四半期報告書-第180期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)

【提出】
2020/08/07 9:13
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や政府の緊急事態宣言に伴う経済活動の停滞等により、景気は急速に悪化し危機的な状況が続きました。
ホテル業界におきましても、訪日外国人客数の激減等による宿泊需要の低迷、政府の外出やイベントの自粛要請、さらに企業の収益悪化に伴う宴会利用の減少など、極めて厳しい経営環境となりました。
このような環境のもと、当社グループにおきましては、顧客と従業員の安全、安心の確保を最優先課題と捉え、感染防止に努めるとともに、全社的なコストを抜本的に見直しながら経費執行を必要最小限に止めることを徹底し、収益の確保に注力してまいりました。しかしながら、訪日外国人客数・国内利用客数の激減、全事業所における営業活動の縮小等の影響により、当第1四半期連結累計期間における売上高は前年同期比77.0%減の3,309百万円となり、さらに、固定費の負担が大きく、営業損失は3,539百万円、経常損失は3,496百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は3,014百万円となりました。
セグメントの業績におきましては、ホテル事業の売上高は前年同期比82.1%減の2,401百万円、営業損失は3,481百万円となり、不動産賃貸事業の売上高は前年同期比5.8%減の912百万円、営業利益は前年同期比0.1%減の511百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、73,920百万円(前連結会計年度末79,572百万円)となり、5,651百万円減少いたしました。
(資産)
うち流動資産は38,831百万円(同43,926百万円)と、5,095百万円減少いたしました。これは現金及び預金の減少などによるものであります。
固定資産は35,089百万円(同35,645百万円)と、555百万円減少いたしました。これは投資有価証券の減少などによるものです。
(負債)
うち流動負債は4,244百万円(同6,429百万円)と、2,184百万円減少いたしました。これは賞与引当金の減少などによるものであります。
固定負債は12,450百万円(同12,516百万円)と、65百万円減少いたしました。これは長期預り金の減少などによるものであります。
(純資産)
純資産は57,225百万円(同60,627百万円)と、3,401百万円減少いたしました。これは親会社株主に帰属する四半期純損失の計上などによるものであります。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
該当事項はありません。
(3) 研究開発活動
該当事項はありません。