四半期報告書-第50期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、景気の変調に対する懸念や政治情勢等不確実性の高まりが見られたものの、わが国経済は企業収益の改善等を背景とした堅調な設備投資や雇用・所得環境の改善傾向が続いたことから、緩やかな回復が継続しております。
こうした経営環境のなか、当社グループの当第3四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2017年12月期)比16.4%増加の1,150,700百万円となりました。リース・割賦における産業・工作機械や輸送用機器等の設備投資需要の確実な取り込みに加え、短期の不動産案件の実行がリース・割賦、ファイナンスで共に伸長したことで、リース・割賦の契約実行高は前年同期比37.7%増加の389,181百万円、ファイナンスの契約実行高は同8.0%増加の758,910百万円となりました。その他においては、前年同期に引き続き太陽光発電設備を取得しましたが、契約実行高は前年同期比26.3%減少の2,608百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は前年同期(2017年12月期)に賃貸物件の満了に係る売却売上が重なったため、前年同期比5.9%減少の266,578百万円となりました。営業利益は、グローバルビジネスの伸長等により差引利益(資金原価控除前の売上総利益)が前年同期比で増加したため、同27.1%増加の17,956百万円となりました。経常利益は営業外収益で投資収益を計上したこともあり同32.7%増加の19,510百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同27.8%増加の13,078百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比7.4%減少して253,051百万円となりましたが、営業利益は同19.6%増加して13,764百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比31.7%増加して11,900百万円となり、営業利益は同28.9%増加して7,412百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は太陽光発電の売電収入等が増加したことにより、前年同期比89.9%増加して1,626百万円となり、営業利益は同97.7%増加して555百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2018年3月期)末比16.6%増加の1,961,685百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比11.5%増加の1,251,061百万円、ファイナンスの残高は同26.5%増加の704,324百万円、その他の残高は同62.0%増加の6,299百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、営業資産残高の増加に伴い、前期(2018年3月期)末比17.3%増加の1,801,604百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比6.4%増加の288,138百万円、長期借入金が同6.7%増加の692,575百万円、コマーシャル・ペーパーが同33.3%増加の604,700百万円、債権流動化に伴う支払債務が同6.1%増加の111,191百万円、社債が同81.0%増加の105,000百万円となっております。
また、純資産合計は161,143百万円、自己資本比率は7.4%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)契約実行高
当第3四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)リースについては、当第3四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権
から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(6)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業実績
第3四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第3四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第3四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、景気の変調に対する懸念や政治情勢等不確実性の高まりが見られたものの、わが国経済は企業収益の改善等を背景とした堅調な設備投資や雇用・所得環境の改善傾向が続いたことから、緩やかな回復が継続しております。
こうした経営環境のなか、当社グループの当第3四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2017年12月期)比16.4%増加の1,150,700百万円となりました。リース・割賦における産業・工作機械や輸送用機器等の設備投資需要の確実な取り込みに加え、短期の不動産案件の実行がリース・割賦、ファイナンスで共に伸長したことで、リース・割賦の契約実行高は前年同期比37.7%増加の389,181百万円、ファイナンスの契約実行高は同8.0%増加の758,910百万円となりました。その他においては、前年同期に引き続き太陽光発電設備を取得しましたが、契約実行高は前年同期比26.3%減少の2,608百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は前年同期(2017年12月期)に賃貸物件の満了に係る売却売上が重なったため、前年同期比5.9%減少の266,578百万円となりました。営業利益は、グローバルビジネスの伸長等により差引利益(資金原価控除前の売上総利益)が前年同期比で増加したため、同27.1%増加の17,956百万円となりました。経常利益は営業外収益で投資収益を計上したこともあり同32.7%増加の19,510百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同27.8%増加の13,078百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比7.4%減少して253,051百万円となりましたが、営業利益は同19.6%増加して13,764百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比31.7%増加して11,900百万円となり、営業利益は同28.9%増加して7,412百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は太陽光発電の売電収入等が増加したことにより、前年同期比89.9%増加して1,626百万円となり、営業利益は同97.7%増加して555百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2018年3月期)末比16.6%増加の1,961,685百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比11.5%増加の1,251,061百万円、ファイナンスの残高は同26.5%増加の704,324百万円、その他の残高は同62.0%増加の6,299百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、営業資産残高の増加に伴い、前期(2018年3月期)末比17.3%増加の1,801,604百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比6.4%増加の288,138百万円、長期借入金が同6.7%増加の692,575百万円、コマーシャル・ペーパーが同33.3%増加の604,700百万円、債権流動化に伴う支払債務が同6.1%増加の111,191百万円、社債が同81.0%増加の105,000百万円となっております。
また、純資産合計は161,143百万円、自己資本比率は7.4%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)契約実行高
当第3四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 契約実行高(百万円) | 前年同期増減率(%) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 266,709 | 28.4 |
オペレーティング・リース | 83,651 | 173.8 | |
リース計 | 350,361 | 47.1 | |
割賦 | 38,820 | △12.6 | |
389,181 | 37.7 | ||
ファイナンス | 758,910 | 8.0 | |
その他 | 2,608 | △26.3 | |
合計 | 1,150,700 | 16.4 |
(注)リースについては、当第3四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権
から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(6)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 前連結会計年度 | 当第3四半期連結会計期間 | |||
期末残高 (百万円) | 構成比(%) | 期末残高 (百万円) | 構成比(%) | ||
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 823,384 | 48.9 | 893,921 | 45.6 |
オペレーティング・リース | 160,206 | 9.5 | 222,912 | 11.4 | |
リース計 | 983,590 | 58.4 | 1,116,833 | 56.9 | |
割賦 | 138,592 | 8.2 | 134,227 | 6.8 | |
1,122,183 | 66.7 | 1,251,061 | 63.8 | ||
ファイナンス | 556,933 | 33.1 | 704,324 | 35.9 | |
その他 | 3,888 | 0.2 | 6,299 | 0.3 | |
合計 | 1,683,005 | 100.0 | 1,961,685 | 100.0 |
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業実績
第3四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第3四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 199,186 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 64,945 | - | - | - | - | |
リース計 | 264,131 | 241,576 | 22,555 | 3,520 | 19,034 | |
割賦 | 9,250 | 7,919 | 1,330 | 226 | 1,103 | |
273,381 | 249,496 | 23,885 | 3,746 | 20,138 | ||
ファイナンス | 9,038 | 165 | 8,873 | 1,410 | 7,462 | |
その他 | 856 | 379 | 477 | - | 477 | |
合計 | 283,276 | 250,041 | 33,235 | 5,157 | 28,077 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第3四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 200,263 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 44,821 | - | - | - | - | |
リース計 | 245,084 | 220,478 | 24,605 | 4,187 | 20,418 | |
割賦 | 7,967 | 6,683 | 1,283 | 257 | 1,025 | |
253,051 | 227,162 | 25,889 | 4,445 | 21,443 | ||
ファイナンス | 11,900 | 219 | 11,680 | 1,788 | 9,891 | |
その他 | 1,626 | 826 | 799 | - | 799 | |
合計 | 266,578 | 228,209 | 38,369 | 6,234 | 32,134 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。