四半期報告書-第54期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
(1)財政状態および経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数減少により行動制限が緩和され、経済活動再開の動きが見られました。一方、ウクライナ情勢の影響による資源価格高騰、米金利を中心とする金利上昇および円安の進行など、先行きの不確実性は高まっており、引き続き留意が必要な状況と認識しております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンスおよびその他の契約実行高の合計は、前年同期(2021年6月期)比11.1%減少して234,233百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、情報通信機器での大口案件の捕捉はあったものの不動産ブリッジ案件が減少したことにより、前年同期比15.5%減少して77,708百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、不動産ファイナンスが増加した一方で、契約期間が短期の商流ファイナンスが減少したことから、同8.8%減少して156,525百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は、前年同期比3.6%減少して114,038百万円となりました。売上総利益は、過年度より収益性の高い不動産やファイナンスの資産積上に注力し、採算が改善した結果、同26.6%増加して15,992百万円となり、営業利益は一部外貨建て資産の引当等を計上したものの、同34.2%増加して8,572百万円となりました。経常利益は持分法による投資利益が増加したことから、同64.7%増加して11,538百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同64.1%増加して8,139百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比5.3%減少して108,165百万円となりましたが、収益性重視の取組等により、営業利益は同19.3%増加して6,253百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比46.8%増加して5,655百万円となり、営業利益は同33.3%増加して3,752百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比17.8%増加して217百万円となり、営業利益は同33.0%増加して66百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンスおよびその他の営業資産残高の合計は前期(2022年3月期)末比1.3%減少して2,384,032百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比1.6%減少して1,569,417百万円、ファイナンスの残高は同0.9%減少して814,615百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比1.0%減少して2,352,600百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比0.4%減少して378,616百万円、長期借入金が同1.4%減少して909,886百万円、コマーシャル・ペーパーが同1.6%減少して695,900百万円、債権流動化に伴う支払債務が同7.0%減少して106,500百万円、社債が同4.3%増加して261,697百万円となっております。
また、純資産合計は247,770百万円、自己資本比率は8.6%となりました。
(2)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定」の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(8)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
当第1四半期連結累計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数減少により行動制限が緩和され、経済活動再開の動きが見られました。一方、ウクライナ情勢の影響による資源価格高騰、米金利を中心とする金利上昇および円安の進行など、先行きの不確実性は高まっており、引き続き留意が必要な状況と認識しております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンスおよびその他の契約実行高の合計は、前年同期(2021年6月期)比11.1%減少して234,233百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、情報通信機器での大口案件の捕捉はあったものの不動産ブリッジ案件が減少したことにより、前年同期比15.5%減少して77,708百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、不動産ファイナンスが増加した一方で、契約期間が短期の商流ファイナンスが減少したことから、同8.8%減少して156,525百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は、前年同期比3.6%減少して114,038百万円となりました。売上総利益は、過年度より収益性の高い不動産やファイナンスの資産積上に注力し、採算が改善した結果、同26.6%増加して15,992百万円となり、営業利益は一部外貨建て資産の引当等を計上したものの、同34.2%増加して8,572百万円となりました。経常利益は持分法による投資利益が増加したことから、同64.7%増加して11,538百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同64.1%増加して8,139百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比5.3%減少して108,165百万円となりましたが、収益性重視の取組等により、営業利益は同19.3%増加して6,253百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比46.8%増加して5,655百万円となり、営業利益は同33.3%増加して3,752百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比17.8%増加して217百万円となり、営業利益は同33.0%増加して66百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンスおよびその他の営業資産残高の合計は前期(2022年3月期)末比1.3%減少して2,384,032百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比1.6%減少して1,569,417百万円、ファイナンスの残高は同0.9%減少して814,615百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比1.0%減少して2,352,600百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比0.4%減少して378,616百万円、長期借入金が同1.4%減少して909,886百万円、コマーシャル・ペーパーが同1.6%減少して695,900百万円、債権流動化に伴う支払債務が同7.0%減少して106,500百万円、社債が同4.3%増加して261,697百万円となっております。
また、純資産合計は247,770百万円、自己資本比率は8.6%となりました。
(2)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定」の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 契約実行高(百万円) | 前年同期比増減率(%) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 58,397 | 2.4 |
オペレーティング・リース | 13,597 | △45.9 | |
リース計 | 71,994 | △12.4 | |
割賦 | 5,713 | △41.6 | |
77,708 | △15.5 | ||
ファイナンス | 156,525 | △8.8 | |
その他 | - | - | |
合計 | 234,233 | △11.1 |
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 前連結会計年度 | 当第1四半期連結会計期間 | |||
期末残高 (百万円) | 構成比(%) | 期末残高 (百万円) | 構成比(%) | ||
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 1,172,643 | 48.5 | 1,150,863 | 48.3 |
オペレーティング・リース | 314,988 | 13.1 | 317,262 | 13.3 | |
リース計 | 1,487,631 | 61.6 | 1,468,125 | 61.6 | |
割賦 | 106,601 | 4.4 | 101,291 | 4.2 | |
1,594,233 | 66.0 | 1,569,417 | 65.8 | ||
ファイナンス | 822,324 | 34.0 | 814,615 | 34.2 | |
その他 | - | - | - | - | |
合計 | 2,416,558 | 100.0 | 2,384,032 | 100.0 |
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(8)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 84,927 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 27,449 | - | - | - | - | |
リース計 | 112,377 | 102,577 | 9,800 | 1,205 | 8,595 | |
割賦 | 1,850 | 1,058 | 791 | 101 | 690 | |
114,228 | 103,635 | 10,592 | 1,306 | 9,285 | ||
ファイナンス | 3,851 | 41 | 3,809 | 592 | 3,216 | |
その他 | 184 | 56 | 128 | - | 128 | |
合計 | 118,264 | 103,734 | 14,530 | 1,899 | 12,631 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 83,333 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 23,562 | - | - | - | - | |
リース計 | 106,895 | 95,477 | 11,418 | 1,301 | 10,116 | |
割賦 | 1,269 | 378 | 891 | 90 | 800 | |
108,165 | 95,855 | 12,309 | 1,392 | 10,917 | ||
ファイナンス | 5,655 | 52 | 5,603 | 702 | 4,900 | |
その他 | 217 | 43 | 174 | - | 174 | |
合計 | 114,038 | 95,951 | 18,087 | 2,095 | 15,992 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。