱件数8016,890取扱件数7295,400
その他-17,056-20,098
合 計-23,946-25,499

(注)1. 金額は消費税等抜きで表示しております。
2. 営業収益には、セグメント間の内部営業収益又は振替高を含めております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益、コマーシャル・ペーパーの発行等による収入、有形固定資産の取得等による支出により、210,368百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、97,006百万円の資金の増加(前年同期比△97,162百万円)となりました。これは、税金等調整前四半期純利益134,227百万円に非資金損益項目である減価償却費62,737百万円を調整した資金の増加に対し、法人税等の支払、エクイティ出資の増加等により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、241,345百万円の資金の減少(前年同期比△32,987百万円)となりました。これは有形固定資産の取得等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、177,862百万円の資金の増加(前年同期比+203,690百万円)となりました。これはコマーシャル・ペーパーの発行等によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針の内容の概要は以下の通りであります。
当社は、当社の成長に資する経営計画を策定し、これを着実に実行すると共に、コーポレートガバナンスの強化に
努めていくこと等を通じ、当社の企業価値及び株主共同の利益の向上に取り組んで参ります。また、当社株式の大
量買付を行おうとする者に対しては、株主の皆様が大規模買付行為の是非を適切に判断するために必要かつ十分な
情報の提供を求め、あわせて独立性を有する社外取締役の意見を尊重した上で取締役会の意見等を開示し、株主の
皆様の検討のための時間と情報の確保に努める等、金融商品取引法、会社法その他関連法令に基づき、適切な措置
を講じて参ります。※当社は、2007年6月28日開催の第108回定時株主総会において、「当社株式の大量取得行為に関する対応策(買収 防衛策)」を導入し、その後、2010年6月29日開催の第111回定時株主総会、2013年6月27日開催の第114回定時株 主総会、及び2016年6月29日開催の第117回定時株主総会において、それぞれ更新すること(内容の一部改定も含 む)についてご承認頂いておりました(以下、更新後の本買収防衛策を「本プラン」といいます)。 本プランの有効期間は、2019年6月27日開催の第120回定時株主総会終結の時までとなっておりましたが、当社で は、機関投資家をはじめとする国内外の株主の皆様との対話を踏まえ、その在り方について、議論・検討を重ね た結果、昨今のコーポレートガバナンス強化の流れとこれに向けた当社の取組み等を総合的に勘案し、2019年5 月14日開催の取締役会において、本プランを更新しないこととし、本プランは2019年6月27日開催の第120回定時 株主総会終結をもって有効期間が満了致しました。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(5) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
オフィス賃貸市場においては、企業の底堅い設備投資を背景とした旺盛なオフィス需要に支えられ、良好なマーケット環境の継続が期待されます。ただし、企業業績の先行きを左右する、海外の政治・経済動向については引き続き注視が必要です。分譲マンション市場では、立地条件等による需要の二極化が進む中、事業用地の取得環境、工事費の変動、金利動向等にも注視が必要です。不動産投資市場においては、安定したリターンへの期待と、低金利環境の継続を背景に、不動産投資商品に対する投資意欲が引き続き旺盛である一方、金融機関の融資姿勢や海外投資家等の動向には留意する必要があります。
当社グループは、市場や事業を取り巻く外部環境が大きく変化する中、着実な事業の推進に取り組んで参りましたが、今後も経営環境の変動、市場の変化に的確に対応し、経営の効率化、収益力の強化を図って参る所存であります。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの財源については、ビル賃貸事業が主力事業であることから、引き続き長期・固定資金を主体に調達しております。今後も、期間中の金利状況や、調達済有利子負債の償還期間等とのバランスも考慮しながら、調達手段に柔軟性を持たせつつ運営を行って参る所存であります。

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