四半期報告書-第51期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境や設備投資の底堅さもあり、緩やかな回復基調で推移いたしました。世界経済は、各国の貿易政策を巡る影響への懸念に緩和の兆しは見られるものの、先行きについて不透明な状況が続いております。
こうした状況のなか、当社グループの当第3四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2018年12月期)比14.4%減少の984,866百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、産業・工作機械での大口案件の取り込みや情報通信機器での通信事業者の設備投資ニーズの捕捉、航空機オペレーティング・リース案件の実行等により、前年同期比33.2%増加の518,216百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、短期の商流ファイナンスが減少したことや前年同期に大口の不動産案件の実行があったことから、同38.5%減少の466,649百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は不動産のブリッジ案件満了に伴う物件の売却により、前年同期比42.7%増加の380,513百万円となりました。前年同期比で差引利益(資金原価控除前の売上総利益)は増加しましたが、人件費及び物件費の増加や前年同期に大口の貸倒引当金の戻入益を計上したこともあり、営業利益は同0.2%減少の17,927百万円となりました。経常利益は前年同期に営業外収益で投資収益を計上したこともあり、同6.6%減少の18,219百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同4.2%減少の12,523百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比45.0%増加して366,935百万円となり、営業利益は同1.2%増加して13,935百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比1.0%増加して12,023百万円となり、営業利益は同3.7%増加して7,690百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比4.3%減少して1,555百万円となり、営業利益は同22.6%減少して430百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2019年3月期)末比5.0%増加の2,121,883百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比11.1%増加の1,450,933百万円、ファイナンスの残高は同6.2%減少の664,872百万円、その他の残高は同3.7%減少の6,076百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、営業資産残高の増加に伴い、前期末比6.6%増加の1,955,902百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比4.4%増加の315,640百万円、長期借入金が同4.5%増加の733,040百万円、コマーシャル・ペーパーが同6.4%増加の649,100百万円、債権流動化に伴う支払債務が同5.5%増加の121,992百万円、社債が同28.7%増加の136,127百万円となっております。
また、純資産合計は192,335百万円、自己資本比率は8.0%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)契約実行高
当第3四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)リースについては、当第3四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権
から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(6)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業実績
第3四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第3四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第3四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境や設備投資の底堅さもあり、緩やかな回復基調で推移いたしました。世界経済は、各国の貿易政策を巡る影響への懸念に緩和の兆しは見られるものの、先行きについて不透明な状況が続いております。
こうした状況のなか、当社グループの当第3四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2018年12月期)比14.4%減少の984,866百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、産業・工作機械での大口案件の取り込みや情報通信機器での通信事業者の設備投資ニーズの捕捉、航空機オペレーティング・リース案件の実行等により、前年同期比33.2%増加の518,216百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、短期の商流ファイナンスが減少したことや前年同期に大口の不動産案件の実行があったことから、同38.5%減少の466,649百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は不動産のブリッジ案件満了に伴う物件の売却により、前年同期比42.7%増加の380,513百万円となりました。前年同期比で差引利益(資金原価控除前の売上総利益)は増加しましたが、人件費及び物件費の増加や前年同期に大口の貸倒引当金の戻入益を計上したこともあり、営業利益は同0.2%減少の17,927百万円となりました。経常利益は前年同期に営業外収益で投資収益を計上したこともあり、同6.6%減少の18,219百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同4.2%減少の12,523百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比45.0%増加して366,935百万円となり、営業利益は同1.2%増加して13,935百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比1.0%増加して12,023百万円となり、営業利益は同3.7%増加して7,690百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比4.3%減少して1,555百万円となり、営業利益は同22.6%減少して430百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2019年3月期)末比5.0%増加の2,121,883百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比11.1%増加の1,450,933百万円、ファイナンスの残高は同6.2%減少の664,872百万円、その他の残高は同3.7%減少の6,076百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、営業資産残高の増加に伴い、前期末比6.6%増加の1,955,902百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比4.4%増加の315,640百万円、長期借入金が同4.5%増加の733,040百万円、コマーシャル・ペーパーが同6.4%増加の649,100百万円、債権流動化に伴う支払債務が同5.5%増加の121,992百万円、社債が同28.7%増加の136,127百万円となっております。
また、純資産合計は192,335百万円、自己資本比率は8.0%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)契約実行高
当第3四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 契約実行高(百万円) | 前年同期増減率(%) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 325,412 | 22.0 |
オペレーティング・リース | 151,934 | 81.6 | |
リース計 | 477,347 | 36.2 | |
割賦 | 40,869 | 5.3 | |
518,216 | 33.2 | ||
ファイナンス | 466,649 | △38.5 | |
その他 | - | - | |
合計 | 984,866 | △14.4 |
(注)リースについては、当第3四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権
から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(6)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 前連結会計年度 | 当第3四半期連結会計期間 | |||
期末残高 (百万円) | 構成比(%) | 期末残高 (百万円) | 構成比(%) | ||
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 930,318 | 46.0 | 1,038,405 | 48.9 |
オペレーティング・リース | 229,900 | 11.4 | 273,112 | 12.9 | |
リース計 | 1,160,218 | 57.4 | 1,311,518 | 61.8 | |
割賦 | 145,888 | 7.2 | 139,415 | 6.6 | |
1,306,106 | 64.6 | 1,450,933 | 68.4 | ||
ファイナンス | 708,950 | 35.1 | 664,872 | 31.3 | |
その他 | 6,311 | 0.3 | 6,076 | 0.3 | |
合計 | 2,021,368 | 100.0 | 2,121,883 | 100.0 |
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業実績
第3四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第3四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 200,263 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 44,821 | - | - | - | - | |
リース計 | 245,084 | 220,478 | 24,605 | 4,187 | 20,418 | |
割賦 | 7,967 | 6,683 | 1,283 | 257 | 1,025 | |
253,051 | 227,162 | 25,889 | 4,445 | 21,443 | ||
ファイナンス | 11,900 | 219 | 11,680 | 1,788 | 9,891 | |
その他 | 1,626 | 826 | 799 | - | 799 | |
合計 | 266,578 | 228,209 | 38,369 | 6,234 | 32,134 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第3四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 221,363 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 135,042 | - | - | - | - | |
リース計 | 356,405 | 328,799 | 27,605 | 4,415 | 23,190 | |
割賦 | 10,529 | 8,155 | 2,374 | 517 | 1,857 | |
366,935 | 336,955 | 29,980 | 4,932 | 25,048 | ||
ファイナンス | 12,023 | 231 | 11,791 | 2,388 | 9,403 | |
その他 | 1,555 | 743 | 811 | 22 | 789 | |
合計 | 380,513 | 337,930 | 42,583 | 7,343 | 35,240 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。