四半期報告書-第21期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による2020年4月の緊急事態宣言発出時よりは持ち直しの傾向があるものの、企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減など厳しい状況が続いております。また、感染拡大の第3波に対して緊急事態宣言が再発出されるなど、依然として不透明な状況が続いております。
このような環境のなか、当社グループは、音声認識事業分野とCRM事業分野を含む「ソフトウエア開発・ライセンス事業」を中核事業とし、各事業の更なる強化に努めました。
「ソフトウエア開発・ライセンス事業」に属する音声認識事業分野におきましては、当社の主力商品である「vGate ASR2 powered by SpeechRec」に、双方向同時認識(デュアル チャンネル対応)や、モデルの自動切替え機能、非言語情報認識などの機能を追加して、より多様な用途で利用可能なバージョンアップ版を開発し、2021年1月より提供を開始いたしました。また、声認証におきましても、従来のSDKよりも大幅に認証精度が向上した「声認証SDK for パーソナライズ」バージョンアップ版を開発し、2021年1月より提供を開始いたしました。
同じく「ソフトウエア開発・ライセンス事業」に属するCRM事業分野におきましては、コロナ禍によるサービス事業者のEC対応加速の影響を受け、多くの引き合いをいただいております。しかしながら、当社では、自社商品の全面改良版となる「新Visionary」の売上が当連結会計年度の業績に寄与することを目指し、既存商品の受注を前連結会計年度より絞って、「新Visionary」の開発に多くの開発リソースを充てております。
また、当連結会計年度の「ソフトウエア開発・ライセンス事業」においては、前連結会計年度以上に第4四半期連結会計期間に案件が集中する状況にあります。
「映像制作・メディア事業」におきましては、2020年4月の緊急事態宣言発出により各テレビ局の活動自粛による番組制作の延期や、各企業の広告宣伝意欲の減退等の影響を受けましたが、7月以降は受注及び事業活動は回復してきております。但し、2021年1月の緊急事態宣言の再度の発出により予断を許さない状況にあります。
当社グループの当第3四半期連結累計期間における経営成績としましては、売上高は1,182,186千円(前年同四半期比37.8%減)、営業損失は246,117千円(前年同四半期は営業損失140,884千円)、経常損失は227,204千円(前年同四半期は経常損失141,466千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は376,807千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失180,316千円)となりました。
セグメントごとの当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、次のとおりであります。
① ソフトウエア開発・ライセンス事業(音声認識事業分野、CRM事業分野、システム開発事業分野)
売上高は584,953千円(前年同四半期比37.4%減)、営業損失は214,254千円(前年同四半期は営業損失113,481千円)となりました。
音声認識事業分野の売上高は270,447千円(同52.9%減)となりました。前第3四半期連結累計期間と比較し、主に顧客からの受託業務に係る売上が減少したことによるものであります。
CRM事業分野の売上高は279,016千円(同11.9%減)となりました。前第3四半期連結累計期間と比較し、主にカスタマイズ及びサポートサービスに係る売上が減少したことによるものであります。
CRM事業分野では、自社商品の全面改良版となる「新Visionary」の売上が当連結会計年度の業績に寄与することを目指し、「新Visionary」の開発に多くの開発リソースを充てております。
これをふまえて当社では、既存商品に充てられる開発リソースが前連結会計年度より少ないことを前提として期初より受注活動を行いましたため、前第3四半期連結累計期間と比較し、売上高が減少しております。
② 映像制作・メディア事業(映像制作・メディア事業分野)
売上高は588,581千円(同32.3%減)、営業損失は36,558千円(前年同四半期は営業損失14,535千円)となりました。前第3四半期連結累計期間と比較し、主に広告代理店業務に係る主要顧客からの売上が減少したことによるものであります。
③ その他事業(プロモーション事業分野 他)
売上高は8,650千円(同91.0%減)、営業利益は4,695千円(前年同四半期は営業損失12,866千円)となりました。当社は2019年7月1日付で、その他事業セグメントに含まれていたプロモーション事業を譲渡いたしました。このため、前第3四半期連結累計期間と比較し売上高が大きく減少いたしましたが、営業損失は改善いたしました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ494,878千円減少し3,748,382千円となりました。
総資産の内訳は、流動資産が3,112,471千円(前連結会計年度末比508,803千円減)、固定資産が635,910千円(同13,925千円増)であります。流動資産の主な変動要因は、現金及び預金の減少219,421千円、受取手形及び売掛金の減少361,546千円、仕掛品の増加61,480千円によるものであり、固定資産の主な変動要因は、のれんの減少163,454千円、無形固定資産その他の増加197,932千円によるものであります。
負債の部では、流動負債が270,406千円(同278,594千円減)、固定負債が884,591千円(同184,591千円増)であります。流動負債の主な変動要因は、1年内返済予定の長期借入金の減少125,671千円、流動負債その他の減少119,464千円によるものであり、固定負債の主な変動要因は、長期借入金の増加184,339千円によるものであります。
純資産の部では、利益剰余金の減少404,880千円等により2,593,383千円(同400,875千円減)となりました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(資金の調達方法及び状況)
当社グループの運転資金につきましては、自己資金で対応することを原則としております。また、必要な資金は銀行等金融機関からの借入により調達しております。
なお、当第3四半期会計期間末の有利子負債残高は988,668千円となっております。
(資金需要の動向)
当社グループの運転資金需要の主なものは、売掛金、買掛金の回転期間差異に基づく運転資金及び研究開発資金であります。運転資金については自己資金により対応できておりますが、大規模な設備投資や研究開発への投資の必要性が生じた場合に機動的な対応を可能とするため、一定の流動性資金が必要と判断し、金融機関からの借入を行っております。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度における仮定から重要な変更はありません。
(6) 事業上及び財務上の優先的に対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は9,294千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による2020年4月の緊急事態宣言発出時よりは持ち直しの傾向があるものの、企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減など厳しい状況が続いております。また、感染拡大の第3波に対して緊急事態宣言が再発出されるなど、依然として不透明な状況が続いております。
このような環境のなか、当社グループは、音声認識事業分野とCRM事業分野を含む「ソフトウエア開発・ライセンス事業」を中核事業とし、各事業の更なる強化に努めました。
「ソフトウエア開発・ライセンス事業」に属する音声認識事業分野におきましては、当社の主力商品である「vGate ASR2 powered by SpeechRec」に、双方向同時認識(デュアル チャンネル対応)や、モデルの自動切替え機能、非言語情報認識などの機能を追加して、より多様な用途で利用可能なバージョンアップ版を開発し、2021年1月より提供を開始いたしました。また、声認証におきましても、従来のSDKよりも大幅に認証精度が向上した「声認証SDK for パーソナライズ」バージョンアップ版を開発し、2021年1月より提供を開始いたしました。
同じく「ソフトウエア開発・ライセンス事業」に属するCRM事業分野におきましては、コロナ禍によるサービス事業者のEC対応加速の影響を受け、多くの引き合いをいただいております。しかしながら、当社では、自社商品の全面改良版となる「新Visionary」の売上が当連結会計年度の業績に寄与することを目指し、既存商品の受注を前連結会計年度より絞って、「新Visionary」の開発に多くの開発リソースを充てております。
また、当連結会計年度の「ソフトウエア開発・ライセンス事業」においては、前連結会計年度以上に第4四半期連結会計期間に案件が集中する状況にあります。
「映像制作・メディア事業」におきましては、2020年4月の緊急事態宣言発出により各テレビ局の活動自粛による番組制作の延期や、各企業の広告宣伝意欲の減退等の影響を受けましたが、7月以降は受注及び事業活動は回復してきております。但し、2021年1月の緊急事態宣言の再度の発出により予断を許さない状況にあります。
当社グループの当第3四半期連結累計期間における経営成績としましては、売上高は1,182,186千円(前年同四半期比37.8%減)、営業損失は246,117千円(前年同四半期は営業損失140,884千円)、経常損失は227,204千円(前年同四半期は経常損失141,466千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は376,807千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失180,316千円)となりました。
セグメントごとの当第3四半期連結累計期間の経営成績につきましては、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 第20期 第3四半期連結累計期間 (千円) | 第21期 第3四半期連結累計期間 (千円) | 増減 (千円) |
| ソフトウエア開発・ライセンス事業 | 934,858 | 584,953 | △349,905 |
| 映像制作・メディア事業 | 869,990 | 588,581 | △281,408 |
| その他事業 | 96,032 | 8,650 | △87,381 |
| 売上高合計 | 1,900,881 | 1,182,186 | △718,695 |
① ソフトウエア開発・ライセンス事業(音声認識事業分野、CRM事業分野、システム開発事業分野)
売上高は584,953千円(前年同四半期比37.4%減)、営業損失は214,254千円(前年同四半期は営業損失113,481千円)となりました。
音声認識事業分野の売上高は270,447千円(同52.9%減)となりました。前第3四半期連結累計期間と比較し、主に顧客からの受託業務に係る売上が減少したことによるものであります。
CRM事業分野の売上高は279,016千円(同11.9%減)となりました。前第3四半期連結累計期間と比較し、主にカスタマイズ及びサポートサービスに係る売上が減少したことによるものであります。
CRM事業分野では、自社商品の全面改良版となる「新Visionary」の売上が当連結会計年度の業績に寄与することを目指し、「新Visionary」の開発に多くの開発リソースを充てております。
これをふまえて当社では、既存商品に充てられる開発リソースが前連結会計年度より少ないことを前提として期初より受注活動を行いましたため、前第3四半期連結累計期間と比較し、売上高が減少しております。
② 映像制作・メディア事業(映像制作・メディア事業分野)
売上高は588,581千円(同32.3%減)、営業損失は36,558千円(前年同四半期は営業損失14,535千円)となりました。前第3四半期連結累計期間と比較し、主に広告代理店業務に係る主要顧客からの売上が減少したことによるものであります。
③ その他事業(プロモーション事業分野 他)
売上高は8,650千円(同91.0%減)、営業利益は4,695千円(前年同四半期は営業損失12,866千円)となりました。当社は2019年7月1日付で、その他事業セグメントに含まれていたプロモーション事業を譲渡いたしました。このため、前第3四半期連結累計期間と比較し売上高が大きく減少いたしましたが、営業損失は改善いたしました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ494,878千円減少し3,748,382千円となりました。
総資産の内訳は、流動資産が3,112,471千円(前連結会計年度末比508,803千円減)、固定資産が635,910千円(同13,925千円増)であります。流動資産の主な変動要因は、現金及び預金の減少219,421千円、受取手形及び売掛金の減少361,546千円、仕掛品の増加61,480千円によるものであり、固定資産の主な変動要因は、のれんの減少163,454千円、無形固定資産その他の増加197,932千円によるものであります。
負債の部では、流動負債が270,406千円(同278,594千円減)、固定負債が884,591千円(同184,591千円増)であります。流動負債の主な変動要因は、1年内返済予定の長期借入金の減少125,671千円、流動負債その他の減少119,464千円によるものであり、固定負債の主な変動要因は、長期借入金の増加184,339千円によるものであります。
純資産の部では、利益剰余金の減少404,880千円等により2,593,383千円(同400,875千円減)となりました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
(資金の調達方法及び状況)
当社グループの運転資金につきましては、自己資金で対応することを原則としております。また、必要な資金は銀行等金融機関からの借入により調達しております。
なお、当第3四半期会計期間末の有利子負債残高は988,668千円となっております。
(資金需要の動向)
当社グループの運転資金需要の主なものは、売掛金、買掛金の回転期間差異に基づく運転資金及び研究開発資金であります。運転資金については自己資金により対応できておりますが、大規模な設備投資や研究開発への投資の必要性が生じた場合に機動的な対応を可能とするため、一定の流動性資金が必要と判断し、金融機関からの借入を行っております。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第3四半期連結累計期間において、前連結会計年度における仮定から重要な変更はありません。
(6) 事業上及び財務上の優先的に対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は9,294千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。