四半期報告書-第51期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績の底堅さや雇用・所得環境の改善を背景とした堅調な個人消費により、緩やかな回復基調が続きましたが、一方で、世界経済については、各国の貿易政策を巡る影響等先行きについて不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2018年6月期)比15.3%減少の337,173百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、産業・工作機械での大口案件の捕捉や情報通信機器での幅広い設備投資ニーズの取り込み、航空機オペレーティング・リースの着実な実行等により、前年同期比47.1%増加の182,256百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、短期の商流ファイナンスの減少や前年同期に短期の大口不動産案件の実行があったことから、同43.5%減少の154,917百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は賃貸物件の満了に伴う売却売上が重なったため、前年同期比67.7%増加の143,172百万円となりました。売上総利益は前年同期比で差引利益(資金原価控除前の売上総利益)が増加したことにより、同14.8%増加の11,908百万円となりました。経常利益は少額の信用コストの発生や前年同期に営業外収益で投資収益が発生したこともあり、同10.1%減少の5,843百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同2.4%減少の4,143百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比71.1%増加して138,681百万円となり、営業利益は同11.7%増加して4,891百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比3.3%増加して3,989百万円となりましたが、営業利益は同12.9%減少して2,084百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比3.9%増加して501百万円となり、営業利益は同36.9%増加して203百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2019年3月期)末比0.1%減少の2,018,760百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比3.4%増加の1,350,314百万円、ファイナンスの残高は同6.6%減少の662,213百万円、その他の残高は同1.2%減少の6,233百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比0.1%増加の1,836,855百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比8.4%増加の327,452百万円、長期借入金が同4.2%減少の672,172百万円、コマーシャル・ペーパーが同2.3%増加の623,600百万円、債権流動化に伴う支払債務が同1.9%増加の117,852百万円、社債が同9.5%減少の95,778百万円となっております。
また、純資産合計は184,887百万円、自己資本比率は8.2%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(6)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績の底堅さや雇用・所得環境の改善を背景とした堅調な個人消費により、緩やかな回復基調が続きましたが、一方で、世界経済については、各国の貿易政策を巡る影響等先行きについて不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間のリース・割賦、ファイナンス及びその他の契約実行高の合計は、前年同期(2018年6月期)比15.3%減少の337,173百万円となりました。
リース・割賦の契約実行高は、産業・工作機械での大口案件の捕捉や情報通信機器での幅広い設備投資ニーズの取り込み、航空機オペレーティング・リースの着実な実行等により、前年同期比47.1%増加の182,256百万円となりました。ファイナンスの契約実行高は、短期の商流ファイナンスの減少や前年同期に短期の大口不動産案件の実行があったことから、同43.5%減少の154,917百万円となりました。
損益状況につきましては、売上高は賃貸物件の満了に伴う売却売上が重なったため、前年同期比67.7%増加の143,172百万円となりました。売上総利益は前年同期比で差引利益(資金原価控除前の売上総利益)が増加したことにより、同14.8%増加の11,908百万円となりました。経常利益は少額の信用コストの発生や前年同期に営業外収益で投資収益が発生したこともあり、同10.1%減少の5,843百万円となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は同2.4%減少の4,143百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。(売上高は外部顧客への売上高を記載しております。)
[リース・割賦]
リース・割賦の売上高は前年同期比71.1%増加して138,681百万円となり、営業利益は同11.7%増加して4,891百万円となりました。
[ファイナンス]
ファイナンスの売上高は前年同期比3.3%増加して3,989百万円となりましたが、営業利益は同12.9%減少して2,084百万円となりました。
[その他]
その他の売上高は前年同期比3.9%増加して501百万円となり、営業利益は同36.9%増加して203百万円となりました。
財政状態につきましては、リース・割賦、ファイナンス及びその他の営業資産残高の合計は前期(2019年3月期)末比0.1%減少の2,018,760百万円となりました。
セグメント別では、リース・割賦(割賦未実現利益控除後)の残高は前期末比3.4%増加の1,350,314百万円、ファイナンスの残高は同6.6%減少の662,213百万円、その他の残高は同1.2%減少の6,233百万円となりました。
有利子負債残高につきましては、前期末比0.1%増加の1,836,855百万円となりました。
内訳は、短期借入金が前期末比8.4%増加の327,452百万円、長期借入金が同4.2%減少の672,172百万円、コマーシャル・ペーパーが同2.3%増加の623,600百万円、債権流動化に伴う支払債務が同1.9%増加の117,852百万円、社債が同9.5%減少の95,778百万円となっております。
また、純資産合計は184,887百万円、自己資本比率は8.2%となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)契約実行高
当第1四半期連結累計期間における契約実行高の実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 契約実行高(百万円) | 前年同期増減率(%) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 112,633 | 33.5 |
オペレーティング・リース | 56,527 | 102.1 | |
リース計 | 169,161 | 50.6 | |
割賦 | 13,095 | 13.6 | |
182,256 | 47.1 | ||
ファイナンス | 154,917 | △43.5 | |
その他 | - | - | |
合計 | 337,173 | △15.3 |
(注)リースについては、当第1四半期連結累計期間に取得した賃貸用資産の取得金額、割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(6)営業資産残高
営業資産残高をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 | 前連結会計年度 | 当第1四半期連結会計期間 | |||
期末残高 (百万円) | 構成比(%) | 期末残高 (百万円) | 構成比(%) | ||
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 930,318 | 46.0 | 974,769 | 48.3 |
オペレーティング・リース | 229,900 | 11.4 | 232,550 | 11.5 | |
リース計 | 1,160,218 | 57.4 | 1,207,320 | 59.8 | |
割賦 | 145,888 | 7.2 | 142,993 | 7.1 | |
1,306,106 | 64.6 | 1,350,314 | 66.9 | ||
ファイナンス | 708,950 | 35.1 | 662,213 | 32.8 | |
その他 | 6,311 | 0.3 | 6,233 | 0.3 | |
合計 | 2,021,368 | 100.0 | 2,018,760 | 100.0 |
(注)割賦については、割賦債権から割賦未実現利益を控除した額を表示しております。
(7)営業実績
第1四半期連結累計期間における営業実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
①前第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 65,017 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 13,526 | - | - | - | - | |
リース計 | 78,544 | 70,625 | 7,919 | 1,369 | 6,549 | |
割賦 | 2,500 | 2,068 | 432 | 85 | 347 | |
81,045 | 72,693 | 8,351 | 1,454 | 6,896 | ||
ファイナンス | 3,862 | 56 | 3,805 | 557 | 3,248 | |
その他 | 482 | 251 | 231 | - | 231 | |
合計 | 85,389 | 73,000 | 12,389 | 2,012 | 10,376 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。
②当第1四半期連結累計期間
セグメントの名称 | 売上高 (百万円) | 売上原価 (百万円) | 差引利益 (百万円) | 資金原価 (百万円) | 売上総利益 (百万円) | |
リース・ 割賦 | ファイナンス・リース | 71,314 | - | - | - | - |
オペレーティング・リース | 63,366 | - | - | - | - | |
リース計 | 134,680 | 125,240 | 9,440 | 1,515 | 7,924 | |
割賦 | 4,000 | 3,176 | 824 | 184 | 639 | |
138,681 | 128,417 | 10,264 | 1,699 | 8,564 | ||
ファイナンス | 3,989 | 83 | 3,906 | 867 | 3,038 | |
その他 | 501 | 188 | 312 | 8 | 304 | |
合計 | 143,172 | 128,688 | 14,483 | 2,575 | 11,908 |
(注)セグメント間取引については相殺消去しております。