四半期報告書-第22期第3四半期(平成30年7月1日-平成30年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものです。
(1) 業績の状況
<当第3四半期連結累計期間の概況>当社グループは、IT産業における急速な市場環境の変化をリードし、中期経営戦略で掲げた更なる成長の実現に向け、「Fintech(*1)を含む新たな領域での新規事業創出」「継続的な研究開発投資」「コアビジネスの競争力強化」に取り組んでいます。
当第3四半期連結累計期間におきましては、「LifeKeeper」(*2)およびMFP向けソフトウェア(*3)製品の前四半期の減収分を挽回すべく、販売パートナーとの連携強化、大型案件への営業リソース注力を図ってまいりました。また、「コアビジネスの競争力強化」としてクラウドにおける監視・自動復旧サービスである「SIOS Coati」(*4)に最新のサーバーレスアーキテクチャ(*5)を実装した新バージョンを開発しフリーミアムモデル(*6)による提供を開始いたしました。
このような取り組みの中、各セグメントの業績は次の通りの結果になりました。
① オープンシステム基盤事業
「LifeKeeper」は、前四半期の大型案件の受注減少を挽回すべく販売強化を図ったことにより、国内は当第3四半期にかけて大幅に回復いたしました。一方、海外は回復に時間を要しており、減収減益となりました。Red Hat Enterprise Linux(*7)をはじめとするRed Hat, Inc.関連商品(*8)は順調な増収となったものの、商品販売の粗利率は前年に引き続き低下基調にあるため減益となりました。OSS(*9)サポートサービスは順調な増収増益となりました。この他、「SIOS Coati」の新バージョンリリース関連費用の増加が減益要因となっております。
これらにより、売上高は5,402百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は52百万円(同60.7%減)となりました。
② アプリケーション事業
MFP向けソフトウェア製品は、販売パートナーとの連携強化などの施策が功を奏し、当第3四半期にかけて回復いたしました。しかしながら、前四半期の大型案件の受注減少を挽回するには至らず減収減益となりました。これに加え、金融機関向けのシステム開発・構築支援も一部の受注案件において開発に遅延が生じており、減収減益となりました。一方、金融機関向け経営支援システムの販売は、主要顧客の地方銀行等において設備投資の意思決定が長期化しているため、足元で厳しい状況に転じているものの、当第3四半期累計期間では増収増益となりました。また、クラウドサービスである「Gluegentシリーズ」(*10)は好調な増収増益となりました。
これらにより、売上高は4,060百万円(前年同期比1.7%減)となりました。セグメント利益は上述の影響に加え、新規事業関連費用が増加したものの、前年同期に計上していたProfit Cube株式会社ののれん及び顧客関連資産の償却費75百万円がなくなり、54百万円(同8.6%増)と増益となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は9,462百万円(前年同期比1.9%増)となりました。
営業利益は107百万円(同41.9%減)、経常利益は118百万円(同39.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は47百万円(同39.7%減)となりました。また、当社グループの重視する経営指標であるEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は167百万円(同47.0%減)となりました。
(*1)Fintech(フィンテック)
Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、IT技術を利用した金融サービス。
(*2)LifeKeeper
本番稼働のサーバーとは別に同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一の障害の際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせる役割を担うソフトウェア。
(*3)MFP向けソフトウェア
プリンタ、スキャナー、コピー、FAX等複数の機能を搭載した機器をMFP(Multifunction Peripheralの略)という。MFP上で利用できる文書管理ソフトウェア。
(*4)SIOS Coati
クラウド上でシステム障害を自動復旧するソフトウェア。
(*5)サーバーレスアーキテクチャ
サーバーの環境構築を意識せずに、システムの利用を可能にする技術。
(*6)フリーミアムモデル
顧客が無償で無制限に体験版を試用でき、必要に応じて有償版に切り替えることのできる価格体系のこと。
(*7)Red Hat Enterprise Linux
オープンソースソフトウェア&サービス・プロバイダーRed Hat,Inc.が開発するLinux OS。
(*8)Red Hat, Inc.関連商品
オープンソースソフトウェア&サービス・プロバイダーRed Hat,Inc.が開発するオープンソースの製品。
(*9)OSS
オープンソースソフトウェアの略。ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを無償で公開し、使用・改良・再配布ができるソフトウェア
(*10) Gluegentシリーズ
子会社グルージェントのサービス。IDの管理をクラウドで行うサービス「Gluegent Gate」をはじめ、Google Calendarにチームメンバーの予定管理機能等を付加した「Gluegent Appsグループスケジューラー」等、企業におけるクラウドを利用した業務効率化等を支援するサービス。
(2) 財政状態の分析
①資産
流動資産は、現金及び預金の減少307百万円、仕掛品の増加68百万円等の要因により、3,997百万円(前連結会計年度末比3.5%減)となりました。
固定資産は、投資有価証券の増加29百万円等の要因により、795百万円(同12.4%増)となりました。
この結果、総資産は、4,792百万円(同1.2%減)となりました。
②負債
流動負債は、未払法人税等の減少79百万円、買掛金の減少36百万円等の要因により、2,808百万円(前連結会計年度末比0.9%減)となりました。
固定負債は、長期借入金の減少99百万円等の要因により、849百万円(同9.6%減)となりました。
この結果、負債合計は、3,657百万円(同3.0%減)となりました。
③純資産
純資産合計は、当四半期において親会社株主に帰属する四半期純利益47百万円を計上したこと等の要因により、1,135百万円(前連結会計年度末比5.4%増)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、415百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 業績の状況
<当第3四半期連結累計期間の概況>当社グループは、IT産業における急速な市場環境の変化をリードし、中期経営戦略で掲げた更なる成長の実現に向け、「Fintech(*1)を含む新たな領域での新規事業創出」「継続的な研究開発投資」「コアビジネスの競争力強化」に取り組んでいます。
当第3四半期連結累計期間におきましては、「LifeKeeper」(*2)およびMFP向けソフトウェア(*3)製品の前四半期の減収分を挽回すべく、販売パートナーとの連携強化、大型案件への営業リソース注力を図ってまいりました。また、「コアビジネスの競争力強化」としてクラウドにおける監視・自動復旧サービスである「SIOS Coati」(*4)に最新のサーバーレスアーキテクチャ(*5)を実装した新バージョンを開発しフリーミアムモデル(*6)による提供を開始いたしました。
このような取り組みの中、各セグメントの業績は次の通りの結果になりました。
① オープンシステム基盤事業
「LifeKeeper」は、前四半期の大型案件の受注減少を挽回すべく販売強化を図ったことにより、国内は当第3四半期にかけて大幅に回復いたしました。一方、海外は回復に時間を要しており、減収減益となりました。Red Hat Enterprise Linux(*7)をはじめとするRed Hat, Inc.関連商品(*8)は順調な増収となったものの、商品販売の粗利率は前年に引き続き低下基調にあるため減益となりました。OSS(*9)サポートサービスは順調な増収増益となりました。この他、「SIOS Coati」の新バージョンリリース関連費用の増加が減益要因となっております。
これらにより、売上高は5,402百万円(前年同期比4.9%増)、セグメント利益は52百万円(同60.7%減)となりました。
② アプリケーション事業
MFP向けソフトウェア製品は、販売パートナーとの連携強化などの施策が功を奏し、当第3四半期にかけて回復いたしました。しかしながら、前四半期の大型案件の受注減少を挽回するには至らず減収減益となりました。これに加え、金融機関向けのシステム開発・構築支援も一部の受注案件において開発に遅延が生じており、減収減益となりました。一方、金融機関向け経営支援システムの販売は、主要顧客の地方銀行等において設備投資の意思決定が長期化しているため、足元で厳しい状況に転じているものの、当第3四半期累計期間では増収増益となりました。また、クラウドサービスである「Gluegentシリーズ」(*10)は好調な増収増益となりました。
これらにより、売上高は4,060百万円(前年同期比1.7%減)となりました。セグメント利益は上述の影響に加え、新規事業関連費用が増加したものの、前年同期に計上していたProfit Cube株式会社ののれん及び顧客関連資産の償却費75百万円がなくなり、54百万円(同8.6%増)と増益となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は9,462百万円(前年同期比1.9%増)となりました。
営業利益は107百万円(同41.9%減)、経常利益は118百万円(同39.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は47百万円(同39.7%減)となりました。また、当社グループの重視する経営指標であるEBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は167百万円(同47.0%減)となりました。
(*1)Fintech(フィンテック)
Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語で、IT技術を利用した金融サービス。
(*2)LifeKeeper
本番稼働のサーバーとは別に同じ環境の予備サーバーを待機させ、万が一の障害の際には自動的に予備サーバーに業務を引き継がせる役割を担うソフトウェア。
(*3)MFP向けソフトウェア
プリンタ、スキャナー、コピー、FAX等複数の機能を搭載した機器をMFP(Multifunction Peripheralの略)という。MFP上で利用できる文書管理ソフトウェア。
(*4)SIOS Coati
クラウド上でシステム障害を自動復旧するソフトウェア。
(*5)サーバーレスアーキテクチャ
サーバーの環境構築を意識せずに、システムの利用を可能にする技術。
(*6)フリーミアムモデル
顧客が無償で無制限に体験版を試用でき、必要に応じて有償版に切り替えることのできる価格体系のこと。
(*7)Red Hat Enterprise Linux
オープンソースソフトウェア&サービス・プロバイダーRed Hat,Inc.が開発するLinux OS。
(*8)Red Hat, Inc.関連商品
オープンソースソフトウェア&サービス・プロバイダーRed Hat,Inc.が開発するオープンソースの製品。
(*9)OSS
オープンソースソフトウェアの略。ソフトウェアの設計図にあたるソースコードを無償で公開し、使用・改良・再配布ができるソフトウェア
(*10) Gluegentシリーズ
子会社グルージェントのサービス。IDの管理をクラウドで行うサービス「Gluegent Gate」をはじめ、Google Calendarにチームメンバーの予定管理機能等を付加した「Gluegent Appsグループスケジューラー」等、企業におけるクラウドを利用した業務効率化等を支援するサービス。
(2) 財政状態の分析
①資産
流動資産は、現金及び預金の減少307百万円、仕掛品の増加68百万円等の要因により、3,997百万円(前連結会計年度末比3.5%減)となりました。
固定資産は、投資有価証券の増加29百万円等の要因により、795百万円(同12.4%増)となりました。
この結果、総資産は、4,792百万円(同1.2%減)となりました。
②負債
流動負債は、未払法人税等の減少79百万円、買掛金の減少36百万円等の要因により、2,808百万円(前連結会計年度末比0.9%減)となりました。
固定負債は、長期借入金の減少99百万円等の要因により、849百万円(同9.6%減)となりました。
この結果、負債合計は、3,657百万円(同3.0%減)となりました。
③純資産
純資産合計は、当四半期において親会社株主に帰属する四半期純利益47百万円を計上したこと等の要因により、1,135百万円(前連結会計年度末比5.4%増)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、415百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。