四半期報告書-第50期第1四半期(平成30年4月1日-平成30年6月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国の通商政策の影響等による不確実性を内包しながらも、欧米を中心に底堅く推移いたしました。わが国経済は雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや企業収益の改善等により、緩やかな回復基調が継続いたしました。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(平成29年6月期)比28.1%増加の398,053百万円となりました。
産業・工作機械等の設備投資案件の捕捉や、短期の不動産案件の実行がリース・割賦、ファイナンスで共に伸長したことを主因に、リース・割賦の契約実行高は前年同期比22.9%増加の123,895百万円、ファイナンスの契約実行高は同30.6%増加の274,157百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は前年同期(平成29年6月期)に賃貸物件の満了に係る売却売上が重なったため、前年同期比9.4%減少の85,389百万円となりました。営業利益は前年同期比で差引利益(資金原価控除前の売上総利益)が増加したことにより、同16.5%増加の5,530百万円となりました。経常利益は営業外収益で投資収益を計上したこともあり同30.3%増加の6,498百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同26.6%増加の4,245百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比10.9%減少して81,045百万円となりましたが、営業利益は同11.8%増加して4,380百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比29.9%増加して3,862百万円となり、営業利益は同26.5%増加して2,394百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比37.2%増加して482百万円となり、営業利益は同9.8%増加して148百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(平成30年3月期)末比8.3%増加の1,822,898百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比3.4%増加の1,160,826百万円、ファイナンスの残高は同18.2%増加の658,229百万円、その他の残高は同1.2%減少の3,841百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比9.5%増加の1,681,599百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比18.2%増加の319,969百万円、長期借入金が同1.9%減少の636,522百万円、コマーシャル・ペーパーが同24.2%増加の563,400百万円、債権流動化に伴う支払債務が同8.5%増加の113,707百万円、社債が同17.2%減少の48,000百万円となっております。
また、純資産合計は155,591百万円、自己資本比率は7.7%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(6)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、米国の通商政策の影響等による不確実性を内包しながらも、欧米を中心に底堅く推移いたしました。わが国経済は雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しや企業収益の改善等により、緩やかな回復基調が継続いたしました。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(平成29年6月期)比28.1%増加の398,053百万円となりました。
産業・工作機械等の設備投資案件の捕捉や、短期の不動産案件の実行がリース・割賦、ファイナンスで共に伸長したことを主因に、リース・割賦の契約実行高は前年同期比22.9%増加の123,895百万円、ファイナンスの契約実行高は同30.6%増加の274,157百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は前年同期(平成29年6月期)に賃貸物件の満了に係る売却売上が重なったため、前年同期比9.4%減少の85,389百万円となりました。営業利益は前年同期比で差引利益(資金原価控除前の売上総利益)が増加したことにより、同16.5%増加の5,530百万円となりました。経常利益は営業外収益で投資収益を計上したこともあり同30.3%増加の6,498百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同26.6%増加の4,245百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比10.9%減少して81,045百万円となりましたが、営業利益は同11.8%増加して4,380百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比29.9%増加して3,862百万円となり、営業利益は同26.5%増加して2,394百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比37.2%増加して482百万円となり、営業利益は同9.8%増加して148百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(平成30年3月期)末比8.3%増加の1,822,898百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比3.4%増加の1,160,826百万円、ファイナンスの残高は同18.2%増加の658,229百万円、その他の残高は同1.2%減少の3,841百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比9.5%増加の1,681,599百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比18.2%増加の319,969百万円、長期借入金が同1.9%減少の636,522百万円、コマーシャル・ペーパーが同24.2%増加の563,400百万円、債権流動化に伴う支払債務が同8.5%増加の113,707百万円、社債が同17.2%減少の48,000百万円となっております。
また、純資産合計は155,591百万円、自己資本比率は7.7%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 契約実行高(百万円) | 前年同期増減率(%) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 84,389 | 6.6 |
オペレーティング・リース | 27,974 | 182.9 | |
リース計 | 112,364 | 26.2 | |
割賦 | 11,530 | △2.0 | |
123,895 | 22.9 | ||
ファイナンス | 274,157 | 30.6 | |
その他 | - | - | |
合計 | 398,053 | 28.1 |
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(6)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 前連結会計年度 | 当第1四半期連結会計期間 | |||
期末残高 (百万円) | 構成比(%) | 期末残高 (百万円) | 構成比(%) | ||
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 823,384 | 48.9 | 843,908 | 46.3 |
オペレーティング・リース | 160,206 | 9.5 | 181,716 | 10.0 | |
リース計 | 983,590 | 58.4 | 1,025,624 | 56.3 | |
割賦 | 138,592 | 8.2 | 135,202 | 7.4 | |
1,122,183 | 66.7 | 1,160,826 | 63.7 | ||
ファイナンス | 556,933 | 33.1 | 658,229 | 36.1 | |
その他 | 3,888 | 0.2 | 3,841 | 0.2 | |
合計 | 1,683,005 | 100.0 | 1,822,898 | 100.0 |
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 64,612 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 23,542 | - | - | - | - | |
リース計 | 88,155 | 80,560 | 7,594 | 1,070 | 6,523 | |
割賦 | 2,757 | 2,314 | 442 | 129 | 313 | |
90,912 | 82,875 | 8,036 | 1,199 | 6,836 | ||
ファイナンス | 2,974 | 50 | 2,923 | 467 | 2,456 | |
その他 | 351 | 145 | 206 | - | 206 | |
合計 | 94,238 | 83,071 | 11,167 | 1,667 | 9,499 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 65,017 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 13,526 | - | - | - | - | |
リース計 | 78,544 | 70,625 | 7,919 | 1,369 | 6,549 | |
割賦 | 2,500 | 2,068 | 432 | 85 | 347 | |
81,045 | 72,693 | 8,351 | 1,454 | 6,896 | ||
ファイナンス | 3,862 | 56 | 3,805 | 557 | 3,248 | |
その他 | 482 | 251 | 231 | - | 231 | |
合計 | 85,389 | 73,000 | 12,389 | 2,012 | 10,376 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。