四半期報告書-第53期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緊急事態宣言の発令など、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、厳しい状況が継続しております。また、先行きについても、世界的な感染拡大の影響に引き続き注意を要する状況にあると認識しております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2020年6月期)比17.7%減少して263,515百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、前年同期に情報通信機器、産業・工作機械で大口案件の実行があったことや、新型コロナウイルスの影響を受け、総じて契約実行高が減少したことにより、前年同期比44.5%減少して91,953百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、物流施設を対象とした不動産ファイナンスが減少した一方で、契約期間が短期の商流ファイナンスが増加したことから、同11.0%増加して171,562百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は、前年同期比2.5%増加して118,264百万円となりました。営業利益は、信用コストの戻入れに加え、外貨調達金利の低下により資金原価が減少したことから、同8.0%増加して6,385百万円となりました。経常利益は、同7.9%増加して7,003百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に投資有価証券売却益を特別利益に計上したことから、同33.3%減少して4,961百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比2.4%増加して114,228百万円となり、営業利益は同0.4%増加して5,239百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比4.3%増加して3,851百万円となり、営業利益は信用コストの戻入れがあったことから同31.7%増加して2,814百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比15.1%増加して184百万円となり、営業利益は同715.6%増加して49百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2021年3月期)末比0.2%増加して2,326,849百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比1.0%減少して1,584,257百万円、ファイナンスの残高は同2.9%増加して742,592百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比0.5%増加して2,267,377百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比9.3%増加して347,389百万円、長期借入金が同3.6%減少して846,435百万円、コマーシャル・ペーパーが同2.9%増加して735,100百万円、債権流動化に伴う支払債務が同5.0%減少して128,032百万円、社債が同0.0%減少して210,419百万円となっております。
また、純資産合計は218,700百万円、自己資本比率は8.0%となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(8)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緊急事態宣言の発令など、依然として新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、厳しい状況が継続しております。また、先行きについても、世界的な感染拡大の影響に引き続き注意を要する状況にあると認識しております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2020年6月期)比17.7%減少して263,515百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、前年同期に情報通信機器、産業・工作機械で大口案件の実行があったことや、新型コロナウイルスの影響を受け、総じて契約実行高が減少したことにより、前年同期比44.5%減少して91,953百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、物流施設を対象とした不動産ファイナンスが減少した一方で、契約期間が短期の商流ファイナンスが増加したことから、同11.0%増加して171,562百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は、前年同期比2.5%増加して118,264百万円となりました。営業利益は、信用コストの戻入れに加え、外貨調達金利の低下により資金原価が減少したことから、同8.0%増加して6,385百万円となりました。経常利益は、同7.9%増加して7,003百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に投資有価証券売却益を特別利益に計上したことから、同33.3%減少して4,961百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比2.4%増加して114,228百万円となり、営業利益は同0.4%増加して5,239百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比4.3%増加して3,851百万円となり、営業利益は信用コストの戻入れがあったことから同31.7%増加して2,814百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比15.1%増加して184百万円となり、営業利益は同715.6%増加して49百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2021年3月期)末比0.2%増加して2,326,849百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比1.0%減少して1,584,257百万円、ファイナンスの残高は同2.9%増加して742,592百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比0.5%増加して2,267,377百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比9.3%増加して347,389百万円、長期借入金が同3.6%減少して846,435百万円、コマーシャル・ペーパーが同2.9%増加して735,100百万円、債権流動化に伴う支払債務が同5.0%減少して128,032百万円、社債が同0.0%減少して210,419百万円となっております。
また、純資産合計は218,700百万円、自己資本比率は8.0%となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 契約実行高(百万円) | 前年同期比増減率(%) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 57,044 | △52.7 |
オペレーティング・リース | 25,118 | △26.5 | |
リース計 | 82,163 | △46.9 | |
割賦 | 9,790 | △11.1 | |
91,953 | △44.5 | ||
ファイナンス | 171,562 | 11.0 | |
その他 | - | - | |
合計 | 263,515 | △17.7 |
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 前連結会計年度 | 当第1四半期連結会計期間 | |||
期末残高 (百万円) | 構成比(%) | 期末残高 (百万円) | 構成比(%) | ||
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 1,174,068 | 50.6 | 1,150,783 | 49.5 |
オペレーティング・リース | 302,262 | 13.0 | 311,996 | 13.4 | |
リース計 | 1,476,331 | 63.6 | 1,462,779 | 62.9 | |
割賦 | 124,433 | 5.3 | 121,477 | 5.2 | |
1,600,764 | 68.9 | 1,584,257 | 68.1 | ||
ファイナンス | 721,634 | 31.1 | 742,592 | 31.9 | |
その他 | - | - | - | - | |
合計 | 2,322,398 | 100.0 | 2,326,849 | 100.0 |
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(8)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 79,053 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 30,188 | - | - | - | - | |
リース計 | 109,241 | 99,065 | 10,175 | 1,305 | 8,870 | |
割賦 | 2,316 | 1,613 | 703 | 216 | 487 | |
111,558 | 100,678 | 10,879 | 1,521 | 9,357 | ||
ファイナンス | 3,691 | 51 | 3,639 | 656 | 2,982 | |
その他 | 160 | 66 | 94 | - | 94 | |
合計 | 115,410 | 100,796 | 14,613 | 2,178 | 12,435 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 84,927 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 27,449 | - | - | - | - | |
リース計 | 112,377 | 102,577 | 9,800 | 1,205 | 8,595 | |
割賦 | 1,850 | 1,058 | 791 | 101 | 690 | |
114,228 | 103,635 | 10,592 | 1,306 | 9,285 | ||
ファイナンス | 3,851 | 41 | 3,809 | 592 | 3,216 | |
その他 | 184 | 56 | 128 | - | 128 | |
合計 | 118,264 | 103,734 | 14,530 | 1,899 | 12,631 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。