訂正有価証券報告書-第87期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2018/03/27 15:22
【資料】
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【項目】
112項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当連結会計年度の海運業収益は昨年1月に竣工した大型LPG船(VLGC)およびばら積船がフル稼働したことなどにより130億9千9百万円(前期比5億9千2百万円増)となりました。海運業費用は前年度に上記ばら積船の期限前返船を実施したことなどにより減少があったものの、船費が昨年1月に上記2隻が竣工したことなどにより増加し、前期比2億2千6百万円増の100億4千3百万円となりました。これにより営業利益は22億6千万円(前期比3億6千9百万円増)、経常利益は13億3千1百万円(前期比4億9千6百万円増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は特別損失に「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき当社グループの保有する固定資産(船舶)の減損損失7億9千3百万円を計上したことなどにより1億5千9百万円(前期比10億3千2百万円減)となりました。
(2)財政状態の分析
資産の部は、前連結会計年度末に比べ4億9千5百万円増加し635億4千5百万円となりました。流動資産は、為替予約の評価等によりデリバティブ流動資産が減少したものの、現金及び預金の増加などにより17億7千4百万円増加し52億1千万円となりました。固定資産は、新造船の建造により建設仮勘定が増加したものの船舶が減少したことにより12億7千9百万円減少し583億3千4百万円となりました。
負債の部は、借入金の減少などはありましたが、未払法人税等の増加などにより前連結会計年度末に比べ7億円増加し539億9千万円となりました。
純資産の部は、繰延ヘッジ損益が減少したことなどにより前連結会計年度末に比べ2億5百万円減少し95億5千4百万円となりました。
(3)キャッシュ・フローの分析
「第2 事業の状況 1.業績等の概要 (2)キャッシュ・フロー」をご参照下さい。