有価証券報告書-第36期(平成31年2月1日-令和2年1月31日)
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(注) 1.評価性引当額が92,469千円減少しております。この変動の主な内容は、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額の減少、及び、減価償却費限度超過額に係る評価性引当額の減少によるものであります。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
当連結会計年度(2020年1月31日)
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b) 税務上の繰越欠損金9,058,244千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産837,774千円を計上しております。当該繰延税金資産は、主に当社における税務上の繰越欠損金の残高5,944,920千円(法定実効税率を乗じた額)及び連結子会社IP Infusion Inc.における税務上の繰越欠損金の残高2,453,505千円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込みや将来加算一時差異の解消見込により、回収可能と判断し評価性引当額を認識しておりません。
3.前連結会計年度に開示していた「企業結合に伴い識別された無形固定資産」(前連結会計年度116,778千円、当連結会計年度119,076千円)は「無形固定資産」に含めて開示しております。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 (2019年1月31日) | 当連結会計年度 (2020年1月31日) | |
繰延税金資産 | ||
税務上の繰越欠損金(注)2 | 8,407,192千円 | 9,058,244千円 |
在外子会社繰越税控除 | 1,557,190 | 1,690,992 |
減価償却費限度超過額 | 131,928 | 204,737 |
未払費用否認 | 48,403 | 42,232 |
退職給付に係る負債否認額 | 43,325 | 54,327 |
前払費用償却否認額 | 21,430 | 21,292 |
投資有価証券等評価損否認 | 17,121 | 14,059 |
減損損失 | 14,560 | 1,728 |
貸倒引当金損金算入限度超過額 | 13,813 | 12,716 |
賞与引当金否認額 | 11,953 | 21,615 |
株式報酬費用否認額 | 9,370 | 19,545 |
売上原価否認額 | 2,395 | 1,306 |
その他 | 86,891 | 110,028 |
繰延税金資産小計 | 10,365,577 | 11,252,827 |
税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)2 | - | △8,220,470 |
将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額 | - | △1,753,618 |
評価性引当額小計(注)1 | △10,066,558 | △9,974,089 |
繰延税金資産合計 | 299,019 | 1,278,738 |
繰延税金負債との相殺額 | △176,933 | △941,746 |
繰延税金資産の純額 | 122,086 | 336,991 |
繰延税金負債 | ||
無形固定資産(注)3 | 116,778 | 902,251 |
資産除去債務に対応する除去費用 | 31,529 | 35,320 |
その他有価証券評価差額金 | 17,552 | 14,266 |
その他 | 11,073 | 9,815 |
繰延税金負債合計 | 176,933 | 961,653 |
繰延税金資産との相殺額 | △176,933 | △941,746 |
繰延税金負債の純額 | - | 19,906 |
繰延税金資産負債の純額 | 122,086 | 317,084 |
(注) 1.評価性引当額が92,469千円減少しております。この変動の主な内容は、税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額の減少、及び、減価償却費限度超過額に係る評価性引当額の減少によるものであります。
2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額
当連結会計年度(2020年1月31日)
1年以内 | 1年超 2年以内 | 2年超 3年以内 | 3年超 4年以内 | 4年超 5年以内 | 5年超 | 合計 | |
税務上の繰越欠損金(a) | 3,405,508 | 54,083 | 102,192 | 1,671,764 | 1,252,789 | 2,571,906 | 9,058,244 |
評価性引当額 | △3,387,112 | △2,991 | △3,503 | △1,462,927 | △1,060,319 | △2,303,615 | △8,220,470 |
繰延税金資産 | 18,395 | 51,091 | 98,689 | 208,837 | 192,469 | 268,290 | (b)837,774 |
(a) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。
(b) 税務上の繰越欠損金9,058,244千円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産837,774千円を計上しております。当該繰延税金資産は、主に当社における税務上の繰越欠損金の残高5,944,920千円(法定実効税率を乗じた額)及び連結子会社IP Infusion Inc.における税務上の繰越欠損金の残高2,453,505千円(法定実効税率を乗じた額)の一部について認識したものであります。当該繰延税金資産を計上した税務上の繰越欠損金については、将来の課税所得の見込みや将来加算一時差異の解消見込により、回収可能と判断し評価性引当額を認識しておりません。
3.前連結会計年度に開示していた「企業結合に伴い識別された無形固定資産」(前連結会計年度116,778千円、当連結会計年度119,076千円)は「無形固定資産」に含めて開示しております。
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度 (2019年1月31日) | 当連結会計年度 (2020年1月31日) | ||
法定実効税率 | 30.9% | 30.6% | |
(調整) | |||
交際費等永久に損金に算入されない項目 | 0.8% | 4.5% | |
受取配当金等永久に益金に算入されない項目 | △2.3% | △5.2% | |
連結子会社税率差異 | -% | 0.9% | |
住民税均等割等 | 0.9% | 0.9% | |
評価性引当額の増減 | △8.6% | △18.4% | |
持分法による投資損益 | △1.6% | △0.0% | |
外国源泉税 | 5.7% | 2.4% | |
米国財務会計基準審議会解釈指針第48号適用の影響 | △0.2% | △2.9% | |
試験研究費特別控除 | △0.5% | △1.6% | |
賃上げ・生産性向上のための税制による特別控除 | -% | △4.3% | |
のれん償却額 | 2.1% | 8.9% | |
受取配当金の消去 | 1.0% | 0.2% | |
その他 | 0.3% | △0.2% | |
税効果会計適用後の法人税等の負担率 | 28.2% | 15.7% |