四半期報告書-第52期第1四半期(令和2年4月1日-令和2年6月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における経済環境は、世界経済・日本経済ともに、新型コロナウイルスの蔓延により、急速に悪化いたしました。また、先行きについても、世界的な感染拡大の影響に引き続き注意を要する状況にあると認識しております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2019年6月期)比5.0%減少の320,213百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、システム投資や通信事業者の設備投資ニーズを捉えたことで情報通信機器の取り扱いが大きく増加したものの、前年同期に産業・工作機械で大口案件の実行があったことや、今期は新型コロナウイルスの影響を受け、総じて契約実行高が減少したことにより、前年同期比9.1%減少の165,703百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、物流施設を対象とした不動産ファイナンスが増加した一方で、契約期間が短期の商流ファイナンスが減少したことから、同0.3%減少の154,509百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は不動産のブリッジ案件満了に伴う物件の売却が減少したことから、前年同期比19.4%減少の115,410百万円となりました。営業利益は、営業資産残高の着実な増加もあり前年同期比で差引利益(資金原価控除前の売上総利益)が増加したことに加え、外貨調達金利の低下により資金原価が減少したことから、同6.7%増加の5,910百万円となりました。経常利益は持分法による投資利益の増加により、同11.1%増加の6,493百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益が特別利益で発生したことから、同79.6%増加の7,441百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比19.6%減少して111,558百万円となりましたが、営業利益は同6.7%増加して5,218百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比7.5%減少して3,691百万円となりましたが、営業利益は同2.5%増加して2,137百万円となりました。
[その他]
太陽光発電事業所を対象としたブリッジ案件が前期で満了したことにより、その他の売上高は前年同期比68.0%減少して160百万円となり、営業利益は同97.0%減少して6百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2020年3月期)末比3.5%増加の2,162,963百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比2.7%増加の1,507,354百万円、ファイナンスの残高は同5.3%増加の655,608百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、営業資産残高の増加に伴い、前期末比5.9%増加の2,119,565百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比56.9%増加の402,901百万円、長期借入金が同3.1%減少の783,383百万円、コマーシャル・ペーパーが同3.9%増加の695,400百万円、債権流動化に伴う支払債務が同21.8%減少の102,601百万円、社債が同0.0%減少の135,279百万円となっております。
また、純資産合計は197,295百万円、自己資本比率は7.6%となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(8)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
当第1四半期連結累計期間における経済環境は、世界経済・日本経済ともに、新型コロナウイルスの蔓延により、急速に悪化いたしました。また、先行きについても、世界的な感染拡大の影響に引き続き注意を要する状況にあると認識しております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2019年6月期)比5.0%減少の320,213百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、システム投資や通信事業者の設備投資ニーズを捉えたことで情報通信機器の取り扱いが大きく増加したものの、前年同期に産業・工作機械で大口案件の実行があったことや、今期は新型コロナウイルスの影響を受け、総じて契約実行高が減少したことにより、前年同期比9.1%減少の165,703百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、物流施設を対象とした不動産ファイナンスが増加した一方で、契約期間が短期の商流ファイナンスが減少したことから、同0.3%減少の154,509百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は不動産のブリッジ案件満了に伴う物件の売却が減少したことから、前年同期比19.4%減少の115,410百万円となりました。営業利益は、営業資産残高の着実な増加もあり前年同期比で差引利益(資金原価控除前の売上総利益)が増加したことに加え、外貨調達金利の低下により資金原価が減少したことから、同6.7%増加の5,910百万円となりました。経常利益は持分法による投資利益の増加により、同11.1%増加の6,493百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益が特別利益で発生したことから、同79.6%増加の7,441百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比19.6%減少して111,558百万円となりましたが、営業利益は同6.7%増加して5,218百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比7.5%減少して3,691百万円となりましたが、営業利益は同2.5%増加して2,137百万円となりました。
[その他]
太陽光発電事業所を対象としたブリッジ案件が前期で満了したことにより、その他の売上高は前年同期比68.0%減少して160百万円となり、営業利益は同97.0%減少して6百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2020年3月期)末比3.5%増加の2,162,963百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比2.7%増加の1,507,354百万円、ファイナンスの残高は同5.3%増加の655,608百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、営業資産残高の増加に伴い、前期末比5.9%増加の2,119,565百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比56.9%増加の402,901百万円、長期借入金が同3.1%減少の783,383百万円、コマーシャル・ペーパーが同3.9%増加の695,400百万円、債権流動化に伴う支払債務が同21.8%減少の102,601百万円、社債が同0.0%減少の135,279百万円となっております。
また、純資産合計は197,295百万円、自己資本比率は7.6%となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 契約実行高(百万円) | 前年同期比増減率(%) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 120,529 | 7.0 |
オペレーティング・リース | 34,161 | △39.6 | |
リース計 | 154,690 | △8.6 | |
割賦 | 11,012 | △15.9 | |
165,703 | △9.1 | ||
ファイナンス | 154,509 | △0.3 | |
その他 | - | - | |
合計 | 320,213 | △5.0 |
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 前連結会計年度 | 当第1四半期連結会計期間 | |||
期末残高 (百万円) | 構成比(%) | 期末残高 (百万円) | 構成比(%) | ||
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 1,082,088 | 51.8 | 1,125,756 | 52.1 |
オペレーティング・リース | 245,635 | 11.7 | 246,809 | 11.4 | |
リース計 | 1,327,723 | 63.5 | 1,372,565 | 63.5 | |
割賦 | 139,715 | 6.7 | 134,789 | 6.2 | |
1,467,439 | 70.2 | 1,507,354 | 69.7 | ||
ファイナンス | 622,866 | 29.8 | 655,608 | 30.3 | |
その他 | - | - | - | - | |
合計 | 2,090,305 | 100.0 | 2,162,963 | 100.0 |
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(8)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 71,314 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 63,366 | - | - | - | - | |
リース計 | 134,680 | 125,240 | 9,440 | 1,515 | 7,924 | |
割賦 | 4,000 | 3,176 | 824 | 184 | 639 | |
138,681 | 128,417 | 10,264 | 1,699 | 8,564 | ||
ファイナンス | 3,989 | 83 | 3,906 | 867 | 3,038 | |
その他 | 501 | 188 | 312 | 8 | 304 | |
合計 | 143,172 | 128,688 | 14,483 | 2,575 | 11,908 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 79,053 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 30,188 | - | - | - | - | |
リース計 | 109,241 | 99,065 | 10,175 | 1,305 | 8,870 | |
割賦 | 2,316 | 1,613 | 703 | 216 | 487 | |
111,558 | 100,678 | 10,879 | 1,521 | 9,357 | ||
ファイナンス | 3,691 | 51 | 3,639 | 656 | 2,982 | |
その他 | 160 | 66 | 94 | - | 94 | |
合計 | 115,410 | 100,796 | 14,613 | 2,178 | 12,435 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。