有価証券報告書-第33期(平成28年2月1日-平成29年1月31日)
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
(注) 前連結会計年度は税金等調整前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(平成28年法律第13号)が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以降に開始する連結会計年度から法人税率が変更されることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用される法定実効税率は、平成29年2月1日以降に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については、32.26%から30.86%に、平成31年2月1日以降に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については、32.26%から30.62%に変更されました。
なお、この税率変更による影響は軽微であります。
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 (平成28年1月31日) | 当連結会計年度 (平成29年1月31日) | |
繰延税金資産 | ||
繰越欠損金 | 10,203,716千円 | 10,046,311千円 |
在外子会社繰越税額控除 | 1,074,231千円 | 1,044,582千円 |
未払費用否認 | 70,436千円 | 59,049千円 |
減損損失 | 97,579千円 | 37,325千円 |
退職給付に係る負債否認額 | 30,185千円 | 33,381千円 |
前払費用償却否認額 | 32,447千円 | 27,690千円 |
減価償却費限度超過額 | 16,119千円 | 23,842千円 |
賞与引当金否認額 | 21,636千円 | 22,230千円 |
投資有価証券等評価損否認 | 58,196千円 | 17,121千円 |
貸倒引当金等損金算入限度超過額 | 14,266千円 | 13,042千円 |
株式報酬費用否認額 | 23,777千円 | 8,416千円 |
売上原価否認額 | 5,213千円 | 7,135千円 |
その他 | 85,145千円 | 90,775千円 |
繰延税金資産小計 | 11,732,953千円 | 11,430,905千円 |
評価性引当額 | △11,721,941千円 | △11,354,495千円 |
繰延税金資産合計 | 11,011千円 | 76,409千円 |
繰延税金負債との相殺額 | ― | △62,522千円 |
繰延税金資産の純額 | 11,011千円 | 13,887千円 |
繰延税金負債 | ||
資産除去債務に対応する除去費用 | ― | 34,395千円 |
その他有価証券評価差額金 | 26,928千円 | 21,045千円 |
その他 | ― | 28,127千円 |
繰延税金負債合計 | 26,928千円 | 83,567千円 |
繰延税金資産との相殺額 | ― | △62,522千円 |
繰延税金負債の純額 | 26,928千円 | 21,045千円 |
繰延税金資産負債の純額 | △15,917千円 | △7,157千円 |
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度 (平成28年1月31日) | 当連結会計年度 (平成29年1月31日) | ||
法定実効税率 | ― | 33.1% | |
(調整) | |||
交際費等永久に損金に算入されない項目 | ― | 1.3% | |
住民税均等割等 | ― | 1.1% | |
評価性引当額の増減 | ― | △24.4% | |
持分法による投資損益 | ― | 0.7% | |
外国源泉税 | ― | 9.0% | |
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正 | ― | 1.2% | |
米国財務会計基準審議会解釈指針第48号適用の影響 | ― | 1.5% | |
その他 | ― | 0.8% | |
税効果会計適用後の法人税等の負担率 | ― | 24.3% |
(注) 前連結会計年度は税金等調整前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成28年法律第15号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」(平成28年法律第13号)が平成28年3月29日に国会で成立し、平成28年4月1日以降に開始する連結会計年度から法人税率が変更されることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用される法定実効税率は、平成29年2月1日以降に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については、32.26%から30.86%に、平成31年2月1日以降に開始する連結会計年度に解消が見込まれる一時差異については、32.26%から30.62%に変更されました。
なお、この税率変更による影響は軽微であります。