四半期報告書-第42期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当四半期連結会計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の普及を受け、経済活動の正常化が期待されたものの、新たな変異株の出現による感染拡大に伴い、再び経済活動が制限されたこと等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
介護サービス業界におきましては、引き続き超高齢化社会への移行に伴い、介護サービスの利用者数は増加し、需要は更に高まっております。
その一方で、様々な業種にて人材不足が叫ばれている中、介護サービス業界におきましても、海外の人材も含め、人材確保に取り組むことは急務となっており、有資格者の確保はとりわけ困難な状況となっております。それらを改善するために、業界では、介護事業に従事することが社会において魅力があり、生きがいを持てる環境造りが求められております。
このような状況のもと当社グループにおきましては、収益面では、既存施設において施設稼働率を上昇させるため、新規利用者の獲得とサービスの向上に努めました。また、有料老人ホーム1施設を新規開設しており、積極的な施設展開を図ってまいりました。費用面では、介護職員に係る人件費の増加により売上原価が増加し、事業規模の拡大に伴う営業活動により販売費及び一般管理費が増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は8,070百万円(前年同四半期比2.7%増)となり、営業損失は53百万円(前年同四半期は営業利益170百万円)、経常損失は109百万円(前年同四半期は経常利益31百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は122百万円(前年同四半期は損失36百万円)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
(デイサービス事業)
当セグメントにおきましては、新型コロナウイルス感染症の流行により、2020年3月以降はご利用を控える利用者が増えるなどの影響が発生いたしましたが、既存デイサービス施設のサービスの質の向上により施設稼働率の向上に努め、徐々に利用再開者が増え、回復傾向にあります。しかし一部デイサービス事業においては新型コロナウイルス感染症の拡大により、4月に6事業所、6月に1事業所、7月に2事業所、8月に7事業所、9月に1事業所で一時事業所休止の影響を受けました。その結果、売上高は1,703百万円(前年同四半期比3.7%減)、セグメント利益は76百万円(同44.1%減)となりました。
(施設サービス事業)
当セグメントにおきましては、有料老人ホーム1施設を新規開設しており、既存の有料老人ホームの入居者獲得に注力し入居率の向上に努めました。その結果、売上高は5,772百万円(同5.1%増)、セグメント利益は470百万円(同21.1%減)となりました。
(在宅サービス事業)
当セグメントにおきましては、利益率の改善のため人員配置や業務手順の見直し等、効率的な運営に取り組むことに注力してまいりました。その結果、売上高は545百万円(同0.0%増)、セグメント損失は16百万円(前年同四半期はセグメント損失18百万円)となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて158百万円増加して20,623百万円となりました。これは主として、現金及び預金が105百万円、売掛金が149百万円増加し、リース資産が122百万円減少したことによるものであります。負債につきましては、前連結会計年度末に比べて275百万円増加して19,579百万円となりました。これは主として、長期借入金が924百万円、未払法人税等が46百万円、賞与引当金が26百万円増加し、短期借入金が778百万円減少したことによるものであります。また、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて117百万円減少して1,043百万円となりました。これは主として、利益剰余金の減少122百万円によるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて105百万円増加して901百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、獲得した資金は320百万円(前年同四半期比25.1%増)となりました。その主な内訳は、収入要因として減価償却費391百万円、支出要因として、税金等調整前四半期純損失109百万円、売上債権の増加額149百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、使用した資金は255百万円(前年同四半期比70.4%減)となりました。その主な内訳は、支出要因として、有形固定資産の取得による支出271百万円、預り保証金の返還による支出52百万円、収入要因として、預り保証金の受入による収入78百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、獲得した資金は40百万円(前年同四半期比93.4%減)となりました。その主な内訳は、支出要因として、短期借入金の返済による支出1,998百万円、長期借入金の返済による支出379百万円、リース債務の返済による支出101百万円、収入要因として、短期借入れによる収入1,220百万円、長期借入れによる収入1,300百万円であります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当四半期連結会計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の普及を受け、経済活動の正常化が期待されたものの、新たな変異株の出現による感染拡大に伴い、再び経済活動が制限されたこと等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
介護サービス業界におきましては、引き続き超高齢化社会への移行に伴い、介護サービスの利用者数は増加し、需要は更に高まっております。
その一方で、様々な業種にて人材不足が叫ばれている中、介護サービス業界におきましても、海外の人材も含め、人材確保に取り組むことは急務となっており、有資格者の確保はとりわけ困難な状況となっております。それらを改善するために、業界では、介護事業に従事することが社会において魅力があり、生きがいを持てる環境造りが求められております。
このような状況のもと当社グループにおきましては、収益面では、既存施設において施設稼働率を上昇させるため、新規利用者の獲得とサービスの向上に努めました。また、有料老人ホーム1施設を新規開設しており、積極的な施設展開を図ってまいりました。費用面では、介護職員に係る人件費の増加により売上原価が増加し、事業規模の拡大に伴う営業活動により販売費及び一般管理費が増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は8,070百万円(前年同四半期比2.7%増)となり、営業損失は53百万円(前年同四半期は営業利益170百万円)、経常損失は109百万円(前年同四半期は経常利益31百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は122百万円(前年同四半期は損失36百万円)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
(デイサービス事業)
当セグメントにおきましては、新型コロナウイルス感染症の流行により、2020年3月以降はご利用を控える利用者が増えるなどの影響が発生いたしましたが、既存デイサービス施設のサービスの質の向上により施設稼働率の向上に努め、徐々に利用再開者が増え、回復傾向にあります。しかし一部デイサービス事業においては新型コロナウイルス感染症の拡大により、4月に6事業所、6月に1事業所、7月に2事業所、8月に7事業所、9月に1事業所で一時事業所休止の影響を受けました。その結果、売上高は1,703百万円(前年同四半期比3.7%減)、セグメント利益は76百万円(同44.1%減)となりました。
(施設サービス事業)
当セグメントにおきましては、有料老人ホーム1施設を新規開設しており、既存の有料老人ホームの入居者獲得に注力し入居率の向上に努めました。その結果、売上高は5,772百万円(同5.1%増)、セグメント利益は470百万円(同21.1%減)となりました。
(在宅サービス事業)
当セグメントにおきましては、利益率の改善のため人員配置や業務手順の見直し等、効率的な運営に取り組むことに注力してまいりました。その結果、売上高は545百万円(同0.0%増)、セグメント損失は16百万円(前年同四半期はセグメント損失18百万円)となりました。
②財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて158百万円増加して20,623百万円となりました。これは主として、現金及び預金が105百万円、売掛金が149百万円増加し、リース資産が122百万円減少したことによるものであります。負債につきましては、前連結会計年度末に比べて275百万円増加して19,579百万円となりました。これは主として、長期借入金が924百万円、未払法人税等が46百万円、賞与引当金が26百万円増加し、短期借入金が778百万円減少したことによるものであります。また、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて117百万円減少して1,043百万円となりました。これは主として、利益剰余金の減少122百万円によるものであります。
③キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて105百万円増加して901百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、獲得した資金は320百万円(前年同四半期比25.1%増)となりました。その主な内訳は、収入要因として減価償却費391百万円、支出要因として、税金等調整前四半期純損失109百万円、売上債権の増加額149百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、使用した資金は255百万円(前年同四半期比70.4%減)となりました。その主な内訳は、支出要因として、有形固定資産の取得による支出271百万円、預り保証金の返還による支出52百万円、収入要因として、預り保証金の受入による収入78百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、獲得した資金は40百万円(前年同四半期比93.4%減)となりました。その主な内訳は、支出要因として、短期借入金の返済による支出1,998百万円、長期借入金の返済による支出379百万円、リース債務の返済による支出101百万円、収入要因として、短期借入れによる収入1,220百万円、長期借入れによる収入1,300百万円であります。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。