四半期報告書-第23期第3四半期(平成30年4月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、自然災害の影響が一巡し景況感は小幅改善傾向にあるものの、中国経済の減速や米トランプ政権の保護主義姿勢の強まりなどの不透明な海外情勢が下押しに作用し、引き続き慎重な見方が残存する見通しとなっております。
当社グループを取り巻く環境におきましては、当第3四半期連結累計期間のパソコン出荷台数は前年比111.9%と好調に推移しました(2019年1月、JEITA調べ)。
また、2018年12月の訪日外客数は前年同月比4.4%増の263万2千人と、12月として過去最高となりました(2018年12月、日本政府観光局調べ)。一連の災害の影響による当該地域への旅行控えなどの影響はあったものの、東南アジア及び欧米の市場については好調な伸びを示し、訪日外客数全体としては増加を維持しております。
こうした状況の中、当社グループは、スマートフォン向けアプリ及びパソコンソフト、IoT製品の新規ユーザーの獲得と、マーケットの拡大に取り組んで参りました。
昨年9月に発売したAI通訳機「POCKETALK®(ポケトーク)W」は、家電量販店や自社オンラインショップでの展開を推し進めると共に、交通機関や小売、全国の自治体や観光協会などあらゆる法人、企業向けに多くご利用いただけるよう新規開拓を積極的に行なって参りました。
雑誌やテレビなど多数のメディアに取り上げられ評判も好調に推移しております。市場からの注目度も非常に高まっており、日本経済新聞社が1月に発表した「2018年日経優秀製品・サービス賞」では最優秀賞である「日本経済新聞賞」を受賞するなど、様々な栄えある賞を受賞いたしました。
既存事業では、年末の年賀状シーズンに備えて「筆まめ」「筆王」「宛名職人」の3製品のハガキ作成ソフトについて、家電量販店や自社オンラインショップでの積極的な展開を推し進めました。昨年オープンした年賀状づくりを楽しいイベントにするためのレシピ・サイト「おねんがラボ!」は、100点以上の年賀状デザインに加え平成最後の限定デザインも掲載し、平成最後の年賀状作成を楽しく盛り上げるために充実を図りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は102億40百万円(前期比52.1%増)となりました。なお、第3四半期会計期間では44億97百万円(前期比59.9%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、「POCKETALK W」の電車・タクシー等の交通広告やTVCM、テレビショッピングを始めとする広告宣伝費や店頭展開強化のための販売促進費、自社オンラインショップの出荷費用、自社システムの改修に伴う業務委託費人員の増加、従業員の給与等にかかる人件費などが増加し、54億99百万円(前期比44.0%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は8億45百万円(前期比1.1%増)、経常利益8億68百万円(2.8%増)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、子会社にあった繰越欠損金が当期解消されたことで法人税等が増加したものの、投資有価証券の売却益が発生したことで、6億24百万円(前期比6.5%増)となりました。
なお、当社グループは単一セグメントでありますが、各販売チャネルの営業概況は以下の通りです。
ア)家電量販店及び他社ECサイト
当チャネルでは、主に全国の家電量販店及び他社が運営するECサイトにおいて、個人ユーザー向けのIoT製品及びパソコンソフト等の販売を行なっております。
「POCKETALK W」は9月に大型台風が相次いだことで製品輸送が遅れ、第3四半期開始時には家電量販店で在庫が潤沢に行き渡らないこともありましたが、11月頃には解消し、TVCM効果と併せて徐々に売上が拡大していきました。特にヨドバシカメラAkiba店・梅田店では最も来店客の出入りの多いエスカレーター部分での大型広告展開を推し進めました。
12月には、大手通信販売会社の「ジャパネットたかた」での販売も開始しました。生放送での放映開始直後から反響も大きく、店頭販売を更に後押しする形となりました。また、日本最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」や免税店など、多くの販路へも拡大を推進しました。
その他ハガキ作成ソフトの3ブランド「筆王」「筆まめ」「宛名職人」につきましても本格的な年賀状シーズン到来に向けて売場の展開を強化し販売を拡大しました。
この結果、売上高は47億34百万円(前期比132.7%増)となりました。
イ)自社オンラインショップ
当チャネルでは、当社のウェブサイトに併設されたオンラインショップで、ソフトウェア及び「POCKETALK」等を中心としたIoT・ハードウェア等の販売を行なっております。
「POCKETALK W」は、10月よりTVCMの種類の一つであるインフォマーシャル(インフォメーション(情報)とコマーシャル(広告)とを掛け合わせた造語)を開始しました。これにより、製品の翻訳精度の高さや通信速度の速さを存分に紹介し、認知度向上と収益拡大に繋げました。
また、自社オンラインショップならではのサービスとして、「名入れサービス」や「お試しキャンペーン」などを実施しました。製品本体につきましても数量限定で「LIMITED RED」を発売し、好評いただいております。
その他、年賀状シーズンに向けたハガキ作成ソフトの3ブランド「筆王」「筆まめ」「宛名職人」も発売しました。特に、いつでもどこでも、手軽に年賀状が作れる無料サービス「みんなの筆王」は年賀状レシピサイト「おねんがラボ!」の認知度が進んだこともあり、特にAndroid版のダウンロードが好調に進みました。
この結果、売上高は、39億63百万円(前期比20.8%増)となりました。
ウ)スマートフォン通信事業者(キャリア)
当チャネルでは、国内主要3キャリア(「auスマートパス(KDDI)」・「App Pass(ソフトバンク)」・「スゴ得コンテンツ(NTTドコモ)」が提供する定額アプリ使い放題サービスへのコンテンツ提供及び販売に注力して参りました。
「auスマートパス」には、海外の人気アプリを中心に、現在35アプリ(前年同期:36アプリ)を提供中です。
「App Pass」には、現在33アプリ(前年同期:26アプリ)を提供中です。
「スゴ得コンテンツ」には現在5サイト24アプリ(前年同期:5サイト23アプリ)を提供中です。
主力アプリでは製品間の連携機能や常駐機能を追加することで利用者を増やすことに努めたものの、各キャリアが提供する定額アプリ使い放題サービスの会員増が緩やかになってきたことでコンテンツ提供事業者への収益分配原資の削減等が影響し、この結果、売上高は6億45百万円(前期比31.0%減)となりました。
エ)その他
当チャネルでは、主に法人向けの「POCKETALK」の販売・レンタル提供や、パソコンソフト・スマートフォンアプリの使い放題サービス等を行なっております。
法人向け「POCKETALK」は、空港や鉄道などの交通機関を始めとする大手グループ企業の新規開拓や、大型イベントへの無償貸出によるPR活動に努めました。特に国内線の空港では免税店を中心とした販売員向けの展開や、機内でのカタログ販売を実施し、収益拡大しました。
特に百貨店やドラッグストアなどでは、専任のコンシェルジュだけでは対応できない言語をカバーするための接客用ツールとして「POCKETALK」の採用や導入検討が進んでおります。
その他、新規法人顧客獲得のために全国の展示会への参加や代理店制度の構築・開拓、及びサポート体制の強化に努めました。
既存製品では、格安スマホやSIM関連事業者向けに提供した留守番電話が読めるアプリ「スマート留守電」などの月額利用が引き続き拡大し、収益に寄与しました。
更には子会社の売上も加わり、売上高は8億97百万円(前期比86.6%増)となりました。
その他、当社が2018年6月に発行した、第9回及び第10回新株予約権(第三者割当による行使価額修正条項付新株予約件)の行使により、資本金が36億75百万円(前期比106.9%増)、資本剰余金が42億55百万円(前期比163.2%増)となりました。
今回の資金調達により、当社のさらなる成長と安定的な財務体質の構築を実現し、喜びと感動を広げる製品を世界中の人々へ提供することで利益の最大化につとめて参ります。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較し62億93百万円増加し、165億44百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加44億51百万円によるものです。
負債は、前連結会計年度末と比較し8億72百万円増加し、46億19百万円となりました。主な要因は未払金の増加4億97百万円によるものです。
純資産は、前連結会計年度末と比較し54億20百万円増加し、119億24百万円となりました。主な要因は、第9回及び第10回新株予約権の行使等による資本金の増加18億98百万円、資本剰余金の増加26億38百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は20百万円です。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、自然災害の影響が一巡し景況感は小幅改善傾向にあるものの、中国経済の減速や米トランプ政権の保護主義姿勢の強まりなどの不透明な海外情勢が下押しに作用し、引き続き慎重な見方が残存する見通しとなっております。
当社グループを取り巻く環境におきましては、当第3四半期連結累計期間のパソコン出荷台数は前年比111.9%と好調に推移しました(2019年1月、JEITA調べ)。
また、2018年12月の訪日外客数は前年同月比4.4%増の263万2千人と、12月として過去最高となりました(2018年12月、日本政府観光局調べ)。一連の災害の影響による当該地域への旅行控えなどの影響はあったものの、東南アジア及び欧米の市場については好調な伸びを示し、訪日外客数全体としては増加を維持しております。
こうした状況の中、当社グループは、スマートフォン向けアプリ及びパソコンソフト、IoT製品の新規ユーザーの獲得と、マーケットの拡大に取り組んで参りました。
昨年9月に発売したAI通訳機「POCKETALK®(ポケトーク)W」は、家電量販店や自社オンラインショップでの展開を推し進めると共に、交通機関や小売、全国の自治体や観光協会などあらゆる法人、企業向けに多くご利用いただけるよう新規開拓を積極的に行なって参りました。
雑誌やテレビなど多数のメディアに取り上げられ評判も好調に推移しております。市場からの注目度も非常に高まっており、日本経済新聞社が1月に発表した「2018年日経優秀製品・サービス賞」では最優秀賞である「日本経済新聞賞」を受賞するなど、様々な栄えある賞を受賞いたしました。
既存事業では、年末の年賀状シーズンに備えて「筆まめ」「筆王」「宛名職人」の3製品のハガキ作成ソフトについて、家電量販店や自社オンラインショップでの積極的な展開を推し進めました。昨年オープンした年賀状づくりを楽しいイベントにするためのレシピ・サイト「おねんがラボ!」は、100点以上の年賀状デザインに加え平成最後の限定デザインも掲載し、平成最後の年賀状作成を楽しく盛り上げるために充実を図りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は102億40百万円(前期比52.1%増)となりました。なお、第3四半期会計期間では44億97百万円(前期比59.9%増)となりました。
販売費及び一般管理費は、「POCKETALK W」の電車・タクシー等の交通広告やTVCM、テレビショッピングを始めとする広告宣伝費や店頭展開強化のための販売促進費、自社オンラインショップの出荷費用、自社システムの改修に伴う業務委託費人員の増加、従業員の給与等にかかる人件費などが増加し、54億99百万円(前期比44.0%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の営業利益は8億45百万円(前期比1.1%増)、経常利益8億68百万円(2.8%増)となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、子会社にあった繰越欠損金が当期解消されたことで法人税等が増加したものの、投資有価証券の売却益が発生したことで、6億24百万円(前期比6.5%増)となりました。
なお、当社グループは単一セグメントでありますが、各販売チャネルの営業概況は以下の通りです。
ア)家電量販店及び他社ECサイト
当チャネルでは、主に全国の家電量販店及び他社が運営するECサイトにおいて、個人ユーザー向けのIoT製品及びパソコンソフト等の販売を行なっております。
「POCKETALK W」は9月に大型台風が相次いだことで製品輸送が遅れ、第3四半期開始時には家電量販店で在庫が潤沢に行き渡らないこともありましたが、11月頃には解消し、TVCM効果と併せて徐々に売上が拡大していきました。特にヨドバシカメラAkiba店・梅田店では最も来店客の出入りの多いエスカレーター部分での大型広告展開を推し進めました。
12月には、大手通信販売会社の「ジャパネットたかた」での販売も開始しました。生放送での放映開始直後から反響も大きく、店頭販売を更に後押しする形となりました。また、日本最大級の総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」や免税店など、多くの販路へも拡大を推進しました。
その他ハガキ作成ソフトの3ブランド「筆王」「筆まめ」「宛名職人」につきましても本格的な年賀状シーズン到来に向けて売場の展開を強化し販売を拡大しました。
この結果、売上高は47億34百万円(前期比132.7%増)となりました。
イ)自社オンラインショップ
当チャネルでは、当社のウェブサイトに併設されたオンラインショップで、ソフトウェア及び「POCKETALK」等を中心としたIoT・ハードウェア等の販売を行なっております。
「POCKETALK W」は、10月よりTVCMの種類の一つであるインフォマーシャル(インフォメーション(情報)とコマーシャル(広告)とを掛け合わせた造語)を開始しました。これにより、製品の翻訳精度の高さや通信速度の速さを存分に紹介し、認知度向上と収益拡大に繋げました。
また、自社オンラインショップならではのサービスとして、「名入れサービス」や「お試しキャンペーン」などを実施しました。製品本体につきましても数量限定で「LIMITED RED」を発売し、好評いただいております。
その他、年賀状シーズンに向けたハガキ作成ソフトの3ブランド「筆王」「筆まめ」「宛名職人」も発売しました。特に、いつでもどこでも、手軽に年賀状が作れる無料サービス「みんなの筆王」は年賀状レシピサイト「おねんがラボ!」の認知度が進んだこともあり、特にAndroid版のダウンロードが好調に進みました。
この結果、売上高は、39億63百万円(前期比20.8%増)となりました。
ウ)スマートフォン通信事業者(キャリア)
当チャネルでは、国内主要3キャリア(「auスマートパス(KDDI)」・「App Pass(ソフトバンク)」・「スゴ得コンテンツ(NTTドコモ)」が提供する定額アプリ使い放題サービスへのコンテンツ提供及び販売に注力して参りました。
「auスマートパス」には、海外の人気アプリを中心に、現在35アプリ(前年同期:36アプリ)を提供中です。
「App Pass」には、現在33アプリ(前年同期:26アプリ)を提供中です。
「スゴ得コンテンツ」には現在5サイト24アプリ(前年同期:5サイト23アプリ)を提供中です。
主力アプリでは製品間の連携機能や常駐機能を追加することで利用者を増やすことに努めたものの、各キャリアが提供する定額アプリ使い放題サービスの会員増が緩やかになってきたことでコンテンツ提供事業者への収益分配原資の削減等が影響し、この結果、売上高は6億45百万円(前期比31.0%減)となりました。
エ)その他
当チャネルでは、主に法人向けの「POCKETALK」の販売・レンタル提供や、パソコンソフト・スマートフォンアプリの使い放題サービス等を行なっております。
法人向け「POCKETALK」は、空港や鉄道などの交通機関を始めとする大手グループ企業の新規開拓や、大型イベントへの無償貸出によるPR活動に努めました。特に国内線の空港では免税店を中心とした販売員向けの展開や、機内でのカタログ販売を実施し、収益拡大しました。
特に百貨店やドラッグストアなどでは、専任のコンシェルジュだけでは対応できない言語をカバーするための接客用ツールとして「POCKETALK」の採用や導入検討が進んでおります。
その他、新規法人顧客獲得のために全国の展示会への参加や代理店制度の構築・開拓、及びサポート体制の強化に努めました。
既存製品では、格安スマホやSIM関連事業者向けに提供した留守番電話が読めるアプリ「スマート留守電」などの月額利用が引き続き拡大し、収益に寄与しました。
更には子会社の売上も加わり、売上高は8億97百万円(前期比86.6%増)となりました。
その他、当社が2018年6月に発行した、第9回及び第10回新株予約権(第三者割当による行使価額修正条項付新株予約件)の行使により、資本金が36億75百万円(前期比106.9%増)、資本剰余金が42億55百万円(前期比163.2%増)となりました。
今回の資金調達により、当社のさらなる成長と安定的な財務体質の構築を実現し、喜びと感動を広げる製品を世界中の人々へ提供することで利益の最大化につとめて参ります。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較し62億93百万円増加し、165億44百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加44億51百万円によるものです。
負債は、前連結会計年度末と比較し8億72百万円増加し、46億19百万円となりました。主な要因は未払金の増加4億97百万円によるものです。
純資産は、前連結会計年度末と比較し54億20百万円増加し、119億24百万円となりました。主な要因は、第9回及び第10回新株予約権の行使等による資本金の増加18億98百万円、資本剰余金の増加26億38百万円によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は20百万円です。