四半期報告書-第55期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)
(1)財政状態および経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における経済環境は、新型コロナウイルスに起因する行動制限の緩和により、社会経済活動の正常化に向けた動きが見られました。一方、世界的な金融引き締めが進む中での金融市場の変動や物価上昇、資源価格や原材料価格の高止まり、ウクライナ情勢の長期化の影響等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンスおよびその他の契約実行高の合計は、前年同期(2022年6月期)比0.3%増加して234,925百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、産業工作機械および不動産案件が減少したことにより、前年同期比16.8%減少して64,683百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、航空機および不動産ファイナンスが増加したことにより、同8.8%増加して170,242百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は、前年同期比8.6%増加して123,854百万円となり、売上総利益は、同3.3%減少して15,457百万円となりました。営業利益は、物件費や信用コストの増加等により、同16.0%減少して7,199百万円、経常利益は、同13.5%減少して9,983百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同16.2%減少して6,824百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比8.3%増加して117,169百万円となりましたが、営業利益は同15.9%減少して5,256百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比13.4%増加して6,412百万円となりましたが、営業利益は同11.5%減少して3,319百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比25.1%増加して272百万円となり、営業利益は同40.6%増加して93百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンスおよびその他の営業資産残高の合計は前期(2023年3月期)末比1.0%増加して2,604,864百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比1.1%減少して1,578,651百万円、ファイナンスの残高は同4.3%増加して1,026,212百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比1.0%増加して2,561,827百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比3.3%増加して432,045百万円、長期借入金が同2.2%減少して974,866百万円、コマーシャル・ペーパーが同2.5%増加して710,400百万円、債権流動化に伴う支払債務が同9.1%減少して114,419百万円、社債が同8.7%増加して330,095百万円となっております。
また、純資産合計は287,635百万円、自己資本比率は9.0%となりました。
(2)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定」の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(8)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
当第1四半期連結累計期間における経済環境は、新型コロナウイルスに起因する行動制限の緩和により、社会経済活動の正常化に向けた動きが見られました。一方、世界的な金融引き締めが進む中での金融市場の変動や物価上昇、資源価格や原材料価格の高止まり、ウクライナ情勢の長期化の影響等、依然として先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンスおよびその他の契約実行高の合計は、前年同期(2022年6月期)比0.3%増加して234,925百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、産業工作機械および不動産案件が減少したことにより、前年同期比16.8%減少して64,683百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、航空機および不動産ファイナンスが増加したことにより、同8.8%増加して170,242百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は、前年同期比8.6%増加して123,854百万円となり、売上総利益は、同3.3%減少して15,457百万円となりました。営業利益は、物件費や信用コストの増加等により、同16.0%減少して7,199百万円、経常利益は、同13.5%減少して9,983百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同16.2%減少して6,824百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比8.3%増加して117,169百万円となりましたが、営業利益は同15.9%減少して5,256百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比13.4%増加して6,412百万円となりましたが、営業利益は同11.5%減少して3,319百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比25.1%増加して272百万円となり、営業利益は同40.6%増加して93百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンスおよびその他の営業資産残高の合計は前期(2023年3月期)末比1.0%増加して2,604,864百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比1.1%減少して1,578,651百万円、ファイナンスの残高は同4.3%増加して1,026,212百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比1.0%増加して2,561,827百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比3.3%増加して432,045百万円、長期借入金が同2.2%減少して974,866百万円、コマーシャル・ペーパーが同2.5%増加して710,400百万円、債権流動化に伴う支払債務が同9.1%減少して114,419百万円、社債が同8.7%増加して330,095百万円となっております。
また、純資産合計は287,635百万円、自己資本比率は9.0%となりました。
(2)会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定」の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上および財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上および財務上の課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 契約実行高(百万円) | 前年同期比増減率(%) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 47,232 | △19.1 |
オペレーティング・リース | 9,288 | △31.7 | |
リース計 | 56,520 | △21.5 | |
割賦 | 8,163 | 42.9 | |
64,683 | △16.8 | ||
ファイナンス | 170,242 | 8.8 | |
その他 | - | - | |
合計 | 234,925 | 0.3 |
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 前連結会計年度 | 当第1四半期連結会計期間 | |||
期末残高 (百万円) | 構成比(%) | 期末残高 (百万円) | 構成比(%) | ||
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 1,122,211 | 43.5 | 1,100,157 | 42.2 |
オペレーティング・リース | 378,300 | 14.6 | 385,191 | 14.8 | |
リース計 | 1,500,511 | 58.1 | 1,485,348 | 57.0 | |
割賦 | 95,296 | 3.7 | 93,302 | 3.6 | |
1,595,808 | 61.8 | 1,578,651 | 60.6 | ||
ファイナンス | 984,328 | 38.2 | 1,026,212 | 39.4 | |
その他 | - | - | - | - | |
合計 | 2,580,137 | 100.0 | 2,604,864 | 100.0 |
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(8)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 83,333 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 23,562 | - | - | - | - | |
リース計 | 106,895 | 95,477 | 11,418 | 1,301 | 10,116 | |
割賦 | 1,269 | 378 | 891 | 90 | 800 | |
108,165 | 95,855 | 12,309 | 1,392 | 10,917 | ||
ファイナンス | 5,655 | 52 | 5,603 | 702 | 4,900 | |
その他 | 217 | 43 | 174 | - | 174 | |
合計 | 114,038 | 95,951 | 18,087 | 2,095 | 15,992 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 94,030 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 21,572 | - | - | - | - | |
リース計 | 115,602 | 103,939 | 11,663 | 2,146 | 9,517 | |
割賦 | 1,566 | 575 | 991 | 135 | 855 | |
117,169 | 104,514 | 12,654 | 2,281 | 10,372 | ||
ファイナンス | 6,412 | 64 | 6,347 | 1,439 | 4,907 | |
その他 | 272 | 95 | 177 | - | 177 | |
合計 | 123,854 | 104,674 | 19,179 | 3,721 | 15,457 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。