四半期報告書-第29期第2四半期(平成31年1月1日-平成31年3月31日)
文中の将来に関する事項は、当第2四半期連結累計期間(以下、当四半期)の期末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(以下「当四半期」)において、主力のネットマーケティング事業では、顧客数の増加や大型顧客との取引拡大により収益が順調に拡大いたしました。当四半期より電通グループとの業務提携を開始し、当初の計画に沿って順調に進捗しております。メディアコンテンツ事業では、マンガアプリ「GANMA!」を中心に各事業の成長により大幅な増収となり、赤字幅が縮小いたしました。一方、当社の持分法適用関連会社であるアクセルマーク株式会社について、当社の持分法適用関連会社から除外されたことに伴い、持分法による投資損失を計上いたしました。
これらの結果、収益は8,366百万円(前年同四半期比4.9%増)、営業利益は971百万円(前年同四半期比3.8%減)、Non-GAAP営業利益は1,022百万円(前年同四半期比0.4%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は357百万円(前年同四半期比52.7%減)となりました。
当社グループは、経営者が意思決定する際に使用する社内指標(以下、Non-GAAP指標)及びIFRSに基づく指標の双方によって、連結経営成績を開示しております。Non-GAAP営業利益は、IFRSに基づく営業利益から、一時的要因を調整した恒常的な事業の業績を測る利益指標であります。経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当社グループの恒常的な経営成績や将来の見通しを理解する上で有益な情報を提供できると判断しております。なお、一時的要因とは、将来見通し作成の観点から一定のルールに基づき除外すべきと当社グループが判断する減損損失、固定資産の売却損益等の一過性の利益や損失のことであります。さらに、財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、IFRSに準拠した開示ではありませんが、全ての取引について総額により表示した収益を「売上高」として任意開示しております。
営業利益からNon-GAAP営業利益への調整及び売上高は次のとおりであります。
(単位:百万円)
報告セグメント別の業績は、次のとおりであります。
当該内容の詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 (6)要約四半期連結財務諸表に関する注記4.セグメント情報」をご参照ください。
①ネットマーケティング事業
インターネットを活用した包括的なマーケティング支援サービスを企業向けに展開しております。
当四半期においては、国内市場における顧客数及び大型顧客の出稿が順調に増加いたしました。海外市場では北米地域は好調な一方、アジア圏では低調な推移となりました。また、電通グループが取り扱うネットマーケティング案件の広告運用の支援や、ナレッジ、テクノロジーの提供等も開始し、収益拡大に貢献いたしました。
これらの結果、収益は7,678百万円(前年同四半期比2.4%増)、Non-GAAP営業利益は2,486百万円(前年同四半期比6.3%減)となりました。
②メディアコンテンツ事業
マンガアプリ「GANMA!」を展開するマンガコンテンツ事業の他、採用プラットフォーム事業、社会貢献プラットフォーム事業、医療プラットフォーム事業、育児プラットフォーム事業等が属しております。
当四半期においては、マンガコンテンツ事業における「GANMA!」の規模拡大を目的としたプロモーションを継続的に実行し、「GANMA!」の累計ダウンロード数は2019年3月末時点で約1,200万件となりました。電通グループによる当社メディアの広告販売も開始し、「GANMA!」を中心に増収となり、赤字幅が縮小いたしました。
これらの結果、収益は843百万円(前年同四半期比34.1%増)、Non-GAAP営業損失は514百万円(前年同四半期は608百万円のNon-GAAP営業損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当四半期の資産は、前連結会計年度に比べて、196百万円増加し、33,568百万円となりました。これは主に、持分法で会計処理されている投資が922百万円減少した一方で、営業債権が1,061百万円増加したことによるものであります。
当四半期の負債は、前連結会計年度に比べて212百万円増加し、17,853百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が218百万円減少した一方で、営業債務が626百万円増加したことによるものであります。
当四半期の資本は、前連結会計年度末に比べて16百万円減少し、15,714百万円となりました。これは主に、四半期利益を360百万円計上した一方で、配当金の支払256百万円が発生したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当四半期における「現金及び現金同等物」は前連結会計年度に比べて58百万円増加し、14,980百万円となりました。当四半期における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は、次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当四半期における営業活動の結果、1,288百万円の資金流入(前年同四半期は47百万円の資金流出)となりました。これは主に、税引前四半期利益606百万円及び法人所得税の還付額456百万円を計上したことによるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当四半期における投資活動の結果、227百万円の資金流出(前年同四半期は180百万円の資金流出)となりました。これは主に、有価証券の取得による資金流出176百万円及び有形固定資産の取得による資金流出28百万円が発生したことによるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当四半期における財務活動の結果、969百万円の資金流出(前年同四半期は590百万円の資金流出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出404百万円及び配当金の支払い256百万円が発生したことによるものであります。
(4)対処すべき課題
当四半期において、当社グループが対処すべき課題に、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間(以下「当四半期」)において、主力のネットマーケティング事業では、顧客数の増加や大型顧客との取引拡大により収益が順調に拡大いたしました。当四半期より電通グループとの業務提携を開始し、当初の計画に沿って順調に進捗しております。メディアコンテンツ事業では、マンガアプリ「GANMA!」を中心に各事業の成長により大幅な増収となり、赤字幅が縮小いたしました。一方、当社の持分法適用関連会社であるアクセルマーク株式会社について、当社の持分法適用関連会社から除外されたことに伴い、持分法による投資損失を計上いたしました。
これらの結果、収益は8,366百万円(前年同四半期比4.9%増)、営業利益は971百万円(前年同四半期比3.8%減)、Non-GAAP営業利益は1,022百万円(前年同四半期比0.4%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は357百万円(前年同四半期比52.7%減)となりました。
当社グループは、経営者が意思決定する際に使用する社内指標(以下、Non-GAAP指標)及びIFRSに基づく指標の双方によって、連結経営成績を開示しております。Non-GAAP営業利益は、IFRSに基づく営業利益から、一時的要因を調整した恒常的な事業の業績を測る利益指標であります。経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当社グループの恒常的な経営成績や将来の見通しを理解する上で有益な情報を提供できると判断しております。なお、一時的要因とは、将来見通し作成の観点から一定のルールに基づき除外すべきと当社グループが判断する減損損失、固定資産の売却損益等の一過性の利益や損失のことであります。さらに、財務諸表利用者にとって有用であると考えていることから、IFRSに準拠した開示ではありませんが、全ての取引について総額により表示した収益を「売上高」として任意開示しております。
営業利益からNon-GAAP営業利益への調整及び売上高は次のとおりであります。
(単位:百万円)
前年同四半期 (前第2四半期連結累計期間) | 当四半期 (当第2四半期連結累計期間) | 増減額 | 増減率 | |
営業利益 | 1,009 | 971 | △38 | △3.8% |
調整額 | 9 | 51 | 42 | |
Non-GAAP営業利益 | 1,018 | 1,022 | 4 | 0.4% |
売上高 | 37,643 | 39,073 | 1,430 | 3.8% |
報告セグメント別の業績は、次のとおりであります。
当該内容の詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 (6)要約四半期連結財務諸表に関する注記4.セグメント情報」をご参照ください。
①ネットマーケティング事業
インターネットを活用した包括的なマーケティング支援サービスを企業向けに展開しております。
当四半期においては、国内市場における顧客数及び大型顧客の出稿が順調に増加いたしました。海外市場では北米地域は好調な一方、アジア圏では低調な推移となりました。また、電通グループが取り扱うネットマーケティング案件の広告運用の支援や、ナレッジ、テクノロジーの提供等も開始し、収益拡大に貢献いたしました。
これらの結果、収益は7,678百万円(前年同四半期比2.4%増)、Non-GAAP営業利益は2,486百万円(前年同四半期比6.3%減)となりました。
②メディアコンテンツ事業
マンガアプリ「GANMA!」を展開するマンガコンテンツ事業の他、採用プラットフォーム事業、社会貢献プラットフォーム事業、医療プラットフォーム事業、育児プラットフォーム事業等が属しております。
当四半期においては、マンガコンテンツ事業における「GANMA!」の規模拡大を目的としたプロモーションを継続的に実行し、「GANMA!」の累計ダウンロード数は2019年3月末時点で約1,200万件となりました。電通グループによる当社メディアの広告販売も開始し、「GANMA!」を中心に増収となり、赤字幅が縮小いたしました。
これらの結果、収益は843百万円(前年同四半期比34.1%増)、Non-GAAP営業損失は514百万円(前年同四半期は608百万円のNon-GAAP営業損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当四半期の資産は、前連結会計年度に比べて、196百万円増加し、33,568百万円となりました。これは主に、持分法で会計処理されている投資が922百万円減少した一方で、営業債権が1,061百万円増加したことによるものであります。
当四半期の負債は、前連結会計年度に比べて212百万円増加し、17,853百万円となりました。これは主に、繰延税金負債が218百万円減少した一方で、営業債務が626百万円増加したことによるものであります。
当四半期の資本は、前連結会計年度末に比べて16百万円減少し、15,714百万円となりました。これは主に、四半期利益を360百万円計上した一方で、配当金の支払256百万円が発生したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当四半期における「現金及び現金同等物」は前連結会計年度に比べて58百万円増加し、14,980百万円となりました。当四半期における各キャッシュ・フローの状況と主な内容は、次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当四半期における営業活動の結果、1,288百万円の資金流入(前年同四半期は47百万円の資金流出)となりました。これは主に、税引前四半期利益606百万円及び法人所得税の還付額456百万円を計上したことによるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当四半期における投資活動の結果、227百万円の資金流出(前年同四半期は180百万円の資金流出)となりました。これは主に、有価証券の取得による資金流出176百万円及び有形固定資産の取得による資金流出28百万円が発生したことによるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当四半期における財務活動の結果、969百万円の資金流出(前年同四半期は590百万円の資金流出)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出404百万円及び配当金の支払い256百万円が発生したことによるものであります。
(4)対処すべき課題
当四半期において、当社グループが対処すべき課題に、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。