有価証券報告書-第44期(2024/04/01-2025/03/31)
1 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、緩やかな回復基調が続いている一方、資源価格や原材料価格の高
騰、物価の上昇、世界情勢の緊迫化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
介護サービス業界におきましては、引き続き超高齢化社会への移行に伴い、介護サービスの利用者数は増加し、需要は更に高まっております。
その一方で、様々な業種にて人材不足が叫ばれている中、介護サービス業界におきましても、海外の人材も含め、人材確保に取り組むことは急務となっており、有資格者の確保はとりわけ困難な状況となっております。それらを改善するために、業界では、介護事業に従事することが社会において魅力があり、生きがいを持てる環境造りが求められております。
ここのような状況のもと当社グループにおきましては、収益面では、既存施設において施設稼働率を上昇させるため、新規利用者の獲得とサービスの向上に努めました。費用面では、介護職員に係る人件費の増加により売上原価が増加し、また、管理部門の強化等により販売費及び一般管理費も増加しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は17,829百万円(前連結会計年度比3.0%増)となり、営業利益は892百万円(同16.2%増)、経常利益は668百万円(同3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は444百万円(同118.8%増)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
(デイサービス事業)
当セグメントにおきましては、既存デイサービス施設のサービスの質の向上により施設稼働率の向上に努めました。その結果、売上高は3,899百万円(前連結会計年度比6.6%増)、セグメント利益は350百万円(同6.7%増)となりました。
(施設サービス事業)
当セグメントにおきましては、既存の有料老人ホームの入居者獲得に注力し入居率の向上に努めました。その結果、売上高は12,674百万円(同2.0%増)、セグメント利益は1,773百万円(同6.6%増)となりました。
(在宅サービス事業)
当セグメントにおきましては、利益率の改善のため人員配置や業務手順の見直し等、効率的な運営に取り組むことに注力してまいりましたが、売上高は1,158百万円(同3.6%増)、セグメント損失は62百万円(前連結会計年度はセグメント損失55百万円)となりました。
②財政状態の状況
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて327百万円減少して20,003百万円となりました。これは主として、土地が249百万円増加し、現金及び預金が156百万円、リース資産が217百万円、敷金及び保証金が88百万円、長期前払費用が132百万円減少したことによるものであります。負債につきましては、前連結会計年度末に比べて729百万円減少して18,507百万円となりました。これは主として、短期借入金が330百万円、資産除去債務が246百万円増加し、預り金が111百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が864百万円、長期リース債務が221百万円減少したことによるものであります。また、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて402百万円増加して1,496百万円となりました。これは主として、利益剰余金が398百万円増加したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて156百万円減少して1,481百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、獲得した資金は777百万円(前連結会計年度比47.3%減)となりました。その主な内訳は、収入要因として税金等調整前当期純利益601百万円、減価償却費728百万円、支出要因としては特別功労金の支払額250百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は142百万円(同68.1%減)となりました。その主な内訳は、支出要因として有形固定資産の取得による支出482百万円、預り保証金の返還による支出137百万円、収入要因としては預り保証金の受け入れによる収入137百万円、保険積立金の解約による収入が264百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、使用した資金は791百万円(同89.3%増)となりました。その主な内訳は、支出要因として短期借入金の返済による支出2,070百万円、長期借入金の返済による支出864百万円、リース債務の返済による支出211百万円、収入要因として短期借入れによる収入2,400百万円であります。
(3)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当社グループは生産を行っていないため、該当事項はありません。
②受注実績
当社グループは受注を行っていないため、該当事項はありません。
③販売実績
当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
なお、当社グループは一般顧客を対象とした介護サービス事業ですので、特定の販売先等はありません。
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
①経営成績の分析
a 当連結会計年度につきましては、既存施設の入居率向上に注力したことから売上高は17,829百万円(前連結会計年度比3.0%増)となりました。
b 売上原価につきましては、人件費の増加、仕入高や給食委託費が増加いたしました。その結果、15,484百万円(同2.6%増)となりました。
c 販売費及び一般管理費につきましては、人件費の増加、旅費交通費や募集費が増加いたしました。その結果、1,452百万円(同0.5%増)となりました。
d 営業利益につきましては、有料老人ホームの入居者獲得及びデイサービス施設のサービスの質の向上により施設稼働率の向上に努めたことにより、営業利益892百万円(同16.2%増)となりました。
e 営業外収益につきましては、111百万円(同48.2%減)となりました。これは主に、処遇改善支援補助金、物価高騰対策支援補助金によるものであります。
営業外費用につきましては、335百万円(同0.4%減)となりました。これは主に、銀行借入及びリース取引に伴う支払利息によるものであります。
f 特別利益につきましては、183百万円(前連結会計年度は-百万円)となりました。これは、建物及び構築物、土地等の固定資産売却、退任取締役の保険解約返戻金によるものであります。
g 特別損失につきましては、250百万円(同1.6%増)となりました。これは、退任取締役への特別功労金によるものであります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(デイサービス事業)
当セグメントにおきましては、既存デイサービス施設のサービスの質の向上により施設稼働率の向上に努めました。その結果、売上高は3,899百万円(前連結会計年度比6.6%増)、セグメント利益は350百万円(同6.7%増)となりました。
(施設サービス事業)
当セグメントにおきましては、既存の有料老人ホームの入居者獲得に注力し入居率の向上に努めました。その結果、売上高は12,674百万円(同2.0%増)、セグメント利益は1,773百万円(同6.6%増)となりました。
(在宅サービス事業)
当セグメントにおきましては、利益率の改善のため人員配置や業務手順の見直し等、効率的な運営に取り組むことに注力してまいりましたが、売上高は1,158百万円(同3.6%増)、セグメント損失は62百万円(前連結会計年度はセグメント損失55百万円)となりました。
当社グループは、わが国の介護保険を取り巻く環境を踏まえ、継続的な売上成長と、スケールメリットを追求することが必要と認識しております。これらを実現するためには、収益性、投資効率等の観点から、売上高伸長率、売上高経常利益率並びにROE(自己資本利益率)を主要な経営指標として位置づけております。当連結会計年度における売上高伸長率は3.0%(前連結会計年度は5.2%)であり、売上高経常利益率は3.7%(前連結会計年度は3.7%)であり、ROE(自己資本利益率)は34.6%(前連結会計年度は20.6%)でした。引き続きこれらの指標について、改善されるよう取り組んでまいります。
②財政状態の分析
a 流動資産
当連結会計年度における流動資産は、4,598百万円(前連結会計年度比2.6%減)となり、前連結会計年度に比べ120百万円減少しました。この主な要因は、現金及び預金が156百万円減少したことによるものであります。
b 固定資産
当連結会計年度における固定資産は、15,405百万円(同1.3%減)となり、前連結会計年度に比べ206百万円減少しました。この主な要因は、土地が249百万円増加、リース資産が217百万円、敷金及び保証金が88百万円、長期前払費用が132百万円減少したことによるものであります。
c 流動負債
当連結会計年度における流動負債は、6,466百万円(同0.6%増)となり、前連結会計年度に比べ36百万円増加しました。この主な要因は、短期借入金が330百万円増加、預り金が111百万円、1年内返済予定の長期借入金56百万円、未払金が55百万円、未払法人税等が54百万円減少したことによるものであります。
d 固定負債
当連結会計年度における固定負債は、12,040百万円(同6.0%減)となり、前連結会計年度に比べ765百万円減少しました。この主な要因は、資産除去債務が246百万円増加、長期借入金が807百万円、リース債務が221百万円減少したことによるものであります。
e 純資産
当連結会計年度における純資産は、1,496百万円(同36.7%増)となり、前連結会計年度に比べ402百万円増加しました。この主な要因は、利益剰余金が398百万円増加したことによるものであります。
これらの結果、当連結会計年度における総資産は20,003百万円(同1.6%減)となり、前連結会計年度に比べ327百万円減少しました。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、第2 事業の状況の「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1 経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
当社グループの業容拡大についてはデイサービスセンターと有料老人ホームの新規開設に負う部分が大きく、今後も事業拡大のため積極的に事業所開設を行う考えでありますが、開設に係る用地取得資金、建設資金及び建物の賃借契約にかかる敷金・建設協力金等につきましては、獲得した営業活動によるキャッシュ・フローや銀行借入を含めた収支のバランスを勘案しながら最善の資金調達手段を検討していく考えであります。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。なお、連結財務諸表作成に際しては経営者の判断に基づく会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告に影響を与える見積りが必要ですが、この判断及び見積りは、過去の実績を勘案するなど、可能な限り合理的な根拠を有した仮定や基準を設定した上で実施しております。しかしながら、事前に予測不能な事象の発生等により実際の結果が現時点の見積りと異なる場合も考えられます。当社グループの連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、第5 経理の状況の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりでありますが、以下に掲げる会計方針は連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に影響を及ぼすと考えておりますので、特に記述いたします。
・固定資産の減損
当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、原則として、事業所を単位としてグルーピングを行い、減損処理の要否を検討しております。減損損失の認識に当たり使用する割引前将来キャッシュ・フローの算定においては、利用者数や入居者数の増減など、様々な仮定をおいて見積りを行っております。
ただし、これらの見積りには不確実性があり、経済状況の変動等により見直しが必要となった場合には損失額が増減する可能性があります。
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、緩やかな回復基調が続いている一方、資源価格や原材料価格の高
騰、物価の上昇、世界情勢の緊迫化など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
介護サービス業界におきましては、引き続き超高齢化社会への移行に伴い、介護サービスの利用者数は増加し、需要は更に高まっております。
その一方で、様々な業種にて人材不足が叫ばれている中、介護サービス業界におきましても、海外の人材も含め、人材確保に取り組むことは急務となっており、有資格者の確保はとりわけ困難な状況となっております。それらを改善するために、業界では、介護事業に従事することが社会において魅力があり、生きがいを持てる環境造りが求められております。
ここのような状況のもと当社グループにおきましては、収益面では、既存施設において施設稼働率を上昇させるため、新規利用者の獲得とサービスの向上に努めました。費用面では、介護職員に係る人件費の増加により売上原価が増加し、また、管理部門の強化等により販売費及び一般管理費も増加しました。
この結果、当連結会計年度の売上高は17,829百万円(前連結会計年度比3.0%増)となり、営業利益は892百万円(同16.2%増)、経常利益は668百万円(同3.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は444百万円(同118.8%増)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりであります。
(デイサービス事業)
当セグメントにおきましては、既存デイサービス施設のサービスの質の向上により施設稼働率の向上に努めました。その結果、売上高は3,899百万円(前連結会計年度比6.6%増)、セグメント利益は350百万円(同6.7%増)となりました。
(施設サービス事業)
当セグメントにおきましては、既存の有料老人ホームの入居者獲得に注力し入居率の向上に努めました。その結果、売上高は12,674百万円(同2.0%増)、セグメント利益は1,773百万円(同6.6%増)となりました。
(在宅サービス事業)
当セグメントにおきましては、利益率の改善のため人員配置や業務手順の見直し等、効率的な運営に取り組むことに注力してまいりましたが、売上高は1,158百万円(同3.6%増)、セグメント損失は62百万円(前連結会計年度はセグメント損失55百万円)となりました。
②財政状態の状況
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて327百万円減少して20,003百万円となりました。これは主として、土地が249百万円増加し、現金及び預金が156百万円、リース資産が217百万円、敷金及び保証金が88百万円、長期前払費用が132百万円減少したことによるものであります。負債につきましては、前連結会計年度末に比べて729百万円減少して18,507百万円となりました。これは主として、短期借入金が330百万円、資産除去債務が246百万円増加し、預り金が111百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金を含む)が864百万円、長期リース債務が221百万円減少したことによるものであります。また、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて402百万円増加して1,496百万円となりました。これは主として、利益剰余金が398百万円増加したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて156百万円減少して1,481百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動の結果、獲得した資金は777百万円(前連結会計年度比47.3%減)となりました。その主な内訳は、収入要因として税金等調整前当期純利益601百万円、減価償却費728百万円、支出要因としては特別功労金の支払額250百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動の結果、使用した資金は142百万円(同68.1%減)となりました。その主な内訳は、支出要因として有形固定資産の取得による支出482百万円、預り保証金の返還による支出137百万円、収入要因としては預り保証金の受け入れによる収入137百万円、保険積立金の解約による収入が264百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動の結果、使用した資金は791百万円(同89.3%増)となりました。その主な内訳は、支出要因として短期借入金の返済による支出2,070百万円、長期借入金の返済による支出864百万円、リース債務の返済による支出211百万円、収入要因として短期借入れによる収入2,400百万円であります。
(3)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当社グループは生産を行っていないため、該当事項はありません。
②受注実績
当社グループは受注を行っていないため、該当事項はありません。
③販売実績
当連結会計年度における売上実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
なお、当社グループは一般顧客を対象とした介護サービス事業ですので、特定の販売先等はありません。
| セグメントの名称 | 当連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) | 前年同期比(%) |
| デイサービス事業(百万円) | 3,899 | 6.6% |
| 施設サービス事業(百万円) | 12,674 | 2.0% |
| 在宅サービス事業(百万円) | 1,158 | 3.6% |
| 報告セグメント計(百万円) | 17,732 | 3.1% |
| その他事業(百万円) | 96 | △2.9% |
| 合計(百万円) | 17,829 | 3.0% |
(注) セグメント間の取引については相殺消去しております。
2 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
①経営成績の分析
a 当連結会計年度につきましては、既存施設の入居率向上に注力したことから売上高は17,829百万円(前連結会計年度比3.0%増)となりました。
b 売上原価につきましては、人件費の増加、仕入高や給食委託費が増加いたしました。その結果、15,484百万円(同2.6%増)となりました。
c 販売費及び一般管理費につきましては、人件費の増加、旅費交通費や募集費が増加いたしました。その結果、1,452百万円(同0.5%増)となりました。
d 営業利益につきましては、有料老人ホームの入居者獲得及びデイサービス施設のサービスの質の向上により施設稼働率の向上に努めたことにより、営業利益892百万円(同16.2%増)となりました。
e 営業外収益につきましては、111百万円(同48.2%減)となりました。これは主に、処遇改善支援補助金、物価高騰対策支援補助金によるものであります。
営業外費用につきましては、335百万円(同0.4%減)となりました。これは主に、銀行借入及びリース取引に伴う支払利息によるものであります。
f 特別利益につきましては、183百万円(前連結会計年度は-百万円)となりました。これは、建物及び構築物、土地等の固定資産売却、退任取締役の保険解約返戻金によるものであります。
g 特別損失につきましては、250百万円(同1.6%増)となりました。これは、退任取締役への特別功労金によるものであります。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
(デイサービス事業)
当セグメントにおきましては、既存デイサービス施設のサービスの質の向上により施設稼働率の向上に努めました。その結果、売上高は3,899百万円(前連結会計年度比6.6%増)、セグメント利益は350百万円(同6.7%増)となりました。
(施設サービス事業)
当セグメントにおきましては、既存の有料老人ホームの入居者獲得に注力し入居率の向上に努めました。その結果、売上高は12,674百万円(同2.0%増)、セグメント利益は1,773百万円(同6.6%増)となりました。
(在宅サービス事業)
当セグメントにおきましては、利益率の改善のため人員配置や業務手順の見直し等、効率的な運営に取り組むことに注力してまいりましたが、売上高は1,158百万円(同3.6%増)、セグメント損失は62百万円(前連結会計年度はセグメント損失55百万円)となりました。
当社グループは、わが国の介護保険を取り巻く環境を踏まえ、継続的な売上成長と、スケールメリットを追求することが必要と認識しております。これらを実現するためには、収益性、投資効率等の観点から、売上高伸長率、売上高経常利益率並びにROE(自己資本利益率)を主要な経営指標として位置づけております。当連結会計年度における売上高伸長率は3.0%(前連結会計年度は5.2%)であり、売上高経常利益率は3.7%(前連結会計年度は3.7%)であり、ROE(自己資本利益率)は34.6%(前連結会計年度は20.6%)でした。引き続きこれらの指標について、改善されるよう取り組んでまいります。
②財政状態の分析
a 流動資産
当連結会計年度における流動資産は、4,598百万円(前連結会計年度比2.6%減)となり、前連結会計年度に比べ120百万円減少しました。この主な要因は、現金及び預金が156百万円減少したことによるものであります。
b 固定資産
当連結会計年度における固定資産は、15,405百万円(同1.3%減)となり、前連結会計年度に比べ206百万円減少しました。この主な要因は、土地が249百万円増加、リース資産が217百万円、敷金及び保証金が88百万円、長期前払費用が132百万円減少したことによるものであります。
c 流動負債
当連結会計年度における流動負債は、6,466百万円(同0.6%増)となり、前連結会計年度に比べ36百万円増加しました。この主な要因は、短期借入金が330百万円増加、預り金が111百万円、1年内返済予定の長期借入金56百万円、未払金が55百万円、未払法人税等が54百万円減少したことによるものであります。
d 固定負債
当連結会計年度における固定負債は、12,040百万円(同6.0%減)となり、前連結会計年度に比べ765百万円減少しました。この主な要因は、資産除去債務が246百万円増加、長期借入金が807百万円、リース債務が221百万円減少したことによるものであります。
e 純資産
当連結会計年度における純資産は、1,496百万円(同36.7%増)となり、前連結会計年度に比べ402百万円増加しました。この主な要因は、利益剰余金が398百万円増加したことによるものであります。
これらの結果、当連結会計年度における総資産は20,003百万円(同1.6%減)となり、前連結会計年度に比べ327百万円減少しました。
(2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、第2 事業の状況の「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1 経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。
当社グループの業容拡大についてはデイサービスセンターと有料老人ホームの新規開設に負う部分が大きく、今後も事業拡大のため積極的に事業所開設を行う考えでありますが、開設に係る用地取得資金、建設資金及び建物の賃借契約にかかる敷金・建設協力金等につきましては、獲得した営業活動によるキャッシュ・フローや銀行借入を含めた収支のバランスを勘案しながら最善の資金調達手段を検討していく考えであります。
(3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。なお、連結財務諸表作成に際しては経営者の判断に基づく会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告に影響を与える見積りが必要ですが、この判断及び見積りは、過去の実績を勘案するなど、可能な限り合理的な根拠を有した仮定や基準を設定した上で実施しております。しかしながら、事前に予測不能な事象の発生等により実際の結果が現時点の見積りと異なる場合も考えられます。当社グループの連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は、第5 経理の状況の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりでありますが、以下に掲げる会計方針は連結財務諸表作成における重要な見積りの判断に影響を及ぼすと考えておりますので、特に記述いたします。
・固定資産の減損
当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、原則として、事業所を単位としてグルーピングを行い、減損処理の要否を検討しております。減損損失の認識に当たり使用する割引前将来キャッシュ・フローの算定においては、利用者数や入居者数の増減など、様々な仮定をおいて見積りを行っております。
ただし、これらの見積りには不確実性があり、経済状況の変動等により見直しが必要となった場合には損失額が増減する可能性があります。