有価証券報告書-第129期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/26 16:38
【資料】
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【項目】
102項目
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次の通りであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当事業年度におけるわが国経済は、好調な企業収益を背景に雇用・所得環境の改善が続くなかで、個人消費も持ち直しの動きがみられるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
そのような中、当社におきましては、平成30年4月に予定どおり新劇場が開場し、4月1日より、松本幸四郎改め二代目松本白鸚、市川染五郎改め十代目松本幸四郎の襲名披露となる杮落し公演「杮葺落四月大歌舞伎」が行われました。また、5月には「スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」、6月には「滝沢歌舞伎2018」、「鳥羽一郎 山川豊 with 石原詢子 ふるさとコンサート」、7月には「舟木一夫特別公演」、8月には「ミュージカル モーツァルト!」、「舞台 レインマン」、「ブロードウェイミュージカル ピーターパン」、「志村けん一座 第13回公演 志村魂」、9月には「三山ひろし特別公演」、「三山ひろしリサイタル」、「福田こうへいコンサート」、10月には「第49回吉例顔見世」、11月には「コロッケ特別公演」、「よしもと爆笑公演」、12月には「ミュージカル マリー・アントワネット」、「加藤登紀子ほろ酔いコンサート」、平成31年1月には「松平健・中村美律子 新春特別公演」、「綾小路きみまろ 爆笑スーパーライブ」、「ザ・ニュースペーパー特別公演」、2月には「舟木一夫シアターコンサート」、「鶴瓶御園座独演会」、「梅沢富美男・香西かおり 特別公演」、3月には「悪魔と天使」、「五木ひろし特別公演 市川由紀乃特別出演」が行われ、前年同期には当社主催公演は「錦秋名古屋顔見世」など52回でしたが、当事業年度の公演回数は415回となりました。
その結果、当事業年度の業績は、売上高50億5千2百万円(前年同期は5億2百万円)となりました。利益面では、営業利益5億2千8百万円(前年同期は営業損失1億3千4百万円)、経常利益5億1千3百万円(前年同期は経常損失1億5千9百万円)、当期純利益4億5千2百万円(前年同期は当期純損失9千7百万円)となりました。
生産、受注及び販売の状況について、当社は劇場事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を行っておりません。また、当社は受注生産形態をとらない業種であるため、生産実績及び受注実績は記載しておりません。
当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。
区分当事業年度
(自 平成30年4月1日
至 平成31年3月31日)
金額(千円)前年同期比(%)
劇場5,052,250-
合計5,052,250-

(注)1 上記の金額には、消費税は含まれておりません。
2 当事業年度において、販売実績に著しい変動がありました。これは、平成30年4月に新劇場が開場となり、年間を通して公演を行うこととなったためであります。
3 販売実績の前年同期比は、1000%を超えているため記載しておりません。
4 総販売実績に対する割合が10%以上の相手先はありません。
(2) 財政状態
① 資産の部
当事業年度末における流動資産の残高は、14億7千7百万円となり、前事業年度末に比べ4億1千7百万円の増加となりました。この主な要因は、未収消費税等が3億3千4百万円減少したものの、現金及び預金が5億7千5百万円、売掛金が1億7千4百万円増加したことによるものであります。固定資産の残高は、61億2千7百万円となり、前事業年度末に比べ2億6千3百万円の減少となりました。この主な要因は、建物が1億5千2百万円、機械及び装置が8千4百万円減少したことによるものであります。この結果、総資産は、76億5百万円となり、前事業年度末に比べ1億5千4百万円の増加となりました。
② 負債の部
当事業年度末における流動負債の残高は、7億5千1百万円となり、前事業年度末に比べ5千9百万円の減少となりました。この主な要因は、買掛金が1億1千5百万円、未払法人税等が9千4百万円増加したものの、未払金が1億5千9百万円、前受金が1億3千2百万円減少したことによるものであります。固定負債の残高は、19億1千5百万円となり、前事業年度末に比べ2億3千5百万円の減少となりました。この主な要因は、長期借入金が2億円減少したことによるものであります。この結果、負債合計は、26億6千7百万円となり、前事業年度末に比べ2億9千4百万円の減少となりました。
③ 純資産の部
当事業年度末における純資産の残高は、49億3千8百万円となり、前事業年度末に比べ4億4千9百万円の増加となりました。この主な要因は、利益剰余金が4億5千2百万円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当事業年度における現金及び現金同等物は、前年同期と比べ5億7千5百万円増加し、12億5百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、9億6千9百万円の収入(前年同期は1億2千7百万円の支出)となりました。この主な要因は、売上債権が1億7千4百万円増加、前受金が1億3千2百万円減少したものの、税引前当期純利益5億1千2百万円、未払又は未収消費税等の増減4億1千2百万円、減価償却費2億4千9百万円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、1億8千9百万円の支出(前年同期は17億3千5百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1億7千7百万円によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、2億4百万円の支出(前年同期は22億9千4百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出2億円によるものであります。
(4) 資本の財源及び資金の流動性
平成25年3月末をもって旧劇場(御園座会館)が一時閉館となり、その後5年間他劇場を借りて運営をしてまいりました。その間、平成25年9月の第三者割当増資による33億4千2百万円の調達、平成29年12月の7金融機関による長期借入金20億円の調達などを原資として、平成29年12月に新劇場を取得いたしました。その結果、現在、当面の間大きな資金需要はございません。当面の間は、単年度利益の極大化を図り、キャッシュフローよりも、各公演収支の黒字を積み上げ、年間での営業利益の確保に努めてまいります。

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